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本編
ぽんぽこプリンターと情報の矢
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「……やっぱり、ヴェルシュトラだよな。あいつら、ほんと変わんねぇな」
重い声が、扉越しに静かに響いた。
扉を押し開けて入ってきたブラスは、無造作に手にした紙束を机の上に放り出す。
「これ見ろよ。噂の出どころ、やっぱりあいつらだった」
机に投げ出された一枚の張り紙には、ヴェルシュトラ統制局による“警告文”が記されていた。
“模倣スキルは危険”“無許可流通”“反秩序集団”——どれも、事実とはかけ離れているが、人々の心を揺さぶるには十分だった。
「せっかく少しずつ信用築いてきたのに、こういう手で潰しにくるとはな……ほんと芸がねぇ」
ブラスは呆れたように言いつつも、その言葉の奥に、じわりと滲む苛立ちを隠せなかった。
だが、クラフトはそれを一瞥しただけで、静かに言った。
「……関係ない。俺たちのやるべきことをやるだけだ」
まるで風に当たった葉のように、微動だにしないその声に、ブラスは大きくため息をついた。
「……そう言うと思ったぜ。ほんと、お前ってやつは……」
ブラスは呆れたように笑うが、その眉間には深いしわが刻まれていた。
一方で、隣にいたリリーは不安げにクラフトの横顔を見つめていた。
ふと視線をそらし、部屋の窓際で外を眺めているキールへと歩み寄る。
「……キール、クラフトになんとか言ってよ」
その声には、叱るでも責めるでもなく、ただ静かな焦りがにじんでいた。
キールは窓の外、風にたなびく広場の旗を見つめたまま、小さく笑った。
「情報は怖いですからね。薬にもなれば、毒にもなる」
「……何考えてるの?」
リリーはクラフトから距離を取り、キールの隣に立つ。
その問いかけに、キールは目を細めて、にこりと微笑んだ。
キールはリリーの方へゆっくり視線を向けた。
「リリー、ちょっと作ってもらいたいものがあるのですが——」
その先の言葉は、ごく控えめな声で囁かれた。
リリーは一瞬、きょとんとした顔で彼を見つめ返す。
「……え、それ、作るのはたぶんできるけど……どうやって使うの?」
キールのその笑みは、どこか楽しんでいるようで、けれど真剣さを滲ませていた。
クラフトが信じて突き進むなら——キールは、別のやり方で道を整えようとしていた。
それから一週間が過ぎた。
ヴェルシュトラによる“情報操作”の影響は確実に広がりつつあった。
その日、拠点の一角にある作業室に、キールが静かに足を踏み入れた。ローブを軽くまくり、整然と並んだ金属板を一瞥すると、小さく笑みを浮かべた。
「こちらの手札も見ずに情報戦とは、つくづく悪手ですね」
誰に聞かせるでもない独り言。だが、その声音には薄氷のような冷たさがあった。
「……正面から戦いたいクラフトは、きっと眉をひそめるでしょうね」
キールは静かに笑い、ペンを指先で転がした。
「でも、正道だけじゃ届かない場所があるのも事実です。彼の目指す理想を守るには——こういう影も、必要になる」
窓の外に目をやりながら、淡々と続ける。
「……それに、ヴェルシュトラには償ってもらわなければならない。リディアの命を、弄んだその報いを」
その目は笑っていなかった。
「おーい、持ってきたぞー!」
陽気な声とともに扉が開き、ブラスが大きな木箱を抱えて入ってきた。
中身の重さを物語るように、床板がぎしりと軋む。だが、運んでいる本人の足取りに疲れの色はない。
まるで道ばたの石でも拾ってきたかのように、ブラスは木箱を軽々と床に降ろす。
「これが……例のアレだ」
「助かりました」
キールが微笑むと、ブラスは額の汗をぬぐいながら床に機械をどすんと置いた。木製の外殻に金属のパーツが所々組み込まれているその物体は、どこかいびつだが力強い存在感を放っていた。
「言われた通りに作ったけど……」
後ろから現れたリリーが、袖をまくりながら機械の脇にしゃがみこむ。
「これ、ほんとに使うの?」
「ええ。少々、お待ちください」
キールは手元の紙を取り出し、一本のペンを走らせ始めた。
その様子を、ブラスとリリーは黙って見守る。
キールは書き終えた紙を丁寧に持ち上げ、作業台に置かれていた金属板の上に静かに重ねた。
「では、始めます」
その言葉と同時に、指先に微細な魔力が走る。
彼の掌から立ち上った淡い光が、紙のインク部分だけをなぞるように浮かび上がった。
《液体感知》《範囲指定》《彫刻》——
三つのスキルが、精密な同調によって一つの動きへと収束していく。
微かな振動とともに、金属板の表面に細かな彫り跡が現れ始めた。
一文字、一文字。紙に書かれた文章が、そのまま金属に刻まれていく。
やがて光が静かに収まり、キールは紙をそっと剥がした。
そこには、驚くほど鮮明な文字の列が浮かび上がっていた。
筆跡のかすれすら忠実に再現されたその原版は、もはや芸術品の域だった。
「《液体感知》でインクだけを読み取り、
《範囲指定》でそれ以外を除外、
そして《彫刻》で文字の形状だけを掘り込む——
この三つを同調発動すれば、原版が作れるんです」
キールが淡々と説明する横で、ブラスが金属板を手に取り、じっと見つめていた。
「……おいおい、こいつはすげえな。綺麗に文字が彫刻されてる……けど、これが何なんだ??」
木の床に響く彼の声は、素朴な驚きそのものだった。
「そういうことだったのね!」
リリーの目がぱっと輝いた。
機械の仕組みに合点がいったのだろう。
軽やかに装置のそばへと駆け寄ると、両手で金属板の原版を持ち上げ、慎重に機械の心臓部へと差し込んだ。
「原版、セットするわ!」
すぐに魔力を注ぎ込むと、内部の魔導石が柔らかく光り始める。
まっさらな紙がローラーに吸い込まれ、金属板の上にぴたりと重なった。
ぎゅ、と小さな音を立てて原版が紙に押しつけられ、次の瞬間には、文字が鮮やかに印字された紙が流れ出てくる。
そのまま機械の後部へと運ばれ、温風のような魔力に包まれた空間を通り抜け、乾いた状態で排出された。
「……おいおい、何だこりゃ」
ブラスが目を丸くして印字された紙を手に取った。
「これ、さっきの紙の……コピーか? 一枚ずつ、そっくりそのまま刷られてるぞ」
「ええ、魔導石を使った機械、つまり“魔道具”ですね」
「……同調発動で三つのスキルを同時に使うなんて、今まで考えもしなかったぞ」
ブラスがを刷り上がる紙を見ながら、ぽつりと呟く。
キールが微笑む。
「だからこそ、魔導石は“時代を変える”技術なんです」
「スキルの選択が、生き方そのものだった時代に……“余ったスキル”という発想は、誰にもなかったんです」
「リリー、さすがです。完璧な仕上がりですね」
「ふふん、当然よ!」
誇らしげに胸を張ったリリーが、得意げに説明を始める。
「仕組みは案外シンプルなの。《回転》スキルで動力を取って紙をローラーで送って、途中でインクも塗ってるのよ」
指先で機械のパーツを示しながら、リズムよく語るその様子はまるで先生のようだった。
「でも原版を紙に押しつける力は、《回転》だけじゃ無理があるから——《浮遊》スキルで原版を一瞬だけ持ち上げて、上から下ろして“押し”てるの」
「ほう……で、乾かすのも?」
「もちろん《乾燥》スキルで仕上げるわ。濡れたままじゃ使えないでしょ」
まるで自慢の玩具を語るように、リリーは機械を撫でながら言った。
だがその笑顔の裏には、緻密な設計と試行錯誤の成果がにじんでいた。
紙が一枚、また一枚と機械から吐き出されていく様子を眺めながら、キールは感慨深げに呟いた。
「……文章が、版によってまるで命を吹き込まれるように生まれていく。まさに情報の再誕ですね。
この魔道具、名付けるなら“活版印刷機”といった——」
だがその詩的な命名にリリーが遮る。
「違うわよ。ぽんぽこプリンターよ!」
キールの眉がぴくりと動く。
「……えっ?」
「ぽんぽこプリンター!」
リリーは真顔で二度言った。得意げに。
キールはこめかみに手を当て、ぐっと目を閉じる。
「……私は詩的な意味合いを……伝統と機能美を踏まえて……」
「ちゃんと意味はあるのよ。“ぽんぽこ”っていうのは、連続的な作動音の擬音。ぽん、ぽこ、ぽん、ぽこ……この機械が一枚ずつ印刷していくときのリズムと完璧に一致してるの!」
キールが反射的に口を開きかけるが、リリーは手を上げて制する。
「それに“ぽこ”は、紙が一枚ずつ出てくるリズムの音。ぽん、ぽこ、ぽん、ぽこ……って。繰り返しがあると、機械の動作そのものがイメージできるし、音と動作の一致はユーザー体験の質を上げるわ!」
「……ユーザー?」
「そう!さらに“ぽんぽこ”って言葉は響きが柔らかくて親しみやすいし、呼ぶだけで何だか愛着が湧く。使う人が“好き”になってくれないと感情値が上昇しないの。これは感情設計の話」
「……なんですかその“感情値”というのは」
「つまり、魔道具は可愛いと使いたくなる。使いたくなると普及率が上がる。普及率が上がると情報が広がる。ということは、“可愛い=情報伝播効率の最適化”という方程式が成立するのよ」
キールは沈黙した。頭を抱えた。だが、リリーは満足げだった。
重い声が、扉越しに静かに響いた。
扉を押し開けて入ってきたブラスは、無造作に手にした紙束を机の上に放り出す。
「これ見ろよ。噂の出どころ、やっぱりあいつらだった」
机に投げ出された一枚の張り紙には、ヴェルシュトラ統制局による“警告文”が記されていた。
“模倣スキルは危険”“無許可流通”“反秩序集団”——どれも、事実とはかけ離れているが、人々の心を揺さぶるには十分だった。
「せっかく少しずつ信用築いてきたのに、こういう手で潰しにくるとはな……ほんと芸がねぇ」
ブラスは呆れたように言いつつも、その言葉の奥に、じわりと滲む苛立ちを隠せなかった。
だが、クラフトはそれを一瞥しただけで、静かに言った。
「……関係ない。俺たちのやるべきことをやるだけだ」
まるで風に当たった葉のように、微動だにしないその声に、ブラスは大きくため息をついた。
「……そう言うと思ったぜ。ほんと、お前ってやつは……」
ブラスは呆れたように笑うが、その眉間には深いしわが刻まれていた。
一方で、隣にいたリリーは不安げにクラフトの横顔を見つめていた。
ふと視線をそらし、部屋の窓際で外を眺めているキールへと歩み寄る。
「……キール、クラフトになんとか言ってよ」
その声には、叱るでも責めるでもなく、ただ静かな焦りがにじんでいた。
キールは窓の外、風にたなびく広場の旗を見つめたまま、小さく笑った。
「情報は怖いですからね。薬にもなれば、毒にもなる」
「……何考えてるの?」
リリーはクラフトから距離を取り、キールの隣に立つ。
その問いかけに、キールは目を細めて、にこりと微笑んだ。
キールはリリーの方へゆっくり視線を向けた。
「リリー、ちょっと作ってもらいたいものがあるのですが——」
その先の言葉は、ごく控えめな声で囁かれた。
リリーは一瞬、きょとんとした顔で彼を見つめ返す。
「……え、それ、作るのはたぶんできるけど……どうやって使うの?」
キールのその笑みは、どこか楽しんでいるようで、けれど真剣さを滲ませていた。
クラフトが信じて突き進むなら——キールは、別のやり方で道を整えようとしていた。
それから一週間が過ぎた。
ヴェルシュトラによる“情報操作”の影響は確実に広がりつつあった。
その日、拠点の一角にある作業室に、キールが静かに足を踏み入れた。ローブを軽くまくり、整然と並んだ金属板を一瞥すると、小さく笑みを浮かべた。
「こちらの手札も見ずに情報戦とは、つくづく悪手ですね」
誰に聞かせるでもない独り言。だが、その声音には薄氷のような冷たさがあった。
「……正面から戦いたいクラフトは、きっと眉をひそめるでしょうね」
キールは静かに笑い、ペンを指先で転がした。
「でも、正道だけじゃ届かない場所があるのも事実です。彼の目指す理想を守るには——こういう影も、必要になる」
窓の外に目をやりながら、淡々と続ける。
「……それに、ヴェルシュトラには償ってもらわなければならない。リディアの命を、弄んだその報いを」
その目は笑っていなかった。
「おーい、持ってきたぞー!」
陽気な声とともに扉が開き、ブラスが大きな木箱を抱えて入ってきた。
中身の重さを物語るように、床板がぎしりと軋む。だが、運んでいる本人の足取りに疲れの色はない。
まるで道ばたの石でも拾ってきたかのように、ブラスは木箱を軽々と床に降ろす。
「これが……例のアレだ」
「助かりました」
キールが微笑むと、ブラスは額の汗をぬぐいながら床に機械をどすんと置いた。木製の外殻に金属のパーツが所々組み込まれているその物体は、どこかいびつだが力強い存在感を放っていた。
「言われた通りに作ったけど……」
後ろから現れたリリーが、袖をまくりながら機械の脇にしゃがみこむ。
「これ、ほんとに使うの?」
「ええ。少々、お待ちください」
キールは手元の紙を取り出し、一本のペンを走らせ始めた。
その様子を、ブラスとリリーは黙って見守る。
キールは書き終えた紙を丁寧に持ち上げ、作業台に置かれていた金属板の上に静かに重ねた。
「では、始めます」
その言葉と同時に、指先に微細な魔力が走る。
彼の掌から立ち上った淡い光が、紙のインク部分だけをなぞるように浮かび上がった。
《液体感知》《範囲指定》《彫刻》——
三つのスキルが、精密な同調によって一つの動きへと収束していく。
微かな振動とともに、金属板の表面に細かな彫り跡が現れ始めた。
一文字、一文字。紙に書かれた文章が、そのまま金属に刻まれていく。
やがて光が静かに収まり、キールは紙をそっと剥がした。
そこには、驚くほど鮮明な文字の列が浮かび上がっていた。
筆跡のかすれすら忠実に再現されたその原版は、もはや芸術品の域だった。
「《液体感知》でインクだけを読み取り、
《範囲指定》でそれ以外を除外、
そして《彫刻》で文字の形状だけを掘り込む——
この三つを同調発動すれば、原版が作れるんです」
キールが淡々と説明する横で、ブラスが金属板を手に取り、じっと見つめていた。
「……おいおい、こいつはすげえな。綺麗に文字が彫刻されてる……けど、これが何なんだ??」
木の床に響く彼の声は、素朴な驚きそのものだった。
「そういうことだったのね!」
リリーの目がぱっと輝いた。
機械の仕組みに合点がいったのだろう。
軽やかに装置のそばへと駆け寄ると、両手で金属板の原版を持ち上げ、慎重に機械の心臓部へと差し込んだ。
「原版、セットするわ!」
すぐに魔力を注ぎ込むと、内部の魔導石が柔らかく光り始める。
まっさらな紙がローラーに吸い込まれ、金属板の上にぴたりと重なった。
ぎゅ、と小さな音を立てて原版が紙に押しつけられ、次の瞬間には、文字が鮮やかに印字された紙が流れ出てくる。
そのまま機械の後部へと運ばれ、温風のような魔力に包まれた空間を通り抜け、乾いた状態で排出された。
「……おいおい、何だこりゃ」
ブラスが目を丸くして印字された紙を手に取った。
「これ、さっきの紙の……コピーか? 一枚ずつ、そっくりそのまま刷られてるぞ」
「ええ、魔導石を使った機械、つまり“魔道具”ですね」
「……同調発動で三つのスキルを同時に使うなんて、今まで考えもしなかったぞ」
ブラスがを刷り上がる紙を見ながら、ぽつりと呟く。
キールが微笑む。
「だからこそ、魔導石は“時代を変える”技術なんです」
「スキルの選択が、生き方そのものだった時代に……“余ったスキル”という発想は、誰にもなかったんです」
「リリー、さすがです。完璧な仕上がりですね」
「ふふん、当然よ!」
誇らしげに胸を張ったリリーが、得意げに説明を始める。
「仕組みは案外シンプルなの。《回転》スキルで動力を取って紙をローラーで送って、途中でインクも塗ってるのよ」
指先で機械のパーツを示しながら、リズムよく語るその様子はまるで先生のようだった。
「でも原版を紙に押しつける力は、《回転》だけじゃ無理があるから——《浮遊》スキルで原版を一瞬だけ持ち上げて、上から下ろして“押し”てるの」
「ほう……で、乾かすのも?」
「もちろん《乾燥》スキルで仕上げるわ。濡れたままじゃ使えないでしょ」
まるで自慢の玩具を語るように、リリーは機械を撫でながら言った。
だがその笑顔の裏には、緻密な設計と試行錯誤の成果がにじんでいた。
紙が一枚、また一枚と機械から吐き出されていく様子を眺めながら、キールは感慨深げに呟いた。
「……文章が、版によってまるで命を吹き込まれるように生まれていく。まさに情報の再誕ですね。
この魔道具、名付けるなら“活版印刷機”といった——」
だがその詩的な命名にリリーが遮る。
「違うわよ。ぽんぽこプリンターよ!」
キールの眉がぴくりと動く。
「……えっ?」
「ぽんぽこプリンター!」
リリーは真顔で二度言った。得意げに。
キールはこめかみに手を当て、ぐっと目を閉じる。
「……私は詩的な意味合いを……伝統と機能美を踏まえて……」
「ちゃんと意味はあるのよ。“ぽんぽこ”っていうのは、連続的な作動音の擬音。ぽん、ぽこ、ぽん、ぽこ……この機械が一枚ずつ印刷していくときのリズムと完璧に一致してるの!」
キールが反射的に口を開きかけるが、リリーは手を上げて制する。
「それに“ぽこ”は、紙が一枚ずつ出てくるリズムの音。ぽん、ぽこ、ぽん、ぽこ……って。繰り返しがあると、機械の動作そのものがイメージできるし、音と動作の一致はユーザー体験の質を上げるわ!」
「……ユーザー?」
「そう!さらに“ぽんぽこ”って言葉は響きが柔らかくて親しみやすいし、呼ぶだけで何だか愛着が湧く。使う人が“好き”になってくれないと感情値が上昇しないの。これは感情設計の話」
「……なんですかその“感情値”というのは」
「つまり、魔道具は可愛いと使いたくなる。使いたくなると普及率が上がる。普及率が上がると情報が広がる。ということは、“可愛い=情報伝播効率の最適化”という方程式が成立するのよ」
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