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31.菊池直人
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初めて、他人の腕の中で眠る事を知った。
褥の後の気怠さと、事が終わった後の気恥ずかしさ。それすらも、力強く抱き寄せる直人の腕に負ける。恥ずかしさに離れようにも巻き付き抱き締める直人が何度も遥を引き戻し、耳元で熱っぽい吐息で囁きかける。やがて遥は服すら着る間もくれない羞恥に赤面したまま、直人の腕の中で黙りこむ。もっとも着替えのない直人が裸なのはやむを得ない。
「愛してる、遥」
恥ずかしい言葉を全く恥ずかしい風でもなく耳元で熱く吐息で囁かれる破壊力に、遥は赤面し耳を塞ぎたくなる。こんな小説みたいな甘い言葉をこんな風に熱っぽく男の人が囁く音が、耳から電流みたいに体内にゾクゾクと響く。恥ずかしいのに、それが特別に自分にだけ与えられる声なのだと思うとつい頬が染まり緩んでしまう。
それにしてもこんな風に毎日恋人たちは恥ずかしい言葉を交わしているのだろうかと耳まで赤くなる遥に、直人が笑いながら更に肌を擦り付ける。
「遥、疲れたろ?寝て、俺一晩中離さないから。」
ギュッと抱き締められ囁かれる言葉に、彼の優しさが伝わり思わず遥も頬が緩む。次第に抱き締める大きな手の暖かさに、緊張も緩みトロリと眠気が忍び寄る。
遥は性的にはかなり奥手だったけれど、それでも直人から与えられる暖かい幸せに触れる事ができたと思った。今夜経験した何もかもが初めてなのに、それがこんなに幸せで嬉しいと感じる自分が確かに居る。
自分以外の体温をこんなに近くに感じたのは、きっと産まれてから初めての事なのだろう。
月明かりの下で、今は穏やかな鼓動を刻む直人の胸に耳をおしあてながら遥はふと思う。自分とは刻む鼓動の速度が違うのに、耳を押しあて聴いていると何だか安心する。
まるで海の中で聞いてるみたい。
不意に思ったその言葉に、眠りに落ちながら遥は眉を潜めた。海の中って変な言い方、どうやって海の中で鼓動の音なんて聞けるのと僅かに苦笑が浮かぶ。その苦笑はほんの僅かな間に溶けて、やがて規則正しい寝息が抱き合ったそれぞれから微かに上がる。二人は性別の違う双子のように、狭いベットの中で肌を会わせたま眠りに落ちていた。
※※※
不意に感じた喉の渇きに目が覚める。
普段にない程長い間泣いたし、違う意味でも散々泣かされていた気もするから喉が乾くのも仕方がないのだろう。眠りで少し緩んでいた腕から滑る様にベット降りると、眠りに落ちている直人を見下ろす。少し二人で寝るには狭いベッドで、眠っている直人の顔に遥の頬が緩み笑みに変わる。
疲れてるよね、直人も。よく眠ってる。
男の人だなぁ等と初めてみる直人の寝顔につい見いってしまう自分に、思わず頬を染めて遥はそっとキッチンに向かう。
音をててて彼を起こしてしまわないよう、そっと部屋を横切りキッチンへと歩いていく。あんなに辛かったはずの床の冷たさすらも、何だか心地いい様な気がして不思議だった。
一つの物事の変化でこんなにも気持ちが変わり、苦しかったこともどうにかなるのではとも思う。人一人の存在がここまで現状を変える、遥は今まで知らなかったし考えた事もない。
……か………
彼女はその声にふと足を止めた。
声は疼くようなズンズンと腹の痛みを伴って、遠くから明確に遥に近づいてくる。その痛む場所に思わず右手を当てながら遥は、自然とその声の主を見る様に裸身の映る姿を見つめる。鏡の中で対になり左手で腹を撫でる自分の姿を無言のまま見つめた。
……はるか。
それはどこか何時もと違っていた。鏡越しに何時もの会話をするのではない、不可思議な感覚を引き起こす。
立ち竦み見つめる視線の先で、足元が揺らぎ強い目眩が意識を呑み込む。回る世界はまるで強く内側に引き込まれるような、吸引力がかかったようにすら感じる。
今までに一度も感じた事のない感覚。
それなのに何故か、何処かへ戻るような錯覚を感じさせる感覚に遥は立ち竦んだまま身動きが取れない。それは遥の意識を鏡の中に向かって吸い込むようにすら感じられるものだった。
不意にフッと自分の腕の中の空間の存在に直人は、目を覚ました。暖かな体温の持つ残り香が抜けていく感覚に、思わず手が無意識に柔らかな肌を探して布団を撫でる。
布団のなかにそれがないのを知ると、一瞬の当惑と同時に視線の先に立ち月光を浴びる美しい裸身を見つけた。滑らかな肌に何度も自分が刻み込んだ薔薇の花弁は、誰かのつけた胸元と太股の付け根にどころてはなかった。
やり過ぎた、俺。絶倫かよ。あんなとこまで、遥が気がついたら真っ赤になって怒りそう。
背中にも太股にも姿見を見つめている彼女の体の至る所に、艶かしい薔薇の花弁が散りばめられている。あんなところまでとつけた自分が言うのもなんだが、全裸でしかも覗きこまないと見えない際どい場所についた痕に直人は、反省すると同時に歓喜にニヤついてしまう。
自分の腕の中で歓喜に達する遥は、初めての経験に戸惑い必死で直人にしがみついて素晴らしかった。
こうしてみるとあの女がどうやってのけかのは分からないが、あの痕は何処か部分的で意図的に着けた感じがあった。でも、目の前の遥の全身を飾る花弁は、意図のない激しい行為の結果でついたものだと感じる。
同時に遥の体が破瓜の血液を流した姿に、自分を刺した相手もそれ以外の誰とも性行為におよんでいなかったと安堵する自分が恨めしい。だからか、彼女の姿にホッとすると同時に微かな罪悪感めいた気恥かしさを覚えてしまった。
何だか、隙に乗じたみたいでやだな……。
そう朧に思いながらも、初めて離れて見る彼女の肢体の美しさに思わず感嘆した自分に微かに顔を赤らめる。
まだちゃんと付き合おうには返事してくれてないんだよ、遥。好きっては言ってくれたから、今度はちゃんと付き合おうにも返事をもらわないと。
そう彼女の姿を横になりながら見つめ考える。ふとそこで違和感を感じ直人は彼女を見つめなおした。何がその違和感なのか分からない。姿見を見つめ続けている彼女は、無意識に癖のように細い指で腹を撫でる。
最初に思ったのは、あの彼女の存在だった。
あの邪悪に笑う、妖艶な夜の女。
遥が腕の中で眠りについたのを感じていたから、ついに姿を表したのかとも思う。だけど、遥と一つになった今はあの女が何をいっても大丈夫な気もした。しかし、それでも動かない彼女の指が無意識に動いているのに、違和感が何かわかった。遥は何時も右の手で右の腹から脇にかけてを押さえるようにした。自分にも同じ部分の辺りにまだ傷があるからよく分かる。しかし、目の前の彼女は左手で遠い場所を撫でている。
あれは、遥じゃないのか?カナタ?
それとも左手をしきりに動かす彼女は違っていた。
何か空虚な感じがする。
あの時眼にした凛とした百合の花のような気配はどこにも感じない。まるで、体はあるのにそこに彼女の誰もはいないような、空っぽな感覚がある。
視線の先の彼女にそっと直人は、ベットから滑り出ると歩み寄った。
「……は…るか?」
躊躇いがちに小さな声で名前を読んでみる。
しかし彼女は微動だにせず、凍り付いたように姿見を見つめたまま裸身を隠そうともせず動かず、身じろぎもせずにその場に立ちすくんでいる。
「遥?!」
思わず肩を掴むとグラリとその体が揺らめいたかと思うと、まるで糸が切れたかのようにクタクタっと体が崩れ落ちた。思わず直人は冷え切った遥の体を抱きとめる。
眺めていただけでは気がつかなかったが、今更ながら布団の体温が消えるくらい長い間あのままだった事が分かった。
慌ててベットまで抱きかかえ運ぶと、呼吸や脈を見てみるが素人目にも異常は見られない。しかし、どんなに声をかけても反応がない遥に直人は救急車を呼ぶべきなのか困惑しながら、時折ゆっくりと瞬きをする遥の顔を見つめた。
褥の後の気怠さと、事が終わった後の気恥ずかしさ。それすらも、力強く抱き寄せる直人の腕に負ける。恥ずかしさに離れようにも巻き付き抱き締める直人が何度も遥を引き戻し、耳元で熱っぽい吐息で囁きかける。やがて遥は服すら着る間もくれない羞恥に赤面したまま、直人の腕の中で黙りこむ。もっとも着替えのない直人が裸なのはやむを得ない。
「愛してる、遥」
恥ずかしい言葉を全く恥ずかしい風でもなく耳元で熱く吐息で囁かれる破壊力に、遥は赤面し耳を塞ぎたくなる。こんな小説みたいな甘い言葉をこんな風に熱っぽく男の人が囁く音が、耳から電流みたいに体内にゾクゾクと響く。恥ずかしいのに、それが特別に自分にだけ与えられる声なのだと思うとつい頬が染まり緩んでしまう。
それにしてもこんな風に毎日恋人たちは恥ずかしい言葉を交わしているのだろうかと耳まで赤くなる遥に、直人が笑いながら更に肌を擦り付ける。
「遥、疲れたろ?寝て、俺一晩中離さないから。」
ギュッと抱き締められ囁かれる言葉に、彼の優しさが伝わり思わず遥も頬が緩む。次第に抱き締める大きな手の暖かさに、緊張も緩みトロリと眠気が忍び寄る。
遥は性的にはかなり奥手だったけれど、それでも直人から与えられる暖かい幸せに触れる事ができたと思った。今夜経験した何もかもが初めてなのに、それがこんなに幸せで嬉しいと感じる自分が確かに居る。
自分以外の体温をこんなに近くに感じたのは、きっと産まれてから初めての事なのだろう。
月明かりの下で、今は穏やかな鼓動を刻む直人の胸に耳をおしあてながら遥はふと思う。自分とは刻む鼓動の速度が違うのに、耳を押しあて聴いていると何だか安心する。
まるで海の中で聞いてるみたい。
不意に思ったその言葉に、眠りに落ちながら遥は眉を潜めた。海の中って変な言い方、どうやって海の中で鼓動の音なんて聞けるのと僅かに苦笑が浮かぶ。その苦笑はほんの僅かな間に溶けて、やがて規則正しい寝息が抱き合ったそれぞれから微かに上がる。二人は性別の違う双子のように、狭いベットの中で肌を会わせたま眠りに落ちていた。
※※※
不意に感じた喉の渇きに目が覚める。
普段にない程長い間泣いたし、違う意味でも散々泣かされていた気もするから喉が乾くのも仕方がないのだろう。眠りで少し緩んでいた腕から滑る様にベット降りると、眠りに落ちている直人を見下ろす。少し二人で寝るには狭いベッドで、眠っている直人の顔に遥の頬が緩み笑みに変わる。
疲れてるよね、直人も。よく眠ってる。
男の人だなぁ等と初めてみる直人の寝顔につい見いってしまう自分に、思わず頬を染めて遥はそっとキッチンに向かう。
音をててて彼を起こしてしまわないよう、そっと部屋を横切りキッチンへと歩いていく。あんなに辛かったはずの床の冷たさすらも、何だか心地いい様な気がして不思議だった。
一つの物事の変化でこんなにも気持ちが変わり、苦しかったこともどうにかなるのではとも思う。人一人の存在がここまで現状を変える、遥は今まで知らなかったし考えた事もない。
……か………
彼女はその声にふと足を止めた。
声は疼くようなズンズンと腹の痛みを伴って、遠くから明確に遥に近づいてくる。その痛む場所に思わず右手を当てながら遥は、自然とその声の主を見る様に裸身の映る姿を見つめる。鏡の中で対になり左手で腹を撫でる自分の姿を無言のまま見つめた。
……はるか。
それはどこか何時もと違っていた。鏡越しに何時もの会話をするのではない、不可思議な感覚を引き起こす。
立ち竦み見つめる視線の先で、足元が揺らぎ強い目眩が意識を呑み込む。回る世界はまるで強く内側に引き込まれるような、吸引力がかかったようにすら感じる。
今までに一度も感じた事のない感覚。
それなのに何故か、何処かへ戻るような錯覚を感じさせる感覚に遥は立ち竦んだまま身動きが取れない。それは遥の意識を鏡の中に向かって吸い込むようにすら感じられるものだった。
不意にフッと自分の腕の中の空間の存在に直人は、目を覚ました。暖かな体温の持つ残り香が抜けていく感覚に、思わず手が無意識に柔らかな肌を探して布団を撫でる。
布団のなかにそれがないのを知ると、一瞬の当惑と同時に視線の先に立ち月光を浴びる美しい裸身を見つけた。滑らかな肌に何度も自分が刻み込んだ薔薇の花弁は、誰かのつけた胸元と太股の付け根にどころてはなかった。
やり過ぎた、俺。絶倫かよ。あんなとこまで、遥が気がついたら真っ赤になって怒りそう。
背中にも太股にも姿見を見つめている彼女の体の至る所に、艶かしい薔薇の花弁が散りばめられている。あんなところまでとつけた自分が言うのもなんだが、全裸でしかも覗きこまないと見えない際どい場所についた痕に直人は、反省すると同時に歓喜にニヤついてしまう。
自分の腕の中で歓喜に達する遥は、初めての経験に戸惑い必死で直人にしがみついて素晴らしかった。
こうしてみるとあの女がどうやってのけかのは分からないが、あの痕は何処か部分的で意図的に着けた感じがあった。でも、目の前の遥の全身を飾る花弁は、意図のない激しい行為の結果でついたものだと感じる。
同時に遥の体が破瓜の血液を流した姿に、自分を刺した相手もそれ以外の誰とも性行為におよんでいなかったと安堵する自分が恨めしい。だからか、彼女の姿にホッとすると同時に微かな罪悪感めいた気恥かしさを覚えてしまった。
何だか、隙に乗じたみたいでやだな……。
そう朧に思いながらも、初めて離れて見る彼女の肢体の美しさに思わず感嘆した自分に微かに顔を赤らめる。
まだちゃんと付き合おうには返事してくれてないんだよ、遥。好きっては言ってくれたから、今度はちゃんと付き合おうにも返事をもらわないと。
そう彼女の姿を横になりながら見つめ考える。ふとそこで違和感を感じ直人は彼女を見つめなおした。何がその違和感なのか分からない。姿見を見つめ続けている彼女は、無意識に癖のように細い指で腹を撫でる。
最初に思ったのは、あの彼女の存在だった。
あの邪悪に笑う、妖艶な夜の女。
遥が腕の中で眠りについたのを感じていたから、ついに姿を表したのかとも思う。だけど、遥と一つになった今はあの女が何をいっても大丈夫な気もした。しかし、それでも動かない彼女の指が無意識に動いているのに、違和感が何かわかった。遥は何時も右の手で右の腹から脇にかけてを押さえるようにした。自分にも同じ部分の辺りにまだ傷があるからよく分かる。しかし、目の前の彼女は左手で遠い場所を撫でている。
あれは、遥じゃないのか?カナタ?
それとも左手をしきりに動かす彼女は違っていた。
何か空虚な感じがする。
あの時眼にした凛とした百合の花のような気配はどこにも感じない。まるで、体はあるのにそこに彼女の誰もはいないような、空っぽな感覚がある。
視線の先の彼女にそっと直人は、ベットから滑り出ると歩み寄った。
「……は…るか?」
躊躇いがちに小さな声で名前を読んでみる。
しかし彼女は微動だにせず、凍り付いたように姿見を見つめたまま裸身を隠そうともせず動かず、身じろぎもせずにその場に立ちすくんでいる。
「遥?!」
思わず肩を掴むとグラリとその体が揺らめいたかと思うと、まるで糸が切れたかのようにクタクタっと体が崩れ落ちた。思わず直人は冷え切った遥の体を抱きとめる。
眺めていただけでは気がつかなかったが、今更ながら布団の体温が消えるくらい長い間あのままだった事が分かった。
慌ててベットまで抱きかかえ運ぶと、呼吸や脈を見てみるが素人目にも異常は見られない。しかし、どんなに声をかけても反応がない遥に直人は救急車を呼ぶべきなのか困惑しながら、時折ゆっくりと瞬きをする遥の顔を見つめた。
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