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日常4
しおりを挟む教卓を見ると
担任がこっちを睨んでた
「おい霧山ぁ!
俺の教室でイチャついてんじゃねぇよ」
こうして難癖付けてくるのは担任の宵宮 奏叶
どこぞのホストクラブから出勤中
夜の帝王みたいな色気がある。
先生としては必要ないからしまっとけ
ついでにその金髪も染めてこい。
「それに俺、昨日言ったよなぁ?
今日こそそのくせぇ香水のけてこいって」
あ、やべぇ
いつもの説教はじまった
ここは焦らず聞き流そう。
「校則には書いてねぇけど
香水つけるにしろ限度があるだろ」
「すみません」
「なにより俺の言うことを無視してるのが
気に食わねぇ」
俺様か。
「すみません」
「おい
今もテキトーに返事してるだろ」
正解だ。
「すみません」
「お前がソレ、のけてくるまで
お前はずっと俺の下僕な?」
「すみま....は?」
下僕......?
「ふっ
いいアホ面だな」
にやっ
ニヒルな笑みを浮かべてる
なんだこいつ!!
「職権乱用!公私混同!
心狭すぎんだろ
優しさたりてますかぁ?」
口が滑りまくった。
「おーおー。色々言ってくれんなおい。
ついでに添い寝係追加すっぞオラァ」
「先生の雑用係なんてコウエイダナー」
「そうだろそうだろ。光栄だよなぁ?
これからよろしくな?下僕くん」
ニヤニヤしすぎだろ。
あー、殴りてぇ。舌打ちしてぇ。
そもそも添い寝係とかなんだよ
憂鬱だ。好きで臭くしてんじゃねぇよ
チッ。災難すぎる...
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奏斗→レイ
俺の言うことを聞かない生意気なガキ
顔だけならイける
奏斗「せいぜい俺の為に働くんだな」
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