天使が導く異世界転生

アイム

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能力って?

CASE9

 役立たず(神)のせいで前回はインタビューに失敗したけど、一度や二度の失敗でへこたれない! だって、私・・・・・・いや、別にやめてもいっか。
 ん~、まぁ、もう来ちゃったし、はい。てなことで、今度こそ魔法についてインタビューしちゃいます☆

賢者「え、魔法、ですか?」

 はい。なんてったって賢者と言えば、攻撃・回復なんでもござれな万能職。パーティーの中心と言ってもいい感じですよね!

賢者「い、いやぁそんな」

 でも、大体最初にぽっくり逝くんだな。これが。

賢者「・・・・・・」

 て、ことで色々金言を――

賢者「聞いてください!」

 ・・・・・・はい?

賢者「あいつら、酷いんです。いっつもいっつも私の回復魔法に頼っている癖に、私が直接攻撃に弱いの知っている癖に、攻撃ばっかで助けようともしないんです」

 いや、まぁ、それは目的が魔王の討伐だ――

賢者「私だって体を鍛え、男らしいマッチョな身体を手に入れたかった!」

 マッチョな賢者はちょっと・・・・・・。

賢者「漢らしく、拳と拳で語り合いたかった!」

 うっわぁ、暑っ苦しそう。

賢者「ですが、魔法の才なんて珍しいものが備わってしまったものだから、それ以外の道は目指せなかったんです!」

 ま、まぁ、その代りモテたんじゃ――

賢者「聞いてください!」

 聞いてるじゃんよぉ。

賢者「私の方がスマートでイケメンなのに、なぜか奴らの方が持てるんです。女は私の様な究極の知性よりも、勇者や戦士の様な木偶の坊を求めるんです」

 うっわぁ、毒吐くなぁ。

賢者「魔法なんていりません。私は女にモテるマッチョで、漢らしい肉体が欲しかった!」

 うん。聞く相手間違えたよねぇ。

※本人の希望通りの道に行けるとは限らない。
 それは当然、異世界だって同じだよ?

 ・・・・・・次こそ絶対魔法について聞きだすもん☆
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