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糖度150%、スパイス多め
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初めはハーフのダリアに驚いていた両親だったが、父親を東京に置いてきたダリアに温かく接したのだった。
そんなダリアの父も、15年ほど前に息を引き取った。律や周達も時折会ってはいたから、当然葬式にも顔を出した。ダリアには3つ上の兄がいたため、喪主は長男が務め、滞りなく葬儀を終えたのだった。
そんなふうにして親戚もどんどん最期の時を迎え、律と周も父方の祖父を10年以上前に亡くした。次はとうとう祖母の番だと嫌でも順番は回ってくるのだ。未だに仲の良い両親を見ていると、同居さえしていなかったらおそらく周とまどかのような関係だっただろうと律は思う。
「まぁ、父さんと母さんが決めることだから俺は無理になんて言わないけど。千愛希に同居を勧めたってことは、少なくとも自分は嫌じゃなかったんじゃない?」
「まあね。ばあちゃんと仲良いしね、昔から。でも律、結婚くらいはするんでしょ? まさかずっとこのままって……あ、千愛希さん仕事一筋って感じだから結婚とか興味ないのか」
「そんなことないよ。千愛希だってそれなりに将来のことについて考えてるだろうし」
「ふーん。別に俺はどっちでもいいけどね。律が結婚してもしなくても」
「だろうね」
お前は自分がまどかさんと結婚できたらそれで満足っていうだけでしょ? 他人の結婚になんて興味ないって顔に書いてあんだから。
冷めた目で周を一瞥した律は、冷めたコーヒーに口をつける。このところ、結婚について考えていないわけじゃない。千愛希と毎日一緒にいられたらそんなに嬉しいことはない。ただ、お互いに1人の時間が必要な性格なのも事実。
過干渉はまた拗れる原因になるだろうな、と結婚のメリットとデメリットを考えては踏み切る決意にまで至らなかった。
そんなダリアの父も、15年ほど前に息を引き取った。律や周達も時折会ってはいたから、当然葬式にも顔を出した。ダリアには3つ上の兄がいたため、喪主は長男が務め、滞りなく葬儀を終えたのだった。
そんなふうにして親戚もどんどん最期の時を迎え、律と周も父方の祖父を10年以上前に亡くした。次はとうとう祖母の番だと嫌でも順番は回ってくるのだ。未だに仲の良い両親を見ていると、同居さえしていなかったらおそらく周とまどかのような関係だっただろうと律は思う。
「まぁ、父さんと母さんが決めることだから俺は無理になんて言わないけど。千愛希に同居を勧めたってことは、少なくとも自分は嫌じゃなかったんじゃない?」
「まあね。ばあちゃんと仲良いしね、昔から。でも律、結婚くらいはするんでしょ? まさかずっとこのままって……あ、千愛希さん仕事一筋って感じだから結婚とか興味ないのか」
「そんなことないよ。千愛希だってそれなりに将来のことについて考えてるだろうし」
「ふーん。別に俺はどっちでもいいけどね。律が結婚してもしなくても」
「だろうね」
お前は自分がまどかさんと結婚できたらそれで満足っていうだけでしょ? 他人の結婚になんて興味ないって顔に書いてあんだから。
冷めた目で周を一瞥した律は、冷めたコーヒーに口をつける。このところ、結婚について考えていないわけじゃない。千愛希と毎日一緒にいられたらそんなに嬉しいことはない。ただ、お互いに1人の時間が必要な性格なのも事実。
過干渉はまた拗れる原因になるだろうな、と結婚のメリットとデメリットを考えては踏み切る決意にまで至らなかった。
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