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2章-3節. ヘルデス家の争族を切り抜けた私は…
33.彼女の秘密に触れます。
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薬師の名門ブレルスクに入学した私は退学するつもりが停学を喰らった。
仕方ないので、停学期間中に色々しようと思ったら……色々とトラブルに巻き込まれて同居人が増えた。
今日なんて凄かったな。新種の魔物に遭遇して、火事場に飛び込んで、黒獣を駆除して、新たな同居人が屋敷の風呂場で一悶着。
挙句の果てには、こんな美少女と混浴とか……畳み掛けて来るなぁ。おまけに秘密を聞いてくれって?勘弁して欲しい。
しかも、その秘密がツノって……どういう事なの?
まぁ、これで秘密は共有したことになるよな。取り敢えずお開きにしよう。
「では、対等になったところで……私は先に上がりますね。どうぞごゆっくり…」
「(ギュゥ)ダメです。」
「……あの……」
「だって、まだ…見てないじゃないですか。私のツノ。」
「なるほど。では、早速鋼蜥蜴で一品を……」
「大丈夫です。既に生えてますので。」
「へ?」
「私の意志でも生やせるんです。戻す事も出来ます。」
「それは……」
便利かどうか悩ましい能力だなぁ。
「では、早速ご覧ください。」
なんですと?
「カンナさん、それがどういう意味かわかってますか?」
「はい?」
「振り返って、あなたの頭だけを見るのは非常に難しいと思うのですが?」
「頭だけを見る必要ありません。私は全然気にしませんからどうぞお構いなく。」
「構いまくります。あなたが良くても、私の矜持が許さないんです。」
これ以上、彼女の………見る訳にはいかない。
そんな事するぐらいなら、樹海に飛び込んで獣になってやる。
「……わかりました。では(グググッ)」
「……?」
「(ポスッ)……分かりますか?これです。」
どうやら、手で触れてツノを確認する事で妥協してくれた様だ。
「………(サスサス)」
「っ………」
触った感じは象牙みたいにスベスベで、ヒンヤリしてる。
「(スルッ)……」
「っ!…っ………」
なるほど。根元は後頭部で、耳の下を通って突き出してる感じか。髪もサラサラだ。
「(サラッ)」
「ひゃっ……」
「(バッ)……(シュタッ)……」
即座に飛び退いた。
……もしかして、神経通ってる?
「へ?……あれ?」
「…なるほど。確かに地肌から生えている本物のツノですね。」
「…あ、はい。」
「確かに、これは相当な秘密になりますね。他の皆にはまだ伏せていましょう。折を見て、お伝えする……という事で宜しいですか?」
「は…はい、宜しくお願いします。」
「では、先に上がっていますのでゆっくり浸かってください。」
「は…はい!ありがとうございます。」
「では、ごゆっくりどうぞ。(バタン)」
そうして、何とか風呂場から出る事が出来た。
「……ふぅ。」
無駄に神経を使ったな。一応目はまだ瞑っていよう。
長話のお陰ですっかり身体も乾いた。タオルは要らないな。
「(ガシッ…シュバババッ)」
さっさと部屋に戻って寝よう……ん?
「……(スンスン)」
これ……私の服じゃないな。て事は……
「(シュバババッ…スタスタスタスタ)」
手早く着替え、脱衣所を後にした。
仕方ないので、停学期間中に色々しようと思ったら……色々とトラブルに巻き込まれて同居人が増えた。
今日なんて凄かったな。新種の魔物に遭遇して、火事場に飛び込んで、黒獣を駆除して、新たな同居人が屋敷の風呂場で一悶着。
挙句の果てには、こんな美少女と混浴とか……畳み掛けて来るなぁ。おまけに秘密を聞いてくれって?勘弁して欲しい。
しかも、その秘密がツノって……どういう事なの?
まぁ、これで秘密は共有したことになるよな。取り敢えずお開きにしよう。
「では、対等になったところで……私は先に上がりますね。どうぞごゆっくり…」
「(ギュゥ)ダメです。」
「……あの……」
「だって、まだ…見てないじゃないですか。私のツノ。」
「なるほど。では、早速鋼蜥蜴で一品を……」
「大丈夫です。既に生えてますので。」
「へ?」
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「それは……」
便利かどうか悩ましい能力だなぁ。
「では、早速ご覧ください。」
なんですと?
「カンナさん、それがどういう意味かわかってますか?」
「はい?」
「振り返って、あなたの頭だけを見るのは非常に難しいと思うのですが?」
「頭だけを見る必要ありません。私は全然気にしませんからどうぞお構いなく。」
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これ以上、彼女の………見る訳にはいかない。
そんな事するぐらいなら、樹海に飛び込んで獣になってやる。
「……わかりました。では(グググッ)」
「……?」
「(ポスッ)……分かりますか?これです。」
どうやら、手で触れてツノを確認する事で妥協してくれた様だ。
「………(サスサス)」
「っ………」
触った感じは象牙みたいにスベスベで、ヒンヤリしてる。
「(スルッ)……」
「っ!…っ………」
なるほど。根元は後頭部で、耳の下を通って突き出してる感じか。髪もサラサラだ。
「(サラッ)」
「ひゃっ……」
「(バッ)……(シュタッ)……」
即座に飛び退いた。
……もしかして、神経通ってる?
「へ?……あれ?」
「…なるほど。確かに地肌から生えている本物のツノですね。」
「…あ、はい。」
「確かに、これは相当な秘密になりますね。他の皆にはまだ伏せていましょう。折を見て、お伝えする……という事で宜しいですか?」
「は…はい、宜しくお願いします。」
「では、先に上がっていますのでゆっくり浸かってください。」
「は…はい!ありがとうございます。」
「では、ごゆっくりどうぞ。(バタン)」
そうして、何とか風呂場から出る事が出来た。
「……ふぅ。」
無駄に神経を使ったな。一応目はまだ瞑っていよう。
長話のお陰ですっかり身体も乾いた。タオルは要らないな。
「(ガシッ…シュバババッ)」
さっさと部屋に戻って寝よう……ん?
「……(スンスン)」
これ……私の服じゃないな。て事は……
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手早く着替え、脱衣所を後にした。
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