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プロローグ
1話 プロローグ
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ある町のある場所の一軒家。そこに住んでいる1組の男女。男の人はサラリーマン。女の人は専業主婦で働いている夫婦の元に子供が1人の生まれた。
「何で産んだんだ!俺は堕とせと言っただろ!」
「そんなこと言ったて!私の親がどうしてもダメだって!私だって産みたくなかったわよ!」
子供を産んだ夫婦の会話とは思えない会話がされている。それから数年後。生まれた子供が5歳になった頃。男は不景気のせいでリストラされたのである。そのせいで、家に引きこもり酒に溺れている。
「おーい。酒が無くなった!もうお前5歳になったんだろ!買ってこいよ!」
「え…?まだ5歳で売って貰えないの…」
「うるせぇ!さっさと買ってこい!俺に逆らうんじゃねぇ!」
女は男が働かなくなり、収入を得るためにパートを始め昼はいない。そして男は酒が無くなると、自分の子(息子)に買いに行かせようとし、素直に言うことを聞かないからと言ってすぐに暴力を振るようになる。そして、女からもパートのストレスのはけ口にされる。
「お母さん。お腹空いた…」
「うるさい!昨日の昼にご飯あげたでしょ!」
バチン!
「い、痛いよ…ごめんなさい…」
しまいには、ちゃんとご飯も食べさせて貰えなくなり、服も買って貰えなくボロボロの服を着る。
そして小学生に上がって、3年生になるといつもボロボロの服を着てくる子供。1人がからかい初めて、そこからいじめに発展する。
「あはは!お前いっつも同じ服でくせぇんだよ!ちゃんと洗ってんのかよ!」
「お前の服ボロボロ出しな!」
そして、いじめはエスカレートしていき、物を壊され、取られ隠される。そして、なぜないのかと親に暴力を振るわれる。泣いたら、うるさいと殴られ。笑ったら気持ち悪いと殴られる。反応しなかったら、反応しろ!と殴られる。そんな生活をしてるうちに、感情を表に出さなくなり、何も話さなくなる。そうなったのが中学に上がる少し前。
高校に上がっても虐待、いじめは続きついに学校の屋上から飛び降りてしまった。
--------------------
んん…ここは…どこ?見渡す限り真っ白い空間。というか僕は屋上から飛び降りたはず…じゃぁここは死後の世界?かな?すぐに連絡をするために持たされたスマホでみたラノベみたいなことはないよな。
「目が覚めたかのう?」
……いつの間にか後ろに誰かいたようだ。さっき見た時はいなかったのに。白髪で腰ぐらいまでの長さ。髭もお腹ぐらいまで伸びてる。いかにも怪しい仙人って感じだな。
「誰が怪しい仙人じゃい!わしは神様じゃ!」
ふむ自称神様。というか自分で神様とか言うと余計に怪しくなるよね。
「全く。表情ひとつ動かさんとは…まぁあれでは仕方がないんじゃろうなぁ…あと自称では無いぞい」
まぁこの怪しい仙人を神様として考えると、やっぱりテンプレと言うやつなんだろう。サラッと声に出してないのに会話が成立してるしな。
「ふむ。実はのう。お主の人生をずっと見ておったのじゃ。あそこまで酷いのはそう見ないのう…というわけでじゃな、お主にもう一度人生のチャンスをやろうと思ってのう」
ぶっちゃけこのまま死んでもいいんだけど。どうせろくなことがないだろうし。
「まぁそう言いなさんな。お主がスマホとやらで見ていた、異世界じゃぞ。剣と魔法じゃぞ。密かに憧れておったじゃろう」
…なんで知ってるんだよ。まぁ憧れてたけどさ。わかったよ
「わかった…その…チャンス…もらおう…ただ…人とは関わり…たくない」
上手く喋れなくなってるな…
「初めて話してくれたのう。いいじゃろうその望み叶えてやろう。どんな感じでもいいかの?」
「人と…関わり…にくければ…なんでも…」
「わかったぞい。ステータスや見た目はまぁわしに任せておくのじゃ。では早速送るぞい。今度の人生は悔いなく、自分の好きなことをするのじゃぞ。ではの」
そういうと体が光って消えていく。
「何で産んだんだ!俺は堕とせと言っただろ!」
「そんなこと言ったて!私の親がどうしてもダメだって!私だって産みたくなかったわよ!」
子供を産んだ夫婦の会話とは思えない会話がされている。それから数年後。生まれた子供が5歳になった頃。男は不景気のせいでリストラされたのである。そのせいで、家に引きこもり酒に溺れている。
「おーい。酒が無くなった!もうお前5歳になったんだろ!買ってこいよ!」
「え…?まだ5歳で売って貰えないの…」
「うるせぇ!さっさと買ってこい!俺に逆らうんじゃねぇ!」
女は男が働かなくなり、収入を得るためにパートを始め昼はいない。そして男は酒が無くなると、自分の子(息子)に買いに行かせようとし、素直に言うことを聞かないからと言ってすぐに暴力を振るようになる。そして、女からもパートのストレスのはけ口にされる。
「お母さん。お腹空いた…」
「うるさい!昨日の昼にご飯あげたでしょ!」
バチン!
「い、痛いよ…ごめんなさい…」
しまいには、ちゃんとご飯も食べさせて貰えなくなり、服も買って貰えなくボロボロの服を着る。
そして小学生に上がって、3年生になるといつもボロボロの服を着てくる子供。1人がからかい初めて、そこからいじめに発展する。
「あはは!お前いっつも同じ服でくせぇんだよ!ちゃんと洗ってんのかよ!」
「お前の服ボロボロ出しな!」
そして、いじめはエスカレートしていき、物を壊され、取られ隠される。そして、なぜないのかと親に暴力を振るわれる。泣いたら、うるさいと殴られ。笑ったら気持ち悪いと殴られる。反応しなかったら、反応しろ!と殴られる。そんな生活をしてるうちに、感情を表に出さなくなり、何も話さなくなる。そうなったのが中学に上がる少し前。
高校に上がっても虐待、いじめは続きついに学校の屋上から飛び降りてしまった。
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んん…ここは…どこ?見渡す限り真っ白い空間。というか僕は屋上から飛び降りたはず…じゃぁここは死後の世界?かな?すぐに連絡をするために持たされたスマホでみたラノベみたいなことはないよな。
「目が覚めたかのう?」
……いつの間にか後ろに誰かいたようだ。さっき見た時はいなかったのに。白髪で腰ぐらいまでの長さ。髭もお腹ぐらいまで伸びてる。いかにも怪しい仙人って感じだな。
「誰が怪しい仙人じゃい!わしは神様じゃ!」
ふむ自称神様。というか自分で神様とか言うと余計に怪しくなるよね。
「全く。表情ひとつ動かさんとは…まぁあれでは仕方がないんじゃろうなぁ…あと自称では無いぞい」
まぁこの怪しい仙人を神様として考えると、やっぱりテンプレと言うやつなんだろう。サラッと声に出してないのに会話が成立してるしな。
「ふむ。実はのう。お主の人生をずっと見ておったのじゃ。あそこまで酷いのはそう見ないのう…というわけでじゃな、お主にもう一度人生のチャンスをやろうと思ってのう」
ぶっちゃけこのまま死んでもいいんだけど。どうせろくなことがないだろうし。
「まぁそう言いなさんな。お主がスマホとやらで見ていた、異世界じゃぞ。剣と魔法じゃぞ。密かに憧れておったじゃろう」
…なんで知ってるんだよ。まぁ憧れてたけどさ。わかったよ
「わかった…その…チャンス…もらおう…ただ…人とは関わり…たくない」
上手く喋れなくなってるな…
「初めて話してくれたのう。いいじゃろうその望み叶えてやろう。どんな感じでもいいかの?」
「人と…関わり…にくければ…なんでも…」
「わかったぞい。ステータスや見た目はまぁわしに任せておくのじゃ。では早速送るぞい。今度の人生は悔いなく、自分の好きなことをするのじゃぞ。ではの」
そういうと体が光って消えていく。
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