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第11話 寂れる理由が判ったような気がした。
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初心者ダンジョン通称「青葉」にエントリーした。
ダンジョンは、持ち物だったら何でも良いから祭壇にお供えしたら、お供えした物の情報内でランダムでダンジョン内部の構造が構築される。
祭壇は一つしか無く、多くのキャラが集まると順番待ちとか有る。
「利用者は数えるほどしか居ませんので、誰も居ませんでしたら自由にお使いください。」
「はぁ・・・」
「エントリーされましたので、以後は役場の裏口から自由に出入りして頂いて良いですよ。」
と祭壇のもう一つの扉のロックが解かれる。
「また、エントリー出来ていない人をご案内できない仕様となっていますので、エントリーがお済みで無い方がご利用を頂く場合は、表の窓口からエントリーして頂いてくようにしてください。」
「解りました。」
「では、説明は以上となります。ご質問は有りますか?」
「ダンジョン内に手に入った物の所有権は?」
「ダンジョン構築者の物になります。パーティーでの参加の際は事前に配分を決められることをお勧めしています。他にご質問は?」
「そこはお約束かぁ。今は有りませんが、後日質問の場合は何処でお聞きしたら良いでしょうか?」
「表の窓口で良いです。」
「解りました。今のところは以上です。」
「では快適なライフを楽しんでください。」
と言って係のタタラさんはダンジョン祭壇ある部屋から出て行った。
タタラさんの姿が見えなくなってから祭壇に1cを献げる。
お金がダメというわけでは無い何だって良い、持ち物だったら何でもよく、使いつぶされた剣だった物でもOKなのだ。
祭壇は、お供え物に反応し景色が変わった。
正確には、自分がダンジョン内に移動したのだ。
このゲームの全ての共通仕様で有り此処だけのシステムでは無い。
ただ、その地にあったダンジョンが構築されるし出現するモンスターも違う。
ダンジョン内は洞窟的では無く石の遺跡建築物的なダンジョンであった。
ダンジョンを彷徨き始める。
フロアごとに区切りを付けられており、モンスターが居るフロアが在ったりなかったり、出てくるモンスターは弱く出てくる数も少ない。
助かる。
複雑な構造では無く、分岐点も無いただ一直線であった。
出てくるモンスターは、スライムかネズミで有った。
「まだまだ一撃で倒せないから、時間が掛かるな。」
ほんとに、そろそろ攻撃用のスキルを獲得したい。
獲得できるまで、気長にダンジョンライフを楽しむしか無いな。
「何が始めに手には入るか楽しみだ。」
初心者でネットで言われている手に入る主なスキルは打撃、斬撃もしくは一閃を手に入る。
それのどれかと思っていた。
次の部屋は今まで潜ってきてドアを違い重厚な石のドワ?門?・・・ドアと門の中間的な扉であった。
「今までが、木製ドアだったことに違和感を感じる事が無かったのは何故?」
違和感仕事しろ!
運営の方が良い仕事をしたのだろう・・・きっとそうだ・・・。
気をとし直して、改めてそれを見る。
「きっとボス部屋なんだろうなー。」
一先ず持ち物をチェックする。
回復に必要なポーション(アトリエから餞別として貰った分)は、少し使ったが十分に残っている。
自然回復を重点的に使っていたからの余裕があるのだ。
武器や防具を見てみる。
武器はやはり耐久値が落ちていたので、手入れをする。
防具の方も手入れをしたかったが、原材料が無いし手入れの仕方も解らないので、そのままにするしか無かった。
「ダンジョンから出たら、まず先に防具をどうにかするか・・・」
基本防具頼みの防御では無く、回避を重点に置いているからゴツゴツした物は要らないが、どうしても床とか壁とかに体当たりする時があるから、その分の防御力がある分は欲しいところである。
こんな感じでチェックは終わり、再び扉に向き合う。
*
「あ・・・アレはあんまりだ・・・むごい・・・・」
見事ボスを倒しダンジョンクリアーしダンジョンから出てきたのだが、あまりにも非道かった。
思わぬ非道さに一言出た。
「ああ・・・初心者よ、この程度で運営の悪意を示すとは情けない。」
「誰だよ!お前!!」
下見向いていた目線を上に向けてみる。
初級レベルであるが防具一式(組織様式には揃っていないが)揃っているパーティーが居た。
「イラッとくる某レトロRPGゲームの王様発言をマネ発言したのは誰だ!」
「意外とレトロ的なネタまで知っているとは!?実年齢が実に興味深い!」
「お前かー!」
と言って、空き瓶を投げつけた。
空き瓶の重心は見た目以上にズレており、以外と狙ったように投げることは出来ない。
受け止められる想定で投げたのだが、顔面に正確に言うと額に当たり、砕け散った。
「目が!ってか顔がー顔がー!」
少し悪いと思ったが、思って以上にすっきりした。
「思った以上にストレスを感じていたか・・・助かったよ。」
「非常に理不尽と感じるのは俺の気のせいか!?」
この間、彼の仲間は誰一人として助けては居ない。
また、HPも下がっているらしいはずなのだが、回復の手助けもしていなかった。
「リーダーに変わりまして、馬鹿の馬鹿をお詫びします。」
「いえいえ、お陰で助かりました。一人で動いていると意外と解らないことがあるのだと実感しました。」
「そう言って頂けると助かります。あ、自己紹介がまだでしたね、コマと言います、主に回復担当です。」
「遊撃のユッチだよ。」
「前線攻撃担当のアルドだ。因みにこの馬鹿はパーティーリーダーのダイトだ。」
「ばかばか言うな-!」
「ソロのカキヤだ。気づいていると思うが、例のスライムの一件あれだ。」
ダンジョンは、持ち物だったら何でも良いから祭壇にお供えしたら、お供えした物の情報内でランダムでダンジョン内部の構造が構築される。
祭壇は一つしか無く、多くのキャラが集まると順番待ちとか有る。
「利用者は数えるほどしか居ませんので、誰も居ませんでしたら自由にお使いください。」
「はぁ・・・」
「エントリーされましたので、以後は役場の裏口から自由に出入りして頂いて良いですよ。」
と祭壇のもう一つの扉のロックが解かれる。
「また、エントリー出来ていない人をご案内できない仕様となっていますので、エントリーがお済みで無い方がご利用を頂く場合は、表の窓口からエントリーして頂いてくようにしてください。」
「解りました。」
「では、説明は以上となります。ご質問は有りますか?」
「ダンジョン内に手に入った物の所有権は?」
「ダンジョン構築者の物になります。パーティーでの参加の際は事前に配分を決められることをお勧めしています。他にご質問は?」
「そこはお約束かぁ。今は有りませんが、後日質問の場合は何処でお聞きしたら良いでしょうか?」
「表の窓口で良いです。」
「解りました。今のところは以上です。」
「では快適なライフを楽しんでください。」
と言って係のタタラさんはダンジョン祭壇ある部屋から出て行った。
タタラさんの姿が見えなくなってから祭壇に1cを献げる。
お金がダメというわけでは無い何だって良い、持ち物だったら何でもよく、使いつぶされた剣だった物でもOKなのだ。
祭壇は、お供え物に反応し景色が変わった。
正確には、自分がダンジョン内に移動したのだ。
このゲームの全ての共通仕様で有り此処だけのシステムでは無い。
ただ、その地にあったダンジョンが構築されるし出現するモンスターも違う。
ダンジョン内は洞窟的では無く石の遺跡建築物的なダンジョンであった。
ダンジョンを彷徨き始める。
フロアごとに区切りを付けられており、モンスターが居るフロアが在ったりなかったり、出てくるモンスターは弱く出てくる数も少ない。
助かる。
複雑な構造では無く、分岐点も無いただ一直線であった。
出てくるモンスターは、スライムかネズミで有った。
「まだまだ一撃で倒せないから、時間が掛かるな。」
ほんとに、そろそろ攻撃用のスキルを獲得したい。
獲得できるまで、気長にダンジョンライフを楽しむしか無いな。
「何が始めに手には入るか楽しみだ。」
初心者でネットで言われている手に入る主なスキルは打撃、斬撃もしくは一閃を手に入る。
それのどれかと思っていた。
次の部屋は今まで潜ってきてドアを違い重厚な石のドワ?門?・・・ドアと門の中間的な扉であった。
「今までが、木製ドアだったことに違和感を感じる事が無かったのは何故?」
違和感仕事しろ!
運営の方が良い仕事をしたのだろう・・・きっとそうだ・・・。
気をとし直して、改めてそれを見る。
「きっとボス部屋なんだろうなー。」
一先ず持ち物をチェックする。
回復に必要なポーション(アトリエから餞別として貰った分)は、少し使ったが十分に残っている。
自然回復を重点的に使っていたからの余裕があるのだ。
武器や防具を見てみる。
武器はやはり耐久値が落ちていたので、手入れをする。
防具の方も手入れをしたかったが、原材料が無いし手入れの仕方も解らないので、そのままにするしか無かった。
「ダンジョンから出たら、まず先に防具をどうにかするか・・・」
基本防具頼みの防御では無く、回避を重点に置いているからゴツゴツした物は要らないが、どうしても床とか壁とかに体当たりする時があるから、その分の防御力がある分は欲しいところである。
こんな感じでチェックは終わり、再び扉に向き合う。
*
「あ・・・アレはあんまりだ・・・むごい・・・・」
見事ボスを倒しダンジョンクリアーしダンジョンから出てきたのだが、あまりにも非道かった。
思わぬ非道さに一言出た。
「ああ・・・初心者よ、この程度で運営の悪意を示すとは情けない。」
「誰だよ!お前!!」
下見向いていた目線を上に向けてみる。
初級レベルであるが防具一式(組織様式には揃っていないが)揃っているパーティーが居た。
「イラッとくる某レトロRPGゲームの王様発言をマネ発言したのは誰だ!」
「意外とレトロ的なネタまで知っているとは!?実年齢が実に興味深い!」
「お前かー!」
と言って、空き瓶を投げつけた。
空き瓶の重心は見た目以上にズレており、以外と狙ったように投げることは出来ない。
受け止められる想定で投げたのだが、顔面に正確に言うと額に当たり、砕け散った。
「目が!ってか顔がー顔がー!」
少し悪いと思ったが、思って以上にすっきりした。
「思った以上にストレスを感じていたか・・・助かったよ。」
「非常に理不尽と感じるのは俺の気のせいか!?」
この間、彼の仲間は誰一人として助けては居ない。
また、HPも下がっているらしいはずなのだが、回復の手助けもしていなかった。
「リーダーに変わりまして、馬鹿の馬鹿をお詫びします。」
「いえいえ、お陰で助かりました。一人で動いていると意外と解らないことがあるのだと実感しました。」
「そう言って頂けると助かります。あ、自己紹介がまだでしたね、コマと言います、主に回復担当です。」
「遊撃のユッチだよ。」
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