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2章-3節. ヘルデス家の争族を切り抜けた私は…
13.友人の折檻に戸惑います。
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「………と、いう訳でエリックは目覚めてた。」
「そうか、無事で何よりだったな。(ぐにぃっ)」
「えぅ…」
燃え盛る大図書館からヴラドとエリックを助け出した私は、しばらく目を覚さないであろうエリックの介抱をするつもりで屋敷に連れ帰った。
「見た感じ、後遺症も残ってないみたいだ。本当に運が良いとしか言葉が出ないよ。」
「そうかそうか。運が良かったのか~なるほどなぁ~?(もにゅもにゅもにゅ)」
「やぁぁ……ぁ……」
だが、予想に反してエリックは目を覚まし、こうして昼食を食べる為に私と共に食卓へと降りて来た。
「………ヴラド?」
「(ぐにぐにぐにぐに)何だ?」
「へひぃ…ぁぁ……」
「その辺にしといてやれよ。」
さっきからヴラドがエリックの頬と過失を捏ねくり回している。
「いいやダメだ。ケジメはちゃあんと付けないとな。(もにもにもにもに)」
「ごめぇぇん……」
お仕置きのつもりか、さっきからこんな調子だ。
エリックも自身への呵責のつもりか、されるがままである。
「…………」
気まずいなぁ。本人らは至極真面目かもしれないが、絵面だけだと美少年と美少女が戯れあっている様にしか見えない。
非常に居た堪れない気持ちになる。私、完全にアウェーだよなぁ。
かと言って、この場を離れる事も難しい。
昼食の準備はカンナに主導権を握られ、食卓で待つ様に言われた。
さっきプヨに綺麗にして貰ったから風呂に行くというのも不自然だ。
動揺のせいか、ほかの口実も思い浮かばない。不自然にこの場を離れる訳にはいかない。何とかならないかな。
「(ガチャッ)ふぅ……お待たせ…って……何やってんだお前ら。」
丁度良く風呂を上がったテルマが入って来る。
「見て分からないか?ケジメを付けてんだよ。(ぐにょぐにょ)」
「イチャついてるわけじゃないんだな?」
「当たり前だろ。だれがイチャついてるって?」
あぁ、やっぱりそう見えるよね。そんでもって違うんだよね。
「だとしても、ほどほどにしといてやれよ。」
「いいや、もう数十分は続ける。(もちもち)」
「千切れて無くなるぞ。」
「お前もどうだ?(ぐにぃ)中々面白いぞ。」
「遠慮しとく。てか、こんな所カンナに見られたらどうなるか。なぁアレク?」
「あぁ、取り込み中と勘違いして料理を下げられかねないな。一刻も早く食いたいお前としては死活問題……ってとこか?」
「ご名答。そういう訳だから、さっさと」
「皆さん、お待たせ致しました。お昼ごはんを……」
「「「「えっ?」」」」
ハモったな。
「えっ…と………すみませんでした。(バタン)」
「おい待てカンナ!(ガチャッ)」
「すみませんすみません。お取り込み中とは知らず……改めてお持ち致しますので……(グググッ)」
「あれ折檻!あれ折檻してるだけだから!全然取り込んでないから昼飯を下げるな!!!(ググググッ)」
「見てません!私は何も見てませんから!どうかお気になさらず……(ギギギ…)」
「話を聞いてくれねぇかなぁ!?!?!?」
必死だな。どっちも。
「……今日はこのあたりにしといてやる。次は気をつけろよ?」
「………はひ。(ヒリヒリ)きをふけまふ」
流石にこのやり取りを見て続けはしないか。
後は、テルマがカンナを説得してくれれば昼食にできるな。私はここで待つ事にしよう。
それにしてもまぁ……
「随分と、賑やかになったな。」
引越したばかりの頃は、こうも賑やかになるなんて思わなかった。
やっぱり嬉しいもんだね。団欒というのは。
「そうか、無事で何よりだったな。(ぐにぃっ)」
「えぅ…」
燃え盛る大図書館からヴラドとエリックを助け出した私は、しばらく目を覚さないであろうエリックの介抱をするつもりで屋敷に連れ帰った。
「見た感じ、後遺症も残ってないみたいだ。本当に運が良いとしか言葉が出ないよ。」
「そうかそうか。運が良かったのか~なるほどなぁ~?(もにゅもにゅもにゅ)」
「やぁぁ……ぁ……」
だが、予想に反してエリックは目を覚まし、こうして昼食を食べる為に私と共に食卓へと降りて来た。
「………ヴラド?」
「(ぐにぐにぐにぐに)何だ?」
「へひぃ…ぁぁ……」
「その辺にしといてやれよ。」
さっきからヴラドがエリックの頬と過失を捏ねくり回している。
「いいやダメだ。ケジメはちゃあんと付けないとな。(もにもにもにもに)」
「ごめぇぇん……」
お仕置きのつもりか、さっきからこんな調子だ。
エリックも自身への呵責のつもりか、されるがままである。
「…………」
気まずいなぁ。本人らは至極真面目かもしれないが、絵面だけだと美少年と美少女が戯れあっている様にしか見えない。
非常に居た堪れない気持ちになる。私、完全にアウェーだよなぁ。
かと言って、この場を離れる事も難しい。
昼食の準備はカンナに主導権を握られ、食卓で待つ様に言われた。
さっきプヨに綺麗にして貰ったから風呂に行くというのも不自然だ。
動揺のせいか、ほかの口実も思い浮かばない。不自然にこの場を離れる訳にはいかない。何とかならないかな。
「(ガチャッ)ふぅ……お待たせ…って……何やってんだお前ら。」
丁度良く風呂を上がったテルマが入って来る。
「見て分からないか?ケジメを付けてんだよ。(ぐにょぐにょ)」
「イチャついてるわけじゃないんだな?」
「当たり前だろ。だれがイチャついてるって?」
あぁ、やっぱりそう見えるよね。そんでもって違うんだよね。
「だとしても、ほどほどにしといてやれよ。」
「いいや、もう数十分は続ける。(もちもち)」
「千切れて無くなるぞ。」
「お前もどうだ?(ぐにぃ)中々面白いぞ。」
「遠慮しとく。てか、こんな所カンナに見られたらどうなるか。なぁアレク?」
「あぁ、取り込み中と勘違いして料理を下げられかねないな。一刻も早く食いたいお前としては死活問題……ってとこか?」
「ご名答。そういう訳だから、さっさと」
「皆さん、お待たせ致しました。お昼ごはんを……」
「「「「えっ?」」」」
ハモったな。
「えっ…と………すみませんでした。(バタン)」
「おい待てカンナ!(ガチャッ)」
「すみませんすみません。お取り込み中とは知らず……改めてお持ち致しますので……(グググッ)」
「あれ折檻!あれ折檻してるだけだから!全然取り込んでないから昼飯を下げるな!!!(ググググッ)」
「見てません!私は何も見てませんから!どうかお気になさらず……(ギギギ…)」
「話を聞いてくれねぇかなぁ!?!?!?」
必死だな。どっちも。
「……今日はこのあたりにしといてやる。次は気をつけろよ?」
「………はひ。(ヒリヒリ)きをふけまふ」
流石にこのやり取りを見て続けはしないか。
後は、テルマがカンナを説得してくれれば昼食にできるな。私はここで待つ事にしよう。
それにしてもまぁ……
「随分と、賑やかになったな。」
引越したばかりの頃は、こうも賑やかになるなんて思わなかった。
やっぱり嬉しいもんだね。団欒というのは。
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