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第六章 砂漠の国の地下遺跡
傲慢なる金虎
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目眩も消え、僕の異常な思考も元に戻る頃。
セネカはその丸い瞳に涙を貯め、すがりつくように僕に謝った。
『ごめんね、ごめんね、お腹空いちゃって、訳分かんなくなってて。全然覚えてないんだよ、でも噛んじゃったんだよね? 本当にごめんね』
「大丈夫ですよ、何ともないですから」
『許して……ごめんなさい』
「聞いてくださいよ、大丈夫だって言ってるじゃないですか」
真っ暗な狭い通路を進みながらも、セネカが翼と羽を垂らして落ち込んでいる姿が容易に目に浮かぶ。
「しっかし悪魔だとは驚いたぜ、言ってくれりゃ良かったのに」
『言うと怖がるだろう? そこの小娘のように』
「わ、私は別に怖がってなど!」
『ほう? ならその忌々しい十字架を離したらどうだ?』
「そ、それは……出来ません」
申し訳なさそうな、恐怖の見え隠れする雪華の声。
目には見えないがアルは意地の悪い笑みを浮かべているのだろう。
そしてさっきから僕の肩に頭を乗せて何かを呟いているセネカは泣いているのだろう。
『どうせボクはちょっとの空腹も我慢出来ないダメ悪魔だよ。最低だ……最低だよ、本当に、ありえない』
「セネカさん、僕の肩に頭突きするのやめてください」
ぐりぐりと押し付けられる頭、チクチクと肩を刺す角、だがこれだけ落ち込んでいるセネカを振り払う気にもなれず、せめてもの要求を口にする。
だが完全に自分の世界に入って自己嫌悪を並べ立てるセネカには聞こえていない。
……僕に似ているな。
そのうち肩の骨が砕けるのではないだろうか、なんて心配になった。
「そういえばよ、アル。お前も魔物だろ? なんでさっき狙われなかったんだよ」
『魔物は魔物でも魔獣だからな。魔性とはいえ悪魔よりも動物に近い』
「ふーん……?」
『分かっていないだろう』
「おう、分かってねぇ」
『……人間でも動物との対応は変わるだろう? 魔獣は街の中にいても「誰かのペット」と認識されるが、悪魔がいたならパニックが起こる』
「ふーん……?」
『分かっていないだろう』
「いや、だって見た目はお前の方が凶悪だし……」
『……あぁ?』
「性格も、だな」
そんな会話をしながら真っ暗な狭い通路を抜けると明るい広場に出た。この明暗の差にはどうも慣れない。
今までとは違い向かいに通路はない、ここが最深部なのだろうか。
中央には金色の虎が鎮座している。二対の白い翼に、輝く光輪。後光が見えるような、そんな虎だ。
「天使……?」
口に出すつもりのなかった言葉が漏れる。セレナは大剣を構え、ため息をつく。
「今度は虎かよ、面倒だぜ」
『待て。貴様……クリューソスか?』
アルはセレナを止め、虎にゆっくりと歩み寄る。虎は興味なさげに欠伸をし、翼を垂らした。白く輝くその翼が揺れるたびに、壁中の蝋燭の火が揺らめく。
『ここで何をしている』
『……こちらの台詞だ、銀狼よ』
ようやく虎はアルを見た。地の底から響いてくるような低い声で、微かに唸る。
「知り合いか?」
「僕は知らないけど」
セレナと耳打ちし合い、己の武器に手を添える。
いつでも対応出来るように。
『仕事だ。私は答えたぞ? 貴様もとっとと吐くんだな』
『今日、太陽が中天に昇る頃。喰が起こる。この遺跡は太陽神の加護を利用して作られた牢獄だ、色々と仕掛けがあっただろ? 喰はその力を弱めるんだよ』
『それと貴様に何の関係がある?』
『閉じ込めたモノは地上で最も優れた生き物だ、三体一対のな』
のそり、と虎が起き上がる。翼を振るって砂を落とし、アルにゆっくりと近づく。
虎と狼の体格差が強調され、僕の不安を煽った。
『陸海空……その内の海が消え、三体のバランスが崩れている。今までは外に出ようともしていなかったが、今回は我を失って暴れているらしい、近頃地震が多いだろう?』
ヴィッセンがそっと僕に耳打ちする。
「君たちは知らないかもしれないが、地震は最近問題になっているんだ。普段では有り得ない異常な頻度と震度でね」
「それが、この遺跡に封じられているモノのせいだって事ですかね」
「同僚の地質学者は火山の様子がどうとか言っていた。だがこの国の火山はもう死んだものばかりだし、そう多くもない。だから化け物の仕業と言うならしっくりくるが、学者としては化け物のせいだと言って思考停止するのは──」
「すいませんもういいです」
僕がヴィッセンの話を止めさせた丁度その時、地震が起こった。広場の蝋燭が一斉に落ちて消え、僕は誰かに庇われながら雪華の悲鳴を聞いた。
パラパラと砂の落ちる音が鳴り始め、次にレンガが崩れ始める。
『崩れるか……外で待機していた方が良かったかもな。遺跡の中だけで終わらせるつもりだったが、まさかここまでとは』
落ち着き払った虎の声。突如として視界が光に埋まる。虎の翼から白い輝きが溢れ出している、慣れ始めた目には崩れたレンガが見えた。
『クリューソス! 脱出を手伝え!』
『俺に人間を助けろと? 調子に乗るなよ雌犬』
『相変わらず……ああ、そうだ。ヘルは魔物使いだぞ?』
アルは挑発するように虎を見上げ、虎はアルを全く気にとめず僕達を観察した。翼からの光が強まり、僕達を球状に包み込む。
『アルギュロス、犬ならこの恩を忘れるなよ』
『悪いが私は狼だ、それに恩などないだろう? 私はただ主人の能力を伝えたまでだ』
球状の光は崩れ落ちる瓦礫を弾き、ゆっくりと空へ浮かぶ。僕達は床が消えても落ちる事なく球状の光の中に入っていた。
丸い器に入れられたような妙な気分だ、完成な球の底には立つことは出来ずに、ただ転がった。
「っと、悪ぃ」
「きゃあ! ご、ごめんなさい」
二人の少女が僕の上に倒れ込む。こんなのも悪くは……ないかもしれないな、なんて。
『む、無理! 無理無理! こんな近くに女のコいるとか無理ぃ!』
そんな叫び声が背後で響いたかと思えば、頭の後ろにふわふわとピンクの毛玉が現れた。セネカが青年からコウモリに姿を変えたらしい、このままでは潰してしまうと僕はコウモリを抱きかかえる。
『降りるぞ』
虎の低い声がどこからかも分からず聞こえてきた。
それと同時に光の球は消え、僕達は宙に投げ出された。
「よっと、おい平気か?」
大剣を背負ったままにセレナは見事に着地し、雪華に下敷きにされた僕に手を差し伸べる。
「だ、大丈夫ですか? ごめんなさい……私ったらトロくて」
「大丈夫だけど、謝る前にどいて欲しいかな」
立ち上がって砂を払い、飛んでいったカバンを探す。抱き締めていたコウモリは僕と一緒に敷かれ、ぐったりとしている。
「セネカさーん、大丈夫ですか? っていうか僕のカバン知りませんか?」
肩がけの黒いカバンはすぐに見つかったが、虎が中身を引っ張り出していた。
「あの……トラ、さん? それ僕のカバン」
『クリューソス様と呼べ、下等生物』
「クリューソス、様……何を?」
銀の弓を咥え、渋々といった様子で僕を見た。嫌々様付けをしたことを察したのだろうか。
『十二神具の一つだと? お前の物か? 何故持っている』
「え…? なんですか、それ」
心底呆れたような目で僕を見下すクリューソスからアルが弓とカバンを奪い取り僕の前に座った。
『人のカバンを漁るとは良い趣味だ』
『黙れ雌犬。で? 魔物使いはどれだ』
「僕……です、けど」
微かに震える手を挙げると、クリューソスは信じられないと罵った。僕はクリューソスが放った罵詈雑言の多様さが信じられなかった。
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目には見えないがアルは意地の悪い笑みを浮かべているのだろう。
そしてさっきから僕の肩に頭を乗せて何かを呟いているセネカは泣いているのだろう。
『どうせボクはちょっとの空腹も我慢出来ないダメ悪魔だよ。最低だ……最低だよ、本当に、ありえない』
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ぐりぐりと押し付けられる頭、チクチクと肩を刺す角、だがこれだけ落ち込んでいるセネカを振り払う気にもなれず、せめてもの要求を口にする。
だが完全に自分の世界に入って自己嫌悪を並べ立てるセネカには聞こえていない。
……僕に似ているな。
そのうち肩の骨が砕けるのではないだろうか、なんて心配になった。
「そういえばよ、アル。お前も魔物だろ? なんでさっき狙われなかったんだよ」
『魔物は魔物でも魔獣だからな。魔性とはいえ悪魔よりも動物に近い』
「ふーん……?」
『分かっていないだろう』
「おう、分かってねぇ」
『……人間でも動物との対応は変わるだろう? 魔獣は街の中にいても「誰かのペット」と認識されるが、悪魔がいたならパニックが起こる』
「ふーん……?」
『分かっていないだろう』
「いや、だって見た目はお前の方が凶悪だし……」
『……あぁ?』
「性格も、だな」
そんな会話をしながら真っ暗な狭い通路を抜けると明るい広場に出た。この明暗の差にはどうも慣れない。
今までとは違い向かいに通路はない、ここが最深部なのだろうか。
中央には金色の虎が鎮座している。二対の白い翼に、輝く光輪。後光が見えるような、そんな虎だ。
「天使……?」
口に出すつもりのなかった言葉が漏れる。セレナは大剣を構え、ため息をつく。
「今度は虎かよ、面倒だぜ」
『待て。貴様……クリューソスか?』
アルはセレナを止め、虎にゆっくりと歩み寄る。虎は興味なさげに欠伸をし、翼を垂らした。白く輝くその翼が揺れるたびに、壁中の蝋燭の火が揺らめく。
『ここで何をしている』
『……こちらの台詞だ、銀狼よ』
ようやく虎はアルを見た。地の底から響いてくるような低い声で、微かに唸る。
「知り合いか?」
「僕は知らないけど」
セレナと耳打ちし合い、己の武器に手を添える。
いつでも対応出来るように。
『仕事だ。私は答えたぞ? 貴様もとっとと吐くんだな』
『今日、太陽が中天に昇る頃。喰が起こる。この遺跡は太陽神の加護を利用して作られた牢獄だ、色々と仕掛けがあっただろ? 喰はその力を弱めるんだよ』
『それと貴様に何の関係がある?』
『閉じ込めたモノは地上で最も優れた生き物だ、三体一対のな』
のそり、と虎が起き上がる。翼を振るって砂を落とし、アルにゆっくりと近づく。
虎と狼の体格差が強調され、僕の不安を煽った。
『陸海空……その内の海が消え、三体のバランスが崩れている。今までは外に出ようともしていなかったが、今回は我を失って暴れているらしい、近頃地震が多いだろう?』
ヴィッセンがそっと僕に耳打ちする。
「君たちは知らないかもしれないが、地震は最近問題になっているんだ。普段では有り得ない異常な頻度と震度でね」
「それが、この遺跡に封じられているモノのせいだって事ですかね」
「同僚の地質学者は火山の様子がどうとか言っていた。だがこの国の火山はもう死んだものばかりだし、そう多くもない。だから化け物の仕業と言うならしっくりくるが、学者としては化け物のせいだと言って思考停止するのは──」
「すいませんもういいです」
僕がヴィッセンの話を止めさせた丁度その時、地震が起こった。広場の蝋燭が一斉に落ちて消え、僕は誰かに庇われながら雪華の悲鳴を聞いた。
パラパラと砂の落ちる音が鳴り始め、次にレンガが崩れ始める。
『崩れるか……外で待機していた方が良かったかもな。遺跡の中だけで終わらせるつもりだったが、まさかここまでとは』
落ち着き払った虎の声。突如として視界が光に埋まる。虎の翼から白い輝きが溢れ出している、慣れ始めた目には崩れたレンガが見えた。
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それと同時に光の球は消え、僕達は宙に投げ出された。
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銀の弓を咥え、渋々といった様子で僕を見た。嫌々様付けをしたことを察したのだろうか。
『十二神具の一つだと? お前の物か? 何故持っている』
「え…? なんですか、それ」
心底呆れたような目で僕を見下すクリューソスからアルが弓とカバンを奪い取り僕の前に座った。
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