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第1章
9話:救出
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まさかアースドラゴンがエンシェントドラゴンだったなんて、私達には攻撃の手段は残されていないのでしょうか?
「だから攻撃があまり効かなかったのか? でも封印が解けたらなんとかなるのか?」
「ただの封印じゃったらな…女神の封印じゃとちと話しが変わってくるんじゃが、こ奴なぜ封印の力が弱まっておるんじゃろう? 普通は弱りもせん…しかしそれが逆に命を蝕む呪いに変わっておる、じゃから暴れておるのじゃろう?」
「なんとかなりませんか? このままじゃあのエンシェントドラゴンが可哀想です」
「今代の魔王は優しいの…じゃからこそ妾の魂を受け継ぎし資格があったんじゃろ、分かったお主の願いじゃ手伝ってやろう、ただし妾はお主のサポートじゃ攻撃はお主がするのじゃぞ!」
「っえ⁉︎………分かりました、サポートをお願いします!」
私は目の前で苦しんで見境なく暴れているエンシェントドラゴンを助ける為に、私の持てる力の全てを尽くしてその身を救うため奮起するのであった、待ってて今助けるからね。
「聞いておったな2人共! なに簡単じゃ妾の合図の後に自身が持つ最大の物をあ奴にぶつけてやればいい、それまでは牽制に徹しよ、妾がサポートしてやるんじゃ弱まってる女神の封印なんぞ紙屑同然じゃ!!」
話しを聞いていた2人は共に笑みを浮かべ身体を小刻みに震わせ呟いた。
「生まれて初めての魔王や魔族との共闘なんざ普通ならありえんだろうが、これから起こる事に対する未知の出来事に心の奥底からのワクドキが止まらねぇ~ぜ!」
「また魔王様と共に闘える時が来るとは我が身のなんたる幸運、あのまま城に引き篭もっておらず自身の感を信じてマオ様を追って出てきたかいがありました」
「さてマオよまずは魔力回復薬を飲んで回復せよそして聞け、今のままただ攻撃を加えただけではあ奴は死に助ける事が出来ぬ、そこで今回は封印のみに力が及ぶようにしなければならぬ、妾はお主の魔力に同調し威力の底上げをする」
「はい!」
「お主は封印の核を狙いありったけの魔力をぶつけてやるんじゃ!」
「わ、私に出来るでしょうか?」
「難しいがやらねばあ奴は死ぬ精密作業じゃがお主なら出来ると信じておるよ、それにマードックとヴィスの2人もおるんじゃ2人を信じよ、これで出来ぬ道理は無いじゃろ? 自身を信じよお主こそ妾の後継者じゃぞ!」
「分かりました!」
私が決意を新たにすると魔王ヴィルヴィンドは全員に号令を掛けた。
「さて、では行くぞ3人共!」
「「はい!」」
「おう!」
「グゥルガァーーーーーーーーー!!」
エンシェントドラゴンは3人が挑んでくるのが分かるのかひときわ高い咆哮を上げ迎え打つ準備を迎え始めた。
私は少しでも有利にする為に全員に補助魔法を掛け出した。
「まずはバフ掛けします、アタックパワー、ディフェンスホース、クイックネス」
「マオちゃんありがとう」
「お嬢ちゃんサンキュー」
2人は補助魔法で今まで以上の力のたぎりをぶつけにドラゴンに肉薄した。
「お前の攻撃はそんなものか?」
ヴィスさんはドラゴンの前方に陣取りながら素早さを活かし左右にフェイントを掛けつつ自身にヘイトが寄る様にドラゴンに攻撃を仕掛けた。
「オラ! オラ! 俺様も忘れんじゃねえぞ!」
マードックは上手い具合に木々を盾にしつつドラゴンの目を眩ませ、時折立ち位置を変えドラゴンを翻弄し始めた。
「よし、あ奴はあちらに夢中でこちらに見向きもせん、マオよ今の内に封印の核を見つけるんじゃ、魔力の流れが急激に集まる濃厚な所が核のはずなのじゃ!」
私は集中する今までにした事がないってくらい、テストでだって部活でだって学校行事でさえも、当時は真剣にやっていて手を抜いていたわけではなかったが今思えばいま一歩集中が欠けていたのかもしれない。
一瞬別の事に気を取られかけたが今一度集中する、するとエンシェントドラゴンの各部署に複数の反応を感じる事ができた。
「はい、ですが似た形跡が複数あります、これではどれが核なのか見つける事が出来ません!」
「焦るでないわ落ち着いて集中するのじゃ、それはあくまでも封印補助の副核じゃ、その副核から流れ行くマナの先に封印の核があるはずじゃ」
私はジッと流れを感じつつその先を目指していたが!
「ぐゎあーーー!」
「マードック大丈夫か⁉︎……ゴフ⁉︎」
今までエンシェントドラゴン相手に牽制していた2人が怪我を負い始めた。
「ヴィスさん、マードックさん2人共⁉︎」
「馬鹿もーん‼︎ 意識を他に向けるでないわ奴らの犠牲が無駄になるではないか、一刻も早く核を見つけてやらねばいずれ無駄死になるのじゃぞ!」
「は、はい!」
ヴィルヴィンドさんに叱られた私は魔力を神経のひとつひとつにまで行き渡らせ集中を極限まで高め続けた、身体からは汗が滝のように流れ落ちる、そんな状態を続けていた時にふと不思議な感覚を感じた、最初は極小さな魔力の揺らぎかと思ったがそれには意志が宿っていた、自身の魔力をそれに重ねてみるとソレから声が聞こえた……⁉︎
ー…痛い…………助けて…………ママ……ー
これはエンシェントドラゴンの魂⁉︎ 私は魔力を通して声をかけてあげた。
ー大丈夫だよ今助けるからねー
するとエンシェントドラゴンは安心したのか揺らぎは収まりふとその付近に濃厚な魔力の流れを見つけた。
「ヴィルヴィンドさん見つけました‼︎ エンシェントドラゴンの魂のそばに半ば融合しかけてます」
「ッチ、なんとも凶悪な物を仕込まれたものよ、しかも呪いのせいで魂もだいぶ弱まっておるとは、コレは下手をするともたんかもしれん」
「…大丈夫です私があの子を守ります!!!」
「お主………分かったお主に任せよう、 ヴィス! マードック! 仕上げじゃ~ヴィスお前にタイミングを合わせる! 額の角にありったけの力を出し切れい!!」
「了解です!!」
「オッシャー!!」
2人は満身創痍の身体から血が噴き出す程あらん限りの力を振り絞り、エンシェントドラゴンに向け駆け出した。
「マードック 私に合わせろ!」
「おうよ!」
私も最後の呪文を唱え三位一体(さんみいったい)の如く角に攻撃を仕掛けた。
「全てを飲み込め…重力崩壊剣(グラビティブレイク)」
「万物を変革せよ…森羅万象拳(コスモナックル)」
「あの子を助けて…神(ゴット)の審判(ジャッジメント)」
「≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒!」
角に3人同時の攻撃が当たるとエンシェントドラゴンは声にならない声を上げ、しばしの抵抗のあとゆっくりと攻撃が角から封印に浸透し封印の源だった核を粉砕した。
パッキィーーーーーン
すると薄いガラスが割れた音が響き渡り、途端に周囲に目を覆う程の閃光が広がった、しばらくして閃光が収まりエンシェントドラゴンがいた所には、30cmぐらいの卵が鎮座していた。
「だから攻撃があまり効かなかったのか? でも封印が解けたらなんとかなるのか?」
「ただの封印じゃったらな…女神の封印じゃとちと話しが変わってくるんじゃが、こ奴なぜ封印の力が弱まっておるんじゃろう? 普通は弱りもせん…しかしそれが逆に命を蝕む呪いに変わっておる、じゃから暴れておるのじゃろう?」
「なんとかなりませんか? このままじゃあのエンシェントドラゴンが可哀想です」
「今代の魔王は優しいの…じゃからこそ妾の魂を受け継ぎし資格があったんじゃろ、分かったお主の願いじゃ手伝ってやろう、ただし妾はお主のサポートじゃ攻撃はお主がするのじゃぞ!」
「っえ⁉︎………分かりました、サポートをお願いします!」
私は目の前で苦しんで見境なく暴れているエンシェントドラゴンを助ける為に、私の持てる力の全てを尽くしてその身を救うため奮起するのであった、待ってて今助けるからね。
「聞いておったな2人共! なに簡単じゃ妾の合図の後に自身が持つ最大の物をあ奴にぶつけてやればいい、それまでは牽制に徹しよ、妾がサポートしてやるんじゃ弱まってる女神の封印なんぞ紙屑同然じゃ!!」
話しを聞いていた2人は共に笑みを浮かべ身体を小刻みに震わせ呟いた。
「生まれて初めての魔王や魔族との共闘なんざ普通ならありえんだろうが、これから起こる事に対する未知の出来事に心の奥底からのワクドキが止まらねぇ~ぜ!」
「また魔王様と共に闘える時が来るとは我が身のなんたる幸運、あのまま城に引き篭もっておらず自身の感を信じてマオ様を追って出てきたかいがありました」
「さてマオよまずは魔力回復薬を飲んで回復せよそして聞け、今のままただ攻撃を加えただけではあ奴は死に助ける事が出来ぬ、そこで今回は封印のみに力が及ぶようにしなければならぬ、妾はお主の魔力に同調し威力の底上げをする」
「はい!」
「お主は封印の核を狙いありったけの魔力をぶつけてやるんじゃ!」
「わ、私に出来るでしょうか?」
「難しいがやらねばあ奴は死ぬ精密作業じゃがお主なら出来ると信じておるよ、それにマードックとヴィスの2人もおるんじゃ2人を信じよ、これで出来ぬ道理は無いじゃろ? 自身を信じよお主こそ妾の後継者じゃぞ!」
「分かりました!」
私が決意を新たにすると魔王ヴィルヴィンドは全員に号令を掛けた。
「さて、では行くぞ3人共!」
「「はい!」」
「おう!」
「グゥルガァーーーーーーーーー!!」
エンシェントドラゴンは3人が挑んでくるのが分かるのかひときわ高い咆哮を上げ迎え打つ準備を迎え始めた。
私は少しでも有利にする為に全員に補助魔法を掛け出した。
「まずはバフ掛けします、アタックパワー、ディフェンスホース、クイックネス」
「マオちゃんありがとう」
「お嬢ちゃんサンキュー」
2人は補助魔法で今まで以上の力のたぎりをぶつけにドラゴンに肉薄した。
「お前の攻撃はそんなものか?」
ヴィスさんはドラゴンの前方に陣取りながら素早さを活かし左右にフェイントを掛けつつ自身にヘイトが寄る様にドラゴンに攻撃を仕掛けた。
「オラ! オラ! 俺様も忘れんじゃねえぞ!」
マードックは上手い具合に木々を盾にしつつドラゴンの目を眩ませ、時折立ち位置を変えドラゴンを翻弄し始めた。
「よし、あ奴はあちらに夢中でこちらに見向きもせん、マオよ今の内に封印の核を見つけるんじゃ、魔力の流れが急激に集まる濃厚な所が核のはずなのじゃ!」
私は集中する今までにした事がないってくらい、テストでだって部活でだって学校行事でさえも、当時は真剣にやっていて手を抜いていたわけではなかったが今思えばいま一歩集中が欠けていたのかもしれない。
一瞬別の事に気を取られかけたが今一度集中する、するとエンシェントドラゴンの各部署に複数の反応を感じる事ができた。
「はい、ですが似た形跡が複数あります、これではどれが核なのか見つける事が出来ません!」
「焦るでないわ落ち着いて集中するのじゃ、それはあくまでも封印補助の副核じゃ、その副核から流れ行くマナの先に封印の核があるはずじゃ」
私はジッと流れを感じつつその先を目指していたが!
「ぐゎあーーー!」
「マードック大丈夫か⁉︎……ゴフ⁉︎」
今までエンシェントドラゴン相手に牽制していた2人が怪我を負い始めた。
「ヴィスさん、マードックさん2人共⁉︎」
「馬鹿もーん‼︎ 意識を他に向けるでないわ奴らの犠牲が無駄になるではないか、一刻も早く核を見つけてやらねばいずれ無駄死になるのじゃぞ!」
「は、はい!」
ヴィルヴィンドさんに叱られた私は魔力を神経のひとつひとつにまで行き渡らせ集中を極限まで高め続けた、身体からは汗が滝のように流れ落ちる、そんな状態を続けていた時にふと不思議な感覚を感じた、最初は極小さな魔力の揺らぎかと思ったがそれには意志が宿っていた、自身の魔力をそれに重ねてみるとソレから声が聞こえた……⁉︎
ー…痛い…………助けて…………ママ……ー
これはエンシェントドラゴンの魂⁉︎ 私は魔力を通して声をかけてあげた。
ー大丈夫だよ今助けるからねー
するとエンシェントドラゴンは安心したのか揺らぎは収まりふとその付近に濃厚な魔力の流れを見つけた。
「ヴィルヴィンドさん見つけました‼︎ エンシェントドラゴンの魂のそばに半ば融合しかけてます」
「ッチ、なんとも凶悪な物を仕込まれたものよ、しかも呪いのせいで魂もだいぶ弱まっておるとは、コレは下手をするともたんかもしれん」
「…大丈夫です私があの子を守ります!!!」
「お主………分かったお主に任せよう、 ヴィス! マードック! 仕上げじゃ~ヴィスお前にタイミングを合わせる! 額の角にありったけの力を出し切れい!!」
「了解です!!」
「オッシャー!!」
2人は満身創痍の身体から血が噴き出す程あらん限りの力を振り絞り、エンシェントドラゴンに向け駆け出した。
「マードック 私に合わせろ!」
「おうよ!」
私も最後の呪文を唱え三位一体(さんみいったい)の如く角に攻撃を仕掛けた。
「全てを飲み込め…重力崩壊剣(グラビティブレイク)」
「万物を変革せよ…森羅万象拳(コスモナックル)」
「あの子を助けて…神(ゴット)の審判(ジャッジメント)」
「≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒!」
角に3人同時の攻撃が当たるとエンシェントドラゴンは声にならない声を上げ、しばしの抵抗のあとゆっくりと攻撃が角から封印に浸透し封印の源だった核を粉砕した。
パッキィーーーーーン
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