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第5章 唯愛の賢妻と傲慢勇者
~新米冒険者②と変化する日常~エステル攻略戦⑤
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前書き
会話パート
「」ユウジ {}エステル 〔〕サーシャ []セリーヌ
<>詩乃 【】テレサ・フアナ・スハイツ・ジーン
[]サリー・アイサ・アマリリス {{}}エステル念話
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12/15 第87話のタイトルを変更しました
『新米冒険者と隷属の首輪』→『新米冒険者①と隷属の首輪』
話は変わっておりませんのでご注意ください
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブクマ・評価・感想、お待ちしています
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
帝都エクスペイン・『居住区』ユウジ邸宅
俺とエステル、そして新米君達はダンジョン『嚆矢濫觴』をクリアした後、エステルと約束した下着を購入してそのまま帰宅した
当然新米君達は俺の邸宅の大きさにに驚いていた。
その尊敬の眼差しがちょっと気持ちいい
新米君を引き連れてぞろぞろと玄関に入る中、男共
スハイツとジーン
はどのように扱かおうかと考えていた時にサーシャが出迎えてくれた
〔ユ、ユウジ様!?これはなんですか?〕
ん?なんか驚いてるな。あ!手に持ってるやつのことか?
「エステルの下着だけど?」
{お師匠様!?}
恥ずかしがっちゃって!後で目の前で着替えてもらうからな?
サーシャの驚きが家の中を伝播したのか、家族達がぞろぞろと集まりだした
みんなどうやら俺の後ろの存在に注目しているようだ
ですよねー!気になりますよね!
〔いえ、そちらではなくて後ろの方々なんですが・・・〕
知ってました!いちおボケが必要かなって!
「話は後々。とりあえず風呂に入れてやるのと飯の用意を頼むよ」
色々聞きたい気持ちはわかるけど、まずは新米君達の身なりとかをなんとかしてあげないとな
このままだとかわいそうだし・・・それに臭い
(匂いというのは確実に人に影響を与えるものだからな。悪い印象を家族に与えない為にもこれは急務だ)
【え?え?お風呂・・・?】
まぁテレサが驚くのも無理はないよな!
【に、兄ちゃん?きれいな人たちがいっぱい・・・】
こいつ・・・家族をいやらしい目で見たらぶっ飛ばすぞ!
【お、お兄さん。ご飯も食べさせてくれるの!?】
飯はやるが・・・兄じゃねぇ!って言ってんだろ!
【あ、あの・・・私どうしたらいいんでしゅか!?】
噛んだ・・・フアナは可愛いな~、癒されるわ~
とりあえず俺は家族達に支持を出して困惑しているテレサとフアナを連れ出してもらった
当然スハイツとジーンは男湯だ!子供でも混浴は許さん!俺だけの特権だ!
新米君達についての説明は風呂と飯の後ですることにした
〔わかりました。では準備しますね。ところで彼女らの服はどうしましょうか?〕
「それなら全員分購入してきたからこれを着せてやってくれ。下着もバッチリだ!」
そのへんは抜かりなくちゃんと用意してきましたよ!げへへ・・・
〔ユウジ様?サイズはどうやって測られたのですか?店員さんにお願いしたんですよね?〕
「・・・」
ぶふぉ!?サーシャから異様なオーラが!?
せっかくの機会じゃん?サイズぐらいは俺自身で測りたいよな!
という訳でテレサ、フアナだけでなくエステルも含めて女の子のは俺自身が測った
特にエステルのは圧巻だったことは特筆すべき内容だと思う
(こうずっしりと言うか、たぷんたぷんと言うか・・・やべ!?ムラムラしてきたぞ!色魔、色魔)
今の俺とエステルの関係はちょっとぐらいならお触りOKの関係だから遠慮なく測らせてもらった
それと当然男共のは店員さんに任せた
〔・・・ユウジ様?〕
ひぃぃ!怖い!怖いよ!鬼が出てきたよ!!
サーシャに感づかれたみたいだ。しかし嘘を言うのもなんだしな
こ、こうなったら・・・
「こ、今度サーシャのも測らせてね?」
〔はい!お願いします!〕
サーシャの笑顔は可愛いな!サイズはじっくり測ってあげよう!
お風呂の準備ができたらしいので、俺はスハイツとジーンを連れて男湯に向かうことにした
さてと、家族にはどう説明したらいいものか・・・
□□□□
お風呂と食事を終えた新米君達は余程疲れていたのか、それとも安心したのか、今はお昼寝をしている
まだ年端も行かない子供達だ
その寝顔はとても可愛らしい。当然テレサとフアナの寝顔だがな!
スハイツとジーンはどうでもいい。男の寝顔を見るとか誰得だよ!
家族みんなが新米君達を温かい眼差しで見守る中、俺はことの顛末を話し出した
サラセニアの初心者ダンジョンで魔物に殺されかけていたこと
元貴族の奴隷であり、とても酷い扱いをされていたこと
もともと隷属の首輪をされていたが解除してあげたこと
そして改めて俺の奴隷にして連れて来たこと
「まぁそんな訳で拾ってきた。よろしく頼むよ」
〈拾ってきたって、あんたねぇ・・・犬や猫じゃないんだし。それに貴族の奴隷だったんでしょ?そ、その大丈夫なの?〉
(いや~まだ犬や猫のほうが扱いよかったんじゃないかな?それに大丈夫なのか?ってのは報復の件のことだよな?まぁある意味、お約束っちゃお約束だもんな~。それも後でちゃんと考えとくか。とりあえず今は・・・)
「安心しろ。詩乃は俺が必ず護ってやるから。詩乃だけじゃない、家族みんなもな!」
〈そ、そう?ハ、ハクトが護ってくれるなら安心できるわ〉
顔を真っ赤にして照れちゃって・・・堕ちちゃった!?
〔今更家族が4人増えようが、5人増えようが問題ないのですが・・・まさかあのユウジ様が男の子を家族に迎えるとは驚きました〕
[セリーヌも驚いたですの!しかもあのユウ様が、男の子と一緒にお風呂まで入るとは驚きですの!]
あの、あの、うるさいな!言いたくなる気持ちはわかるが・・・
俺だって本当は嫌だったよ?テレサとフアナだけがよかったさ
でも愛しいエステルが情熱的なキスまでしてお願いしてきたからさ
とりあえず二人は勘違いしてるようだし、便乗しとくか
「なに言ってるんだ、二人とも。俺は勇者だぞ?困ってる人がいたら助けるのは当然のことだろ。勇者の責務ってやつ?そこに男女差別はない!」
〔ユウジ様・・・さすがです〕
[ユウ様・・・カッコイイですの]
そうだろ、そうだろ。二人は俺に釘付けだな!
じっ────────。
し、視線を感じる
その視線の先にはエステルがいた
エステルは今にも何かを語りだしそうな雰囲気だ
{{ふ~んなのじゃ。お師匠様はそういう態度を取るんじゃな?分かったのじゃ。なら妾が本当の事をみなに言うのじゃ!}}
念話だと!?や、やめてください!許してください!
「み、見栄張っちゃいました。スハイツやジーンを助けたのは本当はエステルにお願いされたからです」
エステルにどこまで本当の事を話されるのかわからなかったので素直に白状することにした
ほら、俺がエステルに情熱的なキスを要求したことがサーシャにでもバレたら大変だしな
〔やっぱりそうでしたか。どうも怪しいと思ってたんですよ。あのユウジ様ですし。てっきり男の娘にでもするのかと思っちゃいましたよ〕
な、なんて恐ろしいことを考えてるんだ?サーシャ恐ろしい子!
「や、やめてくれます!?変な噂とか発ったらどうすんだ!?俺は男の娘とか興味ないですから!女の子!女の子一筋ですから!」
(確かにジーンは見た目女の子とも間違えそうな容姿だが、男の娘枠とか断じていらん!そんな枠増やすぐらいなら我が同士である詩乃を迎えたほうがまだいいわ!)
男の娘いらない、男の娘いらない。俺は謎の恐怖にうち震えていた
そんな謎の恐怖から救い出してくれたのはやはり慈愛の愛姫だった
[でも結果的にはあのユウ様が助けたことに変わりはないですの!さすがユウ様ですの!セリーヌは感激しましたの!]
(なんていい子なんだ!セリーヌは!いつも俺を励ましてくれるのはセリーヌだからな・・・あのの部分は一言多かったが。今回はスルーしてやるか)
俺は膝上にいるセリーヌをギュッと優しく抱きしめ感謝した
俺の膝上はセリーヌの専用だからな!
いずれはエステルの専用もそうなる予定だ
俺の膝上はセリーヌとエステルのちびっ子二人ぐらいなら問題ない
「セリーヌ。いつも俺を励ましてくれてありがとう。さすが頼れる俺の慈愛の愛姫だ・・・愛している」
[ユウ様。セリーヌはいつでもユウ様の味方ですの。いつでも頼ってくださいですの・・・愛してますの]
そうして俺とセリーヌは見つめ合い、そのまま唇と唇を重ねた
セリーヌとのキスはプリンの味がしました
・・・これさっきのデザートだな
「プリンだな」
[!?]
口を押さえて顔を赤くしながら恥ずかしがっていたセリーヌはとてもキュートだった
その次は当然お嫁さん規則でサーシャともキスだ!
俺は隣に座るサーシャを抱き寄せ互いに見つめ合う
「サーシャ。大変だろうが新しい家族の面倒をよろしく頼む。こんなこと頼めるのは俺の愛しのメイドだけだ・・・愛している」
〔ユウジ様。ユウジ様のお役に立てることが私の喜びですから、どんなこともお任せください・・・愛しています〕
そうして俺とサーシャは見つめ合い、そのまま唇と唇を重ねた
サーシャとのキスもプリンの味がしました
・・・さっきのデザート。ま、まぁいいかな
「プリンだな」
〔!?〕
口を押さえて顔を真っ赤な林檎にしながら恥ずかしがっていたサーシャはとても可愛らしかった
さてと・・・俺は膝上にいるセリーヌを下ろし席を移動する
先程から羨ましそうな視線を送ってきていたのは分かっていた
いや、正確には色々な所からきているのだが・・・
サリーやらアイサやらアマリリスやら
サリーは前々から意識されていたのは分かっていた
しかし可愛い妹ぐらいにしか思えないから今回はスルー
アマリリスもよく気にかけてあげているせいか熱い眼差しを向けられることがある
しかしアマリリスは故郷の問題とかがあるから当然スルー
そして問題なのがアイサだ
最近少し色気づいてきたみたいでドキドキする
黙っていれば美人だから尚更だ
原因は武術大会の俺のねちねち発言みたいで変に意識されている
と、とりあえずスルーしとこう・・・
今はこいつらはいいんだよ!
こいつらの話はまた後ほどということにして・・・
俺は羨ましそうな視線を送ってきていた人物をそっと後ろから抱きしめ愛おしく語りかけた
「エステル。羨ましそうなのがバレバレだぞ?・・・もうみんなの前で気持ちを隠さなくてもいい。新しい家族が増えたしちょうどいい機会だ。俺はもう家族の前だからと言ってエステルとの仲を隠すことはもうしない。今後は家族の前でもエステルを恋人であり、嫁として扱う。絶対逃がさないからな?・・・愛している」
俺に抱きしめられたエステルは一瞬ビクッと体を震わせるも嬉しそうだ。だって耳が真っ赤になっているしな!
{お、お師匠様・・・妾もあい・・・大好きなのじゃ}
え~言い直しちゃったよ。まぁ仕方ないか。我慢、我慢
そうして俺とエステルは見つめ合い、そのまま唇と唇を重ねた
エステルとのキスもプリンの味がしました
・・・あれ?またデザート?
{プリンなのじゃ}
「!?」
セリーヌとサーシャのが移った!?
口を押さえて顔を淡いチェリー色にしながら恥ずかしがっていた俺はとても可愛らしかったでしょうか?
俺がエステルと苦笑していたその一方では・・・
[あにさま・・・]
[ユウジ殿・・・]
[ゴ主人・・・]
エステルを羨ましそうな目で見つめるサリーにアイサにアマリリス
(もの欲しそうな目で俺を見ないでくれ!お前達の話はまた今度だ!また今度!だから大人しくいい子で待っててくれ!)
俺達家族に新しい家族が加わった
そして少し変わった家族の日常
そしていつまでも変わることのない嫁達の日常
変わる日常と変わらない日常
それは俺とエステルの仲も同様だ
俺はもうエステルへの想いを誰にも隠さない
そしてそれはエステルも同様だろう
こうして俺のエステル攻略戦は『大きく前進』して幕を閉じた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後書き
本章の主人公であるエステルを絡めながら
新米冒険者編を少しやっていこうかと思います
1話あたり10000文字はもしかして読むのが大変でしょうか?
感想お待ちしてます
会話パート
「」ユウジ {}エステル 〔〕サーシャ []セリーヌ
<>詩乃 【】テレサ・フアナ・スハイツ・ジーン
[]サリー・アイサ・アマリリス {{}}エステル念話
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12/15 第87話のタイトルを変更しました
『新米冒険者と隷属の首輪』→『新米冒険者①と隷属の首輪』
話は変わっておりませんのでご注意ください
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ブクマ・評価・感想、お待ちしています
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帝都エクスペイン・『居住区』ユウジ邸宅
俺とエステル、そして新米君達はダンジョン『嚆矢濫觴』をクリアした後、エステルと約束した下着を購入してそのまま帰宅した
当然新米君達は俺の邸宅の大きさにに驚いていた。
その尊敬の眼差しがちょっと気持ちいい
新米君を引き連れてぞろぞろと玄関に入る中、男共
スハイツとジーン
はどのように扱かおうかと考えていた時にサーシャが出迎えてくれた
〔ユ、ユウジ様!?これはなんですか?〕
ん?なんか驚いてるな。あ!手に持ってるやつのことか?
「エステルの下着だけど?」
{お師匠様!?}
恥ずかしがっちゃって!後で目の前で着替えてもらうからな?
サーシャの驚きが家の中を伝播したのか、家族達がぞろぞろと集まりだした
みんなどうやら俺の後ろの存在に注目しているようだ
ですよねー!気になりますよね!
〔いえ、そちらではなくて後ろの方々なんですが・・・〕
知ってました!いちおボケが必要かなって!
「話は後々。とりあえず風呂に入れてやるのと飯の用意を頼むよ」
色々聞きたい気持ちはわかるけど、まずは新米君達の身なりとかをなんとかしてあげないとな
このままだとかわいそうだし・・・それに臭い
(匂いというのは確実に人に影響を与えるものだからな。悪い印象を家族に与えない為にもこれは急務だ)
【え?え?お風呂・・・?】
まぁテレサが驚くのも無理はないよな!
【に、兄ちゃん?きれいな人たちがいっぱい・・・】
こいつ・・・家族をいやらしい目で見たらぶっ飛ばすぞ!
【お、お兄さん。ご飯も食べさせてくれるの!?】
飯はやるが・・・兄じゃねぇ!って言ってんだろ!
【あ、あの・・・私どうしたらいいんでしゅか!?】
噛んだ・・・フアナは可愛いな~、癒されるわ~
とりあえず俺は家族達に支持を出して困惑しているテレサとフアナを連れ出してもらった
当然スハイツとジーンは男湯だ!子供でも混浴は許さん!俺だけの特権だ!
新米君達についての説明は風呂と飯の後ですることにした
〔わかりました。では準備しますね。ところで彼女らの服はどうしましょうか?〕
「それなら全員分購入してきたからこれを着せてやってくれ。下着もバッチリだ!」
そのへんは抜かりなくちゃんと用意してきましたよ!げへへ・・・
〔ユウジ様?サイズはどうやって測られたのですか?店員さんにお願いしたんですよね?〕
「・・・」
ぶふぉ!?サーシャから異様なオーラが!?
せっかくの機会じゃん?サイズぐらいは俺自身で測りたいよな!
という訳でテレサ、フアナだけでなくエステルも含めて女の子のは俺自身が測った
特にエステルのは圧巻だったことは特筆すべき内容だと思う
(こうずっしりと言うか、たぷんたぷんと言うか・・・やべ!?ムラムラしてきたぞ!色魔、色魔)
今の俺とエステルの関係はちょっとぐらいならお触りOKの関係だから遠慮なく測らせてもらった
それと当然男共のは店員さんに任せた
〔・・・ユウジ様?〕
ひぃぃ!怖い!怖いよ!鬼が出てきたよ!!
サーシャに感づかれたみたいだ。しかし嘘を言うのもなんだしな
こ、こうなったら・・・
「こ、今度サーシャのも測らせてね?」
〔はい!お願いします!〕
サーシャの笑顔は可愛いな!サイズはじっくり測ってあげよう!
お風呂の準備ができたらしいので、俺はスハイツとジーンを連れて男湯に向かうことにした
さてと、家族にはどう説明したらいいものか・・・
□□□□
お風呂と食事を終えた新米君達は余程疲れていたのか、それとも安心したのか、今はお昼寝をしている
まだ年端も行かない子供達だ
その寝顔はとても可愛らしい。当然テレサとフアナの寝顔だがな!
スハイツとジーンはどうでもいい。男の寝顔を見るとか誰得だよ!
家族みんなが新米君達を温かい眼差しで見守る中、俺はことの顛末を話し出した
サラセニアの初心者ダンジョンで魔物に殺されかけていたこと
元貴族の奴隷であり、とても酷い扱いをされていたこと
もともと隷属の首輪をされていたが解除してあげたこと
そして改めて俺の奴隷にして連れて来たこと
「まぁそんな訳で拾ってきた。よろしく頼むよ」
〈拾ってきたって、あんたねぇ・・・犬や猫じゃないんだし。それに貴族の奴隷だったんでしょ?そ、その大丈夫なの?〉
(いや~まだ犬や猫のほうが扱いよかったんじゃないかな?それに大丈夫なのか?ってのは報復の件のことだよな?まぁある意味、お約束っちゃお約束だもんな~。それも後でちゃんと考えとくか。とりあえず今は・・・)
「安心しろ。詩乃は俺が必ず護ってやるから。詩乃だけじゃない、家族みんなもな!」
〈そ、そう?ハ、ハクトが護ってくれるなら安心できるわ〉
顔を真っ赤にして照れちゃって・・・堕ちちゃった!?
〔今更家族が4人増えようが、5人増えようが問題ないのですが・・・まさかあのユウジ様が男の子を家族に迎えるとは驚きました〕
[セリーヌも驚いたですの!しかもあのユウ様が、男の子と一緒にお風呂まで入るとは驚きですの!]
あの、あの、うるさいな!言いたくなる気持ちはわかるが・・・
俺だって本当は嫌だったよ?テレサとフアナだけがよかったさ
でも愛しいエステルが情熱的なキスまでしてお願いしてきたからさ
とりあえず二人は勘違いしてるようだし、便乗しとくか
「なに言ってるんだ、二人とも。俺は勇者だぞ?困ってる人がいたら助けるのは当然のことだろ。勇者の責務ってやつ?そこに男女差別はない!」
〔ユウジ様・・・さすがです〕
[ユウ様・・・カッコイイですの]
そうだろ、そうだろ。二人は俺に釘付けだな!
じっ────────。
し、視線を感じる
その視線の先にはエステルがいた
エステルは今にも何かを語りだしそうな雰囲気だ
{{ふ~んなのじゃ。お師匠様はそういう態度を取るんじゃな?分かったのじゃ。なら妾が本当の事をみなに言うのじゃ!}}
念話だと!?や、やめてください!許してください!
「み、見栄張っちゃいました。スハイツやジーンを助けたのは本当はエステルにお願いされたからです」
エステルにどこまで本当の事を話されるのかわからなかったので素直に白状することにした
ほら、俺がエステルに情熱的なキスを要求したことがサーシャにでもバレたら大変だしな
〔やっぱりそうでしたか。どうも怪しいと思ってたんですよ。あのユウジ様ですし。てっきり男の娘にでもするのかと思っちゃいましたよ〕
な、なんて恐ろしいことを考えてるんだ?サーシャ恐ろしい子!
「や、やめてくれます!?変な噂とか発ったらどうすんだ!?俺は男の娘とか興味ないですから!女の子!女の子一筋ですから!」
(確かにジーンは見た目女の子とも間違えそうな容姿だが、男の娘枠とか断じていらん!そんな枠増やすぐらいなら我が同士である詩乃を迎えたほうがまだいいわ!)
男の娘いらない、男の娘いらない。俺は謎の恐怖にうち震えていた
そんな謎の恐怖から救い出してくれたのはやはり慈愛の愛姫だった
[でも結果的にはあのユウ様が助けたことに変わりはないですの!さすがユウ様ですの!セリーヌは感激しましたの!]
(なんていい子なんだ!セリーヌは!いつも俺を励ましてくれるのはセリーヌだからな・・・あのの部分は一言多かったが。今回はスルーしてやるか)
俺は膝上にいるセリーヌをギュッと優しく抱きしめ感謝した
俺の膝上はセリーヌの専用だからな!
いずれはエステルの専用もそうなる予定だ
俺の膝上はセリーヌとエステルのちびっ子二人ぐらいなら問題ない
「セリーヌ。いつも俺を励ましてくれてありがとう。さすが頼れる俺の慈愛の愛姫だ・・・愛している」
[ユウ様。セリーヌはいつでもユウ様の味方ですの。いつでも頼ってくださいですの・・・愛してますの]
そうして俺とセリーヌは見つめ合い、そのまま唇と唇を重ねた
セリーヌとのキスはプリンの味がしました
・・・これさっきのデザートだな
「プリンだな」
[!?]
口を押さえて顔を赤くしながら恥ずかしがっていたセリーヌはとてもキュートだった
その次は当然お嫁さん規則でサーシャともキスだ!
俺は隣に座るサーシャを抱き寄せ互いに見つめ合う
「サーシャ。大変だろうが新しい家族の面倒をよろしく頼む。こんなこと頼めるのは俺の愛しのメイドだけだ・・・愛している」
〔ユウジ様。ユウジ様のお役に立てることが私の喜びですから、どんなこともお任せください・・・愛しています〕
そうして俺とサーシャは見つめ合い、そのまま唇と唇を重ねた
サーシャとのキスもプリンの味がしました
・・・さっきのデザート。ま、まぁいいかな
「プリンだな」
〔!?〕
口を押さえて顔を真っ赤な林檎にしながら恥ずかしがっていたサーシャはとても可愛らしかった
さてと・・・俺は膝上にいるセリーヌを下ろし席を移動する
先程から羨ましそうな視線を送ってきていたのは分かっていた
いや、正確には色々な所からきているのだが・・・
サリーやらアイサやらアマリリスやら
サリーは前々から意識されていたのは分かっていた
しかし可愛い妹ぐらいにしか思えないから今回はスルー
アマリリスもよく気にかけてあげているせいか熱い眼差しを向けられることがある
しかしアマリリスは故郷の問題とかがあるから当然スルー
そして問題なのがアイサだ
最近少し色気づいてきたみたいでドキドキする
黙っていれば美人だから尚更だ
原因は武術大会の俺のねちねち発言みたいで変に意識されている
と、とりあえずスルーしとこう・・・
今はこいつらはいいんだよ!
こいつらの話はまた後ほどということにして・・・
俺は羨ましそうな視線を送ってきていた人物をそっと後ろから抱きしめ愛おしく語りかけた
「エステル。羨ましそうなのがバレバレだぞ?・・・もうみんなの前で気持ちを隠さなくてもいい。新しい家族が増えたしちょうどいい機会だ。俺はもう家族の前だからと言ってエステルとの仲を隠すことはもうしない。今後は家族の前でもエステルを恋人であり、嫁として扱う。絶対逃がさないからな?・・・愛している」
俺に抱きしめられたエステルは一瞬ビクッと体を震わせるも嬉しそうだ。だって耳が真っ赤になっているしな!
{お、お師匠様・・・妾もあい・・・大好きなのじゃ}
え~言い直しちゃったよ。まぁ仕方ないか。我慢、我慢
そうして俺とエステルは見つめ合い、そのまま唇と唇を重ねた
エステルとのキスもプリンの味がしました
・・・あれ?またデザート?
{プリンなのじゃ}
「!?」
セリーヌとサーシャのが移った!?
口を押さえて顔を淡いチェリー色にしながら恥ずかしがっていた俺はとても可愛らしかったでしょうか?
俺がエステルと苦笑していたその一方では・・・
[あにさま・・・]
[ユウジ殿・・・]
[ゴ主人・・・]
エステルを羨ましそうな目で見つめるサリーにアイサにアマリリス
(もの欲しそうな目で俺を見ないでくれ!お前達の話はまた今度だ!また今度!だから大人しくいい子で待っててくれ!)
俺達家族に新しい家族が加わった
そして少し変わった家族の日常
そしていつまでも変わることのない嫁達の日常
変わる日常と変わらない日常
それは俺とエステルの仲も同様だ
俺はもうエステルへの想いを誰にも隠さない
そしてそれはエステルも同様だろう
こうして俺のエステル攻略戦は『大きく前進』して幕を閉じた
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後書き
本章の主人公であるエステルを絡めながら
新米冒険者編を少しやっていこうかと思います
1話あたり10000文字はもしかして読むのが大変でしょうか?
感想お待ちしてます
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第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
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