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慰め会
しおりを挟む「竜胆様、学校に来ていないらしいですわよ」
そう、あのホテルで会って以来2ヶ月も学校に来ていなかった。寮にも居ないらしく何かあったのだろうかとみんな心配していた。親衛隊の連絡が何故か私にも来たが、誰も理由を知らなかった。
気になるがどう動いていいのかわからない。モヤモヤした気持ちのまま今日も一日過ぎていった。
この間の食事会の時、妹から竜胆さんについての話を聞いた。妹たち中等部の“学園の花“のイメージは華美で自信家なイメージだった。しかし私はお淑やかで優しげなイメージだった。
それと慰め会のことも有名だった。女同士だから一時の戯れと誰とでもエッチをしていたらしい。嫉妬や何やらで揉めたこともあるが親衛隊が出来てやや落ち着いたらしい。
とにかく金・権力・女というイメージだったらしい。でも学校は好きで勉強や部活、行事も真面目に取り組んできたとのことだ。
高等部に進学したあたりから時々休むことが増えたらしい。必ず金曜日は登校してきていたが、その日はとても控えめで誰もあまり近付かなかったらしい。
「何となく2人いる気がするな…」
別人格かはたまた姉妹か。竜胆さんのことを知らなさすぎて予想でしか話ができない。
授業が終わり寮に帰った。今日は部活もなかったのでフリーだ。私服に着替えて夕飯の時間までダラダラ過ごそうとした。
ガタン
外で何かが倒れる音がした。慌てて部屋の外を見ると竜胆さんが倒れていた。大変だ。慌てて竜胆さんを部屋に入れてベットに寝かせた。痩せているとはいえかなり身体が大きくなっており抱えるのは少し苦労した。
気を失っているみたい。ほのかに線香の香りがした。しかも学年指定の赤いネクタイは外されていた。
まるでお葬式の帰りみたいだった。
✴︎✴︎✴︎
夕飯の時間になっても起きる様子は無かったので軽食なら食べれるかなと少し分けてもらってきた。
部屋に帰ると竜胆さんは目を覚ましてベットに腰をかけていた。
「竜胆さん、体調はいかがですか?すみません、勝手に私の部屋に通して休ませてしまって」
「いや…こちらこそ」
表情が完全に抜け落ちていた。目に光がない。何かあったのだろう。食事は部屋のローテーブルに置いた。
「食事は取られますか?私は一人部屋なので良ければ使ってください」
私が部屋を出ようとすると手を取られた。
「どこいくの」
「友達の部屋にでも行こうかと」
「…ここにいてよ」
グイッとベットに引きづり込まれた。竜胆さんに押し倒されていた。すると唇に何かが触れていた。
キスされていた。
「んっむ…」
キスって軽く触れるものだと思っていたけどこんなに食べるみたいにするものなのかと思っていたが、キスされていることに頭が完全に支配されていた。キスされた時に何か液体を舌でぐっと流し込まれた。
ちゅっちゅという音が部屋に微かに響き、顔を固定されて口の中で動き回る舌が私の思考を鈍らせていた。どうしてか身体が熱い…。
「ははっ…。その顔初めて見た」
竜胆さんも初めて見る顔をしていた。目が獣のようにギラついていてどこか満足した顔をしていた。
「ずっと、ずっとずっとずっとすみれを見てるとイライラしてた」
竜胆さんの手が私の部屋着を脱がそうと動いていた。それが嫌でなかった。身体が疼いて仕方がなかった。
「優しくしても、何をしてもみんなと同じようにされるのが嫌だった。特別扱いしても嬉しそうじゃなかった。すみれは優しいけどその優しさは僕のだけじゃないことが嫌だった」
Tシャツを脱がされてキャミソールになったところ、竜胆さんはその中に手を滑らせた。
「でも我慢できた。だってすみれには特定の相手がいないと思ってたから。でもこの前ホテルで男と…しかも家族ぐるみでってことは特別な相手だろう?」
胸を優しく触られて、耳元でキスをしたり囁かれたりして、話の内容に集中出来なかった。
「僕は中等部で初めて見た時からずっとずっとずっと…その澄ました顔を崩したくて崩したくて仕方がなかった。でもこうすればよかったんだね」
触られるとお腹の奥の方がじわじわと熱くなる感覚と共に胸の先を焦らすように触ってくれないことに物足りなさを感じていた。嫌なのに、こういうことを思う自分が。それでももっとと竜胆さんを求める気持ちが強かった。
「とても嫌そうなのに、気持ちいいことには抵抗できないんだね。愚かでかわいい」
このままでは慰め会のようにいいようにされてしまうと思い抵抗した。私はこういうことをしたい訳ではない。
「やっ、めてください」
「無理」
竜胆さんは制服を脱ぎ、片手で私の両手を押さえつけた。裸をみるとついているはずのものがなく、ついていないはずのものがついていた。
「男の人…だったんですか?」
「そうだよ。この前“いつもの僕“ってきいたでしょ?本当の竜胆凪は女の子だ。僕の双子の姉さん」
話しながらキャミソールを上に捲られて胸が完全に竜胆さんにさらけ出されてしまった。恥ずかしさで少し抵抗した後が手を拘束されているので動けなかった。胸には触れるが、その尖った先には絶対触れてくれなかった。
「僕はたまに入れ替わって登校していたんだ。登校してた時は中等部の時から絶対すみれに会いにいってたのに、すみれは僕のこと眼中になかったね」
鎖骨を舐め取られたり胸の形をなぞるように舐められたりするが決定的なものを貰えなくて不完全燃焼だった。ねだるように見つめていると、猫のような目が満足げに細められるのだ。
「あ、そうだ。誤解しないで欲しいんだけど慰め会は僕はやってないよ。セフレが沢山いたのは姉さんだ」
「そんなことっ…私に話しても、いいんですかっ…あっ」
胸の先を指で強く掴まれて痛かったが欲しかったものを与えられて身体は喜んでいた。
「そんなことはどうだっていい。姉さんはもう死んだ」
「えっ…」
頭がスッと冴えたが、その顔を見て指を私の下半身の小さな膨らみに持っていった。話を逸らすように愛撫を再開した。
そんなところに指が行くのは初めてだったので最初は少し痛かったが優しくてグリグリと触られるとものすごい快感が襲ってきた。
「やっ…やらっやめてっなにこれっ、あっ…あっ…あ」
抵抗するのを完全に忘れていた。もう与えられる感覚が気持ち良すぎて、言われたことの半分以上理解できてなかった。腰をグッグッと指の方へ押しつけていた。
「きもちいいの?初めてかな?1人でシないんだ」
指の動きが優しいものから少し激しくなり刺激が強くて一気に何かが上りつめる感覚があった。
「やっ、まっれ、まって、なにかきたう、きちゃう、あっあっ、あっーーーー」
目の前がチカチカとし、お腹がキューとなる感覚と指の先までピリピリと痺れるような感覚があった。
「すみれって淫乱だったんだね」
もう対抗する気も無くなったのを気づかれたのか掴んでいる手が離されていた。彼は私の中に指を滑り込ませた。
「ここヌルヌルだからすぐ入ったよ。流石に処女かな?こんなにキツそうだし」
「そ、そんなとこに指をいれっ…んあっそれらめ、らめ」
指を1本いれて入り口のあたりを優しくスルスルと触られながら上にある小さな膨らみもちゅと吸われた。
「…やだ、やだ」
頭や指を外そうと手を持っていくがもう力が入らなかった。またアレがきちゃう。そう思うとまた絶頂を迎えてしまった。
「またイッちゃったね、やっぱりこういうの好きなんだよ。好きでもない奴にこんな風にされて喘いでるなんて、変態」
クスクスと嘲笑されていると思った矢先、私の中に太くて大きなものがググッと挿ってきた。
「い、いたいっ…やめて、それだけはお願いっお願い」
「無理」
彼のモノが私の奥底まで貫いてきた。痛みもあったがそれだけではなくじわじわと気持ちよさもあった。
「はぁ…その顔、最高に唆る」
腰をグッと上に持ち上げられガンガンと強く腰を打ち付けられた。初めての経験で比較対象がないのでわからないがかなり奥の方まで来ているのではと思うくらいコツンコツンと奥の何かに当たっていた。
「何これ、すみれの中狭い、すごいきゅうきゅう吸い付いてきて、止まん…ないっよ…」
私の中を好きなように打ち付けながらまたその獲物を捕らえる目で見つめてきて、食べるようなキスをしてきた。
上も下も竜胆さんに侵入されておかしくなりそうだった。
「ね、…颯ってよんで?」
耳元でそう囁かれてクラクラした。誰も知らない秘密の名前だ。
「はは、また締め付けてっ…変態」
「あっ、らって…きもちぃ…んやっ」
急に動きが激しくなった。竜胆さんは余裕のない顔になり私を貪ることに夢中になっていた。
「すみれ、すみれ…はぁっ…中に出してもいい?」
「やっダメ!あっ…ダメ…」
「名前呼んで?はぁっ…そしたら…外に出したげるっ…」
「は、やてっ…はやっあっ…」
彼の名前を呼ぶと彼のモノが大きくなり素早く引き抜かれた。
私のお腹の上に彼の精液が撒き散らされていた。その光景を見た後、私は気を失ってしまった。
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