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第二章 First Quarter Moon
第四夜 衛星
しおりを挟むカイウスはその目の前のディスクに座る男を見つめた。
この男が義輝の父なのだ。
真ん中に揺れる前髪は上杉より少し跳ねて、長く、色は薄かった。
正直に言えば義輝とあまり似ていない。強いて言うなら、そのがっしりした体格なら似ているかもしれないが、どうにも白衣のせいか知的な印象が先に来てしまう。
義輝は手慣れた様子で診察室に立った。
「どの検査も問題なし。健康体だ」
「だから月一もいらないと言ったんだ」
「その割りには今回は文句を言わず来たんだね」
「カイウスを紹介したかった」
「聞いているよ。どうぞ座りなさい」
視線が一斉に向きカイウスは固まる。カイウスは緊張が拭えないまま義輝の父と名乗る男の目の前に座った。
「彼女がフランスから着た冥界の第三王女。カイウス・セグシオン・フォンベルンだ」
「か、カイウスです。よろしくお願い致します」
カイウスは挙動不審ながらも頭を下げる。
「君が義輝が断固拒否していた魂送師か。ちゃんと紹介してくれるとは……」
「と、言うよりきちんと俺と親父の関係性を説明して欲しい」
義輝は言った。
「私と義輝の関係性、か……」
「えと、関係性って……親子ではないのですか?」
快活なカイウスでも流石に緊張する。
「そんなに畏まらないで。私は一介の研究者さ」
「研究者? 義輝の父親ではないのですか?」
「ああ。そして魂送師でもあった」
「……え?」
義輝は無表情で隅に立っている。
魂送師には妊娠は不可能だ。
精子と卵子があっても、それは上部だけの物であり正しい機能はない。
魂送師は長く生きる。人間であって人間ではない。しかし義輝の父は確かに義輝の父親だと言った。
「どうして……」
「義輝の母は狩師だった。そして義輝を産んで死んだ」
義輝の父親は言った。
「そんなの魂送部隊に対する反逆だ!」
カイウスは叫んだ。
「そうだ」
彼は否定しなかった。
「彼女は私の狩師であり妻だったのだ。そして義輝は狩師であり妻の一部だ」
「そんな……どうやって」
「私の遺伝子を改造して彼女に送った」
「遺伝子……改造」
「彼女は滅亡した足利家の生まれ変わりだ」
カイウスは段々、話が見えて来た。
「研究のために義輝を産んだのか?」
密かな怒りが彼女を包む。そんな彼女を見て義輝の父は微笑んだ。
「いいや。彼女は子供が欲しかったんだ」
「……子供?」
「私と彼女の子供が欲しかった。だから私の遺伝子を弄って研究して、彼女との人造人間を作った。それが義輝だ」
「そんなことが……」
「可能だった。変わりに彼女は死んでしまったが」
「……」
カイウスは黙る。義輝の父と母は反逆者だった。
ひっそりと研究して義輝を産んだ。
「じゃあ何故、義輝をもっと大切にしないんだ!」
「出来ないのさ」
ここで始めて義輝が会話に参加した。
「……え?」
「父の手を見ろ」
カイウスは組まれた義輝の父の手を見た。
「……枷?」
「そうだ。父はここから動くことが出来ない。禁忌による罰だ」
「……けど! 変だろ! 親子なのに!」
カイウスは叫ぶ。
「なるほど。外人の女の子と聞いた時は驚いたが、いい子じゃないか」
「まぁな……」
「いつもの。頼んだよ」
父の言葉に義輝は頷いた。
診察室から義輝が出ていってしまいカイウスはどうしたらいいか分からず、おろおろしている。
「しかし、あれほど魂送師などいらないと言っていた義輝がパートナーを見つけるだなんて……少し驚いているんだ」
「……え?」
「何故か……君なら分かるのではないかい?」
義輝の父から義輝の居場所を聞いたカイウスはぶらぶらと病院内を歩いた。
本当に大きな病院だ。
そして中央には大きな中庭がある。
一面芝生で、天井は吹き抜け。中央には四角い墓石がある。
義輝はその墓石の前で祈っていた。
「……これ、花」
カイウスは頼まれた白い百合の花束を義輝に差し出した。
「悪いな」
「別に。けど、何で白い百合なんだよ?」
「お前に似合うと思ってな。こんな形でしか母に紹介出来ないからな」
「……っ」
カイウスは黙った。
つまり、これが義輝の母の墓なのだ。
正直にイメージと違っていた。もっと殺伐としているのかと思っていた。
「……義輝は自分が偽者だって後悔していないんだな」
彼は頷く。それは獅道に出会いカイウスに出会ったからそう思えるようになったのだ。
「俺は自分の力を正しく使えないことに憤りを感じていた。ずっと自分が未熟だからだと思っていた」
雨は上がっていた。芝生にキラキラと水滴が落ちる。
「そんなことねぇよ。少なくとも俺にとっては最高の狩師だ」
そんなカイウスの言葉に義輝は始めて笑みを見せた。
「じゃあ何でずっと魂送師を探さなかったんだ?」
その時、義輝は苦虫を潰したような表情で黙った。
つまり言いたくないのだ。
カイウスは話題を変えた。
「そういえば、この病院でSaiaiのチャリティーライブがあるんだって」
「……何だと!?」
カイウスはチラシを義輝に見せる。
「時刻は夜。俺も聞いた時は驚いたよ。やっぱり怪しいな」
義輝はカイウスからチラシを奪い取った。
「不味いぞ。ここには負傷した魂送師、狩師が収容されている。刀飾だとすれば間違いなく奇襲だ」
「けど、それだけ防衛設備も揃ってるんだろ?」
「それでも突破出来るという訳か」
「どうするのさ」
「勿論。卑怯な手でお迎えするさ……カイウス」
「何?」
「今回のこれが終わったら……お前に言いたい事がある」
「何、愛の告白?」
カイウスは茶化して言う。
「似たような物だ」
しかし義輝はヒラリとあしらった。
夜の病院は静かだった。
病院の屋上で義輝とカイウスは誰もいないエントランスのソファに隠れ待機している。
「やはり狙いは父だな」
「何で……」
「恐らく研究材料だろう」
Saiaiは臆することなく白のワンピースで病院の中に入っていった。
ゆっくり優雅に。
コツコツとヒールの足音が響く。
「父が刀飾に狙われることは予測出来た。父の研究は今までの秩序を覆す程に危険だからな。それだけでなく魂送師に捕らえられた科学者だ。刀飾が知り得ない事実も知っているだろう」
「だから、ここに来たのか?」
「それもある」
「じゃあ作戦通りに」
カイウスの言葉に義輝は頷く。
「カイウスは屋上で機会を伺え」
「……お前もお前の親父も守って見せるぜ!」
「頼もしい限りだ」
義輝はエントランスに着地する。
その姿は紛れもなく強面の男だった。
目の前の白のワンピースの美女とは不釣り合いである。
「ようこそ。私のライブに」
「あの時はどうも」
「残念だわ。貴方はあのライブに来て下さらなかったのね」
「少々、用事がありまして」
「でも今回は来て下さった」
「少々、用事がありまして」
義輝は同じ言葉を繰り返した。これはどうにも癖らしい。元々、言葉数が少ないのだ。
異様な光景だった。美しい美女と武骨な男。患者は全て避難させたが義輝の父だけは動くことが出来ない。
そうなると目的は父だ。
女は言った。
「狩師という者を始めて見ましたわ」
優しい見た目に合った声だった。しかし義輝は怪訝そうな顔で女性を見つめる。
「何の用だ」
「あら、嫌だわ。貴方は分かっている筈よ」
義輝は答えず刀を抜いて構えた。
刃が月明かりに光る。
「まるで貴方の方が刀飾という名に相応しいわね」
「戯れ言を」
「けれど貴方、女を斬れるの?」
「斬れないとでも?」
「その殺気。どうやら斬れるようね」
義輝は真っ直ぐ女に向かった。他に誰かがいる様子はない。屋上にいるカイウスからも何も通信は無かった。
女を斬りかかろうとした瞬間、音がした。
女が発した声だ。
それは義輝の後ろの壁を破壊する程の威力で義輝は一歩下がる。
防いだのは透明な壁だ。
これがカイウスが覚えた技なのだろう。
「なるほど、これか」
「向こう見ずには来ないだろうと思った通りね」
女性は優雅に微笑む。
女の攻撃方法は超音波だった。口から歌うように音波が発せられる。その度に病院の壁は壊れて崩れた。
義輝はその見えない攻撃を勘と気配で交わす。
カイウスは六芒星の壁を修得したようで時々アシストしていた。
女は清楚なワンピースに似合わぬ動きで義輝に向かって来る。
「二対一だなんて卑怯だと思わないの?」
女が言った。
「賊を狩るのに何故思う」
「……そう」
女は大きな口を開き、声を発する。それは円形に壁を破壊し、電灯を破壊する。義輝の耳に直接影響を与えた。
「なるほど、そういうことか」
どこに逃げても同じなのだ。
義輝は円形に刀を持ち上げ血統を解放した。
「無駄よ!」
「それはどうかな」
義輝の世界が出来上がる。古い家屋。路地。城。
義輝の作る世界は一つではない。と足利 義輝の生きていた時代。足利家の財ならば。城。領土。如何様にも出来るのだ。
「すばらしいわ。正に侍ね」
「それはどうも」
「けれど、どうするのかしら? こんな張りぼて、私の音波には通用しないわ」
「段々、本性が見えて来たな」
女性は狂った目で首を傾げた。
女の音波は確かに通用しない。逃げるだけで精一杯だった。己の力不足が嫌になるが、交わすことは出来るのだ。
そう。これは時間稼ぎだ。
長い路地を逃げながらカイウスと通信する。
『カイウス、聴こえるな』
『聴こえてるけど、どうする気だよ! 義輝の技だと相性最悪だぜ!』
『奇跡とやらを起こせ』
『……は?』
『起こせるんだろう?』
『そうだけど、そんな大した……』
『奇跡を起こせ! 俺はお前を信じる!』
『……っ』
病院はもうぼろぼろだった。義輝の血統解放も既に解けている。
「あら。大口叩いた割りには随分、貧相ね」
「お前はその音波で人の脳を操っていたんだろう」
「ええ。そうよ。そして貴方も」
この女には敵わない。それは事実だった。いくら刀を向けても刃は折れる。己の力不足だった。
だから頼るしかない。
「カイウス!」
義輝は血だらけで叫んだ。
「ここに来て女に頼るなんて最低ね」
「否定はしない。だがここで死ぬよりマシだ!!」
カイウスは今まで大した奇跡なんて起こしたことはない。
それでもステッキを振りかざした。
自分の力と義輝を信じるしかなかった。
「頼む。もうこれ以上、義輝を苦しめないでくれ!」
ステッキは光る。
義輝はカイウスがいる屋上にいた。
汗と血だらけで。息も乱れて、刀を地面に刺してやっと立っていた。
「義輝……」
「畜生、……畜生」
呼吸は荒く、髪は乱れていた。耳からは血が流れている。カイウスはどう声をかけるべきか悩んだ。
女の目の前には男が立っていた。
ふわりとした鳶色の髪。自信に満ちた佇まい。スーツにジャケット。
「あれは上杉だ」
義輝は震える声で言った。
「上杉って、あの黒髪の?」
「奴は長男だ」
その男は不思議そうに周囲を見渡す。
「あれま」
「貴方は誰」
女は言った。
「俺は上杉家の長男、上杉 尋也、因みにヒロヤではなくジンヤと読むんだけど、何でここにいるんだろうな」
男は飄々としていた。
「私が刀飾だからかしら? まるで、運命ね」
「俺、運命とか信じないんだよね」
「そうなの。でも貴方は今から死ぬのよ」
女は音波を発する。
しかし男は狼狽えることなく立っていた。
「前言撤回。運命かもね」
そして懐から指揮棒のようなステッキを取り出す。
女の音波は弾かれた。
カイウスは呆然とその光景を見つめる。
「成功した……」
義輝を抱え破壊された屋上の窓に防壁を作る。
「敵わなかった……また負けたんだ」
悔しそうに嘆く義輝を見て、カイウスは思わず叫んだ。
「負けてねぇよ! だって生きてるだろ!」
「……カイウス」
「生きていれば、またどうにでもなる」
カイウスは必死で治癒をかける。
エントランスはもうぼこぼこだった。男は指揮棒で女の音波を全て弾いた。
「相性が悪かったね、お嬢さん。俺の範囲は音域全てだ」
「そんな馬鹿な!」
「これが運命、奇跡って言うなら、ありかもね」
女は音域によって遠くへ吹っ飛んだ。
まるで指揮者のように男は音を自在に弾いた。
外を見ればパトカーが犇めいている。
義輝は重傷だ。耳や頭から血が流れている。カイウスは必死で覚えたばかりの治癒を使う。
正直まさかここまでの奇跡が起こせるだなんて思わなかった。やはり義輝は特別なのだとカイウスは再認識する。
義輝はよろよろと立って下に降りた。
「義輝!」
叫ぶカイウスを無視して上杉 尋也と向き合う。
「俺は上杉を信用していない」
「あらら。アンタ、ボロボロじゃん」
「獅道を利用しようとしていることに関しては刀飾と何ら変わりない。しかし今回は礼を言う」
「そう。俺はアンタみたいなの嫌いじゃないけどね。輸送してやろうか?」
「結構だ」
結局、病院はボロボロになってしまったが守るべき者は守れた。義輝は地面にばったりと倒れる。
「馬鹿! 無茶するな!」
「カイウス。俺は弱いな」
義輝は天井を見上げ苦渋の表情で言った。
「そんなことない! お前は強い! ちゃんと目的は達成しただろ!」
窓は割れて月が見えた。
「いいや。俺は負けたんだ。しかしお前の言う通りまだ生きている。また挑戦することが出来るんだ」
「……やっぱり。お前は強いよ」
「それはお前のお陰だ……今度は、お前の国を見せてくれ」
義輝の表情は元に戻っていた。あの誇らしい侍だ。カイウスは自然と、その頭に唇を落とした。
義輝は二週間ほど入院した。
カイウスの治癒だけでは全てを完治することは出来なかったのだ。
義輝の父は破壊されかけた診察室の中でも堂々と座っていた。
カイウスは悔しくて何度も病院に通った。病院も結局上杉の力によって元に戻ったのだ。
義輝の父の怪我が気になって診察室に訪れると彼の父はいつも通りだった。適当に巻かれた包帯。耐えない患者。
「やあ、君は大丈夫だったのかな?」
「……はい」
ここ数日でカイウスは理解した。
何故、今まで義輝が魂送師を探さなかったのか。
「今回は残念だったね。刀飾を捕らえられなくて」
「……違う」
カイウスは言った。
「……違う?」
やはり、この父親は理解していなかった。自分が義輝の父親だと理解していないのだ。
それも当然だ。義輝が産まれてから彼らはほとんど顔を会わせていない。
「義輝は何も間違っていない」
「何故、そう思うんだい?」
「アンタが生きてるからだ。義輝は自分が負けてもアンタを守った」
カイウスの言葉に男はにわかに動いた。
「馬鹿言っちゃいけないよ。彼は確かに息子だが家族なんて……そんな絆は……」
「ないから守ったんだ! アンタは何も分かってない! 義輝は自分が狩師であることが嫌だから魂送師を探さなかった訳じゃない。アンタが嫌いだからアンタに会いたくない訳じゃないんだ!」
カイウスは必死に叫ぶ。そんな言葉に男は驚いたような顔をしている。
「全部、逆なんだ……」
彼女の藍色の瞳から涙が落ちた。
「逆……?」
「そうだよ。だってアンタは魂送師だ。いつか、いつか、自分の魂送師になれるかもしれない。そうすればちゃんとした家族になれるかもしれない。でも、ここに来ればそれは霞む。誰だって一人は嫌だ。義輝だって高校生だ!」
涙がぽろぽろと落ちた。拭っても落ちる。
その涙を義輝の父は手で拭った。
「私のせいで泣かないで。君の言葉は届いているよ」
「俺も……何で泣いているのか分からない」
「……義輝が好きなんだね」
カイウスは泣きながら頷いた。
「アイツはずっといい奴だから」
「それは私も知っているよ。自慢の息子だ」
義輝の病室は殺風景だった。
一応、個室だが、義輝は直ぐにでも退院する気だ。荷物がほとんどない。
デバイスで誰かと会話している。
「猶予?」
『そうっす。俺は敵、味方じゃなくてあの人に選ぶ猶予を与えたいんです』
聞こえた通話相手は上杉 英治だ。
「結果、刀飾になったとしても?」
『それが……あの人自身が自分で選んだ道ならいいんです』
「お前は一体……」
『ただの罪滅ぼしです。だから足利先輩が信用しないってのも正解ですよ』
通話は終わった。
「相手は上杉 英治か?」
「お前はまた来たのか?」
「だって半分は俺の未熟のせいだし……」
「そうか」
義輝は今回カイウスを責めることは一度も無かった。
顔は怖くても、ただの優しい男なのだ。
「もうここは出るぞ」
「はぁ? まだ一週間しか経ってねぇよ!」
包帯だらけで何を言うのか。
さくさくと着替えて準備をしている。
「刀飾も上杉も信用出来ん。獅道が危ない。お前の姉の大切な狩師なんだろ?」
「そうだけど……」
「俺は個人的にアイツの味方でいたいんだ」
「それは俺の姉さんの狩師だから?」
「いや。俺、個人が気に入ったからだ。名刀をやるぐらいにはな」
愁一にひょいっとやった刀は足利家の名刀の一つだったのだ。
「でも……いいのか。ここを出て」
「……もう、いいんだ」
義輝は刀が入った袋を背負って立った。その後ろ姿に迷いはない。
その背中にカイウスは思わず頭を付けた。銀色の髪が乱れる。
「……義輝。俺、お前のこと……好きになったら迷惑だよな」
この病院が魂送師と狩師とが結ばれた結果に見えてカイウスの声は震える。
「いいや。俺は強くなる。何が起こっても。お前を守れるぐらいには」
「そこは普通、俺も好きだ! って言うもんだぜ!」
「すまない……案外、照れくさいものだ」
「そうやって顔を赤くしても駄目だからな! いつか俺の国まで連れて行ってやるよ」
二人は苦笑した。
それは暗黙の了解だった。自分達で未来を切り開く、という。
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