勇者として召喚されたはずだけど、勇者として歓迎されませんでした

くノ一

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戦争 中章

195.赤きドラゴン

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「ほらほら、どうした」

 ドラゴンはこちらへとブレスや巨大なファイアボールを口から発射してくる。あのドラゴンよりはまだマシだが、威力はドラゴンと言っていいほど強力だ。
 何とかしてドラゴンに接近出来ないか、回りにいる兵士達がちょうど邪魔をしてくる為、まともに接近出来ない。
 だが、あのドラゴンが兵士達を片付けてくれているお陰で、今は回避を専念したほうがいいだろう。接近する兵士を2人を聖剣で斬り倒した後に、後ろへとジャンプする。
 ドラゴンがファイアボールを撃ってくる。しかも連続で発射してくるためにあまり近づけられない。

「流石にあなたでもドラゴンはキツイでしょうね」

 リガルは遠くからそんな声でこちらに言ってきた。どうみても俺が初めてドラゴンの相手をしていると思っているんだろう。
 なら、前と同じやり方で倒せるか。
 そう思い、チェーンの刃をドラゴンの足元へと爆破させる。その後に左手にツインソードに切り替え、レールキャノンを連続でドラゴンの腹へと撃ち込んでいく。

「ギャアアア」

 腹に何発も当たった事により、ドラゴンは痛み叫ぶ。俺はそれを聞いた後に一気に接近する。だが、当然兵士達が前へと塞いでくる。
 俺は兵士達に向けてファイアボールを発射し、兵士達の足元へと爆発する。
 それにより敵兵はドラゴンの辺りから、吹っ飛んだ。それにより俺はドラゴンへ接近する。補助魔法の効果により、一瞬で体へと斬りつける。
 斬り終わり、ドラゴンの後ろ側へ走り抜ける。減速ついでに後ろへと振り向ける。
 その後にドラゴンの体に斬り込みが何箇所も走り、そして爆破四散した。

「ドラゴンが・・・」
「・・・まさかこんなに早く俺のペットが倒されるとは」

 前にドラゴンを倒したことがある。それと比べると弱い。あのドラゴンは自己再生能力もあったが、このドラゴンにはそんな再生能力がなかった。
 やっぱり、さっきのドラゴンが普通で、前の相手したドラゴンがこの世界のドラゴンではなかったのだろう。

「俺のペットをこんなに早く倒すなんてな。その御礼もしてやらないとな」

 大剣を背負ったリガルが前に現れる。ドラゴンの相手をしていたおかげで辺りにはもう半分ぐらいの兵士しか生き残っていない。
 疲労薬を飲んだ後に俺は聖剣に魔力を注ぐ。そして大賢を持ったリガルへと特攻する。

「何をやるつもりだ。お前との実力に差があると思うがな」

 聖剣の一振りを大剣で受け止められる。聖剣に込められた魔力により、爆破というなの衝撃波が走る。
 それにより、敵兵は空中に浮く。兵士達が地面に落ちないうちに俺とリガルはその間に何回も空中で剣を交える。
 その後、地面へと降りた時、同時に攻撃を仕掛けた。
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