小説を書いてみた!

アイム

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顔文字の使用について

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 小説の本文内で顔文字を使用する。最近、たまぁに見かけるようになったスタイルです。

 はい。どちらかと言えば否定派です。と言うのはそれなら文章で十分に伝わるように書くべきと考えているからです。分かりやすいと言うのは非常に意味のある事ではあります。でも、漫画と小説、アニメにラジオドラマ、これらはそれぞれに他にはない表現力を持つもの。それぞれの特徴を持ちます。顔文字はどちらかと言えば漫画的表現。私はそう感じているのです。

 それに、たまに小説や漫画でセリフの中に顔文字が入るキャラがいたりします。そして、それがキャラの特徴だったりするんですが・・・・・・。

 それ、アニメやラジオドラマではどう表現するのでしょう?

 どこかで書いたと思いますが、基本的に読者の頭の中に情景を浮かばせられるようでなくては問題ありです。そう言った意味で顔文字自体はかなりの表現力を持ちます。が、それだけです。では、何時もの様に例文です。





「兄貴、兄貴、兄貴~( ゚Д゚)/」

 俺を兄貴と慕ってくれている根津が慌てて室内に飛び込んでくる。

「ジャッかぁしぃわ、アホんだらぁ! 何の用じゃぁ!?」

 赤組組長・権藤剛毅が会談の邪魔をされたことに腹を立て、鬼の形相で睨む。

「てめぇ、根津。これがどれほど重要なもんか、知らねーとは言わせねーぞ! ああ!?」

 俺とてこんな軽率をされて何も言わないのでは相手に舐められる。

 今は紅組と白組のシマ争いの真っ最中。組員100名の生活がかかっているのだ。

「おぅ、てめぇんとこの若いのかい? どう落とし前付けるんじゃ、われぇ?」

 予想通りだ。当然、そう言う話になるだろう。

「あ、兄貴、すんません:;(∩´_`∩);:」

「チッ、てめぇ、根津。指詰めろや!」

「んなっΣ(・ω・ノ)ノ!?」






 ハーイ、途中でストップー。

 どう見てもこれ、無理でしょ!? 顔文字のもう一つの弱点見つけました。可愛すぎです。
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