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2章-2節.ヘルデス家の争続に巻き込まれた私は…
34.突飛な質問に戸惑いました。
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貴族のゴタゴタを脱した私は、テルマ達と共に メタルリザードを食し、食後のティータイムを嗜みながらオルブからブレルスクにまつわる噂について聞いていた。
どうやら、オルブは私がそのブレルスクの噂の主ではないかと疑っている様だ。
やはり、勘付いていたか。だが、簡単に肯定するつもりはない。オルブの安寧が脅かされかねないからだ。
取り敢えずここは、どうしてそう思ったのか聞いてみるとしよう。
「……何を言うかと思えば」
「そうだ。それらは全てアレクの仕業だ。」
速攻で確定された。
「やっぱりそう……全て?」
「そう、全てだ。」
「………どれか、一つではなく?」
「全てだ。」
「(ガシッ)テルマ……(ギリリッ)サラッとバラすの、辞めてくれないか?」
「まどろっこしいんだよ。学園の教員共じゃあるまいし、ズバッと完結に言え。」
おかしいな。アイアンクローしてる筈なのに一切動揺しない、こいつ。
「えっ、あっ…えっ!?」
見ろよ。これを見てるオルブの方が動揺してるじゃないか。
「はい、これでこの話は終わり!俺も聞きたいことがあるんだが、答えてくれないか?」
「いやいや…噂が広まってる以上、どうして気付かれたかをちゃんと知っておくべきだと思うんだが?」
そうすれば、少なくとも学園の外では静かに過ごせる。何としても聞き出したい所だ。
「お前……今日一日の自分自身の行動を振り返っても同じ事が言えるか?なぁ?オルブ?」
「えっ?……えぇ…まぁ……そうですね。」
「………」
聞くまでも無かったか。
「あと、 意地悪なポーカーゲームがしたいなら、家に招待して一緒に飯食った挙句茶をしばく様な仲になる前にしろよ。」
「………(パッ)」
ぐぅの音も出ないな。アイアンクローも解くか。
「…とはいえ、せっかくこうして関心を抱いてくれたんだ。もう少し踏み込んだ話をしても良いんじゃないか?」
「……なるほど。確かに、今後オルブにも飛び火するかもしれないしな。」
「よしオルブ、今ここで私達の口から聞かせよう。薬師の名門と謳われたブレルスクの現況を……」
「あぁいえ、遠慮しておきます。」
「「え?」」
「あくまでも僕は、冒険者の間にそういう噂があるとアレクさんに忠告したかっただけです。それに、今日1日で随分と貴族の闇を知りました。……正直、食傷気味です。この上ブレルスクの闇まで知るのは………相当キツいですって。」
「………確かに。」
「言われてみりゃあ、そうだな。」
私達の感性も、随分と毒されたもんだなぁ。
「他に聞きたい事もありますので、それらの話はまたの機会にしていただけますでしょうか?」
「……そうだな。別に急ぐ話でもないし。」
「またの機会に話すとしよう。」
もしかしたら、それとなく断られたのかも知れないが、オルブにとっては聞かない方が賢明だ。
無関係なオルブが、これ以上貴族の闇を知る必要はないんだから。
「それで?聞きたい話って何だ?」
「いえ、それについてはテルマさんの質問の後で……」
「俺のは別に良いから、先に言えよ。」
「…はい。では、単刀直入にお聞きします。」
まぁ、十中八九私の出自だろうな。さっき門前で約束したし。
一身上の都合に付き、詳しくは話せない。しかし、友人に嘘も吐きたくない。だから、これまで通り嘘は吐かず、無難に答える事にしよう。
「アレクさん、あのメイドさんとはどういった関係なんですか?」
「そうだなぁ、差し詰め何処から………え?」
予想外の質問に、私は面食らった。
どうやら、オルブは私がそのブレルスクの噂の主ではないかと疑っている様だ。
やはり、勘付いていたか。だが、簡単に肯定するつもりはない。オルブの安寧が脅かされかねないからだ。
取り敢えずここは、どうしてそう思ったのか聞いてみるとしよう。
「……何を言うかと思えば」
「そうだ。それらは全てアレクの仕業だ。」
速攻で確定された。
「やっぱりそう……全て?」
「そう、全てだ。」
「………どれか、一つではなく?」
「全てだ。」
「(ガシッ)テルマ……(ギリリッ)サラッとバラすの、辞めてくれないか?」
「まどろっこしいんだよ。学園の教員共じゃあるまいし、ズバッと完結に言え。」
おかしいな。アイアンクローしてる筈なのに一切動揺しない、こいつ。
「えっ、あっ…えっ!?」
見ろよ。これを見てるオルブの方が動揺してるじゃないか。
「はい、これでこの話は終わり!俺も聞きたいことがあるんだが、答えてくれないか?」
「いやいや…噂が広まってる以上、どうして気付かれたかをちゃんと知っておくべきだと思うんだが?」
そうすれば、少なくとも学園の外では静かに過ごせる。何としても聞き出したい所だ。
「お前……今日一日の自分自身の行動を振り返っても同じ事が言えるか?なぁ?オルブ?」
「えっ?……えぇ…まぁ……そうですね。」
「………」
聞くまでも無かったか。
「あと、 意地悪なポーカーゲームがしたいなら、家に招待して一緒に飯食った挙句茶をしばく様な仲になる前にしろよ。」
「………(パッ)」
ぐぅの音も出ないな。アイアンクローも解くか。
「…とはいえ、せっかくこうして関心を抱いてくれたんだ。もう少し踏み込んだ話をしても良いんじゃないか?」
「……なるほど。確かに、今後オルブにも飛び火するかもしれないしな。」
「よしオルブ、今ここで私達の口から聞かせよう。薬師の名門と謳われたブレルスクの現況を……」
「あぁいえ、遠慮しておきます。」
「「え?」」
「あくまでも僕は、冒険者の間にそういう噂があるとアレクさんに忠告したかっただけです。それに、今日1日で随分と貴族の闇を知りました。……正直、食傷気味です。この上ブレルスクの闇まで知るのは………相当キツいですって。」
「………確かに。」
「言われてみりゃあ、そうだな。」
私達の感性も、随分と毒されたもんだなぁ。
「他に聞きたい事もありますので、それらの話はまたの機会にしていただけますでしょうか?」
「……そうだな。別に急ぐ話でもないし。」
「またの機会に話すとしよう。」
もしかしたら、それとなく断られたのかも知れないが、オルブにとっては聞かない方が賢明だ。
無関係なオルブが、これ以上貴族の闇を知る必要はないんだから。
「それで?聞きたい話って何だ?」
「いえ、それについてはテルマさんの質問の後で……」
「俺のは別に良いから、先に言えよ。」
「…はい。では、単刀直入にお聞きします。」
まぁ、十中八九私の出自だろうな。さっき門前で約束したし。
一身上の都合に付き、詳しくは話せない。しかし、友人に嘘も吐きたくない。だから、これまで通り嘘は吐かず、無難に答える事にしよう。
「アレクさん、あのメイドさんとはどういった関係なんですか?」
「そうだなぁ、差し詰め何処から………え?」
予想外の質問に、私は面食らった。
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