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YouTuber怖い
しおりを挟むベテラン幽霊A:「ねぇ知ってる?」
:「また出たらしいよ」
:「ほらあの昔使われてたトンネルあるじゃん」
ベテラン幽霊B:「マジかこえーな」
:「俺らも近づかないようにしないと」
:「あそこ良いスポットだったけどな」
彼らはベテランの幽霊達、
今は廃墟化したホテルに住み着くっている。
そんな彼らは、たまに来る人達を驚かして暮らしている。
驚かすことが彼らの存在意義なのだ。
彼らにも恐ろしいものが存在する。
ベテラン幽霊C:「うわぁぁぁぁぁぁ。でた!」
:「YouTuberだ!」
:「おまえら逃げろーーー」
ベテラン幽霊A:「いよいよこのホテルともおさらばか、、、」
ベテラン幽霊B:「ああ、結構長かったな、、、」
若手幽霊A:「wwwww」
:「先輩たちなにビビってんすかw」
:「あんなのおいらに任せてもらえばいちころっすよw」
若手幽霊Aは先陣をきって驚かしに行った。
ベテラン幽霊A:「おい馬鹿やめろ!」
ベテラン幽霊B:「おまえはまだ新米だから奴らのことを分かってないんだ!」
若手幽霊A:「おっさきー」
:「くらえ、恐怖の人影+『でていけー(低音うなり声)』」
:「これ効かない奴なんていないっすよw」
YouTuberA:「出たーーーーーーーーーーーー」
YouTuberB:「やべぇ、ここマジやべえ」
若手幽霊A:「ほらなこんなもんすよ先輩方」
ドヤる若手幽霊A。
YouTuberA:「いったんカメラ止めて」
YouTuberB:「はいよ」
YouTuberA:「ここ当たりだな」
YouTuberB:「再生数楽しみっすねw」
YouTuberA:「草の根かき分けてでも探すんだ。分かってんな?」
YouTuberB:「おう、迫真の演技期待してますからねw」
テイクスタート
若手幽霊A:「あれ?もしかしてこいつらビビってないだと!?」
:「なら俺の本気を見せてやる」
:「「ポルターガイスト」」
YouTuberA:「今、確かに扉が勝手に締まりましたよね!!」
ガシャーン
YouTuberB:「こっちは急に皿が落ちてきた!!」
:「やべぇ!!」
YouTuberA:「やべぇやべぇ」
:「危険かもしれませんが、もっと奥まで進みます!」
YouTuberB:「もう帰ろーよー」
:「俺やだよー」
若手幽霊A:「こいつら、、、、」
:「微塵も驚いちゃーいねぇ」
:「おいらの存在意義が」
:「「「おいらのアイデンティティがーーーーーーーーーーーー」」
若手幽霊Aは強制的に成仏してしまった。
ベテラン幽霊A:「馬鹿野郎。だから言ったのに、、、、」
ベテラン幽霊B:「あいつらを甘くみているからだよ、、、、」
ベテラン幽霊C:「俺らも気を付けないと、、、、」
幽霊界隈でそのようなことになっていることを
私たちは知らないのであった。
応援ありがとうございます!
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