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2章-1節.授業を荒らして停学処分を受けた私は……
28.ヘルデス邸に乗り込む事にしました。
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「………すまん。昨日は続きを話す前に寝ちまった。」
朝食を済ませ、2人で向き合って話を始めた。
「気にするなって。疲れてたんだろ?」
てか、仕掛けたの私だし。
「それで?何故、ヘルデス家が私を探しているんだ?説明してくれないか?」
「あぁ、もちろんだ。」
そうしてテルマは事情を話してくれた。
「爺さんは、多くの資産を抱えていた。当然、葬式前からそれを巡った親族同士でのいざこざがあって、葬式が始まってからは特に露骨になった。」
「だろうね。葬式の様子も、なんとなく想像が付くよ。」
「全く、葬式なのに遺産の取り分を気にするばかりで、だぁれも故人の死を悼まないなんて、つくづく現金な一族だよな。」
やはり、マサールさんを実家に連れ戻したのは遺産目当てなのか。くだらない。亡き人の金を貪ろうなんて、本当にくだらないな。
「今際の際まで安らかだったかを心配していた誰かさんとは大違いだ。そうは思わないか?」
当然の事をしている筈なのに、聖人みたいに語られるのは嫌だな。
「で?お前が追い出されてから今まで血みどろの遺産相続争いが勃発中って訳か。」
「いいや、直ぐに収束したらしい。その時に知ったんだが、葬式の後に爺さんの遺言状が読み上げられたらしくてな。」
「……当ててやろう。爺さんは、遺産を素直に渡す気はないな?差し詰め暗号の類いだったとか?」
「ご名答。流石は冴えているな。遺言状には、謎を解けと言わんばかりのとある暗号文と共に、(カサッ)こんな文面が書かれていた。」
そう言って、テルマはメモ用紙を出す。
〈謎を解け。ワシの全財産は鍵に封じた。ワシの死後、最初に鍵を握った者にくれてやる。財産が欲しくば、鍵を探せ。〉
「………(ピクッ)」
四つ折りにされたメモ用紙には、テルマの字でそう書かれていた。
「なるほど。随分と痛快な事をするな。」
「ほんと、あの爺さんらしいよな。」
「それで、今度は隠された遺産の鍵を探し、奪い合う勝負に変わったって訳か。」
「そういうことだ。だが、そもそも親族に遺産が渡る事はないと思うぞ?」
「何故そう思うんだ?」
「随分前に本人から聞いたんだ。『人の見舞いにも来ない様な不孝行者共には1ダルクもくれてやるつもりは無い』ってさ。」
「………そりゃそうだ。で?それと私を探してる事と何の関係があるんだ?今の所私は無関係なんだが?」
「それがそうでもないんだよ。話には続きがあるからもう少し聞いてくれ。」
「……まだ続くのか?出来れば手短に頼む。」
「単刀直入に言うと、連中はお前が鍵を握っていると考えている。」
「……話が随分飛躍したな。何故そうなる?」
ここまで一切名前が出てこなかったよな?てか、鍵にも覚えがないんだが?
「爺さんの遺言状には、『鍵を握った者にくれてやる。』って書かれてただろ?」
「それがどうした?」
「なぁんか、引っかかるんだよな。」
「……引っかかる?」
「『謎を解け』って書いてあるのに、『謎を解いたもの』じゃなくて、『鍵を握ったもの』って書いてあったんだぜ?」
「それは、謎を解いた後に何かしらの試練があって、それを乗り越えて鍵を握れって事じゃないのか?」
「かもしれないな。だが、『謎を解け』とはあるが、謎を解いたからって鍵が見つかるとは限らないだろう?」
「……まぁ、確かに。」
正直、そこが気になっていた。爺さんは遺産を渡したくない筈だ。やたら詩的な表現で濁してはいるが、あの人を知っている私からすれば『お前らに鍵は握れない』って煽りとも受け取れる。そもそも、『鍵に封じた』ってなんだ?『鍵で封じた』だろ?
「そもそも、遺産を渡したくないなら鍵なんて使わないだろ?」
「……そうだな。それなら鍵をかけている扉なり箱なりを壊せば済む話だし。」
「現に、屋敷中の箱や扉を片っ端から壊しまくってるよ。」
「随分と野蛮な話だな。」
貴族というよりは蛮族だな。
「それに爺さん、今際の際で親族に向かって叫んでたしなぁ。」
「悪態でも吐いたのか?」
「『遺産は、1ダルクもやらん。お前たちの手に渡るくらいなら、そこらの他人にくれてやる方がずっとずっとマシだ。それが嫌なら、せいぜい探せ!!』だってさ。」
「ん゛っ!?…なっ……なんだと!?」
「その発言からも、遺産を素直に相続する気が無い事が伝わったらしい。だから、遺産は既に誰かに渡されていて、暗号はカモフラージュじゃないかってのが、大多数の考えだな。」
「おい待て、まさか……」
何だか、とてつもなく嫌な予感がして来た。
「爺さん寝たきりで接触してたのなんて看護してた学生くらいだし、偏屈だから誰も近付きたがらなかった。だから、看護していた学生にフォーカスして調査を始めたんだとよ。」
「……そうか。そいつはご苦労なこったな。」
「他人事じゃないぞ。わかってんだろ?お前も看護に関わってたんだから。」
「いやいや、あれはあくまで先輩の手伝いだし、公的な文書的には私の名前は記録に残ってないはずだけど?」
「その担当していた先輩達が、お前に世話を押し付けてた事を白状したんだよ。」
「………」
「向こうも初めは半信半疑だったけどな。他にも病院内を出入りしてた奴らがいたわけだし、そいつらとまとめて調査するつもりだったんだってよ。」
「は?じゃあ何で……」
「お前だけ停学になって連絡が取れなくなってたから重要な情報を握ってると勝手に考えたんだとよ。」
「身勝手だな。何故そんな発想になるんだよ。」
「側から見れば、雲隠れした様にも見えるからな。それに、人間って苦労して手に入れた新事実には価値があると思い込むもんだ。しかも、お前は直接会うどころか世話までしてる。そう疑われても仕方ないだろうよ。」
「疑心暗鬼になりすぎだろ。そもそも私は、あの日は門前払いされたんだぞ?先輩はその辺もちゃんと伝えたのか?」
「いいや、伝えてないな。俺が思うに、自分への追求を避ける為に言ったんだと思う。」
「………」
なるほど。尋問に耐えかねて、私に濡れ衣を着せるつもりでそう言ったのか。
「だから、お前と面識のある俺にお前の元へと案内させようとしたんだ。まぁ、俺は途中で逃げたけどな。」
「それで追われてたのか。」
ようやく、話が分かった。なるほど、そういう経緯があったのか。
どうやら薬のメモとは別件の様だし、ほとぼりが冷めるまでは大人しく………ん?
「そういえば、お前は疑われなかったのか?真っ先に疑われそうなもんだけど。」
「(サッ)……あー、おれ今際の際に居たからな。もしおれに継承する気があるなら、爺さんもあんな事言わないだろ?」
テルマは右腕を後ろ手に回して言った。
「………それもそうだな。」
何にせよ、これからやる事は決まったな。
「じゃ、俺はお前が無実だって伝えて来るから。」
「待て。」
「…なんだ?」
「私も行く。」
「は…?」
「私が、直接会って話を付ける。」
「……おいおい、まさか乗り込む気か?危ねぇだろ。」
「このまま誤解を解かないでいると余計怪しまれるだろ?」
「心当たりが無いなら、俺が話を付けてくる。わざわざ首を突っ込む必要はないぞ?」
「もう片足首引き込まれてるよ。あのチクリ野郎のせいでな。お前がそんな負担を抱える必要はないし、直接会わなきゃ信じないかもしれないだろ?最悪、途中で逃げれば良い。昨日みたいにな。」
「………わかった。そこまで言うなら案内する。」
観念した様子でテルマが了承する。
「じゃ、さっさと済ませて帰ろうぜ。」
「………」
テルマ、昨日の朝までなかった筈のそのアザはあいつらに付けられたものだろう?そりゃそうだ。最後まで世話をしてたのはこいつなんだから、相続先として真っ先に疑われるに決まってる。
葬式の直後に追い出されたのだって、遺言を読み上げる場に登場させない為だろう。しかし、遺言は暗号で書かれ、明らかに血縁者に渡すまいという意図が感じられた。だからあの日、戻ったこいつは尋問を受けたんだろう。しかもテルマは、その事実を明かすでもなく、それ以上の負担を背負おうとしている。このまま戻れば、より酷い折檻を受けるであろう事は火を見るより明らかだ。
「裏路地を通って行こう。それなら道中でバレる事もないだろう。」
「あぁ、頼む。」
これ以上、お前を犠牲にしたくない。
「よし、行くぞテルマ。」
今回で、この件とはきっちりケジメを付ける。
朝食を済ませ、2人で向き合って話を始めた。
「気にするなって。疲れてたんだろ?」
てか、仕掛けたの私だし。
「それで?何故、ヘルデス家が私を探しているんだ?説明してくれないか?」
「あぁ、もちろんだ。」
そうしてテルマは事情を話してくれた。
「爺さんは、多くの資産を抱えていた。当然、葬式前からそれを巡った親族同士でのいざこざがあって、葬式が始まってからは特に露骨になった。」
「だろうね。葬式の様子も、なんとなく想像が付くよ。」
「全く、葬式なのに遺産の取り分を気にするばかりで、だぁれも故人の死を悼まないなんて、つくづく現金な一族だよな。」
やはり、マサールさんを実家に連れ戻したのは遺産目当てなのか。くだらない。亡き人の金を貪ろうなんて、本当にくだらないな。
「今際の際まで安らかだったかを心配していた誰かさんとは大違いだ。そうは思わないか?」
当然の事をしている筈なのに、聖人みたいに語られるのは嫌だな。
「で?お前が追い出されてから今まで血みどろの遺産相続争いが勃発中って訳か。」
「いいや、直ぐに収束したらしい。その時に知ったんだが、葬式の後に爺さんの遺言状が読み上げられたらしくてな。」
「……当ててやろう。爺さんは、遺産を素直に渡す気はないな?差し詰め暗号の類いだったとか?」
「ご名答。流石は冴えているな。遺言状には、謎を解けと言わんばかりのとある暗号文と共に、(カサッ)こんな文面が書かれていた。」
そう言って、テルマはメモ用紙を出す。
〈謎を解け。ワシの全財産は鍵に封じた。ワシの死後、最初に鍵を握った者にくれてやる。財産が欲しくば、鍵を探せ。〉
「………(ピクッ)」
四つ折りにされたメモ用紙には、テルマの字でそう書かれていた。
「なるほど。随分と痛快な事をするな。」
「ほんと、あの爺さんらしいよな。」
「それで、今度は隠された遺産の鍵を探し、奪い合う勝負に変わったって訳か。」
「そういうことだ。だが、そもそも親族に遺産が渡る事はないと思うぞ?」
「何故そう思うんだ?」
「随分前に本人から聞いたんだ。『人の見舞いにも来ない様な不孝行者共には1ダルクもくれてやるつもりは無い』ってさ。」
「………そりゃそうだ。で?それと私を探してる事と何の関係があるんだ?今の所私は無関係なんだが?」
「それがそうでもないんだよ。話には続きがあるからもう少し聞いてくれ。」
「……まだ続くのか?出来れば手短に頼む。」
「単刀直入に言うと、連中はお前が鍵を握っていると考えている。」
「……話が随分飛躍したな。何故そうなる?」
ここまで一切名前が出てこなかったよな?てか、鍵にも覚えがないんだが?
「爺さんの遺言状には、『鍵を握った者にくれてやる。』って書かれてただろ?」
「それがどうした?」
「なぁんか、引っかかるんだよな。」
「……引っかかる?」
「『謎を解け』って書いてあるのに、『謎を解いたもの』じゃなくて、『鍵を握ったもの』って書いてあったんだぜ?」
「それは、謎を解いた後に何かしらの試練があって、それを乗り越えて鍵を握れって事じゃないのか?」
「かもしれないな。だが、『謎を解け』とはあるが、謎を解いたからって鍵が見つかるとは限らないだろう?」
「……まぁ、確かに。」
正直、そこが気になっていた。爺さんは遺産を渡したくない筈だ。やたら詩的な表現で濁してはいるが、あの人を知っている私からすれば『お前らに鍵は握れない』って煽りとも受け取れる。そもそも、『鍵に封じた』ってなんだ?『鍵で封じた』だろ?
「そもそも、遺産を渡したくないなら鍵なんて使わないだろ?」
「……そうだな。それなら鍵をかけている扉なり箱なりを壊せば済む話だし。」
「現に、屋敷中の箱や扉を片っ端から壊しまくってるよ。」
「随分と野蛮な話だな。」
貴族というよりは蛮族だな。
「それに爺さん、今際の際で親族に向かって叫んでたしなぁ。」
「悪態でも吐いたのか?」
「『遺産は、1ダルクもやらん。お前たちの手に渡るくらいなら、そこらの他人にくれてやる方がずっとずっとマシだ。それが嫌なら、せいぜい探せ!!』だってさ。」
「ん゛っ!?…なっ……なんだと!?」
「その発言からも、遺産を素直に相続する気が無い事が伝わったらしい。だから、遺産は既に誰かに渡されていて、暗号はカモフラージュじゃないかってのが、大多数の考えだな。」
「おい待て、まさか……」
何だか、とてつもなく嫌な予感がして来た。
「爺さん寝たきりで接触してたのなんて看護してた学生くらいだし、偏屈だから誰も近付きたがらなかった。だから、看護していた学生にフォーカスして調査を始めたんだとよ。」
「……そうか。そいつはご苦労なこったな。」
「他人事じゃないぞ。わかってんだろ?お前も看護に関わってたんだから。」
「いやいや、あれはあくまで先輩の手伝いだし、公的な文書的には私の名前は記録に残ってないはずだけど?」
「その担当していた先輩達が、お前に世話を押し付けてた事を白状したんだよ。」
「………」
「向こうも初めは半信半疑だったけどな。他にも病院内を出入りしてた奴らがいたわけだし、そいつらとまとめて調査するつもりだったんだってよ。」
「は?じゃあ何で……」
「お前だけ停学になって連絡が取れなくなってたから重要な情報を握ってると勝手に考えたんだとよ。」
「身勝手だな。何故そんな発想になるんだよ。」
「側から見れば、雲隠れした様にも見えるからな。それに、人間って苦労して手に入れた新事実には価値があると思い込むもんだ。しかも、お前は直接会うどころか世話までしてる。そう疑われても仕方ないだろうよ。」
「疑心暗鬼になりすぎだろ。そもそも私は、あの日は門前払いされたんだぞ?先輩はその辺もちゃんと伝えたのか?」
「いいや、伝えてないな。俺が思うに、自分への追求を避ける為に言ったんだと思う。」
「………」
なるほど。尋問に耐えかねて、私に濡れ衣を着せるつもりでそう言ったのか。
「だから、お前と面識のある俺にお前の元へと案内させようとしたんだ。まぁ、俺は途中で逃げたけどな。」
「それで追われてたのか。」
ようやく、話が分かった。なるほど、そういう経緯があったのか。
どうやら薬のメモとは別件の様だし、ほとぼりが冷めるまでは大人しく………ん?
「そういえば、お前は疑われなかったのか?真っ先に疑われそうなもんだけど。」
「(サッ)……あー、おれ今際の際に居たからな。もしおれに継承する気があるなら、爺さんもあんな事言わないだろ?」
テルマは右腕を後ろ手に回して言った。
「………それもそうだな。」
何にせよ、これからやる事は決まったな。
「じゃ、俺はお前が無実だって伝えて来るから。」
「待て。」
「…なんだ?」
「私も行く。」
「は…?」
「私が、直接会って話を付ける。」
「……おいおい、まさか乗り込む気か?危ねぇだろ。」
「このまま誤解を解かないでいると余計怪しまれるだろ?」
「心当たりが無いなら、俺が話を付けてくる。わざわざ首を突っ込む必要はないぞ?」
「もう片足首引き込まれてるよ。あのチクリ野郎のせいでな。お前がそんな負担を抱える必要はないし、直接会わなきゃ信じないかもしれないだろ?最悪、途中で逃げれば良い。昨日みたいにな。」
「………わかった。そこまで言うなら案内する。」
観念した様子でテルマが了承する。
「じゃ、さっさと済ませて帰ろうぜ。」
「………」
テルマ、昨日の朝までなかった筈のそのアザはあいつらに付けられたものだろう?そりゃそうだ。最後まで世話をしてたのはこいつなんだから、相続先として真っ先に疑われるに決まってる。
葬式の直後に追い出されたのだって、遺言を読み上げる場に登場させない為だろう。しかし、遺言は暗号で書かれ、明らかに血縁者に渡すまいという意図が感じられた。だからあの日、戻ったこいつは尋問を受けたんだろう。しかもテルマは、その事実を明かすでもなく、それ以上の負担を背負おうとしている。このまま戻れば、より酷い折檻を受けるであろう事は火を見るより明らかだ。
「裏路地を通って行こう。それなら道中でバレる事もないだろう。」
「あぁ、頼む。」
これ以上、お前を犠牲にしたくない。
「よし、行くぞテルマ。」
今回で、この件とはきっちりケジメを付ける。
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