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第一章
アレスの研究レポート
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アレスさんの過去編です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔、俺は宮廷の財政管理官だった。口は当時から悪かったが、ちゃんと切り替えも出来たし、まあまあ人望もあったと思う。
その時に出来たプライベートな友達とメイドさんに声を掛けてみたり、先輩に悪戯したりと、実に充実した毎日を送っていた。
会計士というものの、実質、ただの税の収支管理者だったので暇だった。なんせ税の会計って年に二回しか無いから。
時間があった俺たちが一番ハマっていたのが、騎士団との訓練だ。
最初は興味本位だった。が、その内、騎士団の連中相手にどうしても一本取ってみたいと思うようになった。
数年頑張っていたら、いつの間にか騎士団最強の男になっていた。多分、センスが良かったのだろう。騎士団長が、俺を倒せたら次の騎士団長にしてやる、と本気で言う程度には強かった。
騎士団に馴染みすぎていたのだろう。なんで出動要請があったのに出なかったんですか、と新人の騎士に責められた時には苦笑いしか出なかった。
その頃になると、会計士のメンツも変わり、年配世代は大体が昇進して異動となり、期待の新人が入ってきた。
その時俺は、市井の女との恋の真っ最中だった。
俺も貴族とかではなかったから、結婚はすぐ出来た。その翌年には、子供も出来た。
可愛らしい女の子だった。俺たちは、その娘にアレーナ、という名前を付けた。
そんな幸せにうつつを抜かしていた俺だったから、宮廷での不穏な空気に気づけなかった。
同僚に呼ばれてやってきた酒屋では、最近会計士の仕事を辞めた連中が集まっていた。
そして皆が口をそろえて警告を発した。
曰く、『期待の新人、ジョシューに気をつけろ』と。
話によると、彼は出世欲が強いらしい。そのため、突っかかってきた人達を、ことごとく狡猾な罠に嵌めて退職させているという。未だにその被害者は増えており、現在、メンバーはたったの十人まで減ったそうだ。
馬鹿なことだ。そうしたら更に仕事が増えて負担が増えるだけなのに。
まああいつと声も交わしたことも無い俺は大丈夫だろう、
と、その時の俺は高を括っていた。
「アレス君、ちょっといいかね。」
会計士のトップのドレン子爵に呼ばれて来たのはとある個室。俺が中に入ると子爵はすぐに話を切り出した。
「最近君が不正をしていると言う話があるのだが本当かね?」
「えぇと・・・? すいません。何のことでしょうか?」
「とぼけるのかね。ははぁ、まあ君の思いも理解できる。我々の部署はちょっとのミスでもすぐに責任問題になるからね。隠したいだろう。だが、それでも偽装は良くない。」
「・・・・・すいません、ドレン子爵。本当に覚えがないのですが・・・・」
「まだしらばっくれるつもりか・・・・・・・呆れたものだな。」
「あの・・・ほんとに何もやっていないのですが・・・」
「言いたくなかったが・・・・・・これはジョシュー君が証言したことだ。」
血の気が引く。しかしそれは、子爵の勘違いを引き起こす原因となってしまった。
「それみたことか。やってたのではないか。」
「いえっ!!わたしはやってなどおりません!!」
結局俺は、仕事をクビになった。
妻にそのことを打ち開け、騎士団に鍛えてもらった経験を生かして冒険者になるという意思を伝えた俺が掛けて貰ったのは、
「使えない・・・・・」
その一言だった。
思わず妻の顔を二度見する。
「あんたが金持ちだって聞いたから媚び売ってたっていうのに、もうその必要も無いな。この家も
娘もアタシが貰う。あんたは出て行きな!!」
そこで初めて、俺は目の前が真っ暗になった。
確かに冒険者は宮廷会計士に比べて収入が安定しているわけではない。だが俺には、それが出来る絶対なる自信があった。しかしその自信ももう、妻に見放されたことで無用の長物と化した。
悲しかった。悔しかった。なんであの時・・・と、何度も後悔した。
結局その日は、手持ちの全財産で買った酒を、ひたすら飲んでいた。
ふと横を見ると、奇怪な雰囲気を纏わせる男が座っている。
全身をくすんだマントで包み、目深にフードを被ったその姿は、酒場にはよくありふれた格好ではあった。しかしどうしてか俺は、そいつの事が気になり、思わず、話しかけてしまった・・・・・・
・・・・・・それがお頭との運命の出会いであった。
その場のノリでお頭について行くことを決心した俺は、あれやこれやという間に、気付けば副リーダーの座に納まっていた。
それから早五年。築けば義賊として名を馳せるようになったが、俺たちの心は何故か空っぽだった。
いや、理由は分かっていた。分かってはいたが、俺たちではどうすることも出来ない問題だった。
・・・・・・・・そんな折に俺たちは、姫さんと出会った。
初めて姫さんに会った時のあの衝撃は忘れられない。なるで、おとぎ話などから出てきたような可愛らしい容姿をしていたのだ。
どちらかと言えば、芸術品的なニュアンスを感じた。
姫さんに説得され、ついて行くと、更に驚いた。めちゃくちゃ広い建物に、たくさんの見たことのない商品。彼女一人で店を経営してると聞いたときにゃあそりゃあたまげたね。
そして、姫さんは俺たちが思っている以上にハイスペックだった。
料理も旨いし、家事全般も完璧。俺たちの住みやすい環境をひたすら維持してくれた。
・・・・・・・・・・・・・・また、姫さんはひたすら俺らをしごき上げた。
いや、本当に辛かった。
姫さんがいきなり「ではこれからメリーズ・ブートキャンプを始める!!」と言い出してからというもの、ほぼ毎日しごかれ通しだったからな。まさかあんなに鬼軍曹だったとは知らなかった。ジュードーやカラテ、アイキドーなんていうのも徹底的に覚えた。あれは楽しかった。周りはみんな死んでいたが。
そのころになると、誰もが疑問を抱くようになった。
『姫さんとは一体何者なるか?』
まずめっちゃ可愛いし、博識だし、武道でも俺たちが束になっても敵わないぐらいだし、なにより家事もメイド顔負けの出来だ。
それに、謎の生命体も召喚できる。姫さんよりも小っさい女の子だったんだが、翼が生えていた。
ちなみになんで姫さんの実力が分かるのかといえば・・・・・・それはザッツとローリーが原因だ。
あるとき、姫さんがふと言ったのだ。
「私に一撃でも入れられたら、胸でもお尻でも好きな所揉ませてあげるのに、いやむしろ、舐めるぐらいは黙認してあげるのに・・・」
それを聞いたあのロリコンコンビは奮闘。王国軍顔負けの作戦指揮を行い、幾度となく姫さんに襲撃をかけた。
結局彼らは自分の実力不足を痛感して、今まで以上に訓練に力を入れるようになった。
今思えば、あれは二人をまじめに訓練に参加させる為の布石だったのではないか、と思っている。
あの人は決してそうだとは頷かなかったが・・・・・・・・
思えば、姫さんと出会ってからは毎日が充実している。
衣食住は行き届いているし、給料だってもらえている。
そういえば団長も変わったなぁ、と思った。あの鉄仮面に表情が戻ってきている。
他にも、闇を抱えていた団員が笑顔を見せているのを時々見かける。
しかし、それを見ていると、ちょっと姫さんの好意に甘えすぎている気がした。
あれからもう四年の月日が経っている。そろそろ彼女に恩返しをしないと・・・・・・・
そう思った。
*****************
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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昔、俺は宮廷の財政管理官だった。口は当時から悪かったが、ちゃんと切り替えも出来たし、まあまあ人望もあったと思う。
その時に出来たプライベートな友達とメイドさんに声を掛けてみたり、先輩に悪戯したりと、実に充実した毎日を送っていた。
会計士というものの、実質、ただの税の収支管理者だったので暇だった。なんせ税の会計って年に二回しか無いから。
時間があった俺たちが一番ハマっていたのが、騎士団との訓練だ。
最初は興味本位だった。が、その内、騎士団の連中相手にどうしても一本取ってみたいと思うようになった。
数年頑張っていたら、いつの間にか騎士団最強の男になっていた。多分、センスが良かったのだろう。騎士団長が、俺を倒せたら次の騎士団長にしてやる、と本気で言う程度には強かった。
騎士団に馴染みすぎていたのだろう。なんで出動要請があったのに出なかったんですか、と新人の騎士に責められた時には苦笑いしか出なかった。
その頃になると、会計士のメンツも変わり、年配世代は大体が昇進して異動となり、期待の新人が入ってきた。
その時俺は、市井の女との恋の真っ最中だった。
俺も貴族とかではなかったから、結婚はすぐ出来た。その翌年には、子供も出来た。
可愛らしい女の子だった。俺たちは、その娘にアレーナ、という名前を付けた。
そんな幸せにうつつを抜かしていた俺だったから、宮廷での不穏な空気に気づけなかった。
同僚に呼ばれてやってきた酒屋では、最近会計士の仕事を辞めた連中が集まっていた。
そして皆が口をそろえて警告を発した。
曰く、『期待の新人、ジョシューに気をつけろ』と。
話によると、彼は出世欲が強いらしい。そのため、突っかかってきた人達を、ことごとく狡猾な罠に嵌めて退職させているという。未だにその被害者は増えており、現在、メンバーはたったの十人まで減ったそうだ。
馬鹿なことだ。そうしたら更に仕事が増えて負担が増えるだけなのに。
まああいつと声も交わしたことも無い俺は大丈夫だろう、
と、その時の俺は高を括っていた。
「アレス君、ちょっといいかね。」
会計士のトップのドレン子爵に呼ばれて来たのはとある個室。俺が中に入ると子爵はすぐに話を切り出した。
「最近君が不正をしていると言う話があるのだが本当かね?」
「えぇと・・・? すいません。何のことでしょうか?」
「とぼけるのかね。ははぁ、まあ君の思いも理解できる。我々の部署はちょっとのミスでもすぐに責任問題になるからね。隠したいだろう。だが、それでも偽装は良くない。」
「・・・・・すいません、ドレン子爵。本当に覚えがないのですが・・・・」
「まだしらばっくれるつもりか・・・・・・・呆れたものだな。」
「あの・・・ほんとに何もやっていないのですが・・・」
「言いたくなかったが・・・・・・これはジョシュー君が証言したことだ。」
血の気が引く。しかしそれは、子爵の勘違いを引き起こす原因となってしまった。
「それみたことか。やってたのではないか。」
「いえっ!!わたしはやってなどおりません!!」
結局俺は、仕事をクビになった。
妻にそのことを打ち開け、騎士団に鍛えてもらった経験を生かして冒険者になるという意思を伝えた俺が掛けて貰ったのは、
「使えない・・・・・」
その一言だった。
思わず妻の顔を二度見する。
「あんたが金持ちだって聞いたから媚び売ってたっていうのに、もうその必要も無いな。この家も
娘もアタシが貰う。あんたは出て行きな!!」
そこで初めて、俺は目の前が真っ暗になった。
確かに冒険者は宮廷会計士に比べて収入が安定しているわけではない。だが俺には、それが出来る絶対なる自信があった。しかしその自信ももう、妻に見放されたことで無用の長物と化した。
悲しかった。悔しかった。なんであの時・・・と、何度も後悔した。
結局その日は、手持ちの全財産で買った酒を、ひたすら飲んでいた。
ふと横を見ると、奇怪な雰囲気を纏わせる男が座っている。
全身をくすんだマントで包み、目深にフードを被ったその姿は、酒場にはよくありふれた格好ではあった。しかしどうしてか俺は、そいつの事が気になり、思わず、話しかけてしまった・・・・・・
・・・・・・それがお頭との運命の出会いであった。
その場のノリでお頭について行くことを決心した俺は、あれやこれやという間に、気付けば副リーダーの座に納まっていた。
それから早五年。築けば義賊として名を馳せるようになったが、俺たちの心は何故か空っぽだった。
いや、理由は分かっていた。分かってはいたが、俺たちではどうすることも出来ない問題だった。
・・・・・・・・そんな折に俺たちは、姫さんと出会った。
初めて姫さんに会った時のあの衝撃は忘れられない。なるで、おとぎ話などから出てきたような可愛らしい容姿をしていたのだ。
どちらかと言えば、芸術品的なニュアンスを感じた。
姫さんに説得され、ついて行くと、更に驚いた。めちゃくちゃ広い建物に、たくさんの見たことのない商品。彼女一人で店を経営してると聞いたときにゃあそりゃあたまげたね。
そして、姫さんは俺たちが思っている以上にハイスペックだった。
料理も旨いし、家事全般も完璧。俺たちの住みやすい環境をひたすら維持してくれた。
・・・・・・・・・・・・・・また、姫さんはひたすら俺らをしごき上げた。
いや、本当に辛かった。
姫さんがいきなり「ではこれからメリーズ・ブートキャンプを始める!!」と言い出してからというもの、ほぼ毎日しごかれ通しだったからな。まさかあんなに鬼軍曹だったとは知らなかった。ジュードーやカラテ、アイキドーなんていうのも徹底的に覚えた。あれは楽しかった。周りはみんな死んでいたが。
そのころになると、誰もが疑問を抱くようになった。
『姫さんとは一体何者なるか?』
まずめっちゃ可愛いし、博識だし、武道でも俺たちが束になっても敵わないぐらいだし、なにより家事もメイド顔負けの出来だ。
それに、謎の生命体も召喚できる。姫さんよりも小っさい女の子だったんだが、翼が生えていた。
ちなみになんで姫さんの実力が分かるのかといえば・・・・・・それはザッツとローリーが原因だ。
あるとき、姫さんがふと言ったのだ。
「私に一撃でも入れられたら、胸でもお尻でも好きな所揉ませてあげるのに、いやむしろ、舐めるぐらいは黙認してあげるのに・・・」
それを聞いたあのロリコンコンビは奮闘。王国軍顔負けの作戦指揮を行い、幾度となく姫さんに襲撃をかけた。
結局彼らは自分の実力不足を痛感して、今まで以上に訓練に力を入れるようになった。
今思えば、あれは二人をまじめに訓練に参加させる為の布石だったのではないか、と思っている。
あの人は決してそうだとは頷かなかったが・・・・・・・・
思えば、姫さんと出会ってからは毎日が充実している。
衣食住は行き届いているし、給料だってもらえている。
そういえば団長も変わったなぁ、と思った。あの鉄仮面に表情が戻ってきている。
他にも、闇を抱えていた団員が笑顔を見せているのを時々見かける。
しかし、それを見ていると、ちょっと姫さんの好意に甘えすぎている気がした。
あれからもう四年の月日が経っている。そろそろ彼女に恩返しをしないと・・・・・・・
そう思った。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
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