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LOVE
1-4 choose to one thing
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タン、タン。
中央の応接テーブルに置かれるカップがふたつ。スティック粉末を溶かした温かいミルクティが注がれている。
「あ、あの、蜜葉しゃん?」
「はいっ!」
三人がけソファに若菜、その対面に蜜葉が腰かけ、ぎこちない笑みが向き合った。
「そんなにわくわくされても、そのォ、特に話すようなことは……」
「ご遠慮なさらずに! どこからでも、じっくりと、お聞きします!」
「いや、そ、そうじゃなくて」
明らかに熱を帯びている声色、テンション。ラメグリッターさながらの喜色が、ルンルンと溢れている目元。
「お気持ちは、もう確かめ合ったんですかっ?」
蜜葉のドのつく直球質問を食らった若菜は、「ブッ」と吹き出し、上半身をくの字に折り曲げる。
「いや、蜜葉さん。話がその、早すぎですぜ」
「ええ? そうですか? でも、探偵の柳田さんのこと、気になさってるでしょ?」
「結構」とゆっくり付け加えた蜜葉。ミルクティのカップをそっと持ち上げ、笑む。
「わわ私がっ気にしてるのはっ、し、師匠的なっじょじょじょ上司的なっそういうのだし?!」
「ええー? そーなんですかァ? あ、ミルクティ、いただきます」
「そぼっ、そんな、私にばっか言うけど、み、蜜葉だって、そーだぞ」
ぐい、と前のめる若菜。ミルクティを啜る蜜葉は、猫のような瞳をまんまるにする。
「実際のところ、何があったんだ?」
「何が、とは?」
「あの青いカーネーション」
「フブォ」とカップに口をつけたままの蜜葉が吹き出し、咳き込み俯く。卓上にも制服にも、幸い被害はない。
若菜はニッタァと、その切れ長の双眸を三日月型にひん曲げ、不敵に笑む。
「一体どのように渡されたんです? またどうして渡されたんですゥ? ん? んん? デュフフフ」
蜜葉の頭頂部から下へ下へと、グイグイ赤く染まっていく。同時に、回避方法をぐるぐると自らの中にて検索。
「そっそうでしたァ! わたし、若菜さんに、進路相談とかご報告を、しないと!」
珍しく声を張り、パンと手を叩く蜜葉は、いわゆる『恋バナ』をそうして強制終了。身構えていた若菜は、弧に眉を上げる。
「てーか、まだ二年の冬になったばっかっしょ? 進学校って、もう進路決定しなきゃならない時期なのか?」
「そうでは、ないんですけど」
左耳に髪の毛を掛ける蜜葉。
「デザインの道に進むなら、わたし自身はまず、どうなりたいのか……どうしなきゃいけないのかを、きちんと手順を踏んで、考えなくちゃと思い至りまして」
意気込んで、ひとつ深呼吸。そうしてようやく、蜜葉は視線を上向ける。
「あの日の夜、帰宅してから、両親と話し合いを、したんです。わたしの譲れないこと、もう、握り潰されるわけにはいかない、と」
「ふんふん」
「わたしが、いつになく噛み付いてきたのが、ビックリしたんだと思います。一応……ホントに一応、理解はしてくれまして」
「おお、前進じゃん! すごいよ蜜葉!」
ほにゃり、と弱く笑む蜜葉へ、若菜は口角を上げた。
「デザイナーになることを、わたしの人生の軸にするのか。それにはどんな順路を行かなければいけないのか。その最初の分岐点が、今なのかもしれないと、親と話し終えて、思ったんです」
「最初の分岐点、か」
ふぅん、と若菜は顎に手をやった。
「これから、進路先の学校とか、コンテストとか、そういうのを調べてこうと、思ってます」
窺うように、蜜葉はそろそろと顎を引く。
「順番的には、合ってますかね?」
「うんうん、確か周りはそうしてたはず。ごめん、私当時も友達っていなくて、なんとなくしか周りの状況覚えてなくてさァ」
苦笑の若菜へ、ブンブンと首を振る蜜葉。
「いいんです! 若菜さんに、こういうお話を、聞いていただきたかったので!」
嬉しそうにふわりと笑む蜜葉を、やはり若菜は魅力的だと感じた。胸の奥を掴まれて、羨ましく想う。
「わたし、きっとこれからも、いろいろ迷うと思います。でも、ひとまず決めたから。好きなこと、ホントに譲れないことを、どうあってもやり続けるって」
自信喪失、恐怖、諦め。そんな、自己肯定の仕方を忘れた蜜葉は、もういない。
若菜は甘く「そっか」と笑んだ。
「なんか、ぐっと高校生っぽくなったな、蜜葉」
「そ、そうでしょうか?」
「うん。なんか模範的っていうか」
「フフッ。『模範』、ですか」
小さく笑む蜜葉を、ハテナで窺う若菜。
「すみません。さっきここで、柳田さんも、同じこと仰ってたので」
「お、同じこと?」
「はい。模範的、と」
ドキリ、目を見開く若菜は、口を真一文字に引き結び、固まる。
♧
「模範的なコーコーセーだな。ご苦労なこった」
♧
「たっ、たまたま。たまたまだからっ」
「フフフ、いい感じなんですね」
同じ空間で過ごす時間が多ければ、こんな風に思考も似てくるのだろうか──二人がポジティブに影響し合っているように見えた蜜葉には、このわずかな年齢差が羨ましい。
大袈裟な咳払いを挟んで、若菜は「とにかく」と声を張る。
「わ、私が思ったのは、この前までいろいろ諦めてた蜜葉が、『進路として決めた』って思えるようになったことが、本当にスゴいってことっ」
ミルクティをあおるように飲み下す若菜。息継ぎのプハ、と共に、思考を蜜葉の進路の話へ引き戻す。
「自信もって、胸張っていいんだ。蜜葉は短期間で、こんなことまで考えられるようになって、夢に向かって着実に進んでるんだから」
「ありがとう、ございます」
賛辞がくすぐったい。蜜葉は肩を縮め、耳を赤く染めた。
「大丈夫。縫い物のときと同じで、蜜葉のペースで素直にやってってみたらいい。蜜葉なら、やりたいこともやらなきゃいけないことも、ひとつずつ正確に出来るよ」
若菜は、できうる限りの優しい笑みをしてみせた。
「間違ったり失敗しても、蜜葉の味方はたくさんいる。私、サムエニ、柳田さんと、YOSSYさん。これからも、どんどんみんなに頼っていい。蜜葉も、もう独りじゃないよ」
笑い慣れないその口角が、ぎこちなくもキュッと上がったのを見て、蜜葉はひとつに気が付いた。
「若菜さん、わたし──」
ミルクティが半量入ったカップを置く蜜葉。
「──わたし、最後の一歩を踏み出す、勇気を、若菜さんから、貰いたかったのかも、しれないです」
前のめりになる蜜葉は、震える唇を動かし続ける。
「若菜さんに、そう言ってもらいたくて、きっと今日、ここに来たんだと思います」
鼻の奥がツンとする。涙の気配は、まだしかし遠い。蜜葉は奥歯を噛み締め、グッとそれを堪える。
「わたし、若菜さんの言葉が、会えない間、ずっと欲しかった」
「蜜葉……」
幸せそうに笑んでいる一七才の背を、そっと支えることが出来たらしい。フゥ、と肩の力が抜けた。
意気込んでやるも、失敗することの多かった若菜。
『なにも出来ない』と言われ、また思い、何者にもなれずにいた若菜。
似たような状況下にいる全く違う一七才の手助けを、知らぬ間に出来ていた事実を認識して、目の前が眩んだ。
照れ笑いと共に肩を縮み上げ、口元を右拳で隠す。
「蜜葉がよかったと思ってくれて、それだけで私も嬉しい」
誰かの役に立つことは、自ずと誰かを幸せにする。決して特別な能力がなくても、身近な誰かを幸せに出来るチャンスは、数多に転がっているらしい。
そうだと信じてみよう──「ふひひ」と笑んだ若菜は、YOSSY the CLOWNに右肩に手を添えられた気がした。
中央の応接テーブルに置かれるカップがふたつ。スティック粉末を溶かした温かいミルクティが注がれている。
「あ、あの、蜜葉しゃん?」
「はいっ!」
三人がけソファに若菜、その対面に蜜葉が腰かけ、ぎこちない笑みが向き合った。
「そんなにわくわくされても、そのォ、特に話すようなことは……」
「ご遠慮なさらずに! どこからでも、じっくりと、お聞きします!」
「いや、そ、そうじゃなくて」
明らかに熱を帯びている声色、テンション。ラメグリッターさながらの喜色が、ルンルンと溢れている目元。
「お気持ちは、もう確かめ合ったんですかっ?」
蜜葉のドのつく直球質問を食らった若菜は、「ブッ」と吹き出し、上半身をくの字に折り曲げる。
「いや、蜜葉さん。話がその、早すぎですぜ」
「ええ? そうですか? でも、探偵の柳田さんのこと、気になさってるでしょ?」
「結構」とゆっくり付け加えた蜜葉。ミルクティのカップをそっと持ち上げ、笑む。
「わわ私がっ気にしてるのはっ、し、師匠的なっじょじょじょ上司的なっそういうのだし?!」
「ええー? そーなんですかァ? あ、ミルクティ、いただきます」
「そぼっ、そんな、私にばっか言うけど、み、蜜葉だって、そーだぞ」
ぐい、と前のめる若菜。ミルクティを啜る蜜葉は、猫のような瞳をまんまるにする。
「実際のところ、何があったんだ?」
「何が、とは?」
「あの青いカーネーション」
「フブォ」とカップに口をつけたままの蜜葉が吹き出し、咳き込み俯く。卓上にも制服にも、幸い被害はない。
若菜はニッタァと、その切れ長の双眸を三日月型にひん曲げ、不敵に笑む。
「一体どのように渡されたんです? またどうして渡されたんですゥ? ん? んん? デュフフフ」
蜜葉の頭頂部から下へ下へと、グイグイ赤く染まっていく。同時に、回避方法をぐるぐると自らの中にて検索。
「そっそうでしたァ! わたし、若菜さんに、進路相談とかご報告を、しないと!」
珍しく声を張り、パンと手を叩く蜜葉は、いわゆる『恋バナ』をそうして強制終了。身構えていた若菜は、弧に眉を上げる。
「てーか、まだ二年の冬になったばっかっしょ? 進学校って、もう進路決定しなきゃならない時期なのか?」
「そうでは、ないんですけど」
左耳に髪の毛を掛ける蜜葉。
「デザインの道に進むなら、わたし自身はまず、どうなりたいのか……どうしなきゃいけないのかを、きちんと手順を踏んで、考えなくちゃと思い至りまして」
意気込んで、ひとつ深呼吸。そうしてようやく、蜜葉は視線を上向ける。
「あの日の夜、帰宅してから、両親と話し合いを、したんです。わたしの譲れないこと、もう、握り潰されるわけにはいかない、と」
「ふんふん」
「わたしが、いつになく噛み付いてきたのが、ビックリしたんだと思います。一応……ホントに一応、理解はしてくれまして」
「おお、前進じゃん! すごいよ蜜葉!」
ほにゃり、と弱く笑む蜜葉へ、若菜は口角を上げた。
「デザイナーになることを、わたしの人生の軸にするのか。それにはどんな順路を行かなければいけないのか。その最初の分岐点が、今なのかもしれないと、親と話し終えて、思ったんです」
「最初の分岐点、か」
ふぅん、と若菜は顎に手をやった。
「これから、進路先の学校とか、コンテストとか、そういうのを調べてこうと、思ってます」
窺うように、蜜葉はそろそろと顎を引く。
「順番的には、合ってますかね?」
「うんうん、確か周りはそうしてたはず。ごめん、私当時も友達っていなくて、なんとなくしか周りの状況覚えてなくてさァ」
苦笑の若菜へ、ブンブンと首を振る蜜葉。
「いいんです! 若菜さんに、こういうお話を、聞いていただきたかったので!」
嬉しそうにふわりと笑む蜜葉を、やはり若菜は魅力的だと感じた。胸の奥を掴まれて、羨ましく想う。
「わたし、きっとこれからも、いろいろ迷うと思います。でも、ひとまず決めたから。好きなこと、ホントに譲れないことを、どうあってもやり続けるって」
自信喪失、恐怖、諦め。そんな、自己肯定の仕方を忘れた蜜葉は、もういない。
若菜は甘く「そっか」と笑んだ。
「なんか、ぐっと高校生っぽくなったな、蜜葉」
「そ、そうでしょうか?」
「うん。なんか模範的っていうか」
「フフッ。『模範』、ですか」
小さく笑む蜜葉を、ハテナで窺う若菜。
「すみません。さっきここで、柳田さんも、同じこと仰ってたので」
「お、同じこと?」
「はい。模範的、と」
ドキリ、目を見開く若菜は、口を真一文字に引き結び、固まる。
♧
「模範的なコーコーセーだな。ご苦労なこった」
♧
「たっ、たまたま。たまたまだからっ」
「フフフ、いい感じなんですね」
同じ空間で過ごす時間が多ければ、こんな風に思考も似てくるのだろうか──二人がポジティブに影響し合っているように見えた蜜葉には、このわずかな年齢差が羨ましい。
大袈裟な咳払いを挟んで、若菜は「とにかく」と声を張る。
「わ、私が思ったのは、この前までいろいろ諦めてた蜜葉が、『進路として決めた』って思えるようになったことが、本当にスゴいってことっ」
ミルクティをあおるように飲み下す若菜。息継ぎのプハ、と共に、思考を蜜葉の進路の話へ引き戻す。
「自信もって、胸張っていいんだ。蜜葉は短期間で、こんなことまで考えられるようになって、夢に向かって着実に進んでるんだから」
「ありがとう、ございます」
賛辞がくすぐったい。蜜葉は肩を縮め、耳を赤く染めた。
「大丈夫。縫い物のときと同じで、蜜葉のペースで素直にやってってみたらいい。蜜葉なら、やりたいこともやらなきゃいけないことも、ひとつずつ正確に出来るよ」
若菜は、できうる限りの優しい笑みをしてみせた。
「間違ったり失敗しても、蜜葉の味方はたくさんいる。私、サムエニ、柳田さんと、YOSSYさん。これからも、どんどんみんなに頼っていい。蜜葉も、もう独りじゃないよ」
笑い慣れないその口角が、ぎこちなくもキュッと上がったのを見て、蜜葉はひとつに気が付いた。
「若菜さん、わたし──」
ミルクティが半量入ったカップを置く蜜葉。
「──わたし、最後の一歩を踏み出す、勇気を、若菜さんから、貰いたかったのかも、しれないです」
前のめりになる蜜葉は、震える唇を動かし続ける。
「若菜さんに、そう言ってもらいたくて、きっと今日、ここに来たんだと思います」
鼻の奥がツンとする。涙の気配は、まだしかし遠い。蜜葉は奥歯を噛み締め、グッとそれを堪える。
「わたし、若菜さんの言葉が、会えない間、ずっと欲しかった」
「蜜葉……」
幸せそうに笑んでいる一七才の背を、そっと支えることが出来たらしい。フゥ、と肩の力が抜けた。
意気込んでやるも、失敗することの多かった若菜。
『なにも出来ない』と言われ、また思い、何者にもなれずにいた若菜。
似たような状況下にいる全く違う一七才の手助けを、知らぬ間に出来ていた事実を認識して、目の前が眩んだ。
照れ笑いと共に肩を縮み上げ、口元を右拳で隠す。
「蜜葉がよかったと思ってくれて、それだけで私も嬉しい」
誰かの役に立つことは、自ずと誰かを幸せにする。決して特別な能力がなくても、身近な誰かを幸せに出来るチャンスは、数多に転がっているらしい。
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