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時間がたてば忘れる思い
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3人との出会いから、何度か会い一緒に食事をしたりカラオケに行ったりとしていた。
大地と颯斗が大輝の歌声を絶賛するので歌って貰えば、本当に低音ボイスで聴き惚れる程の歌声で紗季子も私も大地と颯斗と同じく大輝の歌声を絶賛した。
何度か会う事で、少しずつ紗季子と颯斗の距離が縮まり親密になっていき大地の後押しもあり付き合う事になった。
颯斗は最初、大輝と大地と違い週末に2人に会うために地元に帰ってきているだけで、仕事関係上車で3時間程の所に住んでいるから頻繁には会えないと断っていたが、大地がどういう後押しをしたのかはわからないけど、大地の後押しと大輝の一言で付き合う事にしたと、後に大地から告げられた。
紗季子が颯斗と2人で会うこともおおくなり、みんなで会う時も颯斗の車に紗季子と颯斗は2人で乗り、大輝も車を運転してきて大輝運転の車に大地を助手席に私は助手席後ろに乗るという事が多くなっていた。
大輝の車は大輝らしいというか、車種がわからない私でも良い車だと思える程だった。
たた、大輝の職種は整備士で車の改造を自分でしているようで、車高も低かった。
たまに、スピードを出し颯斗の運転する車を追抜き、パトカーに追いかけられるもスピードと運転テクニックで巻いていた。
いつも追いかけられても巻いているのだと、整備している車を誇らしいのか笑顔で語りながらも運転していた。
そんな、大輝を大地も誇らしく語っていた。
「大ちゃんはカッコいいだろ!」
「そうだね。カッコいいね!」
「2人ともそんなに褒めなくていいよ?」
「「ホントの事しか言ってないから!!」」
私と大地の声はハモった。
車2台とは言え、5人で遊ぶ事が多かったが、たまに大地の職場の後輩だという2つしたと言っても、大地達3人は私と紗季子よりも3歳上で高校卒業しすぐに働いていた為、学校にいる先輩達よりも大人びて見えていた。
大地の後輩は私達より1歳上だったせいもあり、すぐに私も紗季子も慣れて親しんで話すことが出来た。
どちらかと言うと、紗季子と話すよりも大地の後輩ということもあり、大地と多く話す事の多い私の方が多く話していた。
大地の後輩は、赤井哲也といい、大地はテツと呼び大輝と颯斗には哲也と呼ばれていた。
私は颯斗だけは紗季子の希望もあり、小林くんと呼び、大輝は大ちゃん、大地は大地くん、哲也はテツくんと自然と呼ぶようになり5人ではなく、たまに哲也も混じり遊ぶ様になっていた。
気づくと元彼の事で傷ついていた心は穏やかになっていた。
あの日出会えて声をかけて来てくれた事に感謝しつつ、後輩の哲也をからかうようにじゃれ合っている大地を見て微笑ましく思いながらも笑み浮かべていた。
す
大地と颯斗が大輝の歌声を絶賛するので歌って貰えば、本当に低音ボイスで聴き惚れる程の歌声で紗季子も私も大地と颯斗と同じく大輝の歌声を絶賛した。
何度か会う事で、少しずつ紗季子と颯斗の距離が縮まり親密になっていき大地の後押しもあり付き合う事になった。
颯斗は最初、大輝と大地と違い週末に2人に会うために地元に帰ってきているだけで、仕事関係上車で3時間程の所に住んでいるから頻繁には会えないと断っていたが、大地がどういう後押しをしたのかはわからないけど、大地の後押しと大輝の一言で付き合う事にしたと、後に大地から告げられた。
紗季子が颯斗と2人で会うこともおおくなり、みんなで会う時も颯斗の車に紗季子と颯斗は2人で乗り、大輝も車を運転してきて大輝運転の車に大地を助手席に私は助手席後ろに乗るという事が多くなっていた。
大輝の車は大輝らしいというか、車種がわからない私でも良い車だと思える程だった。
たた、大輝の職種は整備士で車の改造を自分でしているようで、車高も低かった。
たまに、スピードを出し颯斗の運転する車を追抜き、パトカーに追いかけられるもスピードと運転テクニックで巻いていた。
いつも追いかけられても巻いているのだと、整備している車を誇らしいのか笑顔で語りながらも運転していた。
そんな、大輝を大地も誇らしく語っていた。
「大ちゃんはカッコいいだろ!」
「そうだね。カッコいいね!」
「2人ともそんなに褒めなくていいよ?」
「「ホントの事しか言ってないから!!」」
私と大地の声はハモった。
車2台とは言え、5人で遊ぶ事が多かったが、たまに大地の職場の後輩だという2つしたと言っても、大地達3人は私と紗季子よりも3歳上で高校卒業しすぐに働いていた為、学校にいる先輩達よりも大人びて見えていた。
大地の後輩は私達より1歳上だったせいもあり、すぐに私も紗季子も慣れて親しんで話すことが出来た。
どちらかと言うと、紗季子と話すよりも大地の後輩ということもあり、大地と多く話す事の多い私の方が多く話していた。
大地の後輩は、赤井哲也といい、大地はテツと呼び大輝と颯斗には哲也と呼ばれていた。
私は颯斗だけは紗季子の希望もあり、小林くんと呼び、大輝は大ちゃん、大地は大地くん、哲也はテツくんと自然と呼ぶようになり5人ではなく、たまに哲也も混じり遊ぶ様になっていた。
気づくと元彼の事で傷ついていた心は穏やかになっていた。
あの日出会えて声をかけて来てくれた事に感謝しつつ、後輩の哲也をからかうようにじゃれ合っている大地を見て微笑ましく思いながらも笑み浮かべていた。
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