76 / 188
76:腹黒殿下は、全方位に牽制をする
しおりを挟む
なぜだか、俺にあやまってくるリオン殿下の顔が赤く見える。
でも、ふしぎだと感じたのは、ほんの一瞬だけだった。
そりゃそうか、今まで蛇蝎のごとく嫌っていたハズの俺にあやまるんだもんな。
しかも俺は伯爵家の次男坊っていう、王族から見たら取るに足らない身分のものでしかないわけで、本来ならあたまを下げる必要もない相手だ。
プライドの高いリオン殿下にとっては、このセリフを口にするのに、相当な覚悟がいっただろうなぁ……。
そう思うと、なんだかやさしい気持ちになれるというか。
テイラーというより『俺』としては、自分が直接担当したわけじゃないとしても、『星華の刻』のキャラクターたちは、皆等しくかわいい己の子どもみたいなものだし。
こういう成長をとげる姿は、やさしく見守りたくなるものだった。
「ありがとうございます、リオン殿下。大変心強いです」
「っ!!」
そのうれしい気持ちはそのまま、顔のゆるみになってあらわれる。
「ダグラス、貴様もそんな顔で笑えたのか……」
「えっ?」
虚をつかれたみたいな顔でこちらを見るリオン殿下に、思わず首をかしげる。
そんなに俺の笑顔って、気持ち悪かったのか……?
「いやぁ、それにしてもキミが私を頼ってくれたおかげで、こうして愚弟の魅了も解けたことだし、よかったよかった!これからも遠慮なく頼るようにね?」
だけどそのセリフにかぶせるようにして、ブレイン殿下が無理やり割って入ってくる。
「えぇと、あの、ブレイン殿下……?」
あまりにも唐突な乱入に、なにか失言でもしそうだと心配されたのだろうかと、逆に不安になった。
だって俺は、パレルモ様の魔法のことでブレイン殿下になにかをお願いしたつもりはなかったのに……。
「うん?キミが私に『ライムホルン公爵家の子が無意識に放っている魅了の魔法について相談してくれたからこそ、こうしてリオンへの対処ができた』わけだろう?」
つまりは、そういうことにしろと、そう言ってくれているのだろう。
この世界での王族にあたえられた権限はとても大きくて、ましてブレイン殿下はこの学校の風紀委員長もつとめているわけだから、なおのこと校内で起きたことへの裁量権があるハズで。
そのブレイン殿下が解決に乗り出したとなれば、基本的にはその他の王族が出てくることはなくなるわけだ。
だって、下手をしたらパレルモ様は無意識にやっていたこととはいえ、自国の王子を洗脳しようとしたと認定されて、反逆罪に問われても仕方ないことをしていたのだから。
もしそうなれば、ゲームの本編とは罪状こそちがうものの、ライムホルン公爵家の凋落は待ったなしだ。
一瞬それを想像して、まるで一気に本編が早送りされたかのようなその結末の予感に、思わずふるえが走る。
けれど、今のブレイン殿下の発言には、そんな俺の恐れる未来を消し去るだけの力があった。
本当に、どうしてこの人は、俺をこんなに甘やかしてくれるんだろう?
まだ、なにもかえせていないのに。
俺にできることならば、なんでもしてあげたいって、そんなふうに思ってしまう。
「そんな顔して私を見つめて、どうしたんだい?」
「ンッ、その、やっぱり殿下はズルい方だな、と……」
こちらのほっぺたをスルリとなでて、そのまま耳を弄られた。
その口もとに浮かぶ笑みは、やっぱりとても艶っぽい。
それこそ俺なんかよりもよっぽど、そっちのほうが『そんな顔』してるくせに!
……人前、なのに。
というか、緊張するしかないようなメンツしかいない場所なのにさ。
そう思う気持ちとは裏腹に、この手に触れられることに、からだがよろこびを訴えてくる。
「~~~~~っ、あの、あまり触られますと困ります」
「どう困るんだい?」
あぁ、クソ!
わかってて聞いてるだろ!?
「フフ、冗談だよ。困るキミの顔がかわいくて、ついからかってしまったけど……言っておくけどリオン、この子は私のモノだからね?手出しをすることは絶対にゆるさないよ」
「はっ!?はあぁ!別にダグラスなんて、そんな目で見たことねーしっ!!」
「絶対、だからね?」
俺をからかってきたと思った矢先に、なぜかブレイン殿下は向かいにいるレオン殿下になぞの牽制をかけた。
笑っているようでいて、その実、全然目が笑っていない。
うん、おっかないよね……。
でもそんな牽制を受けたリオン殿下だって、あまりにも荒唐無稽すぎる飛び火だからなのか、やたらとリアクションが大きいし、顔を真っ赤にして怒鳴りかえしている。
なんというか、巻き込んでしまって申し訳ない気しかしない。
「……ちなみに、兄上も父上も、あと念のため宰相も、手出し無用に願います!」
「……ふむ、めずらしいのぅ、おまえがそこまで執着を見せるとは」
「まぁまぁ、ようやくお気に入りができたのですから、親として今はやさしく見守りましょう。ウフフ、それにしても磨き甲斐がありそうな子ですこと」
ブレイン殿下からの牽制はとどまるところを知らないのか、とんでもないところにまで飛び火している。
そんな姿に、国王夫妻もどことなく楽しげな顔をしていた。
……ン?
ていうか王妃様、『磨き甲斐がありそう』って、どういう意味なんですかそれ?!
たとえネガティブすぎると言われようとも、イモくさいとか、ダサいとか、そっちの意味にしか思えないんですけどもっ!
こうして、気になる気配を残しつつも、夕食会の時間はなごやかなムードのままにすぎていったのだった。
でも、ふしぎだと感じたのは、ほんの一瞬だけだった。
そりゃそうか、今まで蛇蝎のごとく嫌っていたハズの俺にあやまるんだもんな。
しかも俺は伯爵家の次男坊っていう、王族から見たら取るに足らない身分のものでしかないわけで、本来ならあたまを下げる必要もない相手だ。
プライドの高いリオン殿下にとっては、このセリフを口にするのに、相当な覚悟がいっただろうなぁ……。
そう思うと、なんだかやさしい気持ちになれるというか。
テイラーというより『俺』としては、自分が直接担当したわけじゃないとしても、『星華の刻』のキャラクターたちは、皆等しくかわいい己の子どもみたいなものだし。
こういう成長をとげる姿は、やさしく見守りたくなるものだった。
「ありがとうございます、リオン殿下。大変心強いです」
「っ!!」
そのうれしい気持ちはそのまま、顔のゆるみになってあらわれる。
「ダグラス、貴様もそんな顔で笑えたのか……」
「えっ?」
虚をつかれたみたいな顔でこちらを見るリオン殿下に、思わず首をかしげる。
そんなに俺の笑顔って、気持ち悪かったのか……?
「いやぁ、それにしてもキミが私を頼ってくれたおかげで、こうして愚弟の魅了も解けたことだし、よかったよかった!これからも遠慮なく頼るようにね?」
だけどそのセリフにかぶせるようにして、ブレイン殿下が無理やり割って入ってくる。
「えぇと、あの、ブレイン殿下……?」
あまりにも唐突な乱入に、なにか失言でもしそうだと心配されたのだろうかと、逆に不安になった。
だって俺は、パレルモ様の魔法のことでブレイン殿下になにかをお願いしたつもりはなかったのに……。
「うん?キミが私に『ライムホルン公爵家の子が無意識に放っている魅了の魔法について相談してくれたからこそ、こうしてリオンへの対処ができた』わけだろう?」
つまりは、そういうことにしろと、そう言ってくれているのだろう。
この世界での王族にあたえられた権限はとても大きくて、ましてブレイン殿下はこの学校の風紀委員長もつとめているわけだから、なおのこと校内で起きたことへの裁量権があるハズで。
そのブレイン殿下が解決に乗り出したとなれば、基本的にはその他の王族が出てくることはなくなるわけだ。
だって、下手をしたらパレルモ様は無意識にやっていたこととはいえ、自国の王子を洗脳しようとしたと認定されて、反逆罪に問われても仕方ないことをしていたのだから。
もしそうなれば、ゲームの本編とは罪状こそちがうものの、ライムホルン公爵家の凋落は待ったなしだ。
一瞬それを想像して、まるで一気に本編が早送りされたかのようなその結末の予感に、思わずふるえが走る。
けれど、今のブレイン殿下の発言には、そんな俺の恐れる未来を消し去るだけの力があった。
本当に、どうしてこの人は、俺をこんなに甘やかしてくれるんだろう?
まだ、なにもかえせていないのに。
俺にできることならば、なんでもしてあげたいって、そんなふうに思ってしまう。
「そんな顔して私を見つめて、どうしたんだい?」
「ンッ、その、やっぱり殿下はズルい方だな、と……」
こちらのほっぺたをスルリとなでて、そのまま耳を弄られた。
その口もとに浮かぶ笑みは、やっぱりとても艶っぽい。
それこそ俺なんかよりもよっぽど、そっちのほうが『そんな顔』してるくせに!
……人前、なのに。
というか、緊張するしかないようなメンツしかいない場所なのにさ。
そう思う気持ちとは裏腹に、この手に触れられることに、からだがよろこびを訴えてくる。
「~~~~~っ、あの、あまり触られますと困ります」
「どう困るんだい?」
あぁ、クソ!
わかってて聞いてるだろ!?
「フフ、冗談だよ。困るキミの顔がかわいくて、ついからかってしまったけど……言っておくけどリオン、この子は私のモノだからね?手出しをすることは絶対にゆるさないよ」
「はっ!?はあぁ!別にダグラスなんて、そんな目で見たことねーしっ!!」
「絶対、だからね?」
俺をからかってきたと思った矢先に、なぜかブレイン殿下は向かいにいるレオン殿下になぞの牽制をかけた。
笑っているようでいて、その実、全然目が笑っていない。
うん、おっかないよね……。
でもそんな牽制を受けたリオン殿下だって、あまりにも荒唐無稽すぎる飛び火だからなのか、やたらとリアクションが大きいし、顔を真っ赤にして怒鳴りかえしている。
なんというか、巻き込んでしまって申し訳ない気しかしない。
「……ちなみに、兄上も父上も、あと念のため宰相も、手出し無用に願います!」
「……ふむ、めずらしいのぅ、おまえがそこまで執着を見せるとは」
「まぁまぁ、ようやくお気に入りができたのですから、親として今はやさしく見守りましょう。ウフフ、それにしても磨き甲斐がありそうな子ですこと」
ブレイン殿下からの牽制はとどまるところを知らないのか、とんでもないところにまで飛び火している。
そんな姿に、国王夫妻もどことなく楽しげな顔をしていた。
……ン?
ていうか王妃様、『磨き甲斐がありそう』って、どういう意味なんですかそれ?!
たとえネガティブすぎると言われようとも、イモくさいとか、ダサいとか、そっちの意味にしか思えないんですけどもっ!
こうして、気になる気配を残しつつも、夕食会の時間はなごやかなムードのままにすぎていったのだった。
13
あなたにおすすめの小説
推しのために、モブの俺は悪役令息に成り代わることに決めました!
華抹茶
BL
ある日突然、超強火のオタクだった前世の記憶が蘇った伯爵令息のエルバート。しかも今の自分は大好きだったBLゲームのモブだと気が付いた彼は、このままだと最推しの悪役令息が不幸な未来を迎えることも思い出す。そこで最推しに代わって自分が悪役令息になるためエルバートは猛勉強してゲームの舞台となる学園に入学し、悪役令息として振舞い始める。その結果、主人公やメインキャラクター達には目の敵にされ嫌われ生活を送る彼だけど、何故か最推しだけはエルバートに接近してきて――クールビューティ公爵令息と猪突猛進モブのハイテンションコミカルBLファンタジー!
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
ユィリと皆の動画つくりました! お話にあわせて、ちょこちょこあがる予定です。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
異世界転移して美形になったら危険な男とハジメテしちゃいました
ノルジャン
BL
俺はおっさん神に異世界に転移させてもらった。異世界で「イケメンでモテて勝ち組の人生」が送りたい!という願いを叶えてもらったはずなのだけれど……。これってちゃんと叶えて貰えてるのか?美形になったけど男にしかモテないし、勝ち組人生って結局どんなん?めちゃくちゃ危険な香りのする男にバーでナンパされて、ついていっちゃってころっと惚れちゃう俺の話。危険な男×美形(元平凡)※ムーンライトノベルズにも掲載
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
【完結】悪役令息の従者に転職しました
* ゆるゆ
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました。
皆でしあわせになるために、あるじと一緒にがんばるよ!
透夜×ロロァのお話です。
本編完結、『もふもふ獣人転生』に遊びにゆく舞踏会編、完結しました!
時々おまけを更新するかもです。
『悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?』のカイの師匠も
『悪役令息の伴侶(予定)に転生しました』のトマの師匠も、このお話の主人公、透夜です!(笑)
大陸中に、かっこいー激つよ従僕たちを輸出して、悪役令息たちをたすける透夜(笑)
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる