56 / 182
第二章 蹉跌の涙と君の体温
第3話 そんな顔、しないで。
しおりを挟むシェバイア、ニールヴルト間の国境上空付近を彼は西に向かって飛んでいた。その下には森林が広がっている。
彼は言うなれば、人類の存亡を掛けた戦いに赴いたはずの勇者だ。
勇者というのは聖なる女神に選ばれた、魔人を滅ぼすべく生まれた存在である。その一人ひとりが〈神技〉と呼ばれる異次元的な能力を所持している。その〈神技〉を用いて、魔皇の首を持って帰ることが勇者の使命であり、命題なのだ。
しかし、彼は世界の理に則ることなく、魔皇を殺そうとしなかった。彼は魔皇の協力者なのだ。
そんな彼に課せられた命題は『勇者全員を説得し、魔皇を殺させないようにすること』。
さて、そんな彼だが、その容姿はこの世界の人間の誰が見ても悪魔と答える、そんな様相だった。
身体のそこらじゅうから黒い羽根を生やしていて、辛うじて顔のパーツは羽根の隙間から覗き見えている。
そして、その背中からは人外を象徴するような一対の大きな黒い翼が背中から生えていた。
彼の姿を見たら誰もが恐れ慄き、許しを乞うだろう。その恐ろしき様相は悪魔のようでいて死神のようにも見える。勇者だと言われても下らない冗談だと嘲笑され侮蔑されるに違いない。
悪魔は風を切り、空を飛んでいた。それも一人の勇者を抱えて。
何人もの勇者に囲まれて悪魔がとった行動は一人の勇者を人質に取って逃げることだった。
嗚呼、なんて卑劣で、悪魔的なんだろう。
悪魔最高。悪魔万歳。
「……なんてな」
俺だって好きでこの姿になった訳じゃない。あのとき、気付いたらこうなっていたんだ。
どうして、こんな姿になったのか。俺は何者なのか。これ以上犠牲を出さない為にも俺は自分が誰なのか知らなければいけない。
ノウトは考え無しに逃げて、今こうして空を飛んでいる訳では無い。自分という存在を確立して制御する為にある場所に向かっているのだ。
そのとある場所というのは言わずもがな、魔人領の事だ。
自分の記憶の元を辿るために魔皇であるヴェロアやその他のノウトの過去の仲間に会いに行くことに決めた。
封魔結界を越えたその向こう魔人領。何でも、ノウトに限っては失われた記憶を取り戻せるらしい。
この姿じゃ勇者と協力するなんて無理難題だ。
それに皆がフェイが起こした大災害をノウトが起こしたと勘違いしている。誰もフェイが起こしていたことを見ていないのだろうか。
まぁ、実際に起こしていたというより遠隔操作に近く、フェイの姿が見えたところで彼が起こしてるとは思わないか。
実際フェイはノウトが殺してしまったが為に、あの災害の犯人はもうこの世に居ないわけで。そうなると必然的に悪魔的な容姿をしたノウトが犯人となってしまうわけで。
まぁ、それは自分も例外ではなく、もしも自分が相手側の立ち位置にいてもノウトが犯人だと思うだろう。
人はまず第一に見た目で物事を判断する。本能的に視覚情報を念頭に置いて考えるのだ。
でも、もう少しでいいから話を聞いてくれても良かったんじゃないだろうか。スクードは突然殴りかかってきたし、ダーシュは何の躊躇いもなく神技を使ってきた。
そんなにこの姿は醜いだろうか。恐ろしいのだろうか。
鏡とかでまだ顔は見ていないが、この背中に生える黒い翼だけで容易に想像は出来る。
俺は化け物だ。化け物になってしまったんだ。
胸が痛くなってくる。苦しい。何が勇者と協力するだよ。こうなったら土台無理な話だ。
無論、平和的解決が一番正しいという自論は以前から変わっていない。しかし、こうなってくれば話は別だ。
フェイの起こした惨劇を擦り付けられたノウトが今更何を言っても遅い。口頭ではもはや何も解決しない。
「……どうしたもんかな」
ノウトは気を引き締めるように両手と両翼に少し力を込めた。
いつの間に生えていた翼は元からそこにあったかのように、言うなれば元来そこにあって然るべき手足のように自由に動かせた。
飛び方は翼が教えてくれた、なんてキザな台詞言いたいわけじゃないけど実際、飛ぼうと思えばそれに翼が呼応して自分の身体を空に飛ばしてくれるんだ。
でも、皮肉なもんだよな。翼のせいで逃げるはめになったのに、翼がないと逃げられないなんて。
両翼を大きく羽ばたかせる。すると「ん……」と両腕の間から吐息が漏れた。少しくすぐったい。
胸の中で眠っていた彼女が目を覚ましたようだ。彼女はノウトが人質に取った勇者だ。しかし正しく言えば人質に取った、というのは語弊がある。
そもそも彼女は不死の身体を持っているわけで、人質としてはあの場では全く機能しない。だがそれを知っているのはノウトだけだ。それを利用した結果が今の現状だ。胸の中に抱かれたリアが顔を見上げる。
ノウトは進行方向に注意を払いながらも、顔を下に向けて彼女の方を見た。
「起きた?」
「……ノウトくん?」
「よく俺だって分かったな」
「だってノウトくんはノウトくんでしょ?」
「……なんだそりゃ」
リアの言動にはいちいち驚かされる。俺を見た他の人達は口を揃えて悪魔と罵り、足並みを揃えて敵意の目を向けて来たのに。
「リア、起きてすぐで悪いけどリアの〈神技〉で俺の怪我直してくれないか?」
「もちろんいいよー」
すると、ダーシュの刃によって刻まれたノウトの傷がたちまち癒えていく。
これはリアの神技、《軌跡》だ。
さっきまで傷はどうしてたかというと、傷口に羽根を生やして出血を抑えていた程度の応急処置しかしていなかった。
「てか何これたっか! ごめん、今どんな状況?」
「あー、そうだなー……」
ノウトは口篭って、返答を窮した。
他の勇者と敵対関係になった、なんて言いづらいだろ……。まあ、今は正直に言うしかないけど。
無意識にリアから目線を逸らして前を見た。目の前に広がる星辰の数々が恐ろしい程に鮮明で、綺麗だった。
「今の俺の姿を他の奴らに見られてさ」
「あーなるほど……」
「えっと……察した?」
「うん。察した。それでその後どうしたの?」
「あの災害を俺が起こしたって思われちゃって。で、殺されそうになったからリアを人質にして逃げてきた」
「ふふっ。わたしを人質にって……。少し笑っちゃうね」
「いや笑いどこじゃないからな」
「わたしが死なないってノウトくんにしか言ってないのが功を奏した感じだ。よかった」
「まあな。結果的に逃げられたけど、この状況がいいとはあまり言えない、よな……」
「全然いいじゃん」
「いや良くはないだろ。他の勇者を説得することがほぼ不可能になったんだぞ?」
「ノウトくんが生きてるなら、わたしはいいかなって」
「お前、それ─…」
──と何か言葉を連ねようとしたがなんだか恥ずかしいし、馬鹿らしいからやめた。今はそんなこと言ってる場合じゃない。
「ねえ。これって何処に逃げてるとか決めてるの?」
「ああ、勿論決まってる。とにかく西に向かってるんだ」
「もしかして、魔人領に行こうとしてるの?」
「おお、よく分かったな」
「そりゃあ、ノウトくんの本当の居場所だしね」
「記憶がないからなんとも言えないけどな。帰巣本能ってやつかも。冗談だけど」
「ふふっ。それで、そっちに行って何か策あるの?」
そう聞かれると少し困る。しかし、ノウトは如何にもな面持ちで話す。
「聞いて驚け」
「うん」
「特に策はない」
「やっぱり……」
リアは知ってた、みたいな顔でこちらを見た。
「全くないっていう訳じゃないけどな。その策を練りに向かってるわけだし」
「まぁ、現状一番正しい判断かもね」
「だろ?」
「さすがノウトくん」
「あんま褒めてないだろそれ」
「うん」
「えっと、………あれ? なんか、怒ってる?」
リアは頬を少し膨らませていた。
「別にぃ」
いや完全に怒ってるだろ。何処かで地雷を踏んでしまったようだ。
「わたしのこと無視してフェイくんにがむしゃらに突っ込んでったのが、ちょっと許せないかな~」
「ご、ごめん。俺、あの時自分を見失ってて……」
「ふふっ。ごめんごめん。怒ってるのは冗談」
リアは冗談めかしく口元を覆って笑った。
「ノウトくんはわたしを守ろうとしてたし、君が無事だから良かったよ」
「生きてるって点では、な」
二人で空を飛びながら会話していると、下方では森が途切れて湖が見えた。湖面は二つの月を映し出し、金色の光を反射していた。それは星空を映し出す巨大な鏡のようだった。
「綺麗だね」
「ああ、ほんとに。……翼がなけりゃ見られなかった景色だな」
「ふふ。そうだね」
「……よしっ」
ノウトは何かを決心したかのように声を発してから、翼を畳んだ。そのまま上空から斜め前方向に滑空する。眼前に広がる湖面が徐々に近付いてきた。
「ひゃっ……」
リアがノウトの胸の中で目を閉じて縮こまる。流石のリアもこれは怖いようだ。
なんだか俺は全く怖さを感じなかった。すっごい気持ちいいんだ、飛ぶのって。
湖に突っ込みそうになるその寸前でブレーキを掛けるように両翼を広げた。ぐっ、とスピードを落として徐行したままなんとか落下しないように翼を羽ばたかせて飛行する。
湖面とノウトの姿勢が平行になるように飛ぶ。その間は50センチあるかないかくらいだ。手を伸ばせばすぐに水に触れることが出来る。
「ほら、リア」
ノウトが声をかけるとリアが目を開けた。
「わあ……」
リアが目の前の光景に思わず言葉を失う。ノウトもそれに倣って口を噤む。リアは手を伸ばして水面に触れる。しゃーっ、と水しぶきを上げて波紋を生み出しながら突き進む。
「ねえノウトくん!」
リアは手を引っ込めて、こちらを見てから大声で話した。
「なにっ?」
「なんか今、すっごい楽しくて、すごい幸せっ」
「何だよっ、急に」
「ノウトくんは、楽しくないの?」
「いや、不覚だけどすっげぇ楽しい」
「でしょ?」
リアがいつかと同じような無邪気で無垢な、あどけない笑顔で笑ってみせた。ノウトは何だか顔が緩んで変な顔になった気がしたので、照れ隠しをするように翼をはためかせて上昇する。
リアを抱える両手を離す訳にはいかないのだが、そろそろ疲労がやばい。
「なぁ、どっかで降りて休んでいいか?」
「もちろん。疲れさしてるの私だしね」
「リアは俺が勝手に連れ来たからさ。一応、気ぃ遣うってるんだよ、俺」
「それ、自分で言うかなぁ。ふふっ、別にいいけど」
「よっし、じゃあ湖の近くの木陰で少し休むか」
「りょーかい」
ノウトは方向を左方面に変えて飛翔した。そして足元に湖畔が来るあたりでゆっくりと降下する。
突如として生えたこの両翼の扱いにももう慣れたものだ。頭では覚えていないんだけど、身体が覚えてるって感じ。
湖のほとりに足をつけ、ようやく地に足をつけられた開放感に浸る。
リアを腕から解放して、ノウトは地面にうつ伏せになって倒れた。出来れば仰向けになりたかったが、翼が邪魔で出来そうになかったのだ。
「あー、疲れた……」
「お疲れ様、ノウトくん」
リアは両膝を抱えて木に背中を預けるように座り込んだ。
「リアもお疲れ。ほんと色々あったな。あれ全部昨日の夜に起きたことなんて信じられないな」
「ね。なんかトラブルばっかりって感じだった。ちょっと興奮してあんま寝付けそうにないかも」
「わかる。なんか、目ェ冴えちゃったな」
ノウトは身体を起こしてリアの方向を見遣る。
「じゃぁ、そうだな。色々あったし一回情報を整理してみるか」
「そうだね。お互いたくさん聞くことありそうだし」
「じゃあ、まず俺から質問」
「どうぞ」
リアが手のひらを上にして腕をこちらに向けた。
「リアがあの桟橋で俺を待ってた時何があったんだ?」
それは昨日の夜更けにリアとノウトが二人だけで話すためにした約束の場所に何故かフェイがいた事を指している。
だが、どんな経緯でフェイがそこに行ってリアがどう襲われたのか、それは想像は容易だが実際どうなのか、ノウトは知らなかった。
「えっとね。わたしがあそこで座って待ってたら急に首に違和感、というか激痛が走って……。それで手を動かそうとしても出来なくて、首が真っ二つに切られちゃったことに気付いて。そのあと目を覚ましたのはノウトくんと一緒に空から落ちた時かな」
「ということはそれまでフェイの仕業だって分からなかったのか」
「そうそう」
「目を覚ます前のさ、再生してない時の記憶とか何も無いのか? リア、不死身なのに全然再生しないから凄い俺焦ったんだけど」
「ほんと? 心配してくれてありがとね。それがさぁ、全然なに一つ覚えてないんだよね。その再生出来なかったってことも分かんないし。空白の期間があったみたいなそんな感じかな」
「そうか。それは仕方ないな。リアがそう言うってことはリアの再生を止めてたのもフェイの能力ってことになるのか」
「そういうこと、だね」
リアは複雑そうな顔で頷いた。
「………そのさ、戦闘中にフェイが言ってたこと聞いてたか?」
リアが足を伸ばして、手を膝の上に乗せる。
「えっと、ごめんね、わたしあの時熱くて痛くってノウトくんを治すことしか意識割けなかったからあんまり聞けてなくって」
「いや、謝ることじゃないだろ。あの時はほんと助かったよ。リアが居なかったらフェイを止められなかった」
「どういたしまして。それで、フェイくんは何を言ってたの?」
「それが────」
ノウトはリアにフェイが言っていたことを覚えている限り、全て話した。
フェイは〈運命〉の勇者などではなく、全ての勇者の〈神技〉を使える〈世界〉の勇者であるということ。勇者にはそれぞれ女神が憑いていて、その女神から力を分けてもらうことで勇者は〈神技〉を使っているということ。
そして、フェイは俺をこの姿にするためにあらゆる悪事を働いて俺に負担を与えていたということ。
加えて、これは推測に過ぎないが、他の勇者の矛先をノウトに向けることもフェイの作戦の一つだろう。
昨晩のフェイ戦ではフェイを殺すことしか念頭になかったため、その時はどうでもいいと思っていたが、改めて考えるとこれほど重要な情報はない。
ノウトがリアに全てを話し終えた時、彼女の顔は蒼白に染まっていた。
「わたしのことを魔皇の協力者なんて言ったのもそのためだったのかな……」
彼女はうつむき気味に呟く。
「………結果的には全部俺のせいなんだよな。俺がいなかったらフェイもあんなことしなかっただろうし───」
リアは何を思ったかノウトの方へ鼻と鼻が触れるくらいの距離まで近づいた。
「そんなこと言っちゃだめだよ」
「ご、ごめん」
突然リアに距離を詰められたので、戸惑ってそんな拙い言葉しか口から出なかった。
「ノウトくんを大事に思ってる人は君が思ってる以上に多いんだから」
リアは俺の手を握って笑顔で語る。その顔を見ていると、随分と気持ちが安らぐ。何故だろうか。分からない。
「……悪かった。もう言わないから。俺がいなかったらなんて」
ノウトがそう言うとリアは微笑み、俺の手から手を離した。その時、ちらりと視界に映った自分のそれに違和感を感じてしまった。
ノウトは自分の〈エムブレム〉に目を向けた。
夜の闇の中、それは金色の光を帯びながら朧気に輝いていた。
その間は一センチくらいの同心円の二つの円。一センチの隙間には不可解な幾何学模様が幾つにも連なっている。
そしてその円の中心にすっぽりと収まるように五芒星がある。
しかし、じっ、と見えていると何か違和感があった。左手甲を顔の前に持ってくる。やっぱりそうだ。
ノウトはリアの方を向いて、声をかける。
「リア、ちょっとお前の〈エムブレム〉見せてくれ」
「エムブレム?」
リアの反応を待たずに彼女の左手を掴んで眼前に持ってくる。
そこにはノウトのそれと同じように朧気に光る〈エムブレム〉があった。だがやはり、以前との相違点が確かにそこにあった。
「リアも同じだ……」
「えっ!? 何が……?」
リアは手を引っ込めて自分の顔の目の前に左手を持っていった。
「あれ……? 何か前と形が違う気がする」
「そう、前はちゃんとした五芒星だったんだ。でも、今はその角が一つ光を放ってない」
「ほんとだ……」
今のノウトとリアの〈エムブレム〉は五芒星の角一つが光を失い、その角は星を象る外形線のみが微かに光を帯びているだけとなっている。
これってどんな意味があるんだ……?
「……ごめん、わたしすっごい嫌なこと予想しちゃった」
リアは顔を少し俯かせ気味に話した。
「なんだ? 言ってみてくれ」
「パーティを決めた時にさ、確か手を繋いで円陣を組んだでしょ?」
「ああ、その時に〈エムブレム〉に変化があったのは覚えてる」
「それでわたし達、勇者のパーティって五人って決まってるじゃない……?」
「…………あ」
気づいてしまった。この時点ではあくまで予想だが、当たってるはずだ。この想像が間違っていて欲しいと願う。
ノウトは震える声で予想を口にする。
「───俺達のパーティの誰かが、……命を落としたってことか……?」
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
勇者の隣に住んでいただけの村人の話。
カモミール
ファンタジー
とある村に住んでいた英雄にあこがれて勇者を目指すレオという少年がいた。
だが、勇者に選ばれたのはレオの幼馴染である少女ソフィだった。
その事実にレオは打ちのめされ、自堕落な生活を送ることになる。
だがそんなある日、勇者となったソフィが死んだという知らせが届き…?
才能のない村びとである少年が、幼馴染で、好きな人でもあった勇者の少女を救うために勇気を出す物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界で大往生した私、現代日本に帰還して中学生からやり直す。~最強の補助魔法で、冴えないおっさんと最強美女を操って大金持ちになります~
タカノ
ファンタジー
異世界へ転移し、聖女として崇められ、愛する家族に囲まれて88歳で大往生した……はずだった。 目が覚めると、そこは現代日本。 孤児の中学2年生、小金沢ヒナ(14)に戻っていた。
時間は1秒も進んでおらず、待っていたのは明日のご飯にも困る極貧生活。 けれど、ヒナの中身は酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃん(88歳)のまま!
「もう一度、あの豊かで安らかな老後(スローライフ)を手に入れてみせる!」
ヒナは決意する。異世界で極めた国宝級の【補助魔法】と【回復魔法】をフル活用して、現代社会で大金を稼ぐことを。 ただし、魔法は自分自身には使えないし、中学生が目立つと色々面倒くさい。 そこでヒナがビジネスパートナー(手駒)に選んだのは――
公園で絶望していた「リストラされた冴えないおっさん」と、 借金取りに追われる「ワケあり最強美女」!?
おっさんを裏から魔法で強化して『カリスマ社長』に仕立て上げ、 美女をフルバフで『人間兵器』に変えてトラブルを物理的に粉砕。 表向きはニコニコ笑う美少女中学生、裏では彼らを操るフィクサー。
「さあ善さん、リオちゃん。稼ぎますよ。すべては私の平穏な老後のために!」
精神年齢おばあちゃんの少女が、金と魔法と年の功で無双する、痛快マネー・コメディ開幕!
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
【読切短編】処刑前夜、地下牢に現れた王女は言った。「お前でなければ駄目なんだ」滅びの未来を覆す、騎士との契約
Lihito
ファンタジー
王国騎士団の副長ヴェルドは、無実の罪で投獄され、明日処刑される運命にあった。
腐敗した国に絶望し、静かに死を待つ夜。
地下牢に現れたのは、実権を持たない「傀儡」と噂されるイゾルデ王女。
彼女はヴェルドに仮死毒を渡し、こう告げた。
「死んで、私の影になれ」
彼女は知っていた。
この国が三年後に滅ぶこと。誰が裏切り者か。
そして——ヴェルドこそが、国を救うための唯一の「切り札」であることを。
これは、滅びの未来を知る孤独な王女と、一度死んで生まれ変わった騎士が、裏から国を救う「共犯」の物語。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる