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第三章 アルプス王国のお姫様
第99話 新しい神の奇跡の開放は・・・二つ!?
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この世界の人々は、5歳で神より神の祝福という儀式を通じてギフトを授かる。それは、『武』、『知』などの1文字の祝福から、『聖なる巫女』、『伝説の勇者』のような歴史に名を残すギフトまで様々ある。ちなみに文字数が多い程、レアな祝福だと言われている。
そんな中でカインの授かった祝福は『アルファベット』という今までに誰も授かった事のなかったギフトで、見た事も聞いた事もないモノだった。
アルファベットという神の祝福を得たカインは、当初はどんなギフトかわからずに周りから能無し、無能と言われ蔑まれていたが、ふとした事から前世の記憶を取り戻し、そこからは神に寄付する事でアルファベットにちなんで26個の神の奇跡を開放する事ができるようになった。
神の奇跡はどれもチートと言える程の能力で例えば、2番目に開放された神の奇跡B『名探偵君』、4番目に開放された神の奇跡D『未来の猫ロボット君』は、それぞれ鑑定とアイテムボックスという異世界チートの定番である能力だった。
ただ、簡単に神の奇跡を開放させることができるのかというとそうではなかった。神の奇跡を開放する為には、神への寄付が必要であり、その額は倍々と増えていく。始めは銀貨1枚の寄付でも開放された神の奇跡は、今では金貨100枚でも開放できない程になっていた。
現在カインは13個の神の奇跡を開放させている。丁度半分だ。そして、今カインはラックと共に新しい神の奇跡を開放する為に教会へと来ていた。
「なあラック?本当に金貨1000枚寄付するのか?」
「もちろんにゃ。往生際が悪いにゃカイン。覚悟を決めるにゃ。金貨1000枚寄付したら新しい神の奇跡が開放できるにゃ。もっとポジティブに考えるにゃ。新しい能力にゃ。今日のメインイベントにゃ。」
(この切り替えの早さ・・・すごいな。さっきまで金の猫の像を買おうとしてたヤツと同一人物とはとても思えない。が、この性格は助かるな。どうしてもさっきの事があってネガティブになってた所だ。ラックの性格が今日はありがたいな。それに・・・金貨1000枚寄付だと、2つぐらい神の奇跡を開放させる事ができる気がする。一気に二つか~。考えれば楽しくなってきた。よし。俺も男だ。今日はパーッと寄付するか。」
「そうだな。ラックの言う通りだ。今日のメインイベントだな。よし早速お祈りして家帰って予想タイムと確認タイムをやるか。」
「家が変わってから初めてのメインイベントにゃ。食事を豪勢にして食べながらするにゃ。」
「おっ。そりゃいいな。折角だ。そうしよう。」
ラックのお陰で落ち込んでいた気持ちが和らいだカインは、アイテムボックスから金貨を1000枚取り出し、寄付箱へと投げ入れた。
(金貨1000枚の寄付とかヤバいな。こんな大金一度に寄付した人なんていないんじゃないか?)
1000枚の金貨を寄付したカインはすかさず神へと祈った。
(神様、しばらく寄付できなくてごめんなさい。王都に来て王都の誘惑に負けてしまいました。ラックのお陰で元に戻りましたので、今後もちゃんと寄付させて頂きます。今日は反省の意味を込めて、持ち金のほとんど寄付させて頂きます。新しい神の奇跡の開放よろしくお願いいたします。)
『寄付金額が合計16,580,000ガルとなり、寄付金額が8,192,000ガルを突破しました。神の奇跡Nが解放されます。』
『寄付金額が合計16,580,000ガルとなり、寄付金額が16,384,000ガルを突破しました。神の奇跡Oが解放されます。』
「どうだったにゃ?」
「ああギリギリだったけど、二つ神の奇跡が開放されたよ。」
「やったにゃーー!いつもは一つでも盛り上げるのに今日は二つにゃ。二倍盛り上がるにゃ。ならカイン早速帰ってメインイベントにゃ。」
「待て待てどうせなら、食料や飲み物、スイーツなんかも買って帰らないか?多少はまだ金貨が残ってるからそれぐらいだったら買えるぞ?」
「やったにゃー!!スイーツ買うにゃ。スイーツ買うにゃ。なら早く行くにゃ。スイーツも神の奇跡もどちらも気になるにゃ。ダッシュにゃ。」
そうして、カインとラックは、教会からの帰り道、食料やスイーツを購入し家へと戻ったのだった。軽く料理し、テーブルに並べた所で本日のメインイベントが始まった。
「さてそれじゃあ本日のメインイベントを始めるか。今回は二つの神の奇跡が開放された。当たる確率も2倍だ。どうだラック?」
「その前に、今までの神の奇跡を確認したいにゃ。それを見て傾向とかを考えるにゃ。」
「なるほど。たしかにそりゃそうだな。だけど、ステータスを開示したら、どんな神の奇跡かわかっちゃうんじゃないか?予想を言う前に答えがわかったら、一気にテンション下がるぞ?」
「きっと大丈夫にゃ。その部分は見えないように念じればできるはずにゃ。」
(ラックのその自信はどこから来るんだ?やってみてダメでしたじゃ取り返しがつかないんだけど・・・まあ今日はラックのおかげで助かったんだ。ラックを信じるか。)
カインはラックに言われるまま、ステータスを確認したのだった。
そんな中でカインの授かった祝福は『アルファベット』という今までに誰も授かった事のなかったギフトで、見た事も聞いた事もないモノだった。
アルファベットという神の祝福を得たカインは、当初はどんなギフトかわからずに周りから能無し、無能と言われ蔑まれていたが、ふとした事から前世の記憶を取り戻し、そこからは神に寄付する事でアルファベットにちなんで26個の神の奇跡を開放する事ができるようになった。
神の奇跡はどれもチートと言える程の能力で例えば、2番目に開放された神の奇跡B『名探偵君』、4番目に開放された神の奇跡D『未来の猫ロボット君』は、それぞれ鑑定とアイテムボックスという異世界チートの定番である能力だった。
ただ、簡単に神の奇跡を開放させることができるのかというとそうではなかった。神の奇跡を開放する為には、神への寄付が必要であり、その額は倍々と増えていく。始めは銀貨1枚の寄付でも開放された神の奇跡は、今では金貨100枚でも開放できない程になっていた。
現在カインは13個の神の奇跡を開放させている。丁度半分だ。そして、今カインはラックと共に新しい神の奇跡を開放する為に教会へと来ていた。
「なあラック?本当に金貨1000枚寄付するのか?」
「もちろんにゃ。往生際が悪いにゃカイン。覚悟を決めるにゃ。金貨1000枚寄付したら新しい神の奇跡が開放できるにゃ。もっとポジティブに考えるにゃ。新しい能力にゃ。今日のメインイベントにゃ。」
(この切り替えの早さ・・・すごいな。さっきまで金の猫の像を買おうとしてたヤツと同一人物とはとても思えない。が、この性格は助かるな。どうしてもさっきの事があってネガティブになってた所だ。ラックの性格が今日はありがたいな。それに・・・金貨1000枚寄付だと、2つぐらい神の奇跡を開放させる事ができる気がする。一気に二つか~。考えれば楽しくなってきた。よし。俺も男だ。今日はパーッと寄付するか。」
「そうだな。ラックの言う通りだ。今日のメインイベントだな。よし早速お祈りして家帰って予想タイムと確認タイムをやるか。」
「家が変わってから初めてのメインイベントにゃ。食事を豪勢にして食べながらするにゃ。」
「おっ。そりゃいいな。折角だ。そうしよう。」
ラックのお陰で落ち込んでいた気持ちが和らいだカインは、アイテムボックスから金貨を1000枚取り出し、寄付箱へと投げ入れた。
(金貨1000枚の寄付とかヤバいな。こんな大金一度に寄付した人なんていないんじゃないか?)
1000枚の金貨を寄付したカインはすかさず神へと祈った。
(神様、しばらく寄付できなくてごめんなさい。王都に来て王都の誘惑に負けてしまいました。ラックのお陰で元に戻りましたので、今後もちゃんと寄付させて頂きます。今日は反省の意味を込めて、持ち金のほとんど寄付させて頂きます。新しい神の奇跡の開放よろしくお願いいたします。)
『寄付金額が合計16,580,000ガルとなり、寄付金額が8,192,000ガルを突破しました。神の奇跡Nが解放されます。』
『寄付金額が合計16,580,000ガルとなり、寄付金額が16,384,000ガルを突破しました。神の奇跡Oが解放されます。』
「どうだったにゃ?」
「ああギリギリだったけど、二つ神の奇跡が開放されたよ。」
「やったにゃーー!いつもは一つでも盛り上げるのに今日は二つにゃ。二倍盛り上がるにゃ。ならカイン早速帰ってメインイベントにゃ。」
「待て待てどうせなら、食料や飲み物、スイーツなんかも買って帰らないか?多少はまだ金貨が残ってるからそれぐらいだったら買えるぞ?」
「やったにゃー!!スイーツ買うにゃ。スイーツ買うにゃ。なら早く行くにゃ。スイーツも神の奇跡もどちらも気になるにゃ。ダッシュにゃ。」
そうして、カインとラックは、教会からの帰り道、食料やスイーツを購入し家へと戻ったのだった。軽く料理し、テーブルに並べた所で本日のメインイベントが始まった。
「さてそれじゃあ本日のメインイベントを始めるか。今回は二つの神の奇跡が開放された。当たる確率も2倍だ。どうだラック?」
「その前に、今までの神の奇跡を確認したいにゃ。それを見て傾向とかを考えるにゃ。」
「なるほど。たしかにそりゃそうだな。だけど、ステータスを開示したら、どんな神の奇跡かわかっちゃうんじゃないか?予想を言う前に答えがわかったら、一気にテンション下がるぞ?」
「きっと大丈夫にゃ。その部分は見えないように念じればできるはずにゃ。」
(ラックのその自信はどこから来るんだ?やってみてダメでしたじゃ取り返しがつかないんだけど・・・まあ今日はラックのおかげで助かったんだ。ラックを信じるか。)
カインはラックに言われるまま、ステータスを確認したのだった。
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