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第二章 悪しき影
第四十八話 頼りになる従魔
魔法陣からクリスタルの光沢を帯びた青色の鷹が現れた。鷹はアピールするように羽を広げてきた、羽を広げると3メートル程になる、とても大きい。
「う~ん、可愛いけど、なんか違うような・・」
鷹を見てシーナが呟く。確かに可愛いというよりはカッコいいと言うべきか?
「ピィァ~!」
「ギャギャ!」
そんな、失礼なことを考えていると鷹がゴブリンを襲い始めた。僕らは呑気に話しているけど、周りは魔物でいっぱいなんだよね。鷹は5匹程のゴブリンをつついたり、掴んで空から放り投げている。城壁よりも高い位置から落とされたゴブリンは頭から着地して絶命しているね。あれは地獄だ。
「ね~ね~、もう一匹召喚したら? 魔物の群れも多いし」
「そうだね。カクルできるのかな?」
『マスターのマナは膨大です。同じ鷹なら百はいけますよ。ちなみに鷹は二十五程しか使いません。マスターの半分のマナを貰ったので三千程あるし』
「三千?」
あれ? 僕のMPって五千二百程じゃなかったっけ? 半分で三千って事は六千になってるって事? そう言えば、カクルと会う前のステータスしか見てなかったよ。ソソルソに帰ったら確認してみよう。
「じゃあ、私にも選ばせてよ」
「いいよ」
シーナが選びたいというのでメニューを見せる。その間にも鷹が魔物を狩っていっている。一体どれだけの魔物がいるのだろうか? 整列しているわけではないけど、魔物はまばらに平原を彩ってる。ざっと見、五十はいるだろうか?
「えっとね~。これこれ~」
『はい! ではしょうか~ん』
シーナが指さした魔物を召喚していく。魔法陣が描かれて魔法陣が回転していくと頭から少しずつ魔物が見えてくる。
「かわい~、ウサギさ~ん」
「キュキュ~」
またまた、クリスタルの光沢を帯びた青色のラビットが現れた。とても可愛らしい姿で二本の後ろ脚で立って見せている。シーナが我慢できずに抱き着いて頬をすり寄せてます。
「ピッ~!」
「ギャギャ! ・・・」
可愛らしくてもゴブリンよりは遥かに強いみたい。近くまで来ていたゴブリンに突進を仕掛けて絶命させています。物質系の魔物なだけに力押しの攻撃だな。
『これでもマナは全然減ってませんよ』
「そんなには要らないよ。空と陸で守ってくれればいいかな」
カクルがまだまだ召喚できると言ってきたけど、僕的にはこれで十分。可愛いのとカッコいい魔物、空と陸から僕らを守っているしね。
「名前を考えてあげようか」
「うん!」
ただのウサギとか鷹じゃかわいそうなので名前を考えてあげることにした。クリスタルの光沢が印象的な彼ら、名前の頭にクリスタルとついているのでそれにちなんだ名前がいいかな~。
「ウサギさんはクリスタルラビットだからク~ちゃんね」
「ク、しか使ってないじゃないか」
「いいの~、可愛いでしょ?」
シーナは安着にクーちゃんと名付けている。僕はもっとカッコいい名前を付けてあげないとな。
「う~ん、青いからブルーなんてどうだろう?」
「アレクも私の事言えないじゃん」
「・・・ごめん」
名前を付ける才能は皆無でした。でも、カッコいいからいいじゃない?
『お二人とも、これから魔物を召喚することが増えるかもしれないのでそう言う安着な名前は避けた方が?』
「最初だからこれでいいよ」
「うん、二人も喜んでるし」
「ピィーピィー」「キュキュ~!」
ブルーとクーは元気に喜んでいます。名前は気に入ってくれたみたい。ブルーとクーは喜ぶとすぐにゴブリンやオークに突進していった。二人とも物質系の魔物なので体を使って攻撃してるね。魔法なんかも覚えられるのかな?
「ブルーとクーは成長するの?」
『魔物の経験値はマスター達に入ります。なので成長はしませんよ。だけど、マスターが彼らを強化すればそれも可能です』
「ふ~ん、どうやって強化するの?」
『言ってくれればマナを与えて強化できます。千もあればマスター達のレベルまで上げられますけど、あげますか?』
「う~、収納するし、大丈夫かな。二人とも強化しちゃってくれる?」
『わかりました』
僕は呑気に二人の強化をカクルに命じた。ブルーとクーは一気に成長して、ここいらの魔物を一掃していく。職業を付与したアイテムを付けた僕らみたいに恐ろしい速度で魔物達を狩って行ってるよ。これはソソルソ村に着くころの収穫は恐ろしい物になっているだろうな~。
「う~ん、可愛いけど、なんか違うような・・」
鷹を見てシーナが呟く。確かに可愛いというよりはカッコいいと言うべきか?
「ピィァ~!」
「ギャギャ!」
そんな、失礼なことを考えていると鷹がゴブリンを襲い始めた。僕らは呑気に話しているけど、周りは魔物でいっぱいなんだよね。鷹は5匹程のゴブリンをつついたり、掴んで空から放り投げている。城壁よりも高い位置から落とされたゴブリンは頭から着地して絶命しているね。あれは地獄だ。
「ね~ね~、もう一匹召喚したら? 魔物の群れも多いし」
「そうだね。カクルできるのかな?」
『マスターのマナは膨大です。同じ鷹なら百はいけますよ。ちなみに鷹は二十五程しか使いません。マスターの半分のマナを貰ったので三千程あるし』
「三千?」
あれ? 僕のMPって五千二百程じゃなかったっけ? 半分で三千って事は六千になってるって事? そう言えば、カクルと会う前のステータスしか見てなかったよ。ソソルソに帰ったら確認してみよう。
「じゃあ、私にも選ばせてよ」
「いいよ」
シーナが選びたいというのでメニューを見せる。その間にも鷹が魔物を狩っていっている。一体どれだけの魔物がいるのだろうか? 整列しているわけではないけど、魔物はまばらに平原を彩ってる。ざっと見、五十はいるだろうか?
「えっとね~。これこれ~」
『はい! ではしょうか~ん』
シーナが指さした魔物を召喚していく。魔法陣が描かれて魔法陣が回転していくと頭から少しずつ魔物が見えてくる。
「かわい~、ウサギさ~ん」
「キュキュ~」
またまた、クリスタルの光沢を帯びた青色のラビットが現れた。とても可愛らしい姿で二本の後ろ脚で立って見せている。シーナが我慢できずに抱き着いて頬をすり寄せてます。
「ピッ~!」
「ギャギャ! ・・・」
可愛らしくてもゴブリンよりは遥かに強いみたい。近くまで来ていたゴブリンに突進を仕掛けて絶命させています。物質系の魔物なだけに力押しの攻撃だな。
『これでもマナは全然減ってませんよ』
「そんなには要らないよ。空と陸で守ってくれればいいかな」
カクルがまだまだ召喚できると言ってきたけど、僕的にはこれで十分。可愛いのとカッコいい魔物、空と陸から僕らを守っているしね。
「名前を考えてあげようか」
「うん!」
ただのウサギとか鷹じゃかわいそうなので名前を考えてあげることにした。クリスタルの光沢が印象的な彼ら、名前の頭にクリスタルとついているのでそれにちなんだ名前がいいかな~。
「ウサギさんはクリスタルラビットだからク~ちゃんね」
「ク、しか使ってないじゃないか」
「いいの~、可愛いでしょ?」
シーナは安着にクーちゃんと名付けている。僕はもっとカッコいい名前を付けてあげないとな。
「う~ん、青いからブルーなんてどうだろう?」
「アレクも私の事言えないじゃん」
「・・・ごめん」
名前を付ける才能は皆無でした。でも、カッコいいからいいじゃない?
『お二人とも、これから魔物を召喚することが増えるかもしれないのでそう言う安着な名前は避けた方が?』
「最初だからこれでいいよ」
「うん、二人も喜んでるし」
「ピィーピィー」「キュキュ~!」
ブルーとクーは元気に喜んでいます。名前は気に入ってくれたみたい。ブルーとクーは喜ぶとすぐにゴブリンやオークに突進していった。二人とも物質系の魔物なので体を使って攻撃してるね。魔法なんかも覚えられるのかな?
「ブルーとクーは成長するの?」
『魔物の経験値はマスター達に入ります。なので成長はしませんよ。だけど、マスターが彼らを強化すればそれも可能です』
「ふ~ん、どうやって強化するの?」
『言ってくれればマナを与えて強化できます。千もあればマスター達のレベルまで上げられますけど、あげますか?』
「う~、収納するし、大丈夫かな。二人とも強化しちゃってくれる?」
『わかりました』
僕は呑気に二人の強化をカクルに命じた。ブルーとクーは一気に成長して、ここいらの魔物を一掃していく。職業を付与したアイテムを付けた僕らみたいに恐ろしい速度で魔物達を狩って行ってるよ。これはソソルソ村に着くころの収穫は恐ろしい物になっているだろうな~。
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