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1話-2 夢での戦い
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「な・・・に・・・?」
煙がなくなった時、それは何かのヒレだった。サメぐらいのでかい魚のヒレに見えた。
「早く離れれば・・・」
そう思い、元いた場所に引き返そうと振り向こうとした時だった。何かが空を泳いでいた。その影が私がいる大地に写り込んだ。
ゆっくりと上を見た時、それは大きな魚、鯨のような物だった。体に左右4つの目のような物がついており、私の真上を泳いでいた。その目から何かが飛び出て、私に向けて飛んでくる。
私にはそれが当たらず、周りにそれが当たり煙が飛び散る。地面に当たった衝撃で私はその場で尻込みをしてしまう。鯨のような存在は、まだ生きている私に目掛けて突撃してくる。
吠えながら突撃してくるその存在は私は動くことが出来なかった。
「に、逃げないと・・・!?」
体が動かない。動けない。腰が引けている。
だが、その真上から何かが高速で飛んできて、鯨のような存在が地面に勢いよく突き刺さった。
「全く、新しい潜在者が現れたのね・・・。タイミング悪」
鯨のような存在を槍で一刺し、その上に見知らぬ少女が立っていた。
「誰・・・?」
「花音、藤原花音。早くここから離れた方がいいよ。親が近くまで来ているから」
その少女、花音はすぐに槍を引き抜き、その場を離れていった。人間とは思えないスピードでどこかへと消えていった。
「親・・・って、言っている意味が分からない・・・」
何が始まるの。何が始まっているの。それに目の前にあるこれって何なの・・・。
その場で立ち上がる。足が震えている中、必死に来た道を引き返そうと動き出す。数歩進んだ所出足を崩し、その場で倒れてしまう。
「・・・うぅ・・・」
痛い。現実味のある痛みだ。
寝ている時間なんてない。その場で立ち上がり、座り込む。遠くで大きな遠吠えのような声が聞こえてくる。その声や音が近くまで聞こえてくる。
「ここはどこなの・・・何が起こってるの」
『そんなの戦っているに決まっているじゃないの』
「・・・え・・・?」
聞き覚えのある声、私の脳内に声は響く。私はその声の主をすぐに呼んだ。
「・・・ナル・・・、ここにいるの?」
『ここは夢の世界でもあるの。夢なら、私は存在する』
ナル、それはもう1人の私だ。初めて彼女と会った時、私が総名前を与えた。夢の世界でしか会ったことはない。それでも色々な知識とか教えてくれた。私にとっては親友の存在だった。
そんなナルが今私の所にいてくれている。それだけで私は安心して、脱力してしまった。
「ナル、あなたはこの世界の事を知っているの?」
『えぇ、知っている。だけど、今はそれを答えている時間はない。見て』
空中には先程のクジラとは比べ物にならない巨大な、それももっと巨大なクジラの姿が見えた。その体には煙が発生しては消えていくのが何度もあった。
誰かが戦っている。それにあれが先程言っていた親・・・という存在・・・。
『あれを倒さない限り、この世界からは出れない』
「あれを・・・倒す・・・?」
無理だって思ってしまう。なんなでかいのをどうやって倒すの。
『少しあなたの体を借りていい?私はあれを倒す術はある』
「でも・・・」
『彼女らでも倒せるけど、それだと時間切れギリギリになるかもしれない』
時間切れ、彼女はここの世界をよく知っている。だから、私は頷いた。
「・・・分かった。だから、早くここから私を出して」
『なら、その場でじっとしておいて』
私の足元から円陣のような物が現れ、そこから風が吹きあふれる。そこから、私は体の主導権を失った。
煙がなくなった時、それは何かのヒレだった。サメぐらいのでかい魚のヒレに見えた。
「早く離れれば・・・」
そう思い、元いた場所に引き返そうと振り向こうとした時だった。何かが空を泳いでいた。その影が私がいる大地に写り込んだ。
ゆっくりと上を見た時、それは大きな魚、鯨のような物だった。体に左右4つの目のような物がついており、私の真上を泳いでいた。その目から何かが飛び出て、私に向けて飛んでくる。
私にはそれが当たらず、周りにそれが当たり煙が飛び散る。地面に当たった衝撃で私はその場で尻込みをしてしまう。鯨のような存在は、まだ生きている私に目掛けて突撃してくる。
吠えながら突撃してくるその存在は私は動くことが出来なかった。
「に、逃げないと・・・!?」
体が動かない。動けない。腰が引けている。
だが、その真上から何かが高速で飛んできて、鯨のような存在が地面に勢いよく突き刺さった。
「全く、新しい潜在者が現れたのね・・・。タイミング悪」
鯨のような存在を槍で一刺し、その上に見知らぬ少女が立っていた。
「誰・・・?」
「花音、藤原花音。早くここから離れた方がいいよ。親が近くまで来ているから」
その少女、花音はすぐに槍を引き抜き、その場を離れていった。人間とは思えないスピードでどこかへと消えていった。
「親・・・って、言っている意味が分からない・・・」
何が始まるの。何が始まっているの。それに目の前にあるこれって何なの・・・。
その場で立ち上がる。足が震えている中、必死に来た道を引き返そうと動き出す。数歩進んだ所出足を崩し、その場で倒れてしまう。
「・・・うぅ・・・」
痛い。現実味のある痛みだ。
寝ている時間なんてない。その場で立ち上がり、座り込む。遠くで大きな遠吠えのような声が聞こえてくる。その声や音が近くまで聞こえてくる。
「ここはどこなの・・・何が起こってるの」
『そんなの戦っているに決まっているじゃないの』
「・・・え・・・?」
聞き覚えのある声、私の脳内に声は響く。私はその声の主をすぐに呼んだ。
「・・・ナル・・・、ここにいるの?」
『ここは夢の世界でもあるの。夢なら、私は存在する』
ナル、それはもう1人の私だ。初めて彼女と会った時、私が総名前を与えた。夢の世界でしか会ったことはない。それでも色々な知識とか教えてくれた。私にとっては親友の存在だった。
そんなナルが今私の所にいてくれている。それだけで私は安心して、脱力してしまった。
「ナル、あなたはこの世界の事を知っているの?」
『えぇ、知っている。だけど、今はそれを答えている時間はない。見て』
空中には先程のクジラとは比べ物にならない巨大な、それももっと巨大なクジラの姿が見えた。その体には煙が発生しては消えていくのが何度もあった。
誰かが戦っている。それにあれが先程言っていた親・・・という存在・・・。
『あれを倒さない限り、この世界からは出れない』
「あれを・・・倒す・・・?」
無理だって思ってしまう。なんなでかいのをどうやって倒すの。
『少しあなたの体を借りていい?私はあれを倒す術はある』
「でも・・・」
『彼女らでも倒せるけど、それだと時間切れギリギリになるかもしれない』
時間切れ、彼女はここの世界をよく知っている。だから、私は頷いた。
「・・・分かった。だから、早くここから私を出して」
『なら、その場でじっとしておいて』
私の足元から円陣のような物が現れ、そこから風が吹きあふれる。そこから、私は体の主導権を失った。
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