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LUCK
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「戻りましたぁー」
すぐに花屋から事務所へと戻った私──服部若菜は、アルミ扉を開けた先に見えた三人がけ応接ソファの上の新聞山に、眉を寄せた。
「あれ。柳田さん、寝てんですか?」
言いながらアルミ扉を後ろ手に閉めて、そのまま小さなシンクへ向かう。
返事はない。マジで寝てんのかな。
事務机の方に足を向けて、新聞を掛け布団代わりに寝転がっている柳田さん。顔にまで新聞を掛けているけど、呼吸しにくくないんだろうか。靴は履いたままで、ソファのひじ掛けからぬっと飛び出ている。まあ、巨大な犬が寝てるみたいなもんですわ。
洗った手を拭いて、春己さんから頂戴した白い封筒を事務机の上へ。なんとなくそれを眺めながら、小さくため息が漏れた。
たかだか私が作った服で、あんな幸せそうな顔を見られるなんて。私が出来ることで、初めて『目に見えて』喜んでもらえた気がする。
目指していた『笑い』とは違うけど、あんなに幸せそうに笑ってもらえるのもいいのかもしれない。こんなこと、今まで考えたこともなかったし予想もしてなかった。
「──上手く、いったのか」
バササ、と新聞が落ちる音。柳田さんが起き上がった。向けられている半開きの目は、気が抜けている。
「あ、すみません。起こしました?」
「別に。テメーが戻ってくるまで寝てるつもりだったから」
いつものように、そのボサついた後頭部をガシガシと掻きながら、ソファから足を下ろした柳田さん。
「戻ってくるまで寝てるつもりだった」ってのが嘘で、本当はずっとバッチリ起きてたってことくらい、私はわかるようになった。だって本当に眠っていたら、コンタクトがまた貼り付いて、外して洗わなきゃならないし。しかも外したところは誰にも見られたくないはずだし。
お互いに白々しく気が付かないフリをして、なんとなく顔を背け合う。
「上手くいったのか? アレ」
「あぁ、はい。買ってきたんじゃないの? って、喜んでもらえました」
ぐぬ、口角が上手く上がんない。変な笑い方になっちゃった。あ、見られてない。セーフ。
「それと、依頼主からお代戴いてしまいました。ちょっと多すぎるんですけど、『お気持ち』だって仰って」
事務机に置いた白い封筒をもう一度手に取って、ツカツカと柳田さんへ寄って行く。
「なんだ、その『戴いてしまった』とか『多すぎる』っつーのは」
「値段設定しなかったんです。うっかり、忘れてて。そしたら『お気持ちだから』って、これを」
封筒を柳田さんへ向ける。前のめりになる柳田さんは、そっとそれを受け取った。
中身を半身だけ取り出し、ペラペラと枚数を数える柳田さんの視線。
なんか緊張するなぁ。ミシンを始めてから、柳田さんの反応の予測が立たない。柳田さん、もしかしてミシンの何かが嫌なのかな。
「五万、か」
封筒へ、取り出した半身の一万円札を戻して呟く柳田さん。私は顎を引いて、びくつきながら訊き返す。
「やっぱり、多いですよね?」
「ああ、多いな」
ですよねー! ふはぁ、と漏れた溜め息と共に目を瞑る私。
私、ちょっと心のどこかで、柳田さんには「足りねぇくらいだな」なぁんて、悪態混じりに誉めてもらえるんじゃないかなーとか、期待していた。じわーりショック。うう、値段的にはやっぱり分不相応だった。春己さんに、早くお金返そう。
そう思っていたら。
「おらよ」
陰る頭上。近い声色。
異変に気が付いて見上げれば、座っていたはずの柳田さんがいつの間にか立ち上がって、私の目の前に突っ立っていた。ぎょっとしている私に気付かないまま、白い封筒を突き返してくる。
「良かったな」
「え?」
「これは全額、テメーの報酬だ。ここに俺が受け取っていい分は、一円もねぇ」
いつもみたいに寄っていない眉。
いつもみたいに睨んでいない目。
目頭に滲む、謎の哀愁。
柳田さんのいつもの覇気が、まるで無い。
「んだよ、不服か?」
「だ、だってっ」
白い封筒を柳田さんのペラペラな胸元に押しやる私。
「こっ、これは、『柳田探偵事務所に来た依頼』なわけで。だから主である柳田さんがいなかったら、成り立たなかった依頼じゃないですかっ」
「ケッ、ばーか」
ぎゅ、とつままれた私の小さな鼻。不意打ちに「ぎゃっ」と不細工な奇声をあげてしまった。最悪……。ついでに言えば、顔のパーツというパーツが全部を鼻へ寄ってしまって。
芸人として見たら六八点、女として見たら一二点のリアクション。そう、中途半端。リアクション芸に於いて一番ダメなやつ。
「俺は今回何もしてねぇ。それに、俺に来るはずだったのは『裁縫できる人間を捜せ』ってだけで、作るのはそもそも含まれてねぇはずだったが?」
柳田さんはポケットに手を突っ込んだままを貫いて、封筒を触ろうとはしてくれなかった。
「それは作ったテメーに払われた報酬だ。素直に受け取れ」
「けど」
「ルセェな。いつもみたいに、がめつい声で金だ金だって喜んでりゃいいじゃねーか」
「がめつい声って……そんなん出してません」
私は、少し赤くなった鼻を擦りながら、白い封筒を自分へ戻して柳田さんを見上げた。ようやく柳田さんの眉間にシワが寄る。いつもよりはまだ薄い。
目が合って、すると不意に、柳田さんの茶黒い両目の下が本当は白銀だってことが過った。
忘れられないほど綺麗で、言っちゃ悪いけど不似合いなほどに澄みきった、柳田さんの白銀の瞳。
あの色を思い出して、胸が跳ね上がって。顔には出てなかったと思うけど、なんだか急に心拍数が増えて、気管支の奥がキュウってなった。
たまたま同じタイミングで、柳田さんも顔をちょっと歪めた。理由はよくわからない。けど、目を合わせていられずにぎこちなく逸らす。
「しょ、正直──」
フイ、と『事』の窓を向いた柳田さん。
「──俺は、テメーがあんなに上手く仕上げられるなんて、思ってなかった」
眉を寄せて、柳田さんの右斜め後ろ側を、そろりそろりと見上げる私。
「期限だって守れるわけねぇだろう、と思った。マジックの手先見てりゃ、そんなに器用な方じゃねぇことくらいわかったから」
なんか、失礼なこと言われてるのに腹立たない。柳田さんが変に寂しそうな背中をするからだろうか。
「だがテメーはちゃんとやってのけた。俺の期待を、良い意味で裏切った」
くるりと私を向く柳田さん。くしゃりと側頭部の髪を掻きあげる。
「その集中力と、費やした時間の報酬が、その封筒の中身だろ。責任持ってありがたーく受け取れ」
「集中力、と時間?」
「依頼っつーのは、そこまでやって初めて『任務完了』になんだよ。テメーの責任は、『報酬をありがたく受け取る』ところまで含まれてる。わかったな」
横を抜けていこうとする柳田さんを、顔ごと追う私。
「任務完了のために受けとる金銭、かぁ」
ぽつりと独り言。視線を落とした先の封筒の白さに、春己さんの幸せそうな笑顔を思い出した。
春己さんが私に払ってくれたであろう『敬意』が、この封筒。
芸の道でも得られなかった笑顔が、なんの価値もないと思っていたものから、いとも簡単に受け取れてしまったという戸惑い。
「なぁ」
「あ、はい」
背中を向けていた柳田さんは、事務椅子の傍でピタッと止まった。
「テメー、ホントはなんでマジック教わろうと思ったんだよ」
放たれた質問に、私はびく、と肩を震わせた。
すぐに花屋から事務所へと戻った私──服部若菜は、アルミ扉を開けた先に見えた三人がけ応接ソファの上の新聞山に、眉を寄せた。
「あれ。柳田さん、寝てんですか?」
言いながらアルミ扉を後ろ手に閉めて、そのまま小さなシンクへ向かう。
返事はない。マジで寝てんのかな。
事務机の方に足を向けて、新聞を掛け布団代わりに寝転がっている柳田さん。顔にまで新聞を掛けているけど、呼吸しにくくないんだろうか。靴は履いたままで、ソファのひじ掛けからぬっと飛び出ている。まあ、巨大な犬が寝てるみたいなもんですわ。
洗った手を拭いて、春己さんから頂戴した白い封筒を事務机の上へ。なんとなくそれを眺めながら、小さくため息が漏れた。
たかだか私が作った服で、あんな幸せそうな顔を見られるなんて。私が出来ることで、初めて『目に見えて』喜んでもらえた気がする。
目指していた『笑い』とは違うけど、あんなに幸せそうに笑ってもらえるのもいいのかもしれない。こんなこと、今まで考えたこともなかったし予想もしてなかった。
「──上手く、いったのか」
バササ、と新聞が落ちる音。柳田さんが起き上がった。向けられている半開きの目は、気が抜けている。
「あ、すみません。起こしました?」
「別に。テメーが戻ってくるまで寝てるつもりだったから」
いつものように、そのボサついた後頭部をガシガシと掻きながら、ソファから足を下ろした柳田さん。
「戻ってくるまで寝てるつもりだった」ってのが嘘で、本当はずっとバッチリ起きてたってことくらい、私はわかるようになった。だって本当に眠っていたら、コンタクトがまた貼り付いて、外して洗わなきゃならないし。しかも外したところは誰にも見られたくないはずだし。
お互いに白々しく気が付かないフリをして、なんとなく顔を背け合う。
「上手くいったのか? アレ」
「あぁ、はい。買ってきたんじゃないの? って、喜んでもらえました」
ぐぬ、口角が上手く上がんない。変な笑い方になっちゃった。あ、見られてない。セーフ。
「それと、依頼主からお代戴いてしまいました。ちょっと多すぎるんですけど、『お気持ち』だって仰って」
事務机に置いた白い封筒をもう一度手に取って、ツカツカと柳田さんへ寄って行く。
「なんだ、その『戴いてしまった』とか『多すぎる』っつーのは」
「値段設定しなかったんです。うっかり、忘れてて。そしたら『お気持ちだから』って、これを」
封筒を柳田さんへ向ける。前のめりになる柳田さんは、そっとそれを受け取った。
中身を半身だけ取り出し、ペラペラと枚数を数える柳田さんの視線。
なんか緊張するなぁ。ミシンを始めてから、柳田さんの反応の予測が立たない。柳田さん、もしかしてミシンの何かが嫌なのかな。
「五万、か」
封筒へ、取り出した半身の一万円札を戻して呟く柳田さん。私は顎を引いて、びくつきながら訊き返す。
「やっぱり、多いですよね?」
「ああ、多いな」
ですよねー! ふはぁ、と漏れた溜め息と共に目を瞑る私。
私、ちょっと心のどこかで、柳田さんには「足りねぇくらいだな」なぁんて、悪態混じりに誉めてもらえるんじゃないかなーとか、期待していた。じわーりショック。うう、値段的にはやっぱり分不相応だった。春己さんに、早くお金返そう。
そう思っていたら。
「おらよ」
陰る頭上。近い声色。
異変に気が付いて見上げれば、座っていたはずの柳田さんがいつの間にか立ち上がって、私の目の前に突っ立っていた。ぎょっとしている私に気付かないまま、白い封筒を突き返してくる。
「良かったな」
「え?」
「これは全額、テメーの報酬だ。ここに俺が受け取っていい分は、一円もねぇ」
いつもみたいに寄っていない眉。
いつもみたいに睨んでいない目。
目頭に滲む、謎の哀愁。
柳田さんのいつもの覇気が、まるで無い。
「んだよ、不服か?」
「だ、だってっ」
白い封筒を柳田さんのペラペラな胸元に押しやる私。
「こっ、これは、『柳田探偵事務所に来た依頼』なわけで。だから主である柳田さんがいなかったら、成り立たなかった依頼じゃないですかっ」
「ケッ、ばーか」
ぎゅ、とつままれた私の小さな鼻。不意打ちに「ぎゃっ」と不細工な奇声をあげてしまった。最悪……。ついでに言えば、顔のパーツというパーツが全部を鼻へ寄ってしまって。
芸人として見たら六八点、女として見たら一二点のリアクション。そう、中途半端。リアクション芸に於いて一番ダメなやつ。
「俺は今回何もしてねぇ。それに、俺に来るはずだったのは『裁縫できる人間を捜せ』ってだけで、作るのはそもそも含まれてねぇはずだったが?」
柳田さんはポケットに手を突っ込んだままを貫いて、封筒を触ろうとはしてくれなかった。
「それは作ったテメーに払われた報酬だ。素直に受け取れ」
「けど」
「ルセェな。いつもみたいに、がめつい声で金だ金だって喜んでりゃいいじゃねーか」
「がめつい声って……そんなん出してません」
私は、少し赤くなった鼻を擦りながら、白い封筒を自分へ戻して柳田さんを見上げた。ようやく柳田さんの眉間にシワが寄る。いつもよりはまだ薄い。
目が合って、すると不意に、柳田さんの茶黒い両目の下が本当は白銀だってことが過った。
忘れられないほど綺麗で、言っちゃ悪いけど不似合いなほどに澄みきった、柳田さんの白銀の瞳。
あの色を思い出して、胸が跳ね上がって。顔には出てなかったと思うけど、なんだか急に心拍数が増えて、気管支の奥がキュウってなった。
たまたま同じタイミングで、柳田さんも顔をちょっと歪めた。理由はよくわからない。けど、目を合わせていられずにぎこちなく逸らす。
「しょ、正直──」
フイ、と『事』の窓を向いた柳田さん。
「──俺は、テメーがあんなに上手く仕上げられるなんて、思ってなかった」
眉を寄せて、柳田さんの右斜め後ろ側を、そろりそろりと見上げる私。
「期限だって守れるわけねぇだろう、と思った。マジックの手先見てりゃ、そんなに器用な方じゃねぇことくらいわかったから」
なんか、失礼なこと言われてるのに腹立たない。柳田さんが変に寂しそうな背中をするからだろうか。
「だがテメーはちゃんとやってのけた。俺の期待を、良い意味で裏切った」
くるりと私を向く柳田さん。くしゃりと側頭部の髪を掻きあげる。
「その集中力と、費やした時間の報酬が、その封筒の中身だろ。責任持ってありがたーく受け取れ」
「集中力、と時間?」
「依頼っつーのは、そこまでやって初めて『任務完了』になんだよ。テメーの責任は、『報酬をありがたく受け取る』ところまで含まれてる。わかったな」
横を抜けていこうとする柳田さんを、顔ごと追う私。
「任務完了のために受けとる金銭、かぁ」
ぽつりと独り言。視線を落とした先の封筒の白さに、春己さんの幸せそうな笑顔を思い出した。
春己さんが私に払ってくれたであろう『敬意』が、この封筒。
芸の道でも得られなかった笑顔が、なんの価値もないと思っていたものから、いとも簡単に受け取れてしまったという戸惑い。
「なぁ」
「あ、はい」
背中を向けていた柳田さんは、事務椅子の傍でピタッと止まった。
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