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歓迎パーティー
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魅了封じ魔道具はアーチーが渡し絶対に常に身につけるようにと伝えミアに渡した。
隣国からの王族も来ていた為、歓迎パーティーが王家主催夜会が開かれた。
ユリアーナが、アレクサンドリアと夜会でダンスをしたいと願い、ユリウスも王家主催夜会の手伝いの為アレクサンドリアのエスコートが出来ないからと、魅了封じの魔道具が機能するか試す為にと、アレクサンドリアは男装しアレクとしてユリアーナをエスコートする事になった。
「先輩って、男装してたんだね?」
「……ラビット夫人。夜会会場では先輩と呼ばないでいただきたい。アレクと男装時は名乗っているから、そう呼んでください」
アレクサンドリアは、ユリアーナに呆れながら注意をした。
「わかりましたわ。グレンの妻として恥じない様にしますわ。先ぱ…じゃない、アレク様。ダンス楽しみにしていますね」
アランはアンナマリーをエスコートし、カルロスはユリアーナをエスコート予定だったが、エスコートの必要性がなくなったので単独でアランとアンナマリーと共に入場して、ユリアーナはアレクサンドリアの男装アレクの姿でユリアーナをエスコートして入場してきた。
ミアは会いたかったアレクが、見た事のない顔をユリアーナに向けていたのを見ることしか出来なかった。
「……ちょっと、先輩?今は私の方が年上なんだから、そんな妹が可愛い我儘言ったなって感じて見ないでくれる?」
ユリアーナはアレクサンドリアの耳元で不満気に囁いた。
「フっ。我儘って理解したんだな?俺の婚約者が忙しくて俺をエスコート出来ないからって、俺にエスコートしてファーストダンスを昔の様に踊れって言うのは我儘だけど可愛いから憎めないアイツの妹だろ?年上でも、変わらないゆりに異世界でも会えて嬉しいんだ」
エスコートされ、入場してから周囲に聞こえない様にユリアーナと男装アレクサンドリアは話していた。
ユリアーナ希望もあり、ファーストダンスはユリアーナと男装アレクサンドリアが踊る事になったが。ユリアーナがホール全体を魅せるダンスをしたいとアレクサンドリアと2人だけ中央に立ちたいと望み、アレクサンドリアは渋っていたが、ユリアーナが言うアレクサンドリアの本気のダンスが見たいとユリウスに望まれ、アレクサンドリアは照れながらも了承した。
王家主催の夜会で、王家も認めた2人だけのダンスが始まる事に招待客達はザワついていた。
男装アレクサンドリアはダンスを踊る為にユリアーナを引き寄せフォールドし、アーチーの傍に控え見つめてくれているユリウスに視線を向け見ていて欲しいと想いを込めて笑みを浮かべた。
ユリウスがいる方向の手前には何人かの令嬢達の姿もあり、男装アレクサンドリアの笑みに黄色い声が上がっていた。
ユリウスとアレクサンドリアの視線の間にはミアの姿もあったが、ミアが嬉しそうにしている頬を染めているのにアレクサンドリアは気づかなかった。
アレクサンドリアは久しぶりの魅せるダンスに楽しく踊り終わった後に、ユリアーナに「お疲れ様」と耳打ちをした。
男装アレクサンドリアがどこの子息なのかと隣国関係者なのかと、ざわつく令嬢達がいた。
「お疲れ様ですアレク様、母様。母様がこんなに踊れるなんて知りませんでしたわ」
アンナマリーが驚きながらも、賞賛の声をかけていた。
「先ぱ…アレク様が昔から上手いから。……あっ、もしかして今のダンスをグレンに見せたら惚れなおしてくれるかな?」
「見せたいんでしたら、父さんから預かっていた魔道具で記録してあります。父さんからブラット夫人が何かしていたら記録しておいてと言われていましたから」
「ホント?じゃあ、グレンに見せるから帰国したらちょうだいね!」
「魔道具で記録か、そんなのまで作っているんだな?余裕があれば僕にも…こちらの国にも譲って欲しいな」
アーチーは、関心したように魔道具に興味を持っていた。
カルロスは伝えておきますと、了承した。
アマリアもアーチーの側にいた為、他国の王族と貴族がいた為、控えめに近づきアマリアに男装アレクサンドリアに話しかけたいミアがアマリアに声をかけた。
アマリアが思案していると、気づいたアーチーが魅了防止魔道具を装着している姿を確認し作用するか確認したく、アマリアに目配せをした。
「…そうですわね。友好国の方もいらっしゃるから、紹介いたしますわ」
アマリアはミアを紹介してくれた。
ミアは不慣れながらも貴族として礼をした。
挨拶をされ、表面的には友好的な笑みを向け返されるが、アラン達は問題の魅了の令嬢だと警戒はしていた。
「…あの、アレク様と踊っていた方はアレク様とはどんな関係なんですか?」
ミアは気にしながら、ユリアーナを見て尋ねると周囲はどう答えようかと考えていた。
「あら、気になるんですの?…アレクとは昔から親しくしていましたの」
誰よりも早く含みのある答えをユリアーナが返した。
「……アレク様の婚約者の方と関係しているんですか?」
「アレクの婚約者?存じていますわ、アレクの事を大事にしていますわ」
「……貴女がアレク様の婚約者ではないんですね?」
ミアは不安そうにユリアーナに尋ねた。
「違いますわ。私には最愛の主人がいますから」
「そう、なんですね」
「ミア嬢は、何故アレクの婚約者を気にしているのかな?」
ユリウスが、何も言わずにユリアーナの隣でミアとユリアーナの会話を聞いているアレクサンドリアが魅了されているのではと不安になりながらも表情には出さずに尋ねた。
「…えっ、と。あの、アレクと仲良くしたいから……その、婚約者の人が気になるんです」
「…そう。婚約者から奪いたいとかではないんだね?」
「あの…その……ユリウスは、どうしてそんな事を聞くの?」
ユリウスの敵対心を肌で感じたのか、怯えながらも答えるミアにユリウスが答える前に男装アレクサンドリアが会話に割って入った。
「俺以外の男性を呼び捨てにするなと言わなかったか?ユリウスを呼び捨てにする許可は得ているのか?婚約者のいる男性を呼び捨てにするのはダメだと伝えたはずだが?」
「アレクはいいの?」
「俺ならいい。俺は……俺だって婚約者が他の子に呼び捨てにされるのは嫌だから、ユリウスを呼び捨てにはしないで欲しい」
「……アレクならいいの?アレクの婚約者は嫌がらないの?」
「アレクと呼ぶならいい。婚約者は俺をアレクとは呼ばないから、婚約者と家族だけ愛称で呼ぶ特別大事な人だから」
ミアがいつもと違い、距離をおかれた様な言葉に驚いていると、男装アレクサンドリアの隣にいたユリアーナが男装アレクサンドリアの腕を意味ありげに突っついていた。
ユリアーナはアンナマリーに無言で咎められていたが。
「……アレク」
「ミア嬢が俺をどう想っているのかは、聞いた訳ではないからハッキリとはわからないが、俺は婚約者が大事なんだ…好みの外見でもミア嬢の事は友人以上には思えない、だからミア嬢も婚約者のいない人を望んで欲しい。君にはアーチー殿下やアマリア様、他にも友人はいるだろう?俺は今日限りミア嬢の前には…会うことはない」
「そんな…なんで?アレク?……どうして…」
ミアは男装アレクサンドリアに拒絶され、意識を失った。
意識を失い倒れるミアをカルロスが支えた。
「……予想以上の魅了で魅了出来なかったからだな?」
「そうか…。ミア嬢を休憩室で休ませる」
カルロスの言葉にアーチーは壁際に控えていた給仕にミアを運ばせた。
隣国からの王族も来ていた為、歓迎パーティーが王家主催夜会が開かれた。
ユリアーナが、アレクサンドリアと夜会でダンスをしたいと願い、ユリウスも王家主催夜会の手伝いの為アレクサンドリアのエスコートが出来ないからと、魅了封じの魔道具が機能するか試す為にと、アレクサンドリアは男装しアレクとしてユリアーナをエスコートする事になった。
「先輩って、男装してたんだね?」
「……ラビット夫人。夜会会場では先輩と呼ばないでいただきたい。アレクと男装時は名乗っているから、そう呼んでください」
アレクサンドリアは、ユリアーナに呆れながら注意をした。
「わかりましたわ。グレンの妻として恥じない様にしますわ。先ぱ…じゃない、アレク様。ダンス楽しみにしていますね」
アランはアンナマリーをエスコートし、カルロスはユリアーナをエスコート予定だったが、エスコートの必要性がなくなったので単独でアランとアンナマリーと共に入場して、ユリアーナはアレクサンドリアの男装アレクの姿でユリアーナをエスコートして入場してきた。
ミアは会いたかったアレクが、見た事のない顔をユリアーナに向けていたのを見ることしか出来なかった。
「……ちょっと、先輩?今は私の方が年上なんだから、そんな妹が可愛い我儘言ったなって感じて見ないでくれる?」
ユリアーナはアレクサンドリアの耳元で不満気に囁いた。
「フっ。我儘って理解したんだな?俺の婚約者が忙しくて俺をエスコート出来ないからって、俺にエスコートしてファーストダンスを昔の様に踊れって言うのは我儘だけど可愛いから憎めないアイツの妹だろ?年上でも、変わらないゆりに異世界でも会えて嬉しいんだ」
エスコートされ、入場してから周囲に聞こえない様にユリアーナと男装アレクサンドリアは話していた。
ユリアーナ希望もあり、ファーストダンスはユリアーナと男装アレクサンドリアが踊る事になったが。ユリアーナがホール全体を魅せるダンスをしたいとアレクサンドリアと2人だけ中央に立ちたいと望み、アレクサンドリアは渋っていたが、ユリアーナが言うアレクサンドリアの本気のダンスが見たいとユリウスに望まれ、アレクサンドリアは照れながらも了承した。
王家主催の夜会で、王家も認めた2人だけのダンスが始まる事に招待客達はザワついていた。
男装アレクサンドリアはダンスを踊る為にユリアーナを引き寄せフォールドし、アーチーの傍に控え見つめてくれているユリウスに視線を向け見ていて欲しいと想いを込めて笑みを浮かべた。
ユリウスがいる方向の手前には何人かの令嬢達の姿もあり、男装アレクサンドリアの笑みに黄色い声が上がっていた。
ユリウスとアレクサンドリアの視線の間にはミアの姿もあったが、ミアが嬉しそうにしている頬を染めているのにアレクサンドリアは気づかなかった。
アレクサンドリアは久しぶりの魅せるダンスに楽しく踊り終わった後に、ユリアーナに「お疲れ様」と耳打ちをした。
男装アレクサンドリアがどこの子息なのかと隣国関係者なのかと、ざわつく令嬢達がいた。
「お疲れ様ですアレク様、母様。母様がこんなに踊れるなんて知りませんでしたわ」
アンナマリーが驚きながらも、賞賛の声をかけていた。
「先ぱ…アレク様が昔から上手いから。……あっ、もしかして今のダンスをグレンに見せたら惚れなおしてくれるかな?」
「見せたいんでしたら、父さんから預かっていた魔道具で記録してあります。父さんからブラット夫人が何かしていたら記録しておいてと言われていましたから」
「ホント?じゃあ、グレンに見せるから帰国したらちょうだいね!」
「魔道具で記録か、そんなのまで作っているんだな?余裕があれば僕にも…こちらの国にも譲って欲しいな」
アーチーは、関心したように魔道具に興味を持っていた。
カルロスは伝えておきますと、了承した。
アマリアもアーチーの側にいた為、他国の王族と貴族がいた為、控えめに近づきアマリアに男装アレクサンドリアに話しかけたいミアがアマリアに声をかけた。
アマリアが思案していると、気づいたアーチーが魅了防止魔道具を装着している姿を確認し作用するか確認したく、アマリアに目配せをした。
「…そうですわね。友好国の方もいらっしゃるから、紹介いたしますわ」
アマリアはミアを紹介してくれた。
ミアは不慣れながらも貴族として礼をした。
挨拶をされ、表面的には友好的な笑みを向け返されるが、アラン達は問題の魅了の令嬢だと警戒はしていた。
「…あの、アレク様と踊っていた方はアレク様とはどんな関係なんですか?」
ミアは気にしながら、ユリアーナを見て尋ねると周囲はどう答えようかと考えていた。
「あら、気になるんですの?…アレクとは昔から親しくしていましたの」
誰よりも早く含みのある答えをユリアーナが返した。
「……アレク様の婚約者の方と関係しているんですか?」
「アレクの婚約者?存じていますわ、アレクの事を大事にしていますわ」
「……貴女がアレク様の婚約者ではないんですね?」
ミアは不安そうにユリアーナに尋ねた。
「違いますわ。私には最愛の主人がいますから」
「そう、なんですね」
「ミア嬢は、何故アレクの婚約者を気にしているのかな?」
ユリウスが、何も言わずにユリアーナの隣でミアとユリアーナの会話を聞いているアレクサンドリアが魅了されているのではと不安になりながらも表情には出さずに尋ねた。
「…えっ、と。あの、アレクと仲良くしたいから……その、婚約者の人が気になるんです」
「…そう。婚約者から奪いたいとかではないんだね?」
「あの…その……ユリウスは、どうしてそんな事を聞くの?」
ユリウスの敵対心を肌で感じたのか、怯えながらも答えるミアにユリウスが答える前に男装アレクサンドリアが会話に割って入った。
「俺以外の男性を呼び捨てにするなと言わなかったか?ユリウスを呼び捨てにする許可は得ているのか?婚約者のいる男性を呼び捨てにするのはダメだと伝えたはずだが?」
「アレクはいいの?」
「俺ならいい。俺は……俺だって婚約者が他の子に呼び捨てにされるのは嫌だから、ユリウスを呼び捨てにはしないで欲しい」
「……アレクならいいの?アレクの婚約者は嫌がらないの?」
「アレクと呼ぶならいい。婚約者は俺をアレクとは呼ばないから、婚約者と家族だけ愛称で呼ぶ特別大事な人だから」
ミアがいつもと違い、距離をおかれた様な言葉に驚いていると、男装アレクサンドリアの隣にいたユリアーナが男装アレクサンドリアの腕を意味ありげに突っついていた。
ユリアーナはアンナマリーに無言で咎められていたが。
「……アレク」
「ミア嬢が俺をどう想っているのかは、聞いた訳ではないからハッキリとはわからないが、俺は婚約者が大事なんだ…好みの外見でもミア嬢の事は友人以上には思えない、だからミア嬢も婚約者のいない人を望んで欲しい。君にはアーチー殿下やアマリア様、他にも友人はいるだろう?俺は今日限りミア嬢の前には…会うことはない」
「そんな…なんで?アレク?……どうして…」
ミアは男装アレクサンドリアに拒絶され、意識を失った。
意識を失い倒れるミアをカルロスが支えた。
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