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定食屋の女子会①
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「ねえ、虎之介さん! 焼酎をボトルでもらえるかしら。みんな飲むペース早いから、こっちで作っちゃうわ。あと水と氷もね」
「やっぱり龍ちゃんがいないなんて寂しいー! あたしもあっちの女子会に行けばよかったぁ」
「あんなの女子会じゃないわよ! ファンクラブなんて作っちゃってさ、狸のいいカモってもんだわ」
「ところで、狸って食べれるんですかね?」
「食べるなら雌狸がいいよ。雄は硬くて不味いから」
「あらあら、団三郎さんはフラれてしまいましたね。んふふっ」
目の前で繰り広げられているのは、いわゆる女子会である。
美影さん、玲子さん、玉藻さん、てっちゃん、はーちゃん、雪子さんの錚々たるメンバーが集まり、賑やかでカオスな会となっているのだが、事の発端は2週間前に遡る。
風邪が治って翌日から店を再開すると、早速来店してくれたのは玲子さんと河合さん、そして美影さんだった。体調を気にかけてくれながらも、各々いつものメニューを注文してくれた。
「みんな、差し入れありがとう。おかげですっかり元気になったよ」
「もう、心配したじゃない! やっぱり風邪にはお酒が一番でしょ?」
「え、もしかして病人にお酒を差し入れしたんですか? うわあ……」
「なによ。体が温まっていいじゃない」
「酒好きの女って頭もイカれてるの? こっわ」
「あんたに言われたくないわよ。お酒は百薬の長って言うでしょ。人生経験のない妖怪はこれだから……」
「まぁまぁ。俺は嬉しかったよ」
正直言うと美影さんからもらった酒は、うちの酒好きに飲まれてしまった。ちょっといい銘柄だったので、体調が回復したら飲もうと思っていたのだが、穴が開くほど酒瓶を見つめる虎之介の心中を察したのだ。
「僕は大史くんの健康を考えて野菜を差し入れしましたが、玲子さんは?」
「あたし? 手塩に掛けて育てた鶏」
「えっ」
「あんたラウンジ嬢だと思ってたのに、畜産農家だったの?」
「違うよ、趣味で鶏を飼育してるだけ。食用に」
「こっわ」
「やっぱりアレ、玲子さんだったのか。参鶏湯にして食べたんだけど、柔らかくて旨みが凝縮してて、すごく美味しかったよ」
「でしょ? 餌にハーブを混ぜ込んでるから、臭みもなくて柔らかい肉質になるんだよねー。あ、自治体にはちゃんと届け出を提出してあるから安心して」
「すごいちゃんとしてる……」
から揚げ好きが高じたのか、鶏を飼育しているとは知らなかった。肉屋を営む松さんの鶏肉と引けを取らない美味しさだったので、玲子さんには養鶏の才能があるに違いない。美影さんと河合さんはドン引きしているが、から揚げに対する熱意は評価されるべきだ。
注文料理を提供すると、待ってましたとばかりに食べ進める3人だったが、美影さんは何かを思い出したかのように箸を置く。
「そういえば、この前玉ちゃんと話してたんだけど、このお店で女子会しない? 顔なじみのお客も増えたことだし、女子同士で集まったら楽しいかなぁって思ったの」
「いいじゃん、楽しそう。女の子だけでキャッキャウフフするの憧れだったんだぁ。あ! ねえ、虎ちゃん。この前来てた万次丸っていう鬼に奥さんがいるって言ってたでしょ? なんであんなのと結婚したのか、馴れ初めを聞いてみたいから紹介してよ。ついでに女子会に誘いたいし」
「ああ、構わないぞ。それなら、ばーちゃんも誘ってやってくれ」
「ばーちゃん? おばあちゃんがいるの?」
「そいつの同僚だ。見た目は子供だが、山姥だからばーちゃんだ」
そんなことを触れ回ったら、はーちゃんに怒られるというのに懲りないヤツだ。
しかし、女子会と聞いて少し心配に思うことがある。
うちで女子会なんて地味すぎやしないか、と。
「あのさ、女子会ってもっとこう、お洒落な店でやるもんなんじゃないの? うちみたいな定食屋でやるなんて、盛り下がらない?」
「だって、この店が縁で知り合った女子同士なんだから、ここでやるほうが気楽でいいじゃない」
「そうそう。ご飯も美味しいしお酒も飲めるし。大ちゃんのお店でやったほうが絶対楽しいよ。それに、ここにはあたしの龍ちゃんもいるしね!」
「我は誰のものでもないぞ」
そんなことを言いながらも、玲子さんの隣にちゃっかり腰を下ろす龍さん。「撫ででよし」と上から目線で言葉を投げると、玲子さんはでれっとした顔で頭を撫で回した。もはやいつもの光景となったもので、微笑ましくもある。
「まあ、うちは構わないよ。むしろ大人数の利用は大歓迎。いつにする?」
「そうねぇ。みんなの予定も確認しなきゃだけど、再来週の土曜日なんてどうかしら。一応、予約しといてくれる?」
「了解。じゃあ、席は取っておくよ」
「……あっ!」
突然、声を発しながら立ち上がった龍さん。
「我はその日、団三郎ふぁんくらぶの会合があるのだった。すっかり忘れていた」
「え、誰それ。歌舞伎役者?」
「そんなようなものだ」
「いや、全然違うよ。はす向かいにある蕎麦屋の店主だよ」
龍さんがファンクラブに入ったのは料理目当てであるため、いくら団三郎さんに興味がないからといっても返答が適当すぎる。確か、次回のファンミーティングはスーパー銭湯で歌謡ショーがあるとか。貸切会場ではケータリング料理が出るらしく、龍さんが行かないはずがない。あからさまに落胆する玲子さんだが、ほぼ毎日のように顔を合わせているのだから、今回ばかりは諦めて欲しい。
そんな話をしている中、河合さんは不思議そうな顔でこんなことを言った。
「女子会で集まるメンツを聞く限り、女子会というより妖会《あやかしかい》ですよね。そもそも、女子っていう年齢でもないじゃないですか。女子っていうのは、もっと若い女の子たちのことを指す言葉で……」
「だまっらしゃい。御託はいいのよ。あんたも来る?」
「結構です。年増の魑魅魍魎たちより、人間の若い女の子と仲良くなりたいんで」
「はあ。そんな性格で人間の子と仲良くなれるわけないでしょ。今度、うちの店にいらっしゃい。性根から叩き直してやるわ」
「うわあ、なんか食われそう」
「……あんたねぇ」
「お年を召した妖怪は若い僕を食べたいんでしょうけど、あいにく僕を食べても若返りませんよ。というか、どうせ食べられるのなら、可愛い女の子のほうが本望ってもんです」
「……この河童、本当に食ってやろうか」
「セイセイセイッ! 河合さん、お口チャックして」
さすがの美影さんも青筋を浮かべ、咄嗟に止めに入った。
「僕、なにかやっちゃいました?」を言わんばかりの表情を浮かべる河合さんに対して、大きな溜息を吐く玲子さん。そして、ただらならぬ気を察して戦闘態勢の虎之介と、どさくさに紛れて玲子さんのから揚げを盗み食いする龍さん。
なんなんだ、この状況は。
いや、すべて河合さんのせいだ。
「と、とにかく! 女子会の件は承りました。特別メニューも考えておくよ」
「特別メニューですか……なんか楽しそうなんで、僕も行ってもいいですよ」
「いや、来なくていいです。ほら、サービスできゅうりあげるから」
「……仕方ないですね」
彼を女子会に召喚したとて、とんでもない修羅場になることが容易に想像できる。シャクシャクと小気味いい音を立てながらきゅうりをかじる河合さんを横目に、どっと疲れたような表情の美影さんと玲子さん。
彼はまだ人間の修業中なので、大目に見てもらえると助かります。
それはさておき、本題は女子会である。
うちで女子会なんて初めての試みなので、ここは気合いを入れるしかない。
メシ屋の子孫の名に懸けて、喜ばれる特別メニューを考案してみせるッ!
「やっぱり龍ちゃんがいないなんて寂しいー! あたしもあっちの女子会に行けばよかったぁ」
「あんなの女子会じゃないわよ! ファンクラブなんて作っちゃってさ、狸のいいカモってもんだわ」
「ところで、狸って食べれるんですかね?」
「食べるなら雌狸がいいよ。雄は硬くて不味いから」
「あらあら、団三郎さんはフラれてしまいましたね。んふふっ」
目の前で繰り広げられているのは、いわゆる女子会である。
美影さん、玲子さん、玉藻さん、てっちゃん、はーちゃん、雪子さんの錚々たるメンバーが集まり、賑やかでカオスな会となっているのだが、事の発端は2週間前に遡る。
風邪が治って翌日から店を再開すると、早速来店してくれたのは玲子さんと河合さん、そして美影さんだった。体調を気にかけてくれながらも、各々いつものメニューを注文してくれた。
「みんな、差し入れありがとう。おかげですっかり元気になったよ」
「もう、心配したじゃない! やっぱり風邪にはお酒が一番でしょ?」
「え、もしかして病人にお酒を差し入れしたんですか? うわあ……」
「なによ。体が温まっていいじゃない」
「酒好きの女って頭もイカれてるの? こっわ」
「あんたに言われたくないわよ。お酒は百薬の長って言うでしょ。人生経験のない妖怪はこれだから……」
「まぁまぁ。俺は嬉しかったよ」
正直言うと美影さんからもらった酒は、うちの酒好きに飲まれてしまった。ちょっといい銘柄だったので、体調が回復したら飲もうと思っていたのだが、穴が開くほど酒瓶を見つめる虎之介の心中を察したのだ。
「僕は大史くんの健康を考えて野菜を差し入れしましたが、玲子さんは?」
「あたし? 手塩に掛けて育てた鶏」
「えっ」
「あんたラウンジ嬢だと思ってたのに、畜産農家だったの?」
「違うよ、趣味で鶏を飼育してるだけ。食用に」
「こっわ」
「やっぱりアレ、玲子さんだったのか。参鶏湯にして食べたんだけど、柔らかくて旨みが凝縮してて、すごく美味しかったよ」
「でしょ? 餌にハーブを混ぜ込んでるから、臭みもなくて柔らかい肉質になるんだよねー。あ、自治体にはちゃんと届け出を提出してあるから安心して」
「すごいちゃんとしてる……」
から揚げ好きが高じたのか、鶏を飼育しているとは知らなかった。肉屋を営む松さんの鶏肉と引けを取らない美味しさだったので、玲子さんには養鶏の才能があるに違いない。美影さんと河合さんはドン引きしているが、から揚げに対する熱意は評価されるべきだ。
注文料理を提供すると、待ってましたとばかりに食べ進める3人だったが、美影さんは何かを思い出したかのように箸を置く。
「そういえば、この前玉ちゃんと話してたんだけど、このお店で女子会しない? 顔なじみのお客も増えたことだし、女子同士で集まったら楽しいかなぁって思ったの」
「いいじゃん、楽しそう。女の子だけでキャッキャウフフするの憧れだったんだぁ。あ! ねえ、虎ちゃん。この前来てた万次丸っていう鬼に奥さんがいるって言ってたでしょ? なんであんなのと結婚したのか、馴れ初めを聞いてみたいから紹介してよ。ついでに女子会に誘いたいし」
「ああ、構わないぞ。それなら、ばーちゃんも誘ってやってくれ」
「ばーちゃん? おばあちゃんがいるの?」
「そいつの同僚だ。見た目は子供だが、山姥だからばーちゃんだ」
そんなことを触れ回ったら、はーちゃんに怒られるというのに懲りないヤツだ。
しかし、女子会と聞いて少し心配に思うことがある。
うちで女子会なんて地味すぎやしないか、と。
「あのさ、女子会ってもっとこう、お洒落な店でやるもんなんじゃないの? うちみたいな定食屋でやるなんて、盛り下がらない?」
「だって、この店が縁で知り合った女子同士なんだから、ここでやるほうが気楽でいいじゃない」
「そうそう。ご飯も美味しいしお酒も飲めるし。大ちゃんのお店でやったほうが絶対楽しいよ。それに、ここにはあたしの龍ちゃんもいるしね!」
「我は誰のものでもないぞ」
そんなことを言いながらも、玲子さんの隣にちゃっかり腰を下ろす龍さん。「撫ででよし」と上から目線で言葉を投げると、玲子さんはでれっとした顔で頭を撫で回した。もはやいつもの光景となったもので、微笑ましくもある。
「まあ、うちは構わないよ。むしろ大人数の利用は大歓迎。いつにする?」
「そうねぇ。みんなの予定も確認しなきゃだけど、再来週の土曜日なんてどうかしら。一応、予約しといてくれる?」
「了解。じゃあ、席は取っておくよ」
「……あっ!」
突然、声を発しながら立ち上がった龍さん。
「我はその日、団三郎ふぁんくらぶの会合があるのだった。すっかり忘れていた」
「え、誰それ。歌舞伎役者?」
「そんなようなものだ」
「いや、全然違うよ。はす向かいにある蕎麦屋の店主だよ」
龍さんがファンクラブに入ったのは料理目当てであるため、いくら団三郎さんに興味がないからといっても返答が適当すぎる。確か、次回のファンミーティングはスーパー銭湯で歌謡ショーがあるとか。貸切会場ではケータリング料理が出るらしく、龍さんが行かないはずがない。あからさまに落胆する玲子さんだが、ほぼ毎日のように顔を合わせているのだから、今回ばかりは諦めて欲しい。
そんな話をしている中、河合さんは不思議そうな顔でこんなことを言った。
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「お年を召した妖怪は若い僕を食べたいんでしょうけど、あいにく僕を食べても若返りませんよ。というか、どうせ食べられるのなら、可愛い女の子のほうが本望ってもんです」
「……この河童、本当に食ってやろうか」
「セイセイセイッ! 河合さん、お口チャックして」
さすがの美影さんも青筋を浮かべ、咄嗟に止めに入った。
「僕、なにかやっちゃいました?」を言わんばかりの表情を浮かべる河合さんに対して、大きな溜息を吐く玲子さん。そして、ただらならぬ気を察して戦闘態勢の虎之介と、どさくさに紛れて玲子さんのから揚げを盗み食いする龍さん。
なんなんだ、この状況は。
いや、すべて河合さんのせいだ。
「と、とにかく! 女子会の件は承りました。特別メニューも考えておくよ」
「特別メニューですか……なんか楽しそうなんで、僕も行ってもいいですよ」
「いや、来なくていいです。ほら、サービスできゅうりあげるから」
「……仕方ないですね」
彼を女子会に召喚したとて、とんでもない修羅場になることが容易に想像できる。シャクシャクと小気味いい音を立てながらきゅうりをかじる河合さんを横目に、どっと疲れたような表情の美影さんと玲子さん。
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