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25.思い出の味は動揺を誘う件。
名前が似ているがゆえに混同し、あやうく予定がかぶるところだった案件は、無事に1件目の佐川コーポレーションの社長との面会を終えたところだった。
愛想笑いを浮かべたままに、エレベーターホールまで社長一行を見送ったところで、閉まる扉を前にホッと息をつく。
最初にダブルブッキングによる予定変更へのお詫びとお礼を伝え、心持ち相手に有利な条件を提示して交渉をまとめる。
元々が相手からのお願い案件に近いものだったこともあり、もめることもなく無事にまとまった。
「お疲れさまでした、社長」
背後から声をかけてきたのは、己の運転手兼秘書をまかせている山下だった。
平均身長よりも高いはずの自分よりもなお背が高く、胸板も暑い。
なんなら、若干スーツが窮屈そうに思えるほどだった。
「少し休憩をしたら、今度は酒匂先生の事務所に向かいますね」
「あぁ、よろしく頼む」
その手にしているお盆のうえにあるのはハーブティーで、つい先日飲んで以来、疲れを取るためにと山下が色々準備してくれるようになったもののひとつだった。
たぶん、毎回ちがうものが出されているから、本来なら効能がちがうのだろう。
あいにくと実際にどれほど効果があるのかはわからなかったけれど、ただその細やかな心づかいがうれしかった。
社長室にもどってきたところで、山下がうやうやしくお盆をこちらへと差し出してくる。
「社長、こちらをどうぞ」
「ありがとう」
かすかながらも、口もとに笑みを浮かべてティーカップを受け取った。
これもまた、自分にとっては小さいながらも大きな進歩のひとつだった。
うれしいと感じたら、素直にお礼を言う。
人としてはごくあたりまえのことだけど、鷹矢凪冬也という人物にとっては革命的なことでもあった。
山下があたまを下げて出ていったところで、ソファーに腰かけて、手にしたティーカップに口をつける。
とたんにミントの香味が、鼻先をくすぐってきた。
といっても、決してツンとしたものではなくて、むしろやわらかな香りがさわやかで心地よかったけれど。
「あぁ、これはこれでいいな……」
本来ならばコーヒーの苦味と酸味を好んでいるけれど、最近飲むようになったハーブティーも、たまにこうして気分転換のためにと出されるのは悪くない。
あらためてそれを教えてくれた山下に、こっそりと感謝の気持ちを抱く。
順調に、不器用すぎて誤解を受けまくっていた冬也というキャラクターからの脱却は図れているだろうか?
ふと冷静に、己の姿を顧みる。
ここがおそらく冬也を主役に据えたスピンオフ作品の世界だとしたら、原作ゲームのなかのキャラクター性のままでは、まちがいなく凋落の一途をたどるしかないわけで。
ならば自分にできることは、冬也として、その最悪の結末を迎えないように努力することだけだった。
もちろん世のなかには、ざまぁ展開をされるキャラクターを見て、スッとしたいという要望があるのは知っている。
だからこそ、あの双子の弟の夏希を主役にしたBLゲームでは、当て馬系ヤンデレキャラクターだった冬也は、メイン攻略キャラクターとされる白幡のルートでその展開を迎えていたのだから。
とはいえ、さすがに商業化されるスピンオフ作品なら、そんなざまぁ展開で苦しむ冬也をメインで楽しむなんて悪趣味な作品にはならないだろうとかんがえるのは、甘すぎるだろうか?
だって、冬也というキャラクターは育ってきた家庭環境があまりにも特殊すぎて、そのせいでゆがんでしまったようなものだったから。
だから彼にも救いがあってしかるべきだとかんがえるのは、俺が前世で、そのゲームの開発スタッフのひとりだったからゆえの、甘さだとしたらどうしようもないけれど。
でもこうして冬也本人になってみたら、わかるものがあった。
本当に冬也は完ぺきな仮面の下に隠した素顔は不器用で、己の気持ちひとつ人に伝えられないような、そんな残念な人物でしかない。
もろもろハイスペックなれど、人としてはまだまだ成長の余地がある。
そんな人物だからこそ、彼のエピソードを掘り起こしていこうとするのなら、きっとおもしろいものになるのだろう。
少しずつ変わっていくことができるのなら、きっとそこに救いはあるハズだ。
───まぁ、実際にはいきなり男に襲われて無理やり犯されるという、とんでもなくハードな展開になったのだけど。
でもあれにしたって、この世界で生きていくために必要な、いわば『禊』のようなものだったんじゃないだろうか、なんて、思わなくもない。
それまでの冬也が無意識に傷つけてきてしまった人物だったから、加害者の鷲見勇征という男は。
それに、あのときの鷲見社長はどこかおかしかったけれど、あの一件以降は憑き物が落ちたみたいにスッキリと顔色もよくなり、なにより俺にたいしてやさしくなった気がする。
そういう意味では、あれだって必要なことだったのかもしれない。
おそらくいまだに彼と二人っきりになるのは怖いと思ってしまうかもしれないけれど、あれ以上の体験をもって、山下が記憶を書き換えてくれたから、きっともう俺は大丈夫だった。
とはいえ、あいかわらず今後の展開が怖くもあるんだけども……。
そうこうしているうちに、次の場所へと向かう時間になっていたらしい。
お盆をもった秘書室の女性社員とともに、山下が迎えに来た。
「それでは社長、次は酒匂先生の事務所へ向かいますね」
「あぁ、頼む」
酒匂先生というのは、代々政治家を輩出している一族で、何代か前には総理大臣を務めた人もいたという、そんな代議士家系の人物だった。
酒匂先生自体は齢70を越えているものの、現役の財務大臣を長年にわたって務めており、この鷹矢凪家とは先々代からの付き合いがある相手だ。
鷹矢凪の先々代、つまりは俺の祖父にあたる人物から、若いころに相当目をかけてもらったらしい。
先代の父の代には、少し年上の兄のような存在として、ともに国の発展のためにとさまざまな経済政策に協力しあってきたという。
そんなこともあり、俺にとっては幼いころから知っている、親戚のおじさんのような存在でもあった。
今でもこうして事務所に呼ばれては、おたがいの持つ情報のやり取りをしたり、こちらから先生への政治活動への献金をしたり、その見返りに多少の便宜をはかってもらっていたりと、政治家と企業家としての良好な関係を築いていた。
たぶん、酒匂先生にとっての俺は、利害関係者というよりも身内のような感覚があるんだと思う。
実際に、『酒匂先生』と敬称に『先生』を付けて呼ぶよりも、『酒匂のおじ様』と呼んでいた期間のほうが長かった気がするし。
さすがに俺が社長となってからは控えるようになったものの、その前までは、その呼び方をするようにと言われていたっけ……。
ふいにこみ上げてきたなつかしさに苦笑をもらすと、山下のまわした車に乗って、いつものように事務所へと向かった。
───そう、このときは、なんの危機感さえも抱かずに。
「久しぶりだね、冬也くん。例の銀行の件ではだいぶ迷惑をこうむったんじゃないか?……資金繰りとか、大変だっただろう?」
「ご心配ありがとうございます、酒匂先生。おかげさまで資金繰りに関しては、その他の金融機関にお願いしてまわり、無事に対応できております」
出迎えるなり、少し前に起きたうちの会社のメインバンクの倒産の件で心配された。
酒匂先生の身内にも我が社の株主はいるし、そもそもが家族ぐるみのつきあいもあったわけで、知らない仲でもない。
だから心配されるのは、特別おかしなことではなかった。
「そうか、なにかあったら金融庁の長官にかけあってやろうと思っていたのだが、無事ならなによりだ」
「そのお心使い、大変頼もしいかぎりです」
そして応接セットへとかけるようにうながされる。
「───失礼いたします」
「あぁ、ありがとう」
「いえ……」
秘書の女性がコーヒーを持ってやって来ると、スッと出して去っていく。
「せっかくだから、冷めないうちに飲みたまえ」
「いただきます」
その香りが鼻先をくすぐってきた瞬間、危うくカップを取り落としそうになってしまった。
まさか───!?
最初に思ったのはそれだった。
かつては、毎日のように飲んでいたそれ。
買い置きの豆を挽いて淹れてもらったところで、だれに試してもらっても、絶対におなじものにはならなかったあの味だ!
───そう、かつて俺のためにと秘書であった白幡が淹れてくれていたコーヒーに、これはとてもよく似ていた。
「冬也くん?どうしたのかね?」
「い、いえ、なんでもありません……」
あまりにも似ているとはいえ、さすがにここで会えるはずがない。
内心の動揺を必死に隠しながら、外向けのほほえみを口もとに浮かべる。
きっとこれは、偶然なんだろう。
おそらく白幡は、あのころからあまり酒匂先生のことを好いてはいなかったはずだし、いくらうちの会社を辞めたからといって、ここのお世話になるとも思えなかった。
「……とても、おいしいコーヒーですね……私の好きな味です」
ただ何食わぬ顔をして、そう褒めることくらいしか、今の俺にはできなかったのである。
愛想笑いを浮かべたままに、エレベーターホールまで社長一行を見送ったところで、閉まる扉を前にホッと息をつく。
最初にダブルブッキングによる予定変更へのお詫びとお礼を伝え、心持ち相手に有利な条件を提示して交渉をまとめる。
元々が相手からのお願い案件に近いものだったこともあり、もめることもなく無事にまとまった。
「お疲れさまでした、社長」
背後から声をかけてきたのは、己の運転手兼秘書をまかせている山下だった。
平均身長よりも高いはずの自分よりもなお背が高く、胸板も暑い。
なんなら、若干スーツが窮屈そうに思えるほどだった。
「少し休憩をしたら、今度は酒匂先生の事務所に向かいますね」
「あぁ、よろしく頼む」
その手にしているお盆のうえにあるのはハーブティーで、つい先日飲んで以来、疲れを取るためにと山下が色々準備してくれるようになったもののひとつだった。
たぶん、毎回ちがうものが出されているから、本来なら効能がちがうのだろう。
あいにくと実際にどれほど効果があるのかはわからなかったけれど、ただその細やかな心づかいがうれしかった。
社長室にもどってきたところで、山下がうやうやしくお盆をこちらへと差し出してくる。
「社長、こちらをどうぞ」
「ありがとう」
かすかながらも、口もとに笑みを浮かべてティーカップを受け取った。
これもまた、自分にとっては小さいながらも大きな進歩のひとつだった。
うれしいと感じたら、素直にお礼を言う。
人としてはごくあたりまえのことだけど、鷹矢凪冬也という人物にとっては革命的なことでもあった。
山下があたまを下げて出ていったところで、ソファーに腰かけて、手にしたティーカップに口をつける。
とたんにミントの香味が、鼻先をくすぐってきた。
といっても、決してツンとしたものではなくて、むしろやわらかな香りがさわやかで心地よかったけれど。
「あぁ、これはこれでいいな……」
本来ならばコーヒーの苦味と酸味を好んでいるけれど、最近飲むようになったハーブティーも、たまにこうして気分転換のためにと出されるのは悪くない。
あらためてそれを教えてくれた山下に、こっそりと感謝の気持ちを抱く。
順調に、不器用すぎて誤解を受けまくっていた冬也というキャラクターからの脱却は図れているだろうか?
ふと冷静に、己の姿を顧みる。
ここがおそらく冬也を主役に据えたスピンオフ作品の世界だとしたら、原作ゲームのなかのキャラクター性のままでは、まちがいなく凋落の一途をたどるしかないわけで。
ならば自分にできることは、冬也として、その最悪の結末を迎えないように努力することだけだった。
もちろん世のなかには、ざまぁ展開をされるキャラクターを見て、スッとしたいという要望があるのは知っている。
だからこそ、あの双子の弟の夏希を主役にしたBLゲームでは、当て馬系ヤンデレキャラクターだった冬也は、メイン攻略キャラクターとされる白幡のルートでその展開を迎えていたのだから。
とはいえ、さすがに商業化されるスピンオフ作品なら、そんなざまぁ展開で苦しむ冬也をメインで楽しむなんて悪趣味な作品にはならないだろうとかんがえるのは、甘すぎるだろうか?
だって、冬也というキャラクターは育ってきた家庭環境があまりにも特殊すぎて、そのせいでゆがんでしまったようなものだったから。
だから彼にも救いがあってしかるべきだとかんがえるのは、俺が前世で、そのゲームの開発スタッフのひとりだったからゆえの、甘さだとしたらどうしようもないけれど。
でもこうして冬也本人になってみたら、わかるものがあった。
本当に冬也は完ぺきな仮面の下に隠した素顔は不器用で、己の気持ちひとつ人に伝えられないような、そんな残念な人物でしかない。
もろもろハイスペックなれど、人としてはまだまだ成長の余地がある。
そんな人物だからこそ、彼のエピソードを掘り起こしていこうとするのなら、きっとおもしろいものになるのだろう。
少しずつ変わっていくことができるのなら、きっとそこに救いはあるハズだ。
───まぁ、実際にはいきなり男に襲われて無理やり犯されるという、とんでもなくハードな展開になったのだけど。
でもあれにしたって、この世界で生きていくために必要な、いわば『禊』のようなものだったんじゃないだろうか、なんて、思わなくもない。
それまでの冬也が無意識に傷つけてきてしまった人物だったから、加害者の鷲見勇征という男は。
それに、あのときの鷲見社長はどこかおかしかったけれど、あの一件以降は憑き物が落ちたみたいにスッキリと顔色もよくなり、なにより俺にたいしてやさしくなった気がする。
そういう意味では、あれだって必要なことだったのかもしれない。
おそらくいまだに彼と二人っきりになるのは怖いと思ってしまうかもしれないけれど、あれ以上の体験をもって、山下が記憶を書き換えてくれたから、きっともう俺は大丈夫だった。
とはいえ、あいかわらず今後の展開が怖くもあるんだけども……。
そうこうしているうちに、次の場所へと向かう時間になっていたらしい。
お盆をもった秘書室の女性社員とともに、山下が迎えに来た。
「それでは社長、次は酒匂先生の事務所へ向かいますね」
「あぁ、頼む」
酒匂先生というのは、代々政治家を輩出している一族で、何代か前には総理大臣を務めた人もいたという、そんな代議士家系の人物だった。
酒匂先生自体は齢70を越えているものの、現役の財務大臣を長年にわたって務めており、この鷹矢凪家とは先々代からの付き合いがある相手だ。
鷹矢凪の先々代、つまりは俺の祖父にあたる人物から、若いころに相当目をかけてもらったらしい。
先代の父の代には、少し年上の兄のような存在として、ともに国の発展のためにとさまざまな経済政策に協力しあってきたという。
そんなこともあり、俺にとっては幼いころから知っている、親戚のおじさんのような存在でもあった。
今でもこうして事務所に呼ばれては、おたがいの持つ情報のやり取りをしたり、こちらから先生への政治活動への献金をしたり、その見返りに多少の便宜をはかってもらっていたりと、政治家と企業家としての良好な関係を築いていた。
たぶん、酒匂先生にとっての俺は、利害関係者というよりも身内のような感覚があるんだと思う。
実際に、『酒匂先生』と敬称に『先生』を付けて呼ぶよりも、『酒匂のおじ様』と呼んでいた期間のほうが長かった気がするし。
さすがに俺が社長となってからは控えるようになったものの、その前までは、その呼び方をするようにと言われていたっけ……。
ふいにこみ上げてきたなつかしさに苦笑をもらすと、山下のまわした車に乗って、いつものように事務所へと向かった。
───そう、このときは、なんの危機感さえも抱かずに。
「久しぶりだね、冬也くん。例の銀行の件ではだいぶ迷惑をこうむったんじゃないか?……資金繰りとか、大変だっただろう?」
「ご心配ありがとうございます、酒匂先生。おかげさまで資金繰りに関しては、その他の金融機関にお願いしてまわり、無事に対応できております」
出迎えるなり、少し前に起きたうちの会社のメインバンクの倒産の件で心配された。
酒匂先生の身内にも我が社の株主はいるし、そもそもが家族ぐるみのつきあいもあったわけで、知らない仲でもない。
だから心配されるのは、特別おかしなことではなかった。
「そうか、なにかあったら金融庁の長官にかけあってやろうと思っていたのだが、無事ならなによりだ」
「そのお心使い、大変頼もしいかぎりです」
そして応接セットへとかけるようにうながされる。
「───失礼いたします」
「あぁ、ありがとう」
「いえ……」
秘書の女性がコーヒーを持ってやって来ると、スッと出して去っていく。
「せっかくだから、冷めないうちに飲みたまえ」
「いただきます」
その香りが鼻先をくすぐってきた瞬間、危うくカップを取り落としそうになってしまった。
まさか───!?
最初に思ったのはそれだった。
かつては、毎日のように飲んでいたそれ。
買い置きの豆を挽いて淹れてもらったところで、だれに試してもらっても、絶対におなじものにはならなかったあの味だ!
───そう、かつて俺のためにと秘書であった白幡が淹れてくれていたコーヒーに、これはとてもよく似ていた。
「冬也くん?どうしたのかね?」
「い、いえ、なんでもありません……」
あまりにも似ているとはいえ、さすがにここで会えるはずがない。
内心の動揺を必死に隠しながら、外向けのほほえみを口もとに浮かべる。
きっとこれは、偶然なんだろう。
おそらく白幡は、あのころからあまり酒匂先生のことを好いてはいなかったはずだし、いくらうちの会社を辞めたからといって、ここのお世話になるとも思えなかった。
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