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恋人編ー春休み
大切な想いは星とともに②*
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璃央が早く帰りたそうにウズウズしてるので、ファーストフードをテイクアウトしてアパートに帰ってきた。
ドアと鍵を閉めた瞬間に後ろから抱きしめられた。顎を掴まれて後ろを向かされる。蕩けた璃央の顔が近づいてきて、唇を絡め取られた。
「かずま……」
「璃央っ……ちょ、玄関……ん、ふ、ぅ……♡」
「ん……♡ かずま、好き……好き……」
キスと好きがいつにも増して多い! なんでデート行っただけなのに、こんなに興奮してんだ!?
戸惑っている間も璃央のキスは止まらない。いろんなところを撫でられて、尻付近にはすっかり固くなったアレを服越しに擦り付けられている。こんなんされたら勃つに決まってんだろ……! でも、ここじゃダメだ!
どうにか動かした手で、璃央のキスを止める。璃央はあからさまに眉を顰めた。
「む……なんで止めんだよ」
「玄関はちょっと……それに風呂も入ってねぇのに……!」
「あとでいいって。もう我慢できねぇもん」
「頑張って耐えて! 風呂入らせて!」
今日は天気が良かったから、汗もかいてる。璃央、いつもヤってるとき、猫吸うみたいにいっぱい吸ってくるし……俺より璃央の方が猫っぽいのに。いやそんなこと考えてる場合ではない。強く意思を固めて向き合うと、璃央に腕をグッと引っ張られた。
「……じゃあオレも一緒に入る」
「えっ!?」
この状態で一緒に!? 俺だって半勃ちなのに! ちょっと1人になってこのドキドキを落ち着かせたいのに!
「早く早く」と急かされて、結局一緒に入ることになり……
「んっ♡ う♡ は、ぁ♡ あぁッ♡♡」
「和真……乳首、だいぶ感じるようになったな……♡」
ほらやっぱりこうなる!!
現在俺は、後ろから体を洗われながら乳首をいじられている。璃央は飽きもせず、いつもいつも楽しそうに俺の乳首をいじって吸ってくる。男だし胸が好きなのも当たり前かと思って、前に「胸なくて悪かったな」って言ったら「女の胸とかでかいとか小さいとか興味ねーし。和真のだから触りたいし、育てたいんだよ」と、自信満々に言われたことがある。
そんで今日はボディーソープがぬるぬるしてて……♡ 摘まれて、ちゅるん♡って滑ってぇ……♡ そのたびに身体ピリピリする♡ これ、いつもより、やばい……ッ♡♡
「ふ♡ ぅぅぅ♡ り、りおっ♡ も、ちくび、やめ……ッ♡」
「こんなに気持ちよさそうなのに?」
「気持ちよすぎるから、やめろって……♡」
ちんこには全然触ってくれないし、触りたくて手を伸ばしても、璃央に阻止される。こんなん生殺しというか何というか、イけそうでイけないような、もどかしい刺激が溜まってく……♡
「そろそろ乳首だけでイけそうだな♡」
「んひっ♡」
「耳、ほんと弱いな……♡」
璃央の声が耳もとで響く。ここが風呂のせいか、いつもより反響して脳を揺さぶった。そのままじゅぷじゅぷと耳を責められた。
「り、りおっ……♡ みみ、やめ♡ まじで、イきそ、だから♡」
「大好き、かずま……♡」
「は、ぁ……ッ♡♡」
思いっきり興奮した、吐息たっぷりのエロい声で囁かれた。同時にキュッ♡と乳首を摘まれ、身体中に甘い刺激が走った。
ゾクッ……♡
ゾクゾクゾクゾク♡♡♡
「ぁ……あッ~~~~~♡♡ ……っ、はあ……えぇ?♡♡」
い、いま、ヘンなイき方、したぁ……?♡♡
「和真、イった?」
「イっ、イったぁ……?♡ けど、なんか、へん♡♡」
なに、ずっときもちいい♡ 全身のゾクゾクおわんない……♡♡ 腹ん中あつい、きもちいい♡♡
いつも以上にパチパチ弾ける視界に頭がくらくらする。
璃央はフッと息をつき、俺の腹に手を当てた。
「精液出てねぇし……乳首だけでメスイキしてんじゃん♡」
「はへぇ……♡ め、めすいき……♡」
「好きって言われるの、そんな嬉しかった?」
「ん……」
頷くと、包み込むみたいに抱きしめられた。璃央の肌があったかくて気持ちいい。もうずっと気持ちいい。早く、ベッドに……♡
後ろを向いて璃央の顎を持ち上げて、キスをした。
「りおぉ……ベッド、いこ……♡」
裸のまま、ドサ、とベッドに押し倒される。俺の頭はまだぽやぽやしてるし、璃央はさっきから何も喋らない。そのままキスが降ってくる。息づかいも荒くて乱暴で、全部食われそうなキス。
息も絶え絶えで顔を見上げると、璃央は真っ赤になって瞳をぎらつかせていて、興奮しきった雄の顔をしていた……
「はあっ……今日、やべぇわ……」
「うん……俺も……」
これからめちゃくちゃにされる……気持ちいいのでいっぱいにされる……胸の奥がドクリと動く。
璃央の指が、孔に触れた。
ツプン……♡
「んっ……♡」
コリコリ♡とさっそく前立腺を刺激され、それだけで腰が跳ねる。何回もヤりすぎて、場所を覚えられてしまった。
「ごめん、和真……」
コリッ♡ コリッ♡ コリッ♡ コリッ♡
じゅぽ♡ じゅぽ♡ じゅぽ♡
「うぁッ!?♡ ぁ~~~~~~♡♡」
「ゆっくり慣らしてやりてーけど、けっこう限界……」
はやい、ペースはやいっ♡ 2本目……もう3本目……?♡ 固くなってる璃央のちんこもガンガン擦り付けられて、俺の足、璃央の我慢汁でベトベト……♡
「挿れんぞ」
指が引き抜かれた。腰を掴まれ、璃央のちんこがぴとりと当てがわれる。発情してる璃央、可愛くてカッコいい……こんなん好きが溢れる……♡
「好き、りお……♡」
「~~ッ♡ オレの方が好きだから……なっ!」
バッッッチュン!♡♡♡
「おッ…………♡♡」
一気に、奥までっ……♡ 今日、敏感になりすぎてるのに♡ 刺激強すぎる♡
バチュン♡ バチュン♡ バチュン♡
「絶対、オレの方がお前のことっ、好き、だっ♡」
「張り合わなくてもっ♡ いいだ、ろぉ♡♡♡」
「かずまっ……♡ も、イく……♡ 射精すぞ……♡」
「ん、俺も……っ♡ っ~~~~~~♡♡」
びゅーーーッ♡♡♡
びゅるるッ♡♡♡
同時に果てて、息を整える。目が合って吸い込まれるようにキスをする。じんわりした幸せに浸りながら、目を閉じる……
ドチュン♡♡♡
「あっ!?♡♡」
浸れる暇なんか与えてくれなかった。強い快楽にパチリと目を覚ます。揶揄うように笑みを広げた璃央は動きを再開した。奥を容赦なくトントン♡と突かれる。
「まっ、あ♡ あっ♡ イった、ばっか♡ 落ち着くまで、待って……うぁっ♡♡ あ、あああ♡♡♡」
「お前がキツくするから、無理っ……和真ぁ、マジでエロく育ったなぁ♡」
「だ、誰のせいだと……ぉ♡ まっ♡ イ、く♡ ぅ"~~~~~~♡♡♡」
「ほら、またイってる♡ ちょっと育てすぎたか?♡」
パン♡ パン♡ パン♡ パンッ♡♡
「かずま、大好き……っ♡」
「あ、あっ♡♡ イく♡ イく、ッ♡ ~~~~~~~~~~♡♡♡」
「まだ、全然足らねぇ……♡ すき、かずま、すきだ……♡」
*
何十分か寝落ちてたみたいで、目を覚ますと身体とベッドは綺麗になっていた。身体を起こすと璃央はすっかり冷めたテイクアウトのファーストフードを温めなおしていた。
「おー、起きたか。和真も食べる?」
「食べる……」
「持ってってやるから、待っとけ」
「ん……」
主に璃央のせいで身体がダルすぎる。お言葉に甘えよう。のそっとベッドから降りて座椅子に座った。少しして、テーブルに温められたセットが並ぶ。ジャンキーな匂いが食欲をそそり、さっそくバーガーにかぶりついた。
「はー、美味い。味濃いのが沁みる」
「いっぱい運動したからな?」
「ブフォ! ……おっさんみたいな下ネタ言うな! つか……毎回毎回激しすぎ……」
「お前だって喜んでんじゃん」
「そりゃ、まあ……」
照れを隠すためにバーガーを食べ進める。ちら、と璃央の方を見ると璃央もいじらしく照れて目を逸らしていた。
「だって、和真が好きだって伝えたくて……」
「もうじゅうぶん伝わってんだけどな……」
「オレはまだ足りないんだよ。何回言っても何しても足りない……!」
むん!と眉を吊り上げた璃央は身を乗り出してくる。なんで張り合うのか……
「じゃあさ、なんで俺のことが好きなのか教えてよ」
「えー……恥ずいから言わねえ」
「またそれ!? なんでだよ!」
「じゃあ和真は? 和真はオレのどこが好き?」
完璧に話逸らされた。自分は言いたくないのに、俺には聞くってずるくね? でも聞きたそうに目をうるうるさせてるのが……あ"~~~~~~! ずるい!! 顔がいい!!
「か……顔が綺麗でかっこいいのはもちろんだし、努力家だけど見せないとことか、揶揄ってくる時もあるのにすぐ照れるし、その振り幅とかギャップがかわいくて萌えるし……あと、こんな俺のこと好きでいてくれるとこ……」
「お、おん……」
それだけ返事して、璃央は黙ってもごもごとバーガーを頬張って、完食した。
「ガチ照れすんなよ! 言ったこっちが恥ずかしいだろ!」
「……えーと、思ってたより好きなポイントが多かったというか……そんなとこまで……オレが魅力的なのは当たり前だけど、言われると恥ずいなって……」
「ちゃんと言ったんだから、お前も言え!」
「オレは言うなんて言ってないけどー」
「くそ!」
ふふん、とドヤ顔してくるのがムカつく……のに、かわいい!! どうにかしてくれ!!
「あのさ、なんで俺のこと好きか分かった方がいいだろ。その好きな部分を見せるように気をつけれるし、自分に自信もつくし……」
「お前のこと嫌いになるとか絶対ないから。そこは安心しろ。絶対ないから」
「2回言った……しかも真顔で……」
「オレが喜ぶようにとか、そういうのはやめろ。和真は和真のままがいい。オレが好きになったのは、お前なんだから……」
「あ、ありがと……」
甘い視線でそんなことを言われると、照れる。璃央も同じく顔を赤くしていた。
なんだか小っ恥ずかしい空気が流れたまま、夜ごはんを食べ終え、寝る支度を整えた。
「……じゃあ寝ます」
「……」
璃央に背を向けて布団に丸まったが、すぐにコロンとひっくり返された。覆い被さってきた璃央の表情は、またもや欲を持っており……
「勃ったからもう1回」
「無理! もう無理! 尻も腰も壊れる!」
「む……」
璃央は唇を尖らせて「そりゃ無理させたくはねぇけど……」って呟いている。かわいいけど、マジで限界だ。でも璃央のズボンはテントを張っている。どんだけ絶倫だよ……かわいそうだけどトイレで抜いてきてもらうしか……
は、待てよ、これはアレか!? ふぇ、フェラの流れ!? うわ~~~~~~恥ずいけど、璃央は喜びそうだな……うーん……
「んじゃあ素股にしよ」
「えっ」
せっかく着たスウェットとパンツを脱がされた。うつ伏せに転がされ、四つん這いにされる。足の間に、固くて熱くなったちんこが挟まれた。
「ちょ、りお……っ!」
「はー……きもちい……♡」
「っ♡ はっ♡ はぁっ♡」
璃央のと擦れて、ふたりの先走りでドロドロで……くそ気持ちいい……♡♡
「何回でも出せるわ……♡ かずま、好き……っ♡」
「っ♡ ああああっ♡♡♡」
疲労で動かない身体を、璃央が拭いて、服を着せて布団を被せてくれた。もうイけねぇ、身体も動かせねぇ……明日は筋肉痛確定だ……
隣の絶倫男は、布団に沈む俺の顔を猫みたいに覗きこんできた。
「ごめん、無理させた。あと、いつもありがと」
なんだそれぇ! しょんぼりして反省してんのかわいいし、それに加えてお礼まで言えるのかよ! かわいいな!
「いいよ……こっちこそ好きでいてくれてありがとな」
「和真……」
抱きしめられ、顔をすりすりと擦り付けられる。ゴロゴロと喉を鳴らす音が聞こえてきそう。
「んで、明日はどこ行く?」
「こんだけヤって、明日動けるわけないだろ……!」
璃央は「そうだった!」と言わんばかりに目を見開いた。体力なくて悪かったな。
「じゃあ明日は家でダラダラする日にしよ」
「あのさ、アニメ見ていい? けっこう溜まってきてて」
「おう、いいぞ。もっとお前の好きなもん知りたい。好きなアニメもゲームも。あと好きな女も全部教えろよ。目ぇつけとかねぇと」
「何する気……?」
二次元は二次元だって、いつも言ってんだけどな……
「夜はプロ野球見るからな! 連勝かかってんだよ」
「うん。俺も、もっと璃央の好きなもの知りたい」
ベッドサイドの明かりの下で、璃央は心底嬉しそうに笑った。好きな人と好きなものを共有できるって、幸せだな。「おやすみ」「また明日」と言葉を交わし、璃央の温もりを感じながら目を閉じた。
ドアと鍵を閉めた瞬間に後ろから抱きしめられた。顎を掴まれて後ろを向かされる。蕩けた璃央の顔が近づいてきて、唇を絡め取られた。
「かずま……」
「璃央っ……ちょ、玄関……ん、ふ、ぅ……♡」
「ん……♡ かずま、好き……好き……」
キスと好きがいつにも増して多い! なんでデート行っただけなのに、こんなに興奮してんだ!?
戸惑っている間も璃央のキスは止まらない。いろんなところを撫でられて、尻付近にはすっかり固くなったアレを服越しに擦り付けられている。こんなんされたら勃つに決まってんだろ……! でも、ここじゃダメだ!
どうにか動かした手で、璃央のキスを止める。璃央はあからさまに眉を顰めた。
「む……なんで止めんだよ」
「玄関はちょっと……それに風呂も入ってねぇのに……!」
「あとでいいって。もう我慢できねぇもん」
「頑張って耐えて! 風呂入らせて!」
今日は天気が良かったから、汗もかいてる。璃央、いつもヤってるとき、猫吸うみたいにいっぱい吸ってくるし……俺より璃央の方が猫っぽいのに。いやそんなこと考えてる場合ではない。強く意思を固めて向き合うと、璃央に腕をグッと引っ張られた。
「……じゃあオレも一緒に入る」
「えっ!?」
この状態で一緒に!? 俺だって半勃ちなのに! ちょっと1人になってこのドキドキを落ち着かせたいのに!
「早く早く」と急かされて、結局一緒に入ることになり……
「んっ♡ う♡ は、ぁ♡ あぁッ♡♡」
「和真……乳首、だいぶ感じるようになったな……♡」
ほらやっぱりこうなる!!
現在俺は、後ろから体を洗われながら乳首をいじられている。璃央は飽きもせず、いつもいつも楽しそうに俺の乳首をいじって吸ってくる。男だし胸が好きなのも当たり前かと思って、前に「胸なくて悪かったな」って言ったら「女の胸とかでかいとか小さいとか興味ねーし。和真のだから触りたいし、育てたいんだよ」と、自信満々に言われたことがある。
そんで今日はボディーソープがぬるぬるしてて……♡ 摘まれて、ちゅるん♡って滑ってぇ……♡ そのたびに身体ピリピリする♡ これ、いつもより、やばい……ッ♡♡
「ふ♡ ぅぅぅ♡ り、りおっ♡ も、ちくび、やめ……ッ♡」
「こんなに気持ちよさそうなのに?」
「気持ちよすぎるから、やめろって……♡」
ちんこには全然触ってくれないし、触りたくて手を伸ばしても、璃央に阻止される。こんなん生殺しというか何というか、イけそうでイけないような、もどかしい刺激が溜まってく……♡
「そろそろ乳首だけでイけそうだな♡」
「んひっ♡」
「耳、ほんと弱いな……♡」
璃央の声が耳もとで響く。ここが風呂のせいか、いつもより反響して脳を揺さぶった。そのままじゅぷじゅぷと耳を責められた。
「り、りおっ……♡ みみ、やめ♡ まじで、イきそ、だから♡」
「大好き、かずま……♡」
「は、ぁ……ッ♡♡」
思いっきり興奮した、吐息たっぷりのエロい声で囁かれた。同時にキュッ♡と乳首を摘まれ、身体中に甘い刺激が走った。
ゾクッ……♡
ゾクゾクゾクゾク♡♡♡
「ぁ……あッ~~~~~♡♡ ……っ、はあ……えぇ?♡♡」
い、いま、ヘンなイき方、したぁ……?♡♡
「和真、イった?」
「イっ、イったぁ……?♡ けど、なんか、へん♡♡」
なに、ずっときもちいい♡ 全身のゾクゾクおわんない……♡♡ 腹ん中あつい、きもちいい♡♡
いつも以上にパチパチ弾ける視界に頭がくらくらする。
璃央はフッと息をつき、俺の腹に手を当てた。
「精液出てねぇし……乳首だけでメスイキしてんじゃん♡」
「はへぇ……♡ め、めすいき……♡」
「好きって言われるの、そんな嬉しかった?」
「ん……」
頷くと、包み込むみたいに抱きしめられた。璃央の肌があったかくて気持ちいい。もうずっと気持ちいい。早く、ベッドに……♡
後ろを向いて璃央の顎を持ち上げて、キスをした。
「りおぉ……ベッド、いこ……♡」
裸のまま、ドサ、とベッドに押し倒される。俺の頭はまだぽやぽやしてるし、璃央はさっきから何も喋らない。そのままキスが降ってくる。息づかいも荒くて乱暴で、全部食われそうなキス。
息も絶え絶えで顔を見上げると、璃央は真っ赤になって瞳をぎらつかせていて、興奮しきった雄の顔をしていた……
「はあっ……今日、やべぇわ……」
「うん……俺も……」
これからめちゃくちゃにされる……気持ちいいのでいっぱいにされる……胸の奥がドクリと動く。
璃央の指が、孔に触れた。
ツプン……♡
「んっ……♡」
コリコリ♡とさっそく前立腺を刺激され、それだけで腰が跳ねる。何回もヤりすぎて、場所を覚えられてしまった。
「ごめん、和真……」
コリッ♡ コリッ♡ コリッ♡ コリッ♡
じゅぽ♡ じゅぽ♡ じゅぽ♡
「うぁッ!?♡ ぁ~~~~~~♡♡」
「ゆっくり慣らしてやりてーけど、けっこう限界……」
はやい、ペースはやいっ♡ 2本目……もう3本目……?♡ 固くなってる璃央のちんこもガンガン擦り付けられて、俺の足、璃央の我慢汁でベトベト……♡
「挿れんぞ」
指が引き抜かれた。腰を掴まれ、璃央のちんこがぴとりと当てがわれる。発情してる璃央、可愛くてカッコいい……こんなん好きが溢れる……♡
「好き、りお……♡」
「~~ッ♡ オレの方が好きだから……なっ!」
バッッッチュン!♡♡♡
「おッ…………♡♡」
一気に、奥までっ……♡ 今日、敏感になりすぎてるのに♡ 刺激強すぎる♡
バチュン♡ バチュン♡ バチュン♡
「絶対、オレの方がお前のことっ、好き、だっ♡」
「張り合わなくてもっ♡ いいだ、ろぉ♡♡♡」
「かずまっ……♡ も、イく……♡ 射精すぞ……♡」
「ん、俺も……っ♡ っ~~~~~~♡♡」
びゅーーーッ♡♡♡
びゅるるッ♡♡♡
同時に果てて、息を整える。目が合って吸い込まれるようにキスをする。じんわりした幸せに浸りながら、目を閉じる……
ドチュン♡♡♡
「あっ!?♡♡」
浸れる暇なんか与えてくれなかった。強い快楽にパチリと目を覚ます。揶揄うように笑みを広げた璃央は動きを再開した。奥を容赦なくトントン♡と突かれる。
「まっ、あ♡ あっ♡ イった、ばっか♡ 落ち着くまで、待って……うぁっ♡♡ あ、あああ♡♡♡」
「お前がキツくするから、無理っ……和真ぁ、マジでエロく育ったなぁ♡」
「だ、誰のせいだと……ぉ♡ まっ♡ イ、く♡ ぅ"~~~~~~♡♡♡」
「ほら、またイってる♡ ちょっと育てすぎたか?♡」
パン♡ パン♡ パン♡ パンッ♡♡
「かずま、大好き……っ♡」
「あ、あっ♡♡ イく♡ イく、ッ♡ ~~~~~~~~~~♡♡♡」
「まだ、全然足らねぇ……♡ すき、かずま、すきだ……♡」
*
何十分か寝落ちてたみたいで、目を覚ますと身体とベッドは綺麗になっていた。身体を起こすと璃央はすっかり冷めたテイクアウトのファーストフードを温めなおしていた。
「おー、起きたか。和真も食べる?」
「食べる……」
「持ってってやるから、待っとけ」
「ん……」
主に璃央のせいで身体がダルすぎる。お言葉に甘えよう。のそっとベッドから降りて座椅子に座った。少しして、テーブルに温められたセットが並ぶ。ジャンキーな匂いが食欲をそそり、さっそくバーガーにかぶりついた。
「はー、美味い。味濃いのが沁みる」
「いっぱい運動したからな?」
「ブフォ! ……おっさんみたいな下ネタ言うな! つか……毎回毎回激しすぎ……」
「お前だって喜んでんじゃん」
「そりゃ、まあ……」
照れを隠すためにバーガーを食べ進める。ちら、と璃央の方を見ると璃央もいじらしく照れて目を逸らしていた。
「だって、和真が好きだって伝えたくて……」
「もうじゅうぶん伝わってんだけどな……」
「オレはまだ足りないんだよ。何回言っても何しても足りない……!」
むん!と眉を吊り上げた璃央は身を乗り出してくる。なんで張り合うのか……
「じゃあさ、なんで俺のことが好きなのか教えてよ」
「えー……恥ずいから言わねえ」
「またそれ!? なんでだよ!」
「じゃあ和真は? 和真はオレのどこが好き?」
完璧に話逸らされた。自分は言いたくないのに、俺には聞くってずるくね? でも聞きたそうに目をうるうるさせてるのが……あ"~~~~~~! ずるい!! 顔がいい!!
「か……顔が綺麗でかっこいいのはもちろんだし、努力家だけど見せないとことか、揶揄ってくる時もあるのにすぐ照れるし、その振り幅とかギャップがかわいくて萌えるし……あと、こんな俺のこと好きでいてくれるとこ……」
「お、おん……」
それだけ返事して、璃央は黙ってもごもごとバーガーを頬張って、完食した。
「ガチ照れすんなよ! 言ったこっちが恥ずかしいだろ!」
「……えーと、思ってたより好きなポイントが多かったというか……そんなとこまで……オレが魅力的なのは当たり前だけど、言われると恥ずいなって……」
「ちゃんと言ったんだから、お前も言え!」
「オレは言うなんて言ってないけどー」
「くそ!」
ふふん、とドヤ顔してくるのがムカつく……のに、かわいい!! どうにかしてくれ!!
「あのさ、なんで俺のこと好きか分かった方がいいだろ。その好きな部分を見せるように気をつけれるし、自分に自信もつくし……」
「お前のこと嫌いになるとか絶対ないから。そこは安心しろ。絶対ないから」
「2回言った……しかも真顔で……」
「オレが喜ぶようにとか、そういうのはやめろ。和真は和真のままがいい。オレが好きになったのは、お前なんだから……」
「あ、ありがと……」
甘い視線でそんなことを言われると、照れる。璃央も同じく顔を赤くしていた。
なんだか小っ恥ずかしい空気が流れたまま、夜ごはんを食べ終え、寝る支度を整えた。
「……じゃあ寝ます」
「……」
璃央に背を向けて布団に丸まったが、すぐにコロンとひっくり返された。覆い被さってきた璃央の表情は、またもや欲を持っており……
「勃ったからもう1回」
「無理! もう無理! 尻も腰も壊れる!」
「む……」
璃央は唇を尖らせて「そりゃ無理させたくはねぇけど……」って呟いている。かわいいけど、マジで限界だ。でも璃央のズボンはテントを張っている。どんだけ絶倫だよ……かわいそうだけどトイレで抜いてきてもらうしか……
は、待てよ、これはアレか!? ふぇ、フェラの流れ!? うわ~~~~~~恥ずいけど、璃央は喜びそうだな……うーん……
「んじゃあ素股にしよ」
「えっ」
せっかく着たスウェットとパンツを脱がされた。うつ伏せに転がされ、四つん這いにされる。足の間に、固くて熱くなったちんこが挟まれた。
「ちょ、りお……っ!」
「はー……きもちい……♡」
「っ♡ はっ♡ はぁっ♡」
璃央のと擦れて、ふたりの先走りでドロドロで……くそ気持ちいい……♡♡
「何回でも出せるわ……♡ かずま、好き……っ♡」
「っ♡ ああああっ♡♡♡」
疲労で動かない身体を、璃央が拭いて、服を着せて布団を被せてくれた。もうイけねぇ、身体も動かせねぇ……明日は筋肉痛確定だ……
隣の絶倫男は、布団に沈む俺の顔を猫みたいに覗きこんできた。
「ごめん、無理させた。あと、いつもありがと」
なんだそれぇ! しょんぼりして反省してんのかわいいし、それに加えてお礼まで言えるのかよ! かわいいな!
「いいよ……こっちこそ好きでいてくれてありがとな」
「和真……」
抱きしめられ、顔をすりすりと擦り付けられる。ゴロゴロと喉を鳴らす音が聞こえてきそう。
「んで、明日はどこ行く?」
「こんだけヤって、明日動けるわけないだろ……!」
璃央は「そうだった!」と言わんばかりに目を見開いた。体力なくて悪かったな。
「じゃあ明日は家でダラダラする日にしよ」
「あのさ、アニメ見ていい? けっこう溜まってきてて」
「おう、いいぞ。もっとお前の好きなもん知りたい。好きなアニメもゲームも。あと好きな女も全部教えろよ。目ぇつけとかねぇと」
「何する気……?」
二次元は二次元だって、いつも言ってんだけどな……
「夜はプロ野球見るからな! 連勝かかってんだよ」
「うん。俺も、もっと璃央の好きなもの知りたい」
ベッドサイドの明かりの下で、璃央は心底嬉しそうに笑った。好きな人と好きなものを共有できるって、幸せだな。「おやすみ」「また明日」と言葉を交わし、璃央の温もりを感じながら目を閉じた。
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