なめてる

yoh_okazaki

文字の大きさ
1 / 1

なめてる

しおりを挟む
いいとしをして
世間をなめて暮らしてる
味わい深い
コーヒーとチョコレート
ときに
痛い味した暮らし
たぶん脂肪がついたから
なんの味といわれて
すぐこたえられない
孤独な味
なめてるわ

急発進のバスに
勢いとられて茶をこぼす
全くしょうがないなあ
へらへらと笑うふりして
茶をしまう
太もものしみ
乾けば見えないさ
なめてかかる

確認が止まらない
エアコン照明
ガス水道
切ってますとも
冷蔵庫のドアも
ちゃんと閉めた
鍵もかけた


何かが気になりだすと
窓を閉めたかな
開いてたって二階
入る人もいないだろう
こんな真っ昼間

お部屋となりのアジア系女が
下着を外に干すのは
やめてほしいと思うけど
やけにカラフルでな
見惚れた
なんて言えないけどね

確かに日本以外に国はあり
そこから日本に上り来る
アジアンな方
そんな方からなめられた
ゴミ収集場の
アジアン文字の空き缶
燃えるゴミを指定の袋に
入れなさい
といいたい
放っとかれてすうじつ
すうじつなめた
はは

週末にお祭りしてる
もうマスクをしない人々
それはわたしもそれなりだ
もうマスクしない
コンビニくらいにはね
仕事場にはまだ
マスクの余韻
佇む消毒液

パンデミックも終了か
なんの騒ぎだったのか
まだ
マスクしないでじゃれてる
なめた人々はおそろしい
なめてるさ
ウイルスのついたスプーン

ぎりぎり近くまで
そう
濃厚接触したけど
セーフであった
ワクチンも打ったしな
あれは何だったの

そんなわたしも
罹ったわ
凄い頭痛と
高い熱
なめてたからな
実家から食品を
届けてもらった10日くらい
幸い後遺症はなく
どちらかというと軽い
とみてなめれば
体力が格段に落ちてた

壊滅的な地震も数度あり
この国は常に非常事態
わたしはたんなるアレルギー
身体にまとう布くらいで
刺激に負けてアレルギー
ガシガシかきむしる
全くだ
かきむしったあとがのこる
もう醜くてたまらない
かゆいくらいで
なめてかかったから
だめな始末

おしまいのひとなめ
ケーキの周りのセロハン
もったいないじゃない
ケーキを十全に味わわなければ
なめた暮らしだ
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

カクヨムでアカウント抹消されました。

たかつき
エッセイ・ノンフィクション
カクヨムでアカウント抹消された話。

投稿インセンティブで月額23万円を稼いだ方法。

克全
エッセイ・ノンフィクション
「カクヨム」にも投稿しています。

いまさら謝罪など

あかね
ファンタジー
殿下。謝罪したところでもう遅いのです。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

【完結短編】ある公爵令嬢の結婚前日

のま
ファンタジー
クラリスはもうすぐ結婚式を控えた公爵令嬢。 ある日から人生が変わっていったことを思い出しながら自宅での最後のお茶会を楽しむ。

義務ですもの。

あんど もあ
ファンタジー
貴族令嬢の義務として親の決めた相手に嫁いだが、夫には愛する人がいた。夫にないがしろにされても、妻として母として嫁としての義務を果たして誠実に生きたヒロインの掴んだ、ちょっと歪んだ幸せとは。

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

【1話完結】あなたの恋人は毎夜わたしのベッドで寝てますよ。

ariya
ファンタジー
ソフィア・ラテットは、婚約者アレックスから疎まれていた。 彼の傍らには、いつも愛らしい恋人リリアンヌ。 婚約者の立場として注意しても、アレックスは聞く耳を持たない。 そして迎えた学園卒業パーティー。 ソフィアは公衆の面前で婚約破棄を言い渡される。 ガッツポーズを決めるリリアンヌ。 そのままアレックスに飛び込むかと思いきや―― 彼女が抱きついた先は、ソフィアだった。

処理中です...