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第2章
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次の日の午後。やっぱり、翠ちゃんはやってきた。そして、隠れるように・・あいつも。
「慎也 ぶどう お母さんが持って行けって 後で食べよー」と、翠ちゃんが言って居て、二人でお兄ちゃんの部屋にさっさと行ってしまった。
「何でー 蘭ちゃんち行くんちゃうの? どうしたのよー」
「俺の勝手だろー お前のトマトパンツのほうがいいからなー」
「あのねー お前って言い方、嫌だって言ったでしょ それに、ウチはいつまでもトマトじゃぁないわよー」
「おーおー 真珠様も 水玉に成長したかー」
「うー なんで パンツばっかり・・ あっ そうかー 好きなんだ そういうの」
「いいや 興味ないけど 真珠のだけは 可愛いからなー」
私、又、言葉が続かなくて、紅くなっていたと思う。水玉じゃぁなかったけど、なんか、見られているような・・。なんで、いつも、やり込められるんだろう。そうだ、あいつの弱み
「昨日は、みどりちゃんとお風呂 入ったんだよねー お姉ちゃんと・・」と、意地悪く言ってやったー
「ああー 入ったよ チ〇チ〇 丸出しでな」
「バカ そんなこと聞いてないわよ」私 ドギマギして・・。又、やられてしまった。なんでー・・
「バーカ もう、一緒に入ってないよ」
私達は、黙ったまま問題集をやり続けた。でも、私は、クソーと思いながらだった。そーしたら
「ハイ! 算数の宿題 完了」と、昂君がパタンと問題集を閉じた。
「えぇ― もう? ダッテサー まだ 何日も経ってないよ 終わったの―?」
「ああ 復習ばっかだからな へっちゃらな問題ばっか お前 まだなのか?」
「うん 半分ちょっと」
「そうかー まぁ まだ 日はあるから、じっくりやれよな 俺は、お前の部屋でも見物させてもらうよ」
「えぇー 何言ってるの― そんなこと・・ ダメー」
「じょーだんだよ お前の部屋なんて たぶん、臭くて入れないよ」
「あのねー 臭いって・・ お前って言うなって!」
私は、なんとなく、又、お兄ちゃんの部屋に行った。仲良く、寄り添って、宿題をやっているのか、翠ちゃんとお兄ちゃんの姿があった。
「どうかしたの? 真珠ちゃん 昂は?」
「うん 算数 終わったんだって お庭で遊んでいる」
「そう あの子 昔から、私と勉強しているから、今、6年生のことやっているんだよね だから、5年生のことなんかスラスラなんよ だから、ちょっとバカにしているところあるの でもね、真珠ちゃんのことは、小さい頃から、いつも、気にかけているみたいよ 素直に言えないで、歪んでいるとこあるけど・・まぁ 聞き流して、包んであげてね」
そうなのかー 私は、単純にうれしくなっていた。あいつー って思っていたら、だめなんかなぁー。そーいえば、小さい頃から、言葉ではやり込められていたけど、いじめられたりしたことは無かったし、一緒には遊ぶってことってなかったけど、いつも、側に居てくれていた。私、気づかなかったんだ。
そして、みんなで翠ちやんの持ってきたぶどうを食べてた時、翠ちゃんは昂君に
「昂 自分が終わったからって、勝手してないで、真珠ちゃんのも側に居て見ててあげなさいよ でないと、来た意味ないじゃあない 気になっているくせに・・ 恰好良い奴って、優しさも必要だよ あんたのは、恰好良く見せてるだけやからね 本当は、真珠ちゃんのことが好きなくせに・・ わかったぁ!」と、言って居た。
「なんも・・ こいつ 泣き虫で、どんくさいんだから・・」と、昂君は、お姉ちゃんには、あまり言い返せないみたいだ。
「だから 余計、あんたが、見ててあげるんでしょうがー 本当に・・わかってんのー」と、翠ちゃんは強かった。あんなに、萎んでいる昂君を見たのは初めてだった。
お兄ちゃん達が、部屋にいった後も、しばらく、昂君はじーとしてたので、私は見かねて
「昂君 ウチの部屋 見せてあげる」と、何てこと言ってしまったのだろう・・
部屋に入ると・・
「ウッ ピンク・・ アッ パンダパンツ」
「パンツじゃぁないわよ ぬいぐるみ!」
「アッ なんだ あのポスターみたいの ふーん お前の趣味ってあんなのなんだー」
「そっ そうよ ウチはあの人が恰好良いって思ってんの! ほっといてよー」
「だってよ もう、ずいぶん年のひとだろう? お酒の宣伝してる」
「だよ 知ってるの―」
「うん でも、これは、そうとう若い頃だよね お前 何で、こんな古い人知ってるの」
「なんでかなー 知ってるんだ でも、この感じが、あこがれる 今の感じも好感持ってるけどね」
「お前 やっぱり 変わってるなぁー そんなのって、馬鹿にされるんちゃうかー」
「良いの! 優しそうだし、包んでくれる感じが好き お前なんて言い方もしなさそうだし」
「お前・・悪かったなー もう、言わないよ 真珠でいいか?」
「うん それも 少し、抵抗あるけど・・ まぁ いいっか じゃあ ウチも 昂だよ や・く・そ・く」と、小指を絡ませていった。
「あとね 蘭ちゃんとふたり切りって嫌だ・・ ちゃうんだよー クラスも違うでしょ だから・・」と、又、なんてこと言いだしてしまったんだろう・・。
「わかったよ 真珠が嫌って言うんだっら 別に良いよ 俺は」
なんでか、ふたりは繋がってしまった。でも、心の底では望んでいたことだからー・・・。
「慎也 ぶどう お母さんが持って行けって 後で食べよー」と、翠ちゃんが言って居て、二人でお兄ちゃんの部屋にさっさと行ってしまった。
「何でー 蘭ちゃんち行くんちゃうの? どうしたのよー」
「俺の勝手だろー お前のトマトパンツのほうがいいからなー」
「あのねー お前って言い方、嫌だって言ったでしょ それに、ウチはいつまでもトマトじゃぁないわよー」
「おーおー 真珠様も 水玉に成長したかー」
「うー なんで パンツばっかり・・ あっ そうかー 好きなんだ そういうの」
「いいや 興味ないけど 真珠のだけは 可愛いからなー」
私、又、言葉が続かなくて、紅くなっていたと思う。水玉じゃぁなかったけど、なんか、見られているような・・。なんで、いつも、やり込められるんだろう。そうだ、あいつの弱み
「昨日は、みどりちゃんとお風呂 入ったんだよねー お姉ちゃんと・・」と、意地悪く言ってやったー
「ああー 入ったよ チ〇チ〇 丸出しでな」
「バカ そんなこと聞いてないわよ」私 ドギマギして・・。又、やられてしまった。なんでー・・
「バーカ もう、一緒に入ってないよ」
私達は、黙ったまま問題集をやり続けた。でも、私は、クソーと思いながらだった。そーしたら
「ハイ! 算数の宿題 完了」と、昂君がパタンと問題集を閉じた。
「えぇ― もう? ダッテサー まだ 何日も経ってないよ 終わったの―?」
「ああ 復習ばっかだからな へっちゃらな問題ばっか お前 まだなのか?」
「うん 半分ちょっと」
「そうかー まぁ まだ 日はあるから、じっくりやれよな 俺は、お前の部屋でも見物させてもらうよ」
「えぇー 何言ってるの― そんなこと・・ ダメー」
「じょーだんだよ お前の部屋なんて たぶん、臭くて入れないよ」
「あのねー 臭いって・・ お前って言うなって!」
私は、なんとなく、又、お兄ちゃんの部屋に行った。仲良く、寄り添って、宿題をやっているのか、翠ちゃんとお兄ちゃんの姿があった。
「どうかしたの? 真珠ちゃん 昂は?」
「うん 算数 終わったんだって お庭で遊んでいる」
「そう あの子 昔から、私と勉強しているから、今、6年生のことやっているんだよね だから、5年生のことなんかスラスラなんよ だから、ちょっとバカにしているところあるの でもね、真珠ちゃんのことは、小さい頃から、いつも、気にかけているみたいよ 素直に言えないで、歪んでいるとこあるけど・・まぁ 聞き流して、包んであげてね」
そうなのかー 私は、単純にうれしくなっていた。あいつー って思っていたら、だめなんかなぁー。そーいえば、小さい頃から、言葉ではやり込められていたけど、いじめられたりしたことは無かったし、一緒には遊ぶってことってなかったけど、いつも、側に居てくれていた。私、気づかなかったんだ。
そして、みんなで翠ちやんの持ってきたぶどうを食べてた時、翠ちゃんは昂君に
「昂 自分が終わったからって、勝手してないで、真珠ちゃんのも側に居て見ててあげなさいよ でないと、来た意味ないじゃあない 気になっているくせに・・ 恰好良い奴って、優しさも必要だよ あんたのは、恰好良く見せてるだけやからね 本当は、真珠ちゃんのことが好きなくせに・・ わかったぁ!」と、言って居た。
「なんも・・ こいつ 泣き虫で、どんくさいんだから・・」と、昂君は、お姉ちゃんには、あまり言い返せないみたいだ。
「だから 余計、あんたが、見ててあげるんでしょうがー 本当に・・わかってんのー」と、翠ちゃんは強かった。あんなに、萎んでいる昂君を見たのは初めてだった。
お兄ちゃん達が、部屋にいった後も、しばらく、昂君はじーとしてたので、私は見かねて
「昂君 ウチの部屋 見せてあげる」と、何てこと言ってしまったのだろう・・
部屋に入ると・・
「ウッ ピンク・・ アッ パンダパンツ」
「パンツじゃぁないわよ ぬいぐるみ!」
「アッ なんだ あのポスターみたいの ふーん お前の趣味ってあんなのなんだー」
「そっ そうよ ウチはあの人が恰好良いって思ってんの! ほっといてよー」
「だってよ もう、ずいぶん年のひとだろう? お酒の宣伝してる」
「だよ 知ってるの―」
「うん でも、これは、そうとう若い頃だよね お前 何で、こんな古い人知ってるの」
「なんでかなー 知ってるんだ でも、この感じが、あこがれる 今の感じも好感持ってるけどね」
「お前 やっぱり 変わってるなぁー そんなのって、馬鹿にされるんちゃうかー」
「良いの! 優しそうだし、包んでくれる感じが好き お前なんて言い方もしなさそうだし」
「お前・・悪かったなー もう、言わないよ 真珠でいいか?」
「うん それも 少し、抵抗あるけど・・ まぁ いいっか じゃあ ウチも 昂だよ や・く・そ・く」と、小指を絡ませていった。
「あとね 蘭ちゃんとふたり切りって嫌だ・・ ちゃうんだよー クラスも違うでしょ だから・・」と、又、なんてこと言いだしてしまったんだろう・・。
「わかったよ 真珠が嫌って言うんだっら 別に良いよ 俺は」
なんでか、ふたりは繋がってしまった。でも、心の底では望んでいたことだからー・・・。
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