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第二章 シフォン子爵領とダンジョン事情
第71話 地下40階の最下層を目指して
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「今回は最下層まで行かないのにゃ?」
「ああ。一昨日の地下30階のボスはなかなか手ごわかっただろ?やっぱりしっかりレベル上げした方が良いと思ってね。このまま地下40階を目指してもボスに勝てるかわからないのが一点。もう一つは仮にボスを倒せたとしても苦戦するなら、その後に出てくるかもしれないエクストラボスには絶対に勝てないのがもう一点だな。」
「何日ぐらいダンジョンで過ごすのにゃ?」
「精神的な疲れもあるだろうから3日かな。3日ダンジョンでレベルを上げて、1日休む。それを繰り返そうかと思う。精神的な疲労回復の為にシフォンケーキもいるだろ?」
「カインは良く分かってるにゃ。疲れた時には甘いモノが一番にゃ。」
地下29階でモンスターハウスの罠を自ら踏んで、モンスターの大群を蹴散らした翌日、カイン達は地下30階のボスを倒して一旦地上に戻っていた。その翌日一日休んで再度ダンジョンに来ている所だ。
地下30階のボスは、マッスルスケルトン、スケルトンアサシン、スケルトンマジシャンの三体が出てきた。見た目は全く一緒の白骨のスケルトンなのに、一体はとても力が強く、一体はとてもすばやく、一体は魔法を使ってくるのだ。
スケルトンのどこに筋肉が?スケルトンのどこに魔力が?とカインは思ったが、そんな事を考える暇もないくらい苦戦したのだ。
スケルトンアサシンはラック並みの敏捷力があり、捉えるのに苦労した。更にスケルトンマジシャンが遠距離から攻撃してくるので、動きを止めるとカイン達が的になってしまうので、早々に倒そうとするもスケルトンマッスルが立ちはだかった。その骨でどうやって受け止めたのかと言えるような、見えない筋肉でカインの攻撃を防いでいた。
カインとラックが連携するも、倒すのに時間がかかった。その為、攻略するのを一旦ストップし、更にレベルを上げる事を決めたのだ。
「とりあえず地下31階から地下33階を行ったり来たりしながら道中の魔物を倒してみよう。楽に倒せるようならそれより下に行く。難しそうなら3日間それを繰り返してレベルを上げよう。この辺りはだいたいレベル30~35ぐらいの魔物だから俺やラックには丁度いいぐらいだと思う。俺達は二人しかいないからこの辺りの魔物に苦戦するようじゃ攻略は難しい。」
「わかったにゃ。アタシももっと早く動いてどんな魔物が来ても後ろを取れるようにするにゃ。」
「そうだな。そうしてくれたらかなりありがたいな。俺もすばやい魔物が来ても魔法をしっかり当てれるように練習しないと。スケルトンアサシンにはかなり避けられたからな。魔法ならまだしもスラッシュが避けられるとその後に隙ができるから対処が難しくなるからな。」
「わかったにゃ。二人でがんばるにゃ。」
(そうだな・・・多分今の所はラックと二人でやっていくだろうし、仲間を増やす予定もない。もっと仲間がいればなんてのは思ってもしょうがないよな。ラックの言うように二人でできる事をしていかないと。それに神の奇跡に頼りすぎるのもよくない。お金は順調に貯まってるからすぐにでも次の神の奇跡を開放する事はできるけど、次で13個目だから丁度半分だ。寄付する金額も莫大だからそんな事は起きないだろうけど、26個の神の奇跡を開放すればもうチートは無いんだ。開放した神の奇跡をうまく使えるようにしないといけないし、それ以外の力も磨いて行かないとな。)
カインとラックは、地下40階の最下層を攻略する為に動き出した。地下31階からも出てくる魔物の主力はスケルトンだ。剣を持つスケルトンにはカインが刀で対応する。いくら刀術極を持ってるからと言って自由自在に使えると言えばそうではなかった。
使えば使うほどカインの刀術の理解は深まっていき、より強くより早く刀を振れるようになる。
ラックは、新しい技を覚える為に特訓をしていた。ラックははっきり言って天才だった。前に縮地を覚える為にダンジョンの低層で練習していたらすぐに使えるようになったのだ。そんな事もあり、今はカインのスラッシュの様に爪を高速で振る事で斬撃を飛ばせないか試行錯誤中だ。
カインが様子を伺った所、できるはずにゃ。との答えが返ってきた。もはや天才としか言いようがないだろう。
その日、カインとラックは地下31階から地下33階でしっかりと魔物を倒して経験値を稼いだ。
「どうだ?一日目を終えてみて?」
「大分手ごたえをつかんだにゃ。多分明日にはアタシも斬撃を飛ばせそうにゃ。これでカインとお揃いにゃ。」
(末恐ろしいな。俺の事チートでずるいって言ってたけど、ラックもかなりチートだな・・・その内普通に空にも足場を作って文字通り縦横無尽に走り回りそうだな・・・)
「そりゃよかった。俺の方も大分この黒刀に慣れてきた。まあやればやるほどうまくなる気がするから今後も継続して訓練していく必要があるけどな。スラッシュの大きさも変えれるようになったし俺も手ごたえありって感じだな。」
「明日もがんばるにゃ。アタシとカインなら最下層攻略もすぐにゃ。」
「ああ。そうだな。まあ油断せずに行こう。」
そうして、地下40階を目指したカイン達の挑戦は初日を終えるのだった。
「ああ。一昨日の地下30階のボスはなかなか手ごわかっただろ?やっぱりしっかりレベル上げした方が良いと思ってね。このまま地下40階を目指してもボスに勝てるかわからないのが一点。もう一つは仮にボスを倒せたとしても苦戦するなら、その後に出てくるかもしれないエクストラボスには絶対に勝てないのがもう一点だな。」
「何日ぐらいダンジョンで過ごすのにゃ?」
「精神的な疲れもあるだろうから3日かな。3日ダンジョンでレベルを上げて、1日休む。それを繰り返そうかと思う。精神的な疲労回復の為にシフォンケーキもいるだろ?」
「カインは良く分かってるにゃ。疲れた時には甘いモノが一番にゃ。」
地下29階でモンスターハウスの罠を自ら踏んで、モンスターの大群を蹴散らした翌日、カイン達は地下30階のボスを倒して一旦地上に戻っていた。その翌日一日休んで再度ダンジョンに来ている所だ。
地下30階のボスは、マッスルスケルトン、スケルトンアサシン、スケルトンマジシャンの三体が出てきた。見た目は全く一緒の白骨のスケルトンなのに、一体はとても力が強く、一体はとてもすばやく、一体は魔法を使ってくるのだ。
スケルトンのどこに筋肉が?スケルトンのどこに魔力が?とカインは思ったが、そんな事を考える暇もないくらい苦戦したのだ。
スケルトンアサシンはラック並みの敏捷力があり、捉えるのに苦労した。更にスケルトンマジシャンが遠距離から攻撃してくるので、動きを止めるとカイン達が的になってしまうので、早々に倒そうとするもスケルトンマッスルが立ちはだかった。その骨でどうやって受け止めたのかと言えるような、見えない筋肉でカインの攻撃を防いでいた。
カインとラックが連携するも、倒すのに時間がかかった。その為、攻略するのを一旦ストップし、更にレベルを上げる事を決めたのだ。
「とりあえず地下31階から地下33階を行ったり来たりしながら道中の魔物を倒してみよう。楽に倒せるようならそれより下に行く。難しそうなら3日間それを繰り返してレベルを上げよう。この辺りはだいたいレベル30~35ぐらいの魔物だから俺やラックには丁度いいぐらいだと思う。俺達は二人しかいないからこの辺りの魔物に苦戦するようじゃ攻略は難しい。」
「わかったにゃ。アタシももっと早く動いてどんな魔物が来ても後ろを取れるようにするにゃ。」
「そうだな。そうしてくれたらかなりありがたいな。俺もすばやい魔物が来ても魔法をしっかり当てれるように練習しないと。スケルトンアサシンにはかなり避けられたからな。魔法ならまだしもスラッシュが避けられるとその後に隙ができるから対処が難しくなるからな。」
「わかったにゃ。二人でがんばるにゃ。」
(そうだな・・・多分今の所はラックと二人でやっていくだろうし、仲間を増やす予定もない。もっと仲間がいればなんてのは思ってもしょうがないよな。ラックの言うように二人でできる事をしていかないと。それに神の奇跡に頼りすぎるのもよくない。お金は順調に貯まってるからすぐにでも次の神の奇跡を開放する事はできるけど、次で13個目だから丁度半分だ。寄付する金額も莫大だからそんな事は起きないだろうけど、26個の神の奇跡を開放すればもうチートは無いんだ。開放した神の奇跡をうまく使えるようにしないといけないし、それ以外の力も磨いて行かないとな。)
カインとラックは、地下40階の最下層を攻略する為に動き出した。地下31階からも出てくる魔物の主力はスケルトンだ。剣を持つスケルトンにはカインが刀で対応する。いくら刀術極を持ってるからと言って自由自在に使えると言えばそうではなかった。
使えば使うほどカインの刀術の理解は深まっていき、より強くより早く刀を振れるようになる。
ラックは、新しい技を覚える為に特訓をしていた。ラックははっきり言って天才だった。前に縮地を覚える為にダンジョンの低層で練習していたらすぐに使えるようになったのだ。そんな事もあり、今はカインのスラッシュの様に爪を高速で振る事で斬撃を飛ばせないか試行錯誤中だ。
カインが様子を伺った所、できるはずにゃ。との答えが返ってきた。もはや天才としか言いようがないだろう。
その日、カインとラックは地下31階から地下33階でしっかりと魔物を倒して経験値を稼いだ。
「どうだ?一日目を終えてみて?」
「大分手ごたえをつかんだにゃ。多分明日にはアタシも斬撃を飛ばせそうにゃ。これでカインとお揃いにゃ。」
(末恐ろしいな。俺の事チートでずるいって言ってたけど、ラックもかなりチートだな・・・その内普通に空にも足場を作って文字通り縦横無尽に走り回りそうだな・・・)
「そりゃよかった。俺の方も大分この黒刀に慣れてきた。まあやればやるほどうまくなる気がするから今後も継続して訓練していく必要があるけどな。スラッシュの大きさも変えれるようになったし俺も手ごたえありって感じだな。」
「明日もがんばるにゃ。アタシとカインなら最下層攻略もすぐにゃ。」
「ああ。そうだな。まあ油断せずに行こう。」
そうして、地下40階を目指したカイン達の挑戦は初日を終えるのだった。
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