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第三章 アルプス王国のお姫様
第89話 ハーピィを討伐せよ!
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ハーピィ討伐の依頼を受けたカインとラックは、王都を出て西の山へと向かっていた。
「ハーピィってどんな魔物にゃ?」
「あれ?ラックなら知ってると思ってたけど知らないのか?ハーピィっていうのは半人半鳥の魔物だ。手が翼になってて足も鳥だな。顔とか身体は人って感じだな。性別は女しか知らないな。男のハーピィがいるのかどうかはわからないな。」
「アタシにも知らない事はあるにゃ。人型でしかも女性の魔物かにゃ・・・これはNTRの危機にゃ!?カイン。やっぱりその依頼止めるにゃ。別の依頼にするにゃ。」
「いやいやラックは何気にしてるんだよ。そんな訳ないだろ?ラックは変なゲームとか小説を見すぎなんじゃないか?ハーピィが出てきたら普通に倒して終わりだろ?」
「ホントにそうかにゃ?女性の魔物って事はきっとアタシみたいに服着てないにゃ。って事は裸にゃ。カインはそれ見て発情しないにゃ?」
「ホント何考えてんだよ。魔物に発情なんてするわけないだろ?」
「ならカインは何に発情するにゃ?アタシといつも一緒にいるけど、一度も襲われた事ないにゃ?女性に興味ないのかにゃ?」
「ほら。くだらない事言ってないで山に向かうぞ。早く行かないと日が暮れるし、今日中に依頼達成したいからな。走るぞ!」
(こういう話ってラックはかなりぐいぐい来るよな。正直な話ラックとはいずれそういう関係になるかもとは思ってるんだよな~。そりゃ別々のベッドでは寝てるけど、テントで寝る時は隣同士だったし、俺だって男だ。普通に考えるだろ。まだ13歳だからそこまで性欲が強くないから抑える事ができてるだけで、一般成人男性なら絶対我慢できずに襲ってるし・・・それにハーピィか・・・ラックにはああいったけど、実際エロい魔物のイメージが多少はあるしどんな姿をしてるのか興味はあるな~。まあラックには気づかれないようにしないとな。)
カインはラックの話をうまくごまかして、山へと向かった。そしてハーピィがいるであろう山に到着すると、カインの気配察知に今までに感じた事のない気配がした。
「ハーピィがどうかはわからないけど、知らない魔物がいるな。」
「気配察知にゃ?」
「ああ。今の俺の気配察知は50m先までわかるからな。まだ山の上までは無理だから、山の上にハーピィがいるなら別の魔物の可能性の方が高いけどな。」
(山の魔物ってなんだろ?ワイバーンとか羊とかか?さすがにドラゴンはいないだろうけど、どこかにはドラゴンだっているんだろうな~。今の俺が倒せるとは思わないけどドラゴンスレイヤーには憧れるな。)
カインとラックは、山に入り魔物がいる場所へと向かった。目視できる所まで近づくと、そこには毛をモコモコさせた真っ黒の羊みたいな魔物が居た。
「羊にゃ。」
「ああ。ブラックシープだな。そういや西の山のブラックシープの生息地ってギルドで言われてたな。羊といえば白の毛ってイメージだけど、ブラックシープの毛はけっこう人気らしいぞ。ハーピィのせいで、ブラックシープが手に入りづらくなったからこの依頼が出たんだっけ。」
「にゃら狩っていくにゃ。動きも遅そうだし楽勝にゃ。」
(ブラックシープは群れで行動してるってギルドでは言ってたけど、こいつは1体しかいない・・・はぐれたのか??まあブラックシープの気配は覚えたから今回はそれでよしとするか。)
ラックがブラックシープを狩り、カインが錬金術で解体し、そのまま山を移動していく。そしてカインの気配察知よりも先にラックがハーピィを見つけた。
「いたにゃ。」
ラックの声にカインが確認すると、
「3体はいるな。見えない所にはもっといる可能性もあるな。」
「どうするにゃ?」
「わざわざ近づく必要ないだろ?俺のスラッシュもラックの猫スラもここからならハーピィまで届くはずだ。避けられる可能性もあるけど、当たればそれだけでハーピィを倒せる。やらない手はないだろう。」
「わかったにゃ。タイミングを合わすにゃ。」
「そうだな。見える範囲でハーピィは3体。俺が左のヤツを狙うからラックは右のヤツを頼む。俺達に気付いて真ん中のヤツが来たら迎え撃つ。ラックは他にハーピィが来るかもしれないから警戒してくれ。」
「わかったにゃ。」
カインとラックはタイミングを合わせて、飛ぶ斬撃をハーピィに放った。どちらの攻撃もハーピィをうまく捉えた。カインの能力はすでにAクラスなので、カインの攻撃したハーピィはそのまま地面へと落ちていく。ラックの攻撃したハーピィは地面に落ちなかったが、攻撃を喰らってふらふらしていた。
(ラックは筋力が低いからしょうがないか。敏捷がその分高いから数を打ってカバーするスタイルだな。)
「ラック向かってきたハーピィは俺が対処する。ラックはそのまま警戒しててくれ。倒せてないハーピィは後回しだ。」
カインはそう言って向かってくるハーピィに向かって再度スラッシュを放つ。ハーピィは空を飛びながらカインの方に向かってくる。カインの放ったスラッシュは避けられ、そのままハーピィは猛スピードでカインの元へ突撃してきた。カインは落ち着いて向かってくるハーピィに向かい刀を振る。
すると、ハーピィは翼を切り裂かれそのまま地面へと落ちて行った。その間ラックは先ほど猫スラを当てたハーピィに二度、三度と猫スラを放って止めを刺していた。
(他に仲間は今の所いない・・・か。この音で俺達の事は気づかれたと思う。警戒してでてこないのか?それとも3体しかいなかったのかはわからない。警戒は続けた方がいいな。)
周囲に警戒しながら、魔石を錬金術で取り出した。他にどの部分が素材になるかわからなかったので、ハーピィはそのままアイテムボックスへと収納した。
その後、山を探索しながらハーピィ討伐を続けたカインとラックは、最終的に10体のハーピィを討伐したのだった。
「ハーピィってどんな魔物にゃ?」
「あれ?ラックなら知ってると思ってたけど知らないのか?ハーピィっていうのは半人半鳥の魔物だ。手が翼になってて足も鳥だな。顔とか身体は人って感じだな。性別は女しか知らないな。男のハーピィがいるのかどうかはわからないな。」
「アタシにも知らない事はあるにゃ。人型でしかも女性の魔物かにゃ・・・これはNTRの危機にゃ!?カイン。やっぱりその依頼止めるにゃ。別の依頼にするにゃ。」
「いやいやラックは何気にしてるんだよ。そんな訳ないだろ?ラックは変なゲームとか小説を見すぎなんじゃないか?ハーピィが出てきたら普通に倒して終わりだろ?」
「ホントにそうかにゃ?女性の魔物って事はきっとアタシみたいに服着てないにゃ。って事は裸にゃ。カインはそれ見て発情しないにゃ?」
「ホント何考えてんだよ。魔物に発情なんてするわけないだろ?」
「ならカインは何に発情するにゃ?アタシといつも一緒にいるけど、一度も襲われた事ないにゃ?女性に興味ないのかにゃ?」
「ほら。くだらない事言ってないで山に向かうぞ。早く行かないと日が暮れるし、今日中に依頼達成したいからな。走るぞ!」
(こういう話ってラックはかなりぐいぐい来るよな。正直な話ラックとはいずれそういう関係になるかもとは思ってるんだよな~。そりゃ別々のベッドでは寝てるけど、テントで寝る時は隣同士だったし、俺だって男だ。普通に考えるだろ。まだ13歳だからそこまで性欲が強くないから抑える事ができてるだけで、一般成人男性なら絶対我慢できずに襲ってるし・・・それにハーピィか・・・ラックにはああいったけど、実際エロい魔物のイメージが多少はあるしどんな姿をしてるのか興味はあるな~。まあラックには気づかれないようにしないとな。)
カインはラックの話をうまくごまかして、山へと向かった。そしてハーピィがいるであろう山に到着すると、カインの気配察知に今までに感じた事のない気配がした。
「ハーピィがどうかはわからないけど、知らない魔物がいるな。」
「気配察知にゃ?」
「ああ。今の俺の気配察知は50m先までわかるからな。まだ山の上までは無理だから、山の上にハーピィがいるなら別の魔物の可能性の方が高いけどな。」
(山の魔物ってなんだろ?ワイバーンとか羊とかか?さすがにドラゴンはいないだろうけど、どこかにはドラゴンだっているんだろうな~。今の俺が倒せるとは思わないけどドラゴンスレイヤーには憧れるな。)
カインとラックは、山に入り魔物がいる場所へと向かった。目視できる所まで近づくと、そこには毛をモコモコさせた真っ黒の羊みたいな魔物が居た。
「羊にゃ。」
「ああ。ブラックシープだな。そういや西の山のブラックシープの生息地ってギルドで言われてたな。羊といえば白の毛ってイメージだけど、ブラックシープの毛はけっこう人気らしいぞ。ハーピィのせいで、ブラックシープが手に入りづらくなったからこの依頼が出たんだっけ。」
「にゃら狩っていくにゃ。動きも遅そうだし楽勝にゃ。」
(ブラックシープは群れで行動してるってギルドでは言ってたけど、こいつは1体しかいない・・・はぐれたのか??まあブラックシープの気配は覚えたから今回はそれでよしとするか。)
ラックがブラックシープを狩り、カインが錬金術で解体し、そのまま山を移動していく。そしてカインの気配察知よりも先にラックがハーピィを見つけた。
「いたにゃ。」
ラックの声にカインが確認すると、
「3体はいるな。見えない所にはもっといる可能性もあるな。」
「どうするにゃ?」
「わざわざ近づく必要ないだろ?俺のスラッシュもラックの猫スラもここからならハーピィまで届くはずだ。避けられる可能性もあるけど、当たればそれだけでハーピィを倒せる。やらない手はないだろう。」
「わかったにゃ。タイミングを合わすにゃ。」
「そうだな。見える範囲でハーピィは3体。俺が左のヤツを狙うからラックは右のヤツを頼む。俺達に気付いて真ん中のヤツが来たら迎え撃つ。ラックは他にハーピィが来るかもしれないから警戒してくれ。」
「わかったにゃ。」
カインとラックはタイミングを合わせて、飛ぶ斬撃をハーピィに放った。どちらの攻撃もハーピィをうまく捉えた。カインの能力はすでにAクラスなので、カインの攻撃したハーピィはそのまま地面へと落ちていく。ラックの攻撃したハーピィは地面に落ちなかったが、攻撃を喰らってふらふらしていた。
(ラックは筋力が低いからしょうがないか。敏捷がその分高いから数を打ってカバーするスタイルだな。)
「ラック向かってきたハーピィは俺が対処する。ラックはそのまま警戒しててくれ。倒せてないハーピィは後回しだ。」
カインはそう言って向かってくるハーピィに向かって再度スラッシュを放つ。ハーピィは空を飛びながらカインの方に向かってくる。カインの放ったスラッシュは避けられ、そのままハーピィは猛スピードでカインの元へ突撃してきた。カインは落ち着いて向かってくるハーピィに向かい刀を振る。
すると、ハーピィは翼を切り裂かれそのまま地面へと落ちて行った。その間ラックは先ほど猫スラを当てたハーピィに二度、三度と猫スラを放って止めを刺していた。
(他に仲間は今の所いない・・・か。この音で俺達の事は気づかれたと思う。警戒してでてこないのか?それとも3体しかいなかったのかはわからない。警戒は続けた方がいいな。)
周囲に警戒しながら、魔石を錬金術で取り出した。他にどの部分が素材になるかわからなかったので、ハーピィはそのままアイテムボックスへと収納した。
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