H・I・M・E ーactressー

誠奈

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第2章  scene1:教室

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 カメラに映らないように利かせた僕の睨みが功を奏したのか、のっそりとした動きで監督さんの背中が僕の視界から消え、今度は僕カメラが向けられる。

 大きな壁がなくなって、これで漸く相原さんの顔が見れる……と思った瞬間、突然僕の視界が激しく揺れ始め……

 「ひゃっ……、あんっ……、あ、あっ……、あぁっ……」

 僕は目を白黒させながら、小さな……そう悲鳴にも似た声を上げた。

 でもそれも最初だけ。
 相原さんが僕の腰を掴んで、緩急を付けながら腰を打ち付ける毎に、僕の口から零れる 声は どんどん甘さを増して行き……

 「あんっ、だめっ……、そんなに強く突いたら……、壊れちゃう……」

 普段の僕なら、絶対に恥ずかしくて言えない出来ない言葉(一応セリフなんだけどね)を口にしてしまう。


 だってね、相原さんのアレ・・ったら、太さは……まあ人並みだけど、超ロングじゃん?
 だから強く突かれると、僕のいっちばん奥に当たって、凄く気持ち良いの♡
 その証拠に……


 「凄いね、ビンビンじゃん」

 僕が揺らされる度に、カチコチに上向いた中心も同じように、上下左右にブルンブルンと揺れている。

 「いやっ、言わないでぇ……っ……」


 ううん、もっと言って?


 「触って欲しい?」
 「だめっ……、触らないでぇ……っ……」


 嘘……、本当は凄く触って欲しい。


 「じゃあ触らない」
 「あっ……、そんな……」


 いや、意地悪しないで……


 下腹部に溜まり始めた射精感をどうにかしたくて、僕は両手を中心に向かって伸ばす。でもその手は簡単に捉えられ……

 「誰が触って良いって言った?」
 「あっ……、だ、だって……ぇ……っ……」
 「君はさっき僕に《触るな》と言ったよね?」
 「あっ……」


 確かにそうだった……かも。


 「それに先生の許可なく触ったら…… 」


 触ったら……、どうなるの?


 「校則違反で停学処分だからね」
 「そ、そん……な……」


 それだけは絶対駄目!
 だって停学なんかになっちゃったら、その間は先生に会えないんでしょ?

 そんなの絶対に嫌!

 ……って、僕、完全に女子高生のスイッチ入っちゃったみたい♪
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