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第十二章 まるで終わらぬ年の暮れ
CASE94 リール村⑤
しおりを挟む『さあやってきました二回戦! 一回戦の不完全燃焼を払しょくできるのか! ──いや、うーん…………煽っておいてなんスけど、面子が地味なんでちょっと期待薄ッスね』
「失礼な奴だな」
とは言っても、実況席のアヤセの言う通りでもある。
二回戦の対戦カードは、アグニス率いる村人チーム対俺を含む冒険者チームC。
いつものトラブルメーカーたちが含まれていないチーム同士の戦いと言うことでかなり気は楽である。
だがその実見ていて楽しいものでは無いだろう。良くも悪くも場を盛り上げてくれる人間が居ないのだ。
「頼むぜ大将。冬のボーナス、期待してるからよ」
「そう言われましても……私自身特別な力を持っているわけではありませんし」
「またまたぁ、召喚者なんだから鼻歌交じりで勝てちゃうんでしょ? こう……小指一本でぶっ飛ばすみたいな」
小指一本でぶっ飛ばされる地震ならあるが。
どうにも冒険者たちの俺に対する期待感が凄いことになっている。確かにこの村は召喚者の関係者が多い。
剣に転生したエクスカリバー。リール村トラブルメーカー筆頭。
今は亡き召喚者アヤセ。亡きと言ってもゴーストになって現存。
そして最大の被害をまき散らすコースケ。もはや言わずもがなである。
こうしてみてみると、召喚者に対して過大な期待を寄せるのもうなづける。だが待ってほしい、こいつらと一緒にするな。
召喚者と言っても能力はピンキリ。特殊能力を持っていても、それ以外は一般人と変わら無い奴らも大勢いるらしい。
まあそんな事は大抵自称で、結局トラブルを起こすので関係ないが。
つまり何が言いたいのかと言うと、先に挙げた三人は召喚者の中でも上位に当たる奴らであり────俺は最底辺に位置する奴なのである。
「最底辺に位置する奴なんですよ」
「え、なにが?」
「いえこちらの話で……」
まあしかし、このような勘違いも今この状況ならば悪くないのかもしれない。
何せ仲間の冒険者たちのテンションはうなぎのぼり。士気は高くやる気も十分。おまけに相手は村人たちである。
この世界の常識として、戦闘に身を置く職種とそのほかでは
これだけ勝つ要素が揃っているのだ。余計な水は差すまい。
なにより────俺も冬のボーナスは欲しい!!
雪合戦を考えたのは純粋に職務の都合によるものだった。賞金である金一封にせよ、予算を使い切るための方便である。
そのため金一封の中身は結構な額を入れたのだ。
まさか自分が参加するとは思っていなかったので、深く考えず大盤振る舞い。
そして自分の意に反して参加。これはもう、俺がどうこう言う問題じゃない。優勝して金一封をもらったとしても不可抗力なのだ。
かーつれーわー! 特に望んでもない金を受け取らなきゃいけないのはつれーわー!
「とにかく、優勝を望んでいるのは私も一緒です。皆さん、全力で頑張ってください!」
「ああ、頑張ろうな……って、その言い方だと俺ら任せになるんじゃ……」
「あ、始まりますよ行きましょう!!」
そう。負けられないこの戦いを頑張るのだ────お前らがなぁ!!
『えー、先ほど皆様にお知らせした通り召喚魔法や錬金魔法などは禁止します。あくまで自分の身体能力と、防御系補助系魔法スキルで戦ってくださいね』
『もしルールの穴をつこうとする人が居るなら、皆さんを見下ろしている雪だるまを見て考え直してほしいッス』
俺たちを見下ろす超大型雪だるま──ならぬパプカ印の雪製ゴーレム。作ったは良いものの、使わずに終わったのでほったらかしになっていた。
観客席に居る当人は、恥ずかしさのあまり顔を覆ってうずくまっている。
「皆さん、ああはならないようにしましょう」
「「「オウッ!!」」」
「ちょっと聞こえてますよサトー!!」
外野からヤジが飛んでいるようだが無視しよう。
さて、前置きが長くなったがそれぞれのチームが配置につき、ルーンによる合図を持って二回戦の始まりとなった。
あらかじめ自陣営の冒険者たちに指示を出し、正面に防衛部隊。両側面に攻撃舞台を配置している。相手の攻撃を受け止めつつ、攻撃も同時に行える鉄壁の布陣だ。
「うわ地味っ! 地味ですよサトー。もうちょっとこう奇抜な立ち回りをしないと、観客が退屈しちゃうじゃないですか」
外野からヤジが飛んでいるようだが無視しよう。
こちとら目的はあくまで勝利。相手がアグニス率いる村人一般市民と言えど、派手に立ち回ってパプカのような有様をさらすつもりはない。
慢心せず、地味と罵られても勝ちにこだわる。全く金銭の魔力と言うのは恐ろしいものがあるな。
「では行くぞ──間違えた。行ってください皆さん! 勝利のトロフィーを我が手の中に!!」
「やっぱり俺たち任せなのかよ!!」
俺の指示を受け、仲間たちはそれぞれの役割を果たし始めた。
何と言うことだ、最高じゃないか!!
いつもは指示を出しても鼻で笑われて拒否られるか、斜め上の解釈をされて場を引っ掻き回されるのがオチだが、普通の冒険者たちとはこんなにも素直な奴らだったのか。
俺ももう少し付き合う連中を選んだ方が良いのかもしれない。これが分かっただけでも、この大会を開いた価値はあったのだな。
ドゴオオオオオォッン!!
雪合戦の会場から聞こえてはいけない爆音が聞こえた。
と言うかその音は俺の正面の雪壁から突き抜けて頬をかすめ、さらに後方の雪壁を砕いて勢いを止めた。
幸いにも俺にけがはなく、何かが頬をかすめはしたがそこから流れるのは血ではなく冷や汗だけだった。
「な……は? 何が……」
まだ試合は開始したばかり。相手チームがこちらまでやって来るには今しばらくかかるはずだ。
しかも相手は村人チーム。このような威力を出せる人間が居るとも思えない。居たとしてもこの威力、反則技でも使わないとこうはならないだろう。
俺は恐る恐る正面に空いた雪壁の穴を覗く。
そこから見える景色は、競技場の中腹に設けられたいくつもの雪壁が無残な姿となっており、さらにそれを超えて相手陣地まで一直線に良く見える。
そしてそこには身の丈2メートルを超え、ゴルフリートのオッサンよりも大柄な上半身裸の男が立っていた。
「えーっと…………どちら様?」
いや、俺は彼を見たことがある。
村人たちとは挨拶を交わす間柄ではあるものの、そこまで深い付き合いは無いのだが、どうにも彼は見たことがある。
頭の中で村人の名簿を検索していると、答えは相手の口から放たれた。
「ふぃー。やはり寄る年波には勝てんのう。現役時代に比べて威力が落ちるわい」
「────ドクター?」
その声はかつて俺が盲腸で入院した時にお世話になった、村唯一のドクターの物であった。
グラサンをかけ、口には白いひげを蓄え、スキンヘッドなつるっぱげ。どこの仙人だよとツッコみたくなるような容姿のドクターが、これまたどこの仙人だよとツッコみたくなるような大男に変貌していたのだ。
「ど、ドクター……? それは一体どういう状態……」
「いやなに、たまには運動もせねばと思っての。昔の仲間を募って参加したんじゃが、やはり肩と腰が……」
「昔の仲間……?」
その言葉を皮切りに、側面を攻めていた味方冒険者たちが宙を舞った。比喩表現ではなく実際に舞った。
「元竜騎士の俺に立ち向かうたぁいい度胸だガキども!! 竜も槍もねぇが相手してやるぜぇ!!」
「元上級聖騎士の私に雪玉なんて効かないわよ! さあ、死にたい人からかかってらっしゃい!!」
【元】と言う但し書きはつけつつも、各々冒険者のとしては最上級のジョブを口にする村人たち。その姿たるや、普段ののほほんとした村からは想像のつかない猛々しいものであった。
そんな村人たちが十数人。俺のチームの相手をしているのである。
────と、ここでアヤセからのアナウンスが流れた。
『ここで新情報ッス! 辺境の地開拓村のリール村! こんな辺境の地を開拓するなんてイかれた考えに乗る連中などそう居らず、名乗りを上げたるは元冒険者! それも最低でもプラチナランク以上の冒険者が集ったという話だそうッス!!』
「「「「なにぃーー!?」」」」
プラチナランクと言えば超一流冒険者。普段はアレなパプカもこのランクに位置付けられている。
それが【最低】と来たものだからもっと上も居るのだろうか。
俺は現役冒険者については全員きちんと把握している。それは職務上必要なことだから覚えたのであって、さすがに村人たちの過去など調べようはずがない。
確かにコースケをはじめとする馬鹿どもの被害をやけにあっけらかんと傍観しているなぁとは思っていたが、まさかそんな略歴があったとは……
次々と吹き飛ばされる味方たち。どうやら引退したとはいえ実力はさほど変わっていないらしく、現役であっても低ランクの冒険者では歯が立たない様子だった。
「さあ次は当てるぞい。元伝説の拳闘士としてカッコ悪い所は見せられんわい」
そう言って地面の雪を腕一杯に抱え、それを抱きしめるように圧縮していくドクター。
最終的に物理の法則から逸れるほど圧縮された雪玉……もとい雪弾は、手のひらサイズに収まって何やらただならぬ妖気を纏った謎の物体へと変貌した。
なるほど、先ほど雪壁をぶち破ってきたのはこれか。
『ち、ちなみに補足ですが、皆さんルール違反は一切犯してらっしゃいません。殆ど素の身体能力か、ルール内の魔法とスキルで活動されています』
プラチナランクの冒険者以上となれば、素の能力も文字通り桁が違う。現役冒険者が紙屑のように宙を舞っているのを見れば分かるだろう。
「────ふっ、とうとう俺の出番のようだな」
このような想像だにしていなかった異常事態。重い腰を上げるのは外ならぬ俺。
頼りにしていた味方たちではもはや荷が重い状況。それならば俺が行動に出るしかないだろう。
雪壁の穴から競技場の中腹へと移動して、胸を張ってドクターを見る。
「おぉ……っ! とうとうサトーが出るぞ!」
「初めて見るけど、召喚者の実力を見せてくれるのね!」
よせやい照れるぜ。俺は少し鼻を鳴らしてポケットに手を入れた。そこにしのぶ重要アイテム。この戦いに終止符をうつために、俺はそれを大きく掲げた。
────はためく白き御旗。すなわち──
『おおっと!? ここで支部長さん白旗だぁー!!』
苦笑いのルーンが終了の合図を出した。
そう、俺たちは負けたのである。
「「「うおおおいっ!?」」」
味方から抗議の声が沸き上がった。
「なんだそりゃぁ! 召喚者の力を見せてくれるんじゃねぇのかよ!!」
「うるせぇ!! 俺に召喚者としての力を求めるんじゃねぇこちとら一般人じゃい!! そもそもお前らアレを見て勝てると思うのか!? 俺は無理だ!!」
指した指先は、未だ戦闘隊形を取ったままの村人たちの姿があった。
「「「────ぐぅ」」」
現役冒険者たちはぐうの音も出ないようだ。
こうして俺たちは、戦略的敗北を受け入れたのだった。
「────あれ俺の出番は!?」
相手陣営からアグニスの声が聞こえた気がするが気のせいだろう。
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