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第一章 金貨一枚から変わる俺の異世界生活
第37話 エクストラステージ
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緑亀のダンジョンの最下層である地下30階のボス、グリーンタートルゴブリン3体を甲羅を脱がす事なく倒す事に成功したカインは安堵の表情を浮かべた。
「なんとか3体同時に倒す事ができたな。」
「カイン。すごいにゃ!計画通り作戦成功にゃ。」
「ああ。うまく行ったよ。ゴブリン達が予想以上に動きが遅くて助かった感じだな。」
「あの甲羅はたしかに重そうだったにゃ。ちょっとかわいそうな気がしたにゃ」
「たしかにな。まあ何はともあれダンジョン完全攻略だ。グリーンタートルゴブリンの魔石を3個持って行けば攻略の証明になるだろ。」
「早く帰ってお風呂にゃ。今日は一緒に入るにゃ。」
「今日はっていつも一緒に入ってるだろ。だれがお前を洗ってやってると思ってるんだ。」
「そうだったにゃ。今日も一緒に入るにゃ。」
ゴブリン達の魔石を回収し、地下31階に降りるワープゾーンが出てくるのを待つカイン達。だが、待ってもワープゾーンは現れなかった。
「カインおかしいにゃ。下に降りるワープゾーンが出てこないにゃ。」
「ああ、どうしたんだろ?地下10階も地下20階もすんなり下に降りるワープゾーンが出て来たのに。」
現れないワープゾーンを今か今かと待っていると、部屋の中心にワープゾーンとは違う色のワープゾーンが現れた。
「現れたにゃ。カイン。早く下に行って地上に帰るにゃ。」
「待てラック。様子がおかしい。いつものワープゾーンと色が違う。むやみに入らない方がいい。」
「そうかにゃ。たしかにいつもとも全然違う色をしてるにゃ。だけど、入らない事にはここから出られないにゃ。」
ダンジョン内にあるワープゾーンは水色をしていたが、目の前に現れたワープゾーンは緑色をしていたのだ。いつもとは違う色のワープゾーンに警戒するカイン。そしてその予想は現実となる。
「何か出てくるぞ。ラック俺の後ろに。」
カインがラックを後ろに隠し、ワープゾーンから出てくる何者かを警戒する。
「おっお前がエクストラステージの挑戦者か。まさか一人とはな。」
目の前の現れたのは、一体のゴブリンだった。そしてそのゴブリンは驚く事にしゃべったのだった。
「ゴブリンがしゃべった!?」
(どういう事だ?新しいゴブリンが現れたぞ。それにエクストラステージ?そんな事初めて聞いたぞ。)
「当たり前だ。ゴブリンだって知力が高ければ普通に話す事もできる。そんな事も知らないのか?まあ俺がここに来るのも何十年ぶりぐらいだから知らないのも無理はないか。」
「どういう事だ?お前は俺の敵なのか?」
「まあ敵と言えば敵だな。しょうがない亀五郎様には、エクストラステージに来た者には説明しろって言われてるしな。」
(亀五郎様?このダンジョンの亀だ。どういう事だ?本当に意味がわからん。だが敵なら戦う事になるか・・・ラックは避難させた方がよさそうだな。いや説明してくれるならその間に鑑定してアイツの能力を把握するのが先か。エクストラステージって言うぐらいだ。何か特殊な条件を俺が満たしたんだろう。ソロで倒すとか、甲羅を脱ぐ前に3体とも倒すとか。なんにせよ、さっきの3体よりも強いのは間違いないな。)
カインは、目の前のゴブリンを鑑定した。
名前:ゴブ一郎
種族:ゴブリン族
能力:A
ジョン・亀五郎のダンジョンでエクストラステージを担当するゴブリン。地下30階にいるグリーンタートルゴブリン達の兄になる。
(なるほど・・・突っ込み所が多いけど一先ずコイツはヤバそうだ。ラックを守りながらだと厳しいな。それに・・・能力Aだと・・・最悪帰還玉を使う事も考えないと。)
「ははは。今俺の事鑑定したか?どうだ俺の能力は?ああ、とりあえずエクストラステージの説明だったな。オレの弟達がジョン・亀五郎様の試練である甲羅を脱ぐ前に倒された場合、長男として俺が相手をする事になってるんだ。まあ実力を出す前に倒された弟達に代わって兄が戦うって感じだな。」
(そう言う事か。やっぱり俺が特殊条件を満たしたから出てきたんだな。ミスったな。勝てるか?いやその前にエクストラステージだろ?挑戦しないって選択肢があるかもしれない。会話もできるみたいだしちょっと聞いてみるか。)
「エクストラステージに挑戦しないって事はできるのか?」
「それは無理だな。おれも久々の戦いで楽しみにしてるんだ。だから戦闘は強制だ。」
「わかった。俺とお前の1対1の戦いでいいのか?」
「ああそこの猫か?もちろんそうだ。安心しろペットを狙うような卑怯な真似はしねぇ。」
(よし。とりあえず、ラックを守りながら戦わなくて済んだぞ。後は勝てなさそうならラックを連れて帰還玉で逃げれば問題ないか。)
「おっとそうだ。最後に一つ言っておく。帰還玉を持ってるなら使わない方がいいぞ。俺が生きている間は使っても効果を発揮しないからな。え~と、なんだっけかな・・・そうだ!魔王からは逃げられない!だ。俺は魔王でもなんでもないけど、ジョン・亀五郎様がそう言えばだいたいの事は大丈夫って言ってたからそういうもんなんだろ。」
(まじか・・・たしかに魔王からは逃げられないっていうのは俺はよくわかる。だけどそれが現実で起きるとは・・・どうする?どうする?いや俺でも倒せる可能性はあるはずだ。たかだかゴブリンだ。距離を取って魔法を連発すれば倒せるはずだ。)
そうして、エクストラステージの戦いが始まったのだった。
「なんとか3体同時に倒す事ができたな。」
「カイン。すごいにゃ!計画通り作戦成功にゃ。」
「ああ。うまく行ったよ。ゴブリン達が予想以上に動きが遅くて助かった感じだな。」
「あの甲羅はたしかに重そうだったにゃ。ちょっとかわいそうな気がしたにゃ」
「たしかにな。まあ何はともあれダンジョン完全攻略だ。グリーンタートルゴブリンの魔石を3個持って行けば攻略の証明になるだろ。」
「早く帰ってお風呂にゃ。今日は一緒に入るにゃ。」
「今日はっていつも一緒に入ってるだろ。だれがお前を洗ってやってると思ってるんだ。」
「そうだったにゃ。今日も一緒に入るにゃ。」
ゴブリン達の魔石を回収し、地下31階に降りるワープゾーンが出てくるのを待つカイン達。だが、待ってもワープゾーンは現れなかった。
「カインおかしいにゃ。下に降りるワープゾーンが出てこないにゃ。」
「ああ、どうしたんだろ?地下10階も地下20階もすんなり下に降りるワープゾーンが出て来たのに。」
現れないワープゾーンを今か今かと待っていると、部屋の中心にワープゾーンとは違う色のワープゾーンが現れた。
「現れたにゃ。カイン。早く下に行って地上に帰るにゃ。」
「待てラック。様子がおかしい。いつものワープゾーンと色が違う。むやみに入らない方がいい。」
「そうかにゃ。たしかにいつもとも全然違う色をしてるにゃ。だけど、入らない事にはここから出られないにゃ。」
ダンジョン内にあるワープゾーンは水色をしていたが、目の前に現れたワープゾーンは緑色をしていたのだ。いつもとは違う色のワープゾーンに警戒するカイン。そしてその予想は現実となる。
「何か出てくるぞ。ラック俺の後ろに。」
カインがラックを後ろに隠し、ワープゾーンから出てくる何者かを警戒する。
「おっお前がエクストラステージの挑戦者か。まさか一人とはな。」
目の前の現れたのは、一体のゴブリンだった。そしてそのゴブリンは驚く事にしゃべったのだった。
「ゴブリンがしゃべった!?」
(どういう事だ?新しいゴブリンが現れたぞ。それにエクストラステージ?そんな事初めて聞いたぞ。)
「当たり前だ。ゴブリンだって知力が高ければ普通に話す事もできる。そんな事も知らないのか?まあ俺がここに来るのも何十年ぶりぐらいだから知らないのも無理はないか。」
「どういう事だ?お前は俺の敵なのか?」
「まあ敵と言えば敵だな。しょうがない亀五郎様には、エクストラステージに来た者には説明しろって言われてるしな。」
(亀五郎様?このダンジョンの亀だ。どういう事だ?本当に意味がわからん。だが敵なら戦う事になるか・・・ラックは避難させた方がよさそうだな。いや説明してくれるならその間に鑑定してアイツの能力を把握するのが先か。エクストラステージって言うぐらいだ。何か特殊な条件を俺が満たしたんだろう。ソロで倒すとか、甲羅を脱ぐ前に3体とも倒すとか。なんにせよ、さっきの3体よりも強いのは間違いないな。)
カインは、目の前のゴブリンを鑑定した。
名前:ゴブ一郎
種族:ゴブリン族
能力:A
ジョン・亀五郎のダンジョンでエクストラステージを担当するゴブリン。地下30階にいるグリーンタートルゴブリン達の兄になる。
(なるほど・・・突っ込み所が多いけど一先ずコイツはヤバそうだ。ラックを守りながらだと厳しいな。それに・・・能力Aだと・・・最悪帰還玉を使う事も考えないと。)
「ははは。今俺の事鑑定したか?どうだ俺の能力は?ああ、とりあえずエクストラステージの説明だったな。オレの弟達がジョン・亀五郎様の試練である甲羅を脱ぐ前に倒された場合、長男として俺が相手をする事になってるんだ。まあ実力を出す前に倒された弟達に代わって兄が戦うって感じだな。」
(そう言う事か。やっぱり俺が特殊条件を満たしたから出てきたんだな。ミスったな。勝てるか?いやその前にエクストラステージだろ?挑戦しないって選択肢があるかもしれない。会話もできるみたいだしちょっと聞いてみるか。)
「エクストラステージに挑戦しないって事はできるのか?」
「それは無理だな。おれも久々の戦いで楽しみにしてるんだ。だから戦闘は強制だ。」
「わかった。俺とお前の1対1の戦いでいいのか?」
「ああそこの猫か?もちろんそうだ。安心しろペットを狙うような卑怯な真似はしねぇ。」
(よし。とりあえず、ラックを守りながら戦わなくて済んだぞ。後は勝てなさそうならラックを連れて帰還玉で逃げれば問題ないか。)
「おっとそうだ。最後に一つ言っておく。帰還玉を持ってるなら使わない方がいいぞ。俺が生きている間は使っても効果を発揮しないからな。え~と、なんだっけかな・・・そうだ!魔王からは逃げられない!だ。俺は魔王でもなんでもないけど、ジョン・亀五郎様がそう言えばだいたいの事は大丈夫って言ってたからそういうもんなんだろ。」
(まじか・・・たしかに魔王からは逃げられないっていうのは俺はよくわかる。だけどそれが現実で起きるとは・・・どうする?どうする?いや俺でも倒せる可能性はあるはずだ。たかだかゴブリンだ。距離を取って魔法を連発すれば倒せるはずだ。)
そうして、エクストラステージの戦いが始まったのだった。
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