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異世界へ転生した者
旅立ち
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いよいよ今日でこの家とはお別れだ、ここまで本当に色々と大変だった。
父さんには手加減抜きでボコられるわ母さんには倒れるくらいまで魔法訓練をさせられるわでもう心も身体もボロボロだ。
母さんなんてやばいよ、厳しくないと特訓じゃないとか言うし魔力が無くなったら魔力回復薬を飲ませて何度も何度も魔法を打たせてくる。
これぞ地獄。とりあえず今は必要な物を父さんから貰った冒険者用バッグに詰め込んでいる。行き先はバルブス国というここから1日位で着くが、中々大きくて活気で溢れてるらしい。
「持っていく物はこれくらいかな」
沢山あった物から、できるだけ持っていく物を絞った結果こうなった。
鉄の剣
お金
干し肉
地図
回復薬
剥ぎ取りナイフ
スキルに《無限収納》があるからいくらでも持って行けるが、母さんに聞いたところこのスキルは世界に数人しか持っている人が居ないらしいから極力人前で使わないようにしている。
お金は一応スリとかにあっても大丈夫な様にバックと《無限収納》に半分ずつ入れている。
「よし、忘れ物は無いな」
俺は部屋を見渡し、10年間住み慣れた家から外へ出た。すると外では見送りの為に父さんと母さんが待っていた。
「シナ、準備は出来たか?」
「うん、もう大丈夫」
「そうか、それじゃあ頑張って立派な冒険者になるんだぞ」
父さんがそういうと次は母さんが話しかけて来た。
母さんの手を見るとケースのような物を持っていた。
「シナ、記念にこれをあげるわ。役に立つと思うから使って頂戴」
母さんは手に持っていたケースを俺に差し出した。
ケースを開けるとそこには赤色の眼鏡が入っていた。気になったので《神眼》で調べてみた。
名前 魔法使いの眼鏡
効果 魔力の使用量が少なくなる。魔力の回復速度が上がる。
これは良い物を貰った。時魔法や時空魔法は魔力の消費量が結構多いので助かる。早速装備しよう。
「あら、とっても似合ってるわ」
「母さんありがとう」
「いいのよ、もうひとつあるから」
何故母さんはこんな凄そうな物ばかりもってるんだよ。
「それじゃあもう行くよ」
「嫌になったらいつでも帰って来て良いからね」
「そうだぞ、父さん達はいつでもシナの味方だから」
俺は本当に良い親に恵まれたな。前世の親が懐かしいな…。
「おい、シナ大丈夫か?」
おっと、ついつい前世の思い出に浸ってしまった。
「あぁ、うん大丈夫、それじゃもう行くよ」
「元気にしろよ、シナ」
「元気でね、シナ」
「バイバイ父さん、母さん」
俺は父さん達に別れを言うとバルブス国へ向かって歩き始めた。
それから、道にはあまり魔物は居ないので結構スムーズに進んでいた。
それでも道のりはまだまだ先なので気を引き締め、何があっても対処できるように周りを常に警戒していた。
「…んっ?」
そして数十分後、《気配察知》に何かが引っ掛かった。
数は4つで纏まって俺をつけている。
どうやら隙を窺っているようだ。行動からして相手は盗賊。
明らかに敵意があるけど、強さは分からないから、取り敢えずはわざと隙を見せて誘き寄せてボコボコにしよう。
もし、相手が強い場合は、魔力量的に一度しか使えないが上級の魔法か《剣創造》を使って倒す。
そして俺はこれなら大丈夫だろうと思い、作戦を開始した。
「ふう、一旦休憩するか」
俺はそういうと近くにあったちょうど良い大きさの石に、剣を立て掛けて盗賊達とは真逆の方向に座った。
これで盗賊は気づかれないと思い近づいてくるだろう…多分。
「…」
それから数分ほど《気配察知》を発動したままぼーっとしていると、盗賊達が俺を囲むようにして近づいてきて、姿を現した。
「へへっ、おい坊主こんなとこで何をしてんだ」
その姿は髭を生やして頭にバンダナをつけているゴツい男と痩せ細っていて気持ち悪い笑みを浮かべた男と左目に眼帯をつけて髭を生やした男と髪型がモヒカンで他の奴より少しだけ良い装備をして、いる男が居た。
俺は結構盗賊の姿が凄くて驚いたが、すぐに《神眼》で盗賊のステータスを見た。
名前 ロン
種族人間 性別男性
レベル12
HP 248
MP 221
攻撃力 264
俊敏 52
《魔法》
無し
《スキル》
隠密・剣術
《称号》
盗賊
名前ジョ二ー
種族人間 性別男性
レベル10
HP 210
MP 190
攻撃力 242
俊敏 56
《魔法》
無し
《スキル》
暗殺・短剣・隠密・隠蔽
《称号》
盗賊
名前 グモ
種族 人間 性別男性
レベル16
HP 262
MP 230
攻撃力 286
俊敏 74
《魔法》
水魔法
《スキル》
剣術・短剣・窃盗・隠密
《称号》
盗賊
ほう、ステータスは今の俺と同じ位だな。それに3人もいるしステータスを奪えば一気に強く慣れそうだな。
「おい、聞いてんのか!」
「あっ、すいません聞いてませんでした」
「てめぇ…おい、お前ら痛い目合わせてやれ!」
「「へい!」」
するとボスっぽい奴の声を合図に二人が襲いかかってきた。さぁて、罠にかかった馬鹿どもとの戦闘を始めようか。
父さんには手加減抜きでボコられるわ母さんには倒れるくらいまで魔法訓練をさせられるわでもう心も身体もボロボロだ。
母さんなんてやばいよ、厳しくないと特訓じゃないとか言うし魔力が無くなったら魔力回復薬を飲ませて何度も何度も魔法を打たせてくる。
これぞ地獄。とりあえず今は必要な物を父さんから貰った冒険者用バッグに詰め込んでいる。行き先はバルブス国というここから1日位で着くが、中々大きくて活気で溢れてるらしい。
「持っていく物はこれくらいかな」
沢山あった物から、できるだけ持っていく物を絞った結果こうなった。
鉄の剣
お金
干し肉
地図
回復薬
剥ぎ取りナイフ
スキルに《無限収納》があるからいくらでも持って行けるが、母さんに聞いたところこのスキルは世界に数人しか持っている人が居ないらしいから極力人前で使わないようにしている。
お金は一応スリとかにあっても大丈夫な様にバックと《無限収納》に半分ずつ入れている。
「よし、忘れ物は無いな」
俺は部屋を見渡し、10年間住み慣れた家から外へ出た。すると外では見送りの為に父さんと母さんが待っていた。
「シナ、準備は出来たか?」
「うん、もう大丈夫」
「そうか、それじゃあ頑張って立派な冒険者になるんだぞ」
父さんがそういうと次は母さんが話しかけて来た。
母さんの手を見るとケースのような物を持っていた。
「シナ、記念にこれをあげるわ。役に立つと思うから使って頂戴」
母さんは手に持っていたケースを俺に差し出した。
ケースを開けるとそこには赤色の眼鏡が入っていた。気になったので《神眼》で調べてみた。
名前 魔法使いの眼鏡
効果 魔力の使用量が少なくなる。魔力の回復速度が上がる。
これは良い物を貰った。時魔法や時空魔法は魔力の消費量が結構多いので助かる。早速装備しよう。
「あら、とっても似合ってるわ」
「母さんありがとう」
「いいのよ、もうひとつあるから」
何故母さんはこんな凄そうな物ばかりもってるんだよ。
「それじゃあもう行くよ」
「嫌になったらいつでも帰って来て良いからね」
「そうだぞ、父さん達はいつでもシナの味方だから」
俺は本当に良い親に恵まれたな。前世の親が懐かしいな…。
「おい、シナ大丈夫か?」
おっと、ついつい前世の思い出に浸ってしまった。
「あぁ、うん大丈夫、それじゃもう行くよ」
「元気にしろよ、シナ」
「元気でね、シナ」
「バイバイ父さん、母さん」
俺は父さん達に別れを言うとバルブス国へ向かって歩き始めた。
それから、道にはあまり魔物は居ないので結構スムーズに進んでいた。
それでも道のりはまだまだ先なので気を引き締め、何があっても対処できるように周りを常に警戒していた。
「…んっ?」
そして数十分後、《気配察知》に何かが引っ掛かった。
数は4つで纏まって俺をつけている。
どうやら隙を窺っているようだ。行動からして相手は盗賊。
明らかに敵意があるけど、強さは分からないから、取り敢えずはわざと隙を見せて誘き寄せてボコボコにしよう。
もし、相手が強い場合は、魔力量的に一度しか使えないが上級の魔法か《剣創造》を使って倒す。
そして俺はこれなら大丈夫だろうと思い、作戦を開始した。
「ふう、一旦休憩するか」
俺はそういうと近くにあったちょうど良い大きさの石に、剣を立て掛けて盗賊達とは真逆の方向に座った。
これで盗賊は気づかれないと思い近づいてくるだろう…多分。
「…」
それから数分ほど《気配察知》を発動したままぼーっとしていると、盗賊達が俺を囲むようにして近づいてきて、姿を現した。
「へへっ、おい坊主こんなとこで何をしてんだ」
その姿は髭を生やして頭にバンダナをつけているゴツい男と痩せ細っていて気持ち悪い笑みを浮かべた男と左目に眼帯をつけて髭を生やした男と髪型がモヒカンで他の奴より少しだけ良い装備をして、いる男が居た。
俺は結構盗賊の姿が凄くて驚いたが、すぐに《神眼》で盗賊のステータスを見た。
名前 ロン
種族人間 性別男性
レベル12
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MP 221
攻撃力 264
俊敏 52
《魔法》
無し
《スキル》
隠密・剣術
《称号》
盗賊
名前ジョ二ー
種族人間 性別男性
レベル10
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攻撃力 242
俊敏 56
《魔法》
無し
《スキル》
暗殺・短剣・隠密・隠蔽
《称号》
盗賊
名前 グモ
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《魔法》
水魔法
《スキル》
剣術・短剣・窃盗・隠密
《称号》
盗賊
ほう、ステータスは今の俺と同じ位だな。それに3人もいるしステータスを奪えば一気に強く慣れそうだな。
「おい、聞いてんのか!」
「あっ、すいません聞いてませんでした」
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