1枚の金貨から変わる俺の異世界生活。26個の神の奇跡は俺をチート野郎にしてくれるはず‼

ベルピー

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第二章 シフォン子爵領とダンジョン事情

第67話 青亀ダンジョンのジョン・亀美!?

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『大海賊の大秘宝君』という新たな神の奇跡を手に入れたカインとラックは、ダンジョンに挑む為に、ダンジョンのある場所へと向かっていた。いつも行くトットリの森やアリンコの荒地とも場所が違うので、見るのは初めてだったが、着いてみると案の定、巨大な亀がいた。

カインは早速、青亀を鑑定した。

名前:ジョン・亀四郎
この世界にダンッとそびえ立つ巨大なジョン・亀四郎は、中に入ると別の空間へと飛ばされる。そこは、魔物が現れ、宝箱という名の素敵アイテムが入ってる箱が現れるアトラクション施設。ジョン・亀四郎は、その名の通り四男だ。皆が略してダンジョンと呼ぶこの亀の経済効果はとてつもない。これは内緒だが、甲羅を掃除してもドロップ率は上がらない。しかし、綺麗好きなジョン兄弟はその事を誰にも伝えない。

「ジョン・亀四郎・・・」

「どうしたにゃ?」

「ああこの亀はどうやら四男らしい。オルスタインの緑亀は五男だったから。」

「そうなんにゃ?それって何かダンジョンと関係があるにゃ?」

「いやないけど・・・」

(たしかに全く関係ないな。亀五郎は名の通り多分五男だろうから、男兄弟は5人だろう。だけど男兄弟以外に女性がいる可能性もあるよな。まあこの世界には他にもダンジョンはあるだろうからそれが兄妹なんだとは思うけど・・・ってそれこそどうでもいいか。でもそんな情報よりもこのダンジョンが地下何階まであるとか、エクストラステージの条件は何とかが見れた方がメリットがあるんだけど、そんな情報一言も載ってないな。)

「なら早速入るにゃ。防具が新しくなったし、アタシは縮地を覚えたいにゃ。それに新しいマジックバッグもオシャレで良い感じにゃ。」

「あれは俺も驚いたよ。オルスタインでは全部同じ素材を使ってたから全く同じ袋だったのに、ここは形も色も大きさも色も全部バラバラだったもんな。つまり誰かが作ってるって事だよな。」

「マジックバッグを作れるなんて天才にゃ。」

「そうだな・・・」

(俺達の防具のように魔法を付与して作ってるんだろうけど、少なくともマジックバッグを作れるって事は、付与魔法と空間魔法を使えるって事だよな。俺みたいに中に入れたモノの時間が経過しないタイプではなかったからそう言った時に関する魔法は又別に必要なんだろうけど・・・俺も空間魔法と付与魔法が使えればマジックバッグが作れるか?適正は問題ないから後は魔法書だな。多分かなり高いだろうけど、見つけたら即買いだな。)

カインも新しく手に入れた黒刀の感触を確かめる為に、1階から魔物を倒しながら進む事に決めた。

この世界のダンジョンは、難易度に関わらず地下1階は平均してレベル1ぐらいの魔物が、地下10階では平均してレベル10ぐらいの魔物が出てくる。カイン以外はレベルの概念が見えないので、能力表記で表すと、

E・・・レベル1~レベル10
D・・・レベル11~レベル20
C・・・レベル21~レベル40
B・・・レベル41~レベル60
A・・・レベル61~レベル80
S・・・レベル81~レベル100

となる。それぞれの成長率によって、レベルと能力値が合わない場合や、パーティを組んで攻略するのがほとんどなので、一概には言えないが、大まかな参考値は上記通りだ。

これをカインに当てはめると、カインの能力値はBの為、レベル60、つまり地下60階までは到達が可能だと言う事になる。そしてラックの能力ランクはCなので、地下40階までは到達が可能だ。この青亀ジョン・亀四郎のダンジョンは地下40階が最下層となっている。

「ガイコツばっかり出るにゃ。」

「ああ、タント達に聞いたけど、ここはスケルトンがメインで出るダンジョンらしい。背が低いのがハーフスケルトン、何も持っていないのが普通のスケルトンだな。地下3階までは良く出るらしいぞ。動きが遅くて攻撃手段も骨だから倒しやすくて低ランクの冒険者の狩場になってるらしい。」

「消化不良にゃ。動きを試す為には魔物にも少しは頑張ってもらわないとアタシの気合が入らないにゃ。」

「まあまあ俺は倒しやすい魔物の方が技の練習とかもできるし良いけどな。それに地下4階からは剣や盾を持ったスケルトンも現れるし、他の魔物も出るらしいから地下3階までは、色々試す時間にすればいいじゃんか。ラックの場合だとそうだな~・・・爪の射程距離とかはどうだ?爪の長さは変えられるんだろ?状況に応じて色々な長さの爪を試すとか。後は・・・猫ってけっこう高い所から飛び降りたり立体的な動きをするじゃん。天井はさすがに無理だろうけど横の壁を走ったりして立体的に戦闘をするとか・・・」

「おお~。たしかにそれは考えて事なかったにゃ。わかったにゃ。アタシも色々試してみるにゃ。」

(まあ地下3階までは連携なんか取らなくても問題ないだろうし、気配察知で魔物の場所を知らせなくても問題もない。俺も色々確かめないとな。身体が自然に動く感じがするのは刀術極のお陰だろうけど、使いこなせば更によくなると思うし。)

そうしてカインとラックはダンジョン地下4階に降りるまで、出てくる魔物に対して延々と試し斬りを行うのだった。



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