異世界国家間統一無双

番外編(アルファポリス版)

　私は今彼の前にいます…

　3年前初めて家出した時の事…

　私は初めて親戚や給仕さん以外の男性と出会いました。

　彼は初めてあった私にとても優しくしてくれました。

　そして彼は閉じ込められてしまいました…

　その日あった出来事は初めての事がいっぱいでした。

　私は一直線にお家に帰ってお父様に泣きつきました。

　お父様は調査隊を派遣して、彼の救出を試みましたが失敗に終わりました…

　彼にかけられた魔法はどんな禁忌の魔法よりも強力でした。

　お父様は最初は娘の私の為に、そして次第に彼の囚われた魔法に興味を示し魔法の解除に全力で取り組む様になりました。

　それでも魔法は解けませんでした。

　私は彼の元へ毎日通い詰めました。

　それでも彼は囚われたままでした。

　次第に私は成長し彼と同じ位の歳になりました。

　私はもう彼とは話せ無いのでしょうか。そんな感情が私を押し潰そうとしていました。

　そして彼は姿を消しました。

　私は直ぐに彼の元に向かいました。

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「………重い」

　俺はアンジェからエリスの日記を貸して貰っていた…

　なんか「コレを見て少しはエリス様のお気持ちを察しろ！」って言われたから自室で読んでたんだが…

「コレは…封印だな…」

　俺は日記を厳重に箱に詰めてストレージに入れた。

　後日、マトリョーシカから日記を取り出そうとするアンジェに手伝わされたのは言うまでも無い…