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HOPE
4-1 complementary relationship
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翌日、一二時。
「サミュエル、エノーラ。向かうフランスでも、神のご加護が続きますよう、祈っておりますよ」
児童養護施設の施設長は、そうして双子のサミュエルとエノーラ兄妹の肩を撫でた。シスターたちも、別れを静かに告げる。
「サヨナラ、シスター」
「シスターたち、さようなら」
小さく別れを告げる、サミュエルとエノーラ。その表情は、清々しさを醸している。
この日、YOSSY the CLOWNとサミュエル・エノーラ兄妹は、養子縁組を結んだ。
「一日でも早く施設を退所したい」とサミュエルからの強い申し入れがあり、YOSSY the CLOWNはその日の内に、自宅のあるフランスへと連れてくことを決めた。
「ミスター・YOSSY the CLOWN」
「はい、施設長」
低く呼ばれる、YOSSY the CLOWN。
「定期的にこちらから電話をかけますこと、またそれには必ずお出になること。くれぐれもお忘れなきよう頼みますよ」
「sure , 忘れません。必ず二人へ電話を変わることも」
「このことは、二人の心身の安全上、また新たな生活に馴染めているかの確認にもなりますわ。なので、これをひとつでも怠ることはなりません。そして無期限です。無期限に、ですからね」
「ええ、かしこまりました」
深々と頭を下げる、YOSSY the CLOWN。
険しい顔つきをしていた施設長だったが、その内にフッと力みが抜けると、消えるように告げた。
「どうか……どうか、私たちより何億倍もの幸福を、二人に、お与えください……」
「ええ。誓って、必ずや」
♧
日本──枝依市西区、柳田探偵事務所。
事務所秘書として雇われはじめた服部若菜は、安値に安値を重ね貼りしたライトベージュのスーツジャケットを、ばさりと肩にひっかけた。
「いいですか、柳田さん。今日から古紙はあの古紙ストッカーへ入れてください。『四つ折りにして』ですよ。あ、四つ折りわかります? こう折って、こう折ったらほら、四つ折り。新聞ってほぼ四つ折りになってるから、さすがにわかりますよねぇー?」
嫌みを滴るほど含ませたその台詞。柳田良二はタバコをふはあ、と白くふかす。
「るせぇな……」
「ウルセェとはなんですかっ。そんなことだから、事務所がゴミの山になるんですよ」
「ゴミじゃねぇっつってんだろ」
「ゴミでしたァー。七割ゴミとなりましたァー」
『つーん』な良二。
鼻息荒く、切れ長の目尻をキッと吊る若菜。
「つーか。誰のお陰でそのソファに寝っ転がれてっと思ってんですかっ」
ビッ、と向けられる、若菜の右人指し指。
五日前まで新聞紙の山に埋もれていた本革の三人がけソファは、埃ひとつ無い状態にまで美しさを取り戻していた。が。そこへ、かれこれ二〇分は横たわっている良二。
「あー、やっぱ落ち着くな。ここはこうでなきゃな。ソファ入れた意味がねぇ」
ベッド代わりかよ、と胸の内のみでツッコミをかます若菜。
「あ、そだ。おい、仕事頼まれろ」
「休憩したらでもいいですか」
「いや、頼まれてから休憩しろ。大したことじゃねぇから」
ぶっきらぼうさは変わらないものの、良二にしてはどことなく柔らかいトーン。若菜は眼力を緩めて「なんですか」と近寄る。
「隣の花屋に、挨拶してこい」
「隣の、花屋?」
タバコをスパアとひと吸いしてから、細長い足をタンタンと下ろし、身を起こした。
「『マドンナリリー 二号店』。マジで隣にあるから、迷うわけもねぇ」
クイッと親指が差し向けられたのは、『柳』の窓の方向。事務所を正面に見たときに、左側にある建物の一階に、小さな花屋がある。
「期限付きで秘書になったってこと簡単に説明してから、あのダンボール一箱渡してくるだけだ。簡単だろ」
良二が次に指したのは、五日前まで紙山に埋まっていた事務机の手前。三つダンボールが積み重なり、うちひとつを持っていけということのようで。
「この、軽かったダンボールですか」
「あぁ」
「中身何なんですか?」
「ポケットティッシュ」
「ポケットティッシュぅ?」
「ここ創立したときから置いてもらってんだよ。無くなる度によこせよこせって。まぁ、ありがてぇことだけど」
ゴニョゴニョ、と声の小さい後半部分。若菜は目を丸くした。
良二が口を開けば、出てくるのは刺々しい発言に乱暴な言い回しばかりかと思っていた。しかしごく稀に、こんな風にそっぽを向くこともあるのか、と硬直した。
「へぇ、柳田さんて可愛いところあんですね」
「ああん?! かわいーってなんだ、俺はカッコいいだろ」
「…………」
前言撤回。まなざし冷ややかな若菜。
「チッ、グダグダ抜かしてンな、早く行ってこい」
「へーい」
♧
イギリス──某空港入口付近。
「ねえ、ミスター」
空港に到着すると、サミュエルがくるりと深い灰緑の瞳をYOSSY the CLOWNへと向けた。
「そろそろ名前教えてよ。YOSSY the CLOWNじゃない方」
「あ、ゴメン。忘れてた。うっかり」
荷物であるトランクをドカドカと移動用カートへ積み込み、YOSSY the CLOWNはその仮面を剥ぐ。
「善一だよ。柳田善一。だからこれからは、ヨッシーって呼んでね」
「ヨっ……」
「シー?」
満足そうなYOSSY the CLOWN──もとい、柳田善一。にんまりと笑んで、うんうんと頷いている。
咳払いを挟み、サミュエルは申し訳なさそうに口を開いた。
「あの、Daddyじゃあなくていいわけ?」
「うーん、別にそれでも構わないんだけどォ」
柳田善一は口元に右手をやりながら苦笑いで呟いた。
「キミ達が俺をそう呼ぶの、イヤかなーと思って」
柳田善一は目線の高さを合わせるため、その場にしゃがんで二人を交互に見つめる。
「一応、書面上は親子になったわけだけど、まだお互いにきちんとした素性もわからないし、不安だろう? 俺はキミ達と、ちょっとずつでも距離を縮めたい。だからまずは仲良くなるために、愛称で呼び合ってみるってのはどうかなー、と思ったんだ」
「愛、称」
エノーラがなぞり呟くと、サミュエルはきゅっと眉を寄せた。わくわく、キラキラしたまなざしの柳田善一へ、ピシャッと冷徹な言葉をぶつける。
「ボクたち愛称で呼ばれたことなんてないからわからないっ」
「…………」
わずかの間の後、あまりにも寂しそうに目を泳がせるサミュエルとエノーラ。柳田善一は、二人にバレないように口の中をチリと噛んだ。彼らのトラウマに触れてしまったかもしれない自分の発言に悔やみ、しかしそれが大きな克服機会であることにも気が付いて。
「じゃあ考案しよう!」
「は?」
「え」
スックと立ち上がり、柳田善一はにんまりと笑んだ。
「ひとまず追々ってことで──そうだ、飛行機の中で考えることにしない? 三人で。あ、けど俺のことはヨッシーって呼んでね」
キョトンと立ち呆ける二人を抱き上げ、荷物カートの上のトランクへ座らせる。
「これ、日本でやると『ダメ』って言われるんだけど、海外ではよく見るよねぇ」
「え?」
「そう、なの?」
「映画とかで観たことあるし、アメリカの空港でもこの前見たんだ。さーて二人とも。心の準備はよろしいですか?」
「心の準備?」
「何するの、ミスター?」
ニタリ、悪く笑む柳田善一。
「ジェットコースターみたいだよ、絶対! 行くよーっ」
取っ手のレバーがガション、と下がる。地面を蹴り上げ、駆け出す柳田善一。ガダガダとキャスターを激しく鳴らして、移動用カートが転がりだす。
「ちょ! ミスター、ヤバイよ!」
「ミスターじゃなくて、ヨッシーだってば!」
流れる景色。チェックインカウンターまで、カートも三人もガラガラと一直線に駆けていく。
「キャハハ?! 速い! こわい! お腹、もぞもぞするっ!」
「ねーっ、エノーラ楽しいだろ?! ほらサミュエルも笑って!」
「笑えねーよ、危なーい!」
「サミュエル、エノーラ。向かうフランスでも、神のご加護が続きますよう、祈っておりますよ」
児童養護施設の施設長は、そうして双子のサミュエルとエノーラ兄妹の肩を撫でた。シスターたちも、別れを静かに告げる。
「サヨナラ、シスター」
「シスターたち、さようなら」
小さく別れを告げる、サミュエルとエノーラ。その表情は、清々しさを醸している。
この日、YOSSY the CLOWNとサミュエル・エノーラ兄妹は、養子縁組を結んだ。
「一日でも早く施設を退所したい」とサミュエルからの強い申し入れがあり、YOSSY the CLOWNはその日の内に、自宅のあるフランスへと連れてくことを決めた。
「ミスター・YOSSY the CLOWN」
「はい、施設長」
低く呼ばれる、YOSSY the CLOWN。
「定期的にこちらから電話をかけますこと、またそれには必ずお出になること。くれぐれもお忘れなきよう頼みますよ」
「sure , 忘れません。必ず二人へ電話を変わることも」
「このことは、二人の心身の安全上、また新たな生活に馴染めているかの確認にもなりますわ。なので、これをひとつでも怠ることはなりません。そして無期限です。無期限に、ですからね」
「ええ、かしこまりました」
深々と頭を下げる、YOSSY the CLOWN。
険しい顔つきをしていた施設長だったが、その内にフッと力みが抜けると、消えるように告げた。
「どうか……どうか、私たちより何億倍もの幸福を、二人に、お与えください……」
「ええ。誓って、必ずや」
♧
日本──枝依市西区、柳田探偵事務所。
事務所秘書として雇われはじめた服部若菜は、安値に安値を重ね貼りしたライトベージュのスーツジャケットを、ばさりと肩にひっかけた。
「いいですか、柳田さん。今日から古紙はあの古紙ストッカーへ入れてください。『四つ折りにして』ですよ。あ、四つ折りわかります? こう折って、こう折ったらほら、四つ折り。新聞ってほぼ四つ折りになってるから、さすがにわかりますよねぇー?」
嫌みを滴るほど含ませたその台詞。柳田良二はタバコをふはあ、と白くふかす。
「るせぇな……」
「ウルセェとはなんですかっ。そんなことだから、事務所がゴミの山になるんですよ」
「ゴミじゃねぇっつってんだろ」
「ゴミでしたァー。七割ゴミとなりましたァー」
『つーん』な良二。
鼻息荒く、切れ長の目尻をキッと吊る若菜。
「つーか。誰のお陰でそのソファに寝っ転がれてっと思ってんですかっ」
ビッ、と向けられる、若菜の右人指し指。
五日前まで新聞紙の山に埋もれていた本革の三人がけソファは、埃ひとつ無い状態にまで美しさを取り戻していた。が。そこへ、かれこれ二〇分は横たわっている良二。
「あー、やっぱ落ち着くな。ここはこうでなきゃな。ソファ入れた意味がねぇ」
ベッド代わりかよ、と胸の内のみでツッコミをかます若菜。
「あ、そだ。おい、仕事頼まれろ」
「休憩したらでもいいですか」
「いや、頼まれてから休憩しろ。大したことじゃねぇから」
ぶっきらぼうさは変わらないものの、良二にしてはどことなく柔らかいトーン。若菜は眼力を緩めて「なんですか」と近寄る。
「隣の花屋に、挨拶してこい」
「隣の、花屋?」
タバコをスパアとひと吸いしてから、細長い足をタンタンと下ろし、身を起こした。
「『マドンナリリー 二号店』。マジで隣にあるから、迷うわけもねぇ」
クイッと親指が差し向けられたのは、『柳』の窓の方向。事務所を正面に見たときに、左側にある建物の一階に、小さな花屋がある。
「期限付きで秘書になったってこと簡単に説明してから、あのダンボール一箱渡してくるだけだ。簡単だろ」
良二が次に指したのは、五日前まで紙山に埋まっていた事務机の手前。三つダンボールが積み重なり、うちひとつを持っていけということのようで。
「この、軽かったダンボールですか」
「あぁ」
「中身何なんですか?」
「ポケットティッシュ」
「ポケットティッシュぅ?」
「ここ創立したときから置いてもらってんだよ。無くなる度によこせよこせって。まぁ、ありがてぇことだけど」
ゴニョゴニョ、と声の小さい後半部分。若菜は目を丸くした。
良二が口を開けば、出てくるのは刺々しい発言に乱暴な言い回しばかりかと思っていた。しかしごく稀に、こんな風にそっぽを向くこともあるのか、と硬直した。
「へぇ、柳田さんて可愛いところあんですね」
「ああん?! かわいーってなんだ、俺はカッコいいだろ」
「…………」
前言撤回。まなざし冷ややかな若菜。
「チッ、グダグダ抜かしてンな、早く行ってこい」
「へーい」
♧
イギリス──某空港入口付近。
「ねえ、ミスター」
空港に到着すると、サミュエルがくるりと深い灰緑の瞳をYOSSY the CLOWNへと向けた。
「そろそろ名前教えてよ。YOSSY the CLOWNじゃない方」
「あ、ゴメン。忘れてた。うっかり」
荷物であるトランクをドカドカと移動用カートへ積み込み、YOSSY the CLOWNはその仮面を剥ぐ。
「善一だよ。柳田善一。だからこれからは、ヨッシーって呼んでね」
「ヨっ……」
「シー?」
満足そうなYOSSY the CLOWN──もとい、柳田善一。にんまりと笑んで、うんうんと頷いている。
咳払いを挟み、サミュエルは申し訳なさそうに口を開いた。
「あの、Daddyじゃあなくていいわけ?」
「うーん、別にそれでも構わないんだけどォ」
柳田善一は口元に右手をやりながら苦笑いで呟いた。
「キミ達が俺をそう呼ぶの、イヤかなーと思って」
柳田善一は目線の高さを合わせるため、その場にしゃがんで二人を交互に見つめる。
「一応、書面上は親子になったわけだけど、まだお互いにきちんとした素性もわからないし、不安だろう? 俺はキミ達と、ちょっとずつでも距離を縮めたい。だからまずは仲良くなるために、愛称で呼び合ってみるってのはどうかなー、と思ったんだ」
「愛、称」
エノーラがなぞり呟くと、サミュエルはきゅっと眉を寄せた。わくわく、キラキラしたまなざしの柳田善一へ、ピシャッと冷徹な言葉をぶつける。
「ボクたち愛称で呼ばれたことなんてないからわからないっ」
「…………」
わずかの間の後、あまりにも寂しそうに目を泳がせるサミュエルとエノーラ。柳田善一は、二人にバレないように口の中をチリと噛んだ。彼らのトラウマに触れてしまったかもしれない自分の発言に悔やみ、しかしそれが大きな克服機会であることにも気が付いて。
「じゃあ考案しよう!」
「は?」
「え」
スックと立ち上がり、柳田善一はにんまりと笑んだ。
「ひとまず追々ってことで──そうだ、飛行機の中で考えることにしない? 三人で。あ、けど俺のことはヨッシーって呼んでね」
キョトンと立ち呆ける二人を抱き上げ、荷物カートの上のトランクへ座らせる。
「これ、日本でやると『ダメ』って言われるんだけど、海外ではよく見るよねぇ」
「え?」
「そう、なの?」
「映画とかで観たことあるし、アメリカの空港でもこの前見たんだ。さーて二人とも。心の準備はよろしいですか?」
「心の準備?」
「何するの、ミスター?」
ニタリ、悪く笑む柳田善一。
「ジェットコースターみたいだよ、絶対! 行くよーっ」
取っ手のレバーがガション、と下がる。地面を蹴り上げ、駆け出す柳田善一。ガダガダとキャスターを激しく鳴らして、移動用カートが転がりだす。
「ちょ! ミスター、ヤバイよ!」
「ミスターじゃなくて、ヨッシーだってば!」
流れる景色。チェックインカウンターまで、カートも三人もガラガラと一直線に駆けていく。
「キャハハ?! 速い! こわい! お腹、もぞもぞするっ!」
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