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第三章 アルプス王国のお姫様
第111話 帝国名産の炭酸水⁉
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「炭酸水が名産とは驚いたね。」
「本当にそうにゃ。王国にいた時はなかったから全然考えなかったにゃ。でも炭酸は正義にゃ。アタシは黒い炭酸のあれが飲みたいにゃ。」
「さすがにあれは難しいだろう。だけど、さすがラック。よく知ってるね。アレに肉を挟んだパンとじゃがいもを上げたヤツをセットにすればヤバいよな。」
「それができたら大儲けできるにゃ。」
(たしかにラックの言う通りだな。飲食店か・・・。俗に言う内政チートだよな。うまくいけば寝ててもお金が入るようになるのは大きい。神の奇跡の開放の為には、今後莫大なお金が必要になる。コツコツ依頼を受けて稼ぐ事もできるけど、結局全てを寄付に回せる訳じゃないしな。まあさすがに黒い炭酸ジュースは作り方が分からないから無理だろうけど、炭酸にパンにサイドのセット販売は考えてみるのもありだな。)
そんな事を話しながら、カインとラックはギルドの受付に向かって、炭酸水採取の依頼を受けて詳細を聞いた。
「サボテンか・・・。たしかによくよく考えたら砂漠みたいな所が多かったよな。ここに来るまで。」
炭酸水採取は、帝国のギルドではゴブリン討伐と同じぐらいポピュラーな依頼で、新人冒険者でも受ける事ができる依頼だった。
内容はとても簡単で、ギルドで空き瓶を借りるか、自前で容器を用意して、帝国内に広がる砂漠に生息するサボテン、通称タンサボテンから採取するという事だった。タンサボテンの体内に炭酸水が入っており、それを瓶に入れるだけの簡単な依頼だった。
新人冒険者でも受ける事ができるとは言っても、タンサボテンの炭酸水を好む魔物もいる為、危険度は場所によって異なる。もちろん魔物に出会わなければ冒険者でなくてもできる簡単な依頼だ。
カインとラックは、自分達で使う可能性もある為、ギルドで空き瓶を借りずに販売している空き瓶を十本程購入した。
「10本じゃすぐにいっぱいになるにゃ。それに1本銀貨3枚なら、10本でも金貨3枚にしかならないにゃ。100本ぐらい買っておくにゃ。」
「そう考えるとそうか。常設依頼だし安いのはしょうがないよな。1本でだいたいゴブリン一体と同じぐらいだな。炭酸水はほしいから依頼は受けるけど、今の俺達の金稼ぎには合わないかもしれないな。まあ帝国の定番依頼だし今日はこれを受けて見よう。」
カインとラックは、炭酸水を入れる容器を100本購入し帝都を出た。
「どこに向かうにゃ?」
「どこに行っても砂漠があればそこにタンサボテンはいるって話だったから、とりあえず帝都に来るときに通った所に行ってみよう。何度か砂漠は通ったと思うからそこでサボテンを探してみようと思う。砂漠と言ってもそれほど荒地って感じだったけどな。」
「カインの言う通りにゃ。砂漠ってどこまで見渡しても、砂、砂、砂、そして暑いってイメージがあるにゃ。それから考えると全然イメージと違うにゃ。」
「だよな。もしかしたら広大な砂漠もあるかもしれないけど、あったらどうなんだ?って感じだし、今日は砂漠じゃなくてサボテンが目当てだからな。」
「そうだったにゃ。」
30分程歩いた所で、目当ての砂漠に到着し、そしてサボテンを見つけた。砂漠地帯は砂もしくは土の大地が広がっていて木が生えておらず視界は良好だった。そんな中で緑色をしているサボテンは良く目立った。大きいモノから小さいモノまで、帝都に来るときは気にならなかったが、改めて見てみると様々なサボテンが砂漠には存在していた。
「とりあえず、魔物は近くにいないみたいだから、近くのサボテンから炭酸水を採取してみよう。だけどラック油断はするなよ。砂漠と言えば地中に魔物がいたりすることもあるだろうしな。」
「サンドワームとかかにゃ。たしかにそれはラノベの定番にゃ。わかったにゃ。警戒はしておくにゃ。」
(さてと、1つのサボテンからどれぐらいの炭酸水が取れるのか・・・。それに他の冒険者がすでに炭酸水を採取してたりしたら炭酸水がサボテンの中に無い可能性もあるのか?いやその場合はサボテン自体がなくなってるか。まあ採取してみればわかるか。)
カインとラックは、サボテンに近づき、炭酸水を貯め込んでいると思われる手の部分を切り裂いた。
すると、切られた場所からは勢いよく炭酸水が飛び出した。
「あ~。もったいないにゃ。炭酸水が噴出したにゃ。」
カインとラックは急いで瓶を取り出したが、口が小さい瓶には噴出した炭酸水はほとんど入らなかった。
「なかなか難しいな。」
「瓶の口が小さすぎるにゃ。これなら大きな容器を用意してそこに入れてから瓶に注ぐ方が確実にゃ。」
「たしかにそうだな。いや・・・」
名案を思い付いたカインは、空の瓶を新たに取り出し、サボテンに突き刺した。すると、空の瓶に勢いよく炭酸水が入って行った。
「カインは天才かにゃ!?」
「これならいけそうだな。いっぱいになったら空の瓶を交換していけばすぐに一杯になるな。」
最初にタンサボテンを切りつけて噴き出した炭酸水がもったいなかったが、このタンサボテンからは2本分の炭酸水が採取できたのだった。
「本当にそうにゃ。王国にいた時はなかったから全然考えなかったにゃ。でも炭酸は正義にゃ。アタシは黒い炭酸のあれが飲みたいにゃ。」
「さすがにあれは難しいだろう。だけど、さすがラック。よく知ってるね。アレに肉を挟んだパンとじゃがいもを上げたヤツをセットにすればヤバいよな。」
「それができたら大儲けできるにゃ。」
(たしかにラックの言う通りだな。飲食店か・・・。俗に言う内政チートだよな。うまくいけば寝ててもお金が入るようになるのは大きい。神の奇跡の開放の為には、今後莫大なお金が必要になる。コツコツ依頼を受けて稼ぐ事もできるけど、結局全てを寄付に回せる訳じゃないしな。まあさすがに黒い炭酸ジュースは作り方が分からないから無理だろうけど、炭酸にパンにサイドのセット販売は考えてみるのもありだな。)
そんな事を話しながら、カインとラックはギルドの受付に向かって、炭酸水採取の依頼を受けて詳細を聞いた。
「サボテンか・・・。たしかによくよく考えたら砂漠みたいな所が多かったよな。ここに来るまで。」
炭酸水採取は、帝国のギルドではゴブリン討伐と同じぐらいポピュラーな依頼で、新人冒険者でも受ける事ができる依頼だった。
内容はとても簡単で、ギルドで空き瓶を借りるか、自前で容器を用意して、帝国内に広がる砂漠に生息するサボテン、通称タンサボテンから採取するという事だった。タンサボテンの体内に炭酸水が入っており、それを瓶に入れるだけの簡単な依頼だった。
新人冒険者でも受ける事ができるとは言っても、タンサボテンの炭酸水を好む魔物もいる為、危険度は場所によって異なる。もちろん魔物に出会わなければ冒険者でなくてもできる簡単な依頼だ。
カインとラックは、自分達で使う可能性もある為、ギルドで空き瓶を借りずに販売している空き瓶を十本程購入した。
「10本じゃすぐにいっぱいになるにゃ。それに1本銀貨3枚なら、10本でも金貨3枚にしかならないにゃ。100本ぐらい買っておくにゃ。」
「そう考えるとそうか。常設依頼だし安いのはしょうがないよな。1本でだいたいゴブリン一体と同じぐらいだな。炭酸水はほしいから依頼は受けるけど、今の俺達の金稼ぎには合わないかもしれないな。まあ帝国の定番依頼だし今日はこれを受けて見よう。」
カインとラックは、炭酸水を入れる容器を100本購入し帝都を出た。
「どこに向かうにゃ?」
「どこに行っても砂漠があればそこにタンサボテンはいるって話だったから、とりあえず帝都に来るときに通った所に行ってみよう。何度か砂漠は通ったと思うからそこでサボテンを探してみようと思う。砂漠と言ってもそれほど荒地って感じだったけどな。」
「カインの言う通りにゃ。砂漠ってどこまで見渡しても、砂、砂、砂、そして暑いってイメージがあるにゃ。それから考えると全然イメージと違うにゃ。」
「だよな。もしかしたら広大な砂漠もあるかもしれないけど、あったらどうなんだ?って感じだし、今日は砂漠じゃなくてサボテンが目当てだからな。」
「そうだったにゃ。」
30分程歩いた所で、目当ての砂漠に到着し、そしてサボテンを見つけた。砂漠地帯は砂もしくは土の大地が広がっていて木が生えておらず視界は良好だった。そんな中で緑色をしているサボテンは良く目立った。大きいモノから小さいモノまで、帝都に来るときは気にならなかったが、改めて見てみると様々なサボテンが砂漠には存在していた。
「とりあえず、魔物は近くにいないみたいだから、近くのサボテンから炭酸水を採取してみよう。だけどラック油断はするなよ。砂漠と言えば地中に魔物がいたりすることもあるだろうしな。」
「サンドワームとかかにゃ。たしかにそれはラノベの定番にゃ。わかったにゃ。警戒はしておくにゃ。」
(さてと、1つのサボテンからどれぐらいの炭酸水が取れるのか・・・。それに他の冒険者がすでに炭酸水を採取してたりしたら炭酸水がサボテンの中に無い可能性もあるのか?いやその場合はサボテン自体がなくなってるか。まあ採取してみればわかるか。)
カインとラックは、サボテンに近づき、炭酸水を貯め込んでいると思われる手の部分を切り裂いた。
すると、切られた場所からは勢いよく炭酸水が飛び出した。
「あ~。もったいないにゃ。炭酸水が噴出したにゃ。」
カインとラックは急いで瓶を取り出したが、口が小さい瓶には噴出した炭酸水はほとんど入らなかった。
「なかなか難しいな。」
「瓶の口が小さすぎるにゃ。これなら大きな容器を用意してそこに入れてから瓶に注ぐ方が確実にゃ。」
「たしかにそうだな。いや・・・」
名案を思い付いたカインは、空の瓶を新たに取り出し、サボテンに突き刺した。すると、空の瓶に勢いよく炭酸水が入って行った。
「カインは天才かにゃ!?」
「これならいけそうだな。いっぱいになったら空の瓶を交換していけばすぐに一杯になるな。」
最初にタンサボテンを切りつけて噴き出した炭酸水がもったいなかったが、このタンサボテンからは2本分の炭酸水が採取できたのだった。
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