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しおりを挟む佐藤 はる 26歳。気づいたら死んでいました。
残業三昧、疲労がたまった重たいからだを引きずりながら帰る途中に後ろから知らない人にグサッと刺されて出血死。
もっとちゃんと親孝行すればよかったと薄れゆく意識の中で考えそこで意識はなくなった。
次に目を覚ますと真っ白な空間に私は立っていた。
ここはどこなのか、あれ、私刺されて死んだはず……
「あ!起きた?ボクはカミサマ!いや~!ごめんね、実はほかの人間と間違えて天界に連れてきちゃった!」
カミサマと名乗るそいつは悪びれもなく私に言った。
うまく状況が飲み込めない私は思考が停止した。
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