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第8章 クリフ一家と領地改革!?
第248話 クリフと嫁達のラブラブウィーク
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「それでクリフ。その指輪は何個作ったの?」
「えっ!?」
「クリフの事だから余分にも作ってるんでしょ。今後私達みたいな人が増えるかもしれないもの。クリフが何人考えてるのか知っておきたいわ。」
「エット、ナナコシカツクッテナイヨ。」
「クリフ様。嘘はだめですよ。ナリアの言うように私もそれは気になりますわ。」
「・・・10個・・・」
「「「「「「えっ?」」」」」」
「素材があるだけ作ったので全部で10個作りました。」
「なるほど。じゃあクリフさんは後3人はお嫁さんが増えるかもって思ってるって事ですね。」
「それは・・・」
(あ~ミスったな。素材で残しておけばよかった。こんな時、嘘ついてもすぐばれるのはお約束だもんな。正直に謝るのが得策か。)
「ごめんなさい。」
クリフはその場で土下座してセリーヌ達に謝った。
「クリフ様。私達は別に怒ってるわけじゃないんですよ。クリフ様の事ですから今後も増えると思ってますし。ただ、私達も仲良くできる人じゃないとうまくやっていけないと思って先に聞いたんです。それに・・・それにクリフ様は増えたとしてもちゃんと私達を愛してくれると信じてますから。」
「セリーヌ。」
「英雄、色を好むって言いますし、クリフさんをまわりが放っておかないのもわかってるんですよ。」
「でもクリフ。しょうもない女に捕まるのはダメよ。私達も受け入れられる子じゃないと。」
「はい!!!増えそうな時は必ず先にみんなに言います。」
「「「「「「よろしい!」」」」」」
(は~。疲れた。ハーレムの公認は得たけど、ラノベの主人公は奧さんの尻にしかれるのがテンプレだし、セリーヌ達には逆らわない様にしないと。)
その後もクリフは散々、セリーヌ達にいじられたのだった。セリーヌ達は3カ月間、一切連絡をしてこなかったクリフに対し、御仕置の意味を込めてクリフをいじっていた。が、はたからみればただただイチャイチャしているようにしか見えなかった。
「それでクリフ様。ドレスの方がどうなったんですか?」
「あ、うん。それも一応目星はついてるんだ。俺の場合、素材があれば魔法で作れるから後は素材を取りに行くだけなんだけど、1週間後に素材を取りに出かけようと思ってるよ。」
「じゃあ1週間はゆっくりできるんですね。」
「うん。3カ月ずっと会えなかったからな。セリーヌ達とゆっくり過ごせたらと思ってるよ。そういえばセリーヌ達の方はどうなの?領の事をまかせっきりだけど。」
「心配無用です。皆それぞれしっかりやってくれてますよ。」
「そうなんだ。ありがとう。あっ!?そう言えば伝えるの忘れてたんだけど領地にダンジョンが設置されるようになったんだ。」
「ダンジョン・・・ですか?」
「うん。遊戯神キューブ様が結婚祝いで俺の領地にダンジョンを設置してくれるみたいなんだ。俺も挑戦してみたけどきっと目玉になると思うよ。」
「それはすごく気になるわね。わかったわ。私の方で設置する場所は考えておくわ。領地の中のどこに設置するかは決まってないんでしょ?」
「うん。そのあたりは全くだね。」
(そういえば設置してくれるとは言ってたけど、どれぐらいの広さがいるのかとか何も聞いてなかったな。あ~。俺ってやっぱり領地経営全く向かないな。本当セリーヌ達がいてくれてよかった。)
「じゃあ設置場所の候補が決まったら伝えるわね。」
「うん。ナリアにまかせるよ。よろしくね。」
「クリフ君と一週間一緒に入れるなら順番を考えないといけないね。」
「順番?」
「もちろん夜の順番だよ。私達は全員で6人いるんだよ。クリフ君と一緒に過ごしたいじゃん。」
「たしかにソフィアの言う通りね。最後の一日は全員で過ごしたら不公平がないんじゃないかしら?」
「ジャンヌのその案、採用します。それじゃ順番を決めましょうか。」
(なるほど、夜はそれぞれと一緒に過ごすんだな。そして最後は6人全員と・・・。そうか・・・そうか・・・。体力増強のアイテムかなんか神様からもらっておけばよかったな。まあ3カ月ずっと我慢してたんだから俺だってそういう事したいけど・・・。)
そうして、セリーヌ達はクリフと一緒に過ごす順番を決めたのだった。結果、順番は、ユーナ、ナリア、ソフィア、セリーヌ、ジャンヌ、グラン、となった。
そこからはもちろん言うまでもないだろう。
朝起きて、クリフは今日の順番の嫁と一緒に移動し、仕事の手伝いをする。手伝いと言っても思った事を伝えるぐらいだ。一緒にご飯を食べて仕事が終われば領地をデートする。晩御飯は全員で一緒に取り、その後はお風呂とベットまで二人っきりだ。
クリフはそれを6人全員と行った。
(6人いるとやっぱり大変だな。まあ嫌じゃないしむしろうれしんだけど、これって久々に二人っきりで過ごしてるからだよな。これが毎日毎日続いたら嫌になってくるんだろうか?たしかにみんなべったりと引っ付いてくるけど、話すだけでも可愛いいんだよな。夜は夜でハッスルできるし、あ~。今の生活最高だな。)
もちろん最後の一日はクリフの体力がなくなるまで、全員で愛し合った。セリーヌ達の体力は底なしなのかと思うほどで、夜の戦いはクリフの全敗だった。
そんなラブラブウィークも終わりを迎え、クリフはセリーヌ達の為のドレスを準備する為、再び旅立つのだった。
「えっ!?」
「クリフの事だから余分にも作ってるんでしょ。今後私達みたいな人が増えるかもしれないもの。クリフが何人考えてるのか知っておきたいわ。」
「エット、ナナコシカツクッテナイヨ。」
「クリフ様。嘘はだめですよ。ナリアの言うように私もそれは気になりますわ。」
「・・・10個・・・」
「「「「「「えっ?」」」」」」
「素材があるだけ作ったので全部で10個作りました。」
「なるほど。じゃあクリフさんは後3人はお嫁さんが増えるかもって思ってるって事ですね。」
「それは・・・」
(あ~ミスったな。素材で残しておけばよかった。こんな時、嘘ついてもすぐばれるのはお約束だもんな。正直に謝るのが得策か。)
「ごめんなさい。」
クリフはその場で土下座してセリーヌ達に謝った。
「クリフ様。私達は別に怒ってるわけじゃないんですよ。クリフ様の事ですから今後も増えると思ってますし。ただ、私達も仲良くできる人じゃないとうまくやっていけないと思って先に聞いたんです。それに・・・それにクリフ様は増えたとしてもちゃんと私達を愛してくれると信じてますから。」
「セリーヌ。」
「英雄、色を好むって言いますし、クリフさんをまわりが放っておかないのもわかってるんですよ。」
「でもクリフ。しょうもない女に捕まるのはダメよ。私達も受け入れられる子じゃないと。」
「はい!!!増えそうな時は必ず先にみんなに言います。」
「「「「「「よろしい!」」」」」」
(は~。疲れた。ハーレムの公認は得たけど、ラノベの主人公は奧さんの尻にしかれるのがテンプレだし、セリーヌ達には逆らわない様にしないと。)
その後もクリフは散々、セリーヌ達にいじられたのだった。セリーヌ達は3カ月間、一切連絡をしてこなかったクリフに対し、御仕置の意味を込めてクリフをいじっていた。が、はたからみればただただイチャイチャしているようにしか見えなかった。
「それでクリフ様。ドレスの方がどうなったんですか?」
「あ、うん。それも一応目星はついてるんだ。俺の場合、素材があれば魔法で作れるから後は素材を取りに行くだけなんだけど、1週間後に素材を取りに出かけようと思ってるよ。」
「じゃあ1週間はゆっくりできるんですね。」
「うん。3カ月ずっと会えなかったからな。セリーヌ達とゆっくり過ごせたらと思ってるよ。そういえばセリーヌ達の方はどうなの?領の事をまかせっきりだけど。」
「心配無用です。皆それぞれしっかりやってくれてますよ。」
「そうなんだ。ありがとう。あっ!?そう言えば伝えるの忘れてたんだけど領地にダンジョンが設置されるようになったんだ。」
「ダンジョン・・・ですか?」
「うん。遊戯神キューブ様が結婚祝いで俺の領地にダンジョンを設置してくれるみたいなんだ。俺も挑戦してみたけどきっと目玉になると思うよ。」
「それはすごく気になるわね。わかったわ。私の方で設置する場所は考えておくわ。領地の中のどこに設置するかは決まってないんでしょ?」
「うん。そのあたりは全くだね。」
(そういえば設置してくれるとは言ってたけど、どれぐらいの広さがいるのかとか何も聞いてなかったな。あ~。俺ってやっぱり領地経営全く向かないな。本当セリーヌ達がいてくれてよかった。)
「じゃあ設置場所の候補が決まったら伝えるわね。」
「うん。ナリアにまかせるよ。よろしくね。」
「クリフ君と一週間一緒に入れるなら順番を考えないといけないね。」
「順番?」
「もちろん夜の順番だよ。私達は全員で6人いるんだよ。クリフ君と一緒に過ごしたいじゃん。」
「たしかにソフィアの言う通りね。最後の一日は全員で過ごしたら不公平がないんじゃないかしら?」
「ジャンヌのその案、採用します。それじゃ順番を決めましょうか。」
(なるほど、夜はそれぞれと一緒に過ごすんだな。そして最後は6人全員と・・・。そうか・・・そうか・・・。体力増強のアイテムかなんか神様からもらっておけばよかったな。まあ3カ月ずっと我慢してたんだから俺だってそういう事したいけど・・・。)
そうして、セリーヌ達はクリフと一緒に過ごす順番を決めたのだった。結果、順番は、ユーナ、ナリア、ソフィア、セリーヌ、ジャンヌ、グラン、となった。
そこからはもちろん言うまでもないだろう。
朝起きて、クリフは今日の順番の嫁と一緒に移動し、仕事の手伝いをする。手伝いと言っても思った事を伝えるぐらいだ。一緒にご飯を食べて仕事が終われば領地をデートする。晩御飯は全員で一緒に取り、その後はお風呂とベットまで二人っきりだ。
クリフはそれを6人全員と行った。
(6人いるとやっぱり大変だな。まあ嫌じゃないしむしろうれしんだけど、これって久々に二人っきりで過ごしてるからだよな。これが毎日毎日続いたら嫌になってくるんだろうか?たしかにみんなべったりと引っ付いてくるけど、話すだけでも可愛いいんだよな。夜は夜でハッスルできるし、あ~。今の生活最高だな。)
もちろん最後の一日はクリフの体力がなくなるまで、全員で愛し合った。セリーヌ達の体力は底なしなのかと思うほどで、夜の戦いはクリフの全敗だった。
そんなラブラブウィークも終わりを迎え、クリフはセリーヌ達の為のドレスを準備する為、再び旅立つのだった。
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