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第三十六章 怠惰の悪魔と鬼喰らいの神虫
血飲み子
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アルメー宅には幼児期間の時にだけ使う部屋があるらしいが、今居るのは成人済みと孵化したての乳児ばかり。だから今は使っていないとのことなので僕はそこを借りることにした。兵士達は交代制とはいえ帰ってくる、眠るだけだが部屋は必須だ。忙しさも一段落着いたらしく、僕達に割く部屋がなくなったというのも理由の一つだ。
赤子が居るならヴェーン邸に帰るべき? 全くその通りだ。明日の朝、結界を張って出て行こうと思っている。神虫は一日中動かなかったらしいし、後はきっと死を待つだけ、もう問題無しと判断していいだろう。
『…………僕の手、美味しい?』
遊びなのか何なのか、仔犬は僕の手に噛み付いている。
『…………いい子、いい子……可愛い、いい子……』
部屋には僕一人しかいない。アルを含め仲間達は食堂で夜通し酒宴を楽しむつもりらしい、回復祝いか出産祝いか、ただ飲みたいだけなのか。
『……おかーさん居ないと寂しいね』
クッションが敷き詰められた狭く天井も低い部屋、いつも温めてくれる毛皮も羽毛もなく、僕はうつらうつらとし始めた仔犬を優しく揺らす。
『小烏、おいで』
薄暗い部屋の中、僕の影が特に黒く浮かび上がり、そこから真っ黒い小鳥が現れる。
『……君には分かったんだよね、切る前にさ』
『はい、寸前でしたが』
『…………ごめんね、忠告聞けなくて』
『いえ、あのまま居ても母子共々危険な状態になっていくだけでした。主君の判断こそ正しいのです』
アルよりもカヤよりも忠誠心が強いのではないだろうか。その小さな頭を撫でたくなって手を伸ばすと、小烏はぴょんぴょんと飛んで逃げてしまった。
『いけません主君! 乳飲み子に雑菌は大敵、私のようなカラスや義兄弟君のような獣に触れてはいけません!』
『……君妖怪なんでしょ?』
『妖怪ではありません!』
ゴミ箱を漁っている訳でもないのに汚くはないだろう。けれど、この子はよく僕の指を口に入れる。清潔に保っておいて損は無い。ぼうっと考えているといつの間にか小烏は影の中に帰ってしまって、無音が再びやって来た。
薄暗い部屋、クッションが壁や床に敷き詰められた部屋、微かな呼吸音、膝と腕だけにある確かな体温、その全てが僕を眠りの世界に導いた。
『……ぅー…………あぅ、ぅ、ぁうーんっ!』
指への微かな痛みと甲高く幼い遠吠えに目を覚ませば、仔犬が起きて僕の指を噛んでいた。
『…………お腹空いた? ちょっと待ってね』
指の腹を噛む。しかし人間の身体のままで皮膚を食いちぎるのは難しい。だが鬼になれば爪が伸びて危ない、今も反対の手を仔犬が甘噛みしているのだ。
『……爪、かな』
爪をしっかりと噛み、勢いよく上を向き、手は下に向けて引く。上手くいけば爪が剥がれて血が溢れる。仔犬の牙でも爪の下の柔らかい部分なら噛んで潰せるだろう。
『…………はい、ごはん』
痛覚を消していなければ耐えられないななんて呑気に昔を思い返しつつ、指を咥えさせる。
『美味しい?』
『……ぅ? わぅ!』
『…………そっか』
まだ話せないのだろうか、それともこの子は話せないのだろうか、身体を隅々まで撫で回して調べたが、この子には鳥の特徴も蛇の特徴もなかった。完全に狼だけの子供なのだ。
『……もう少し大きくなったら言葉教えてあげるね。話せなくてもいいよ、怒らない、殴らない、僕は君に痛いことなんてしない。誰かが君に痛くて怖いことをするならそいつをやっつけてやるし、怪我の手当てもするし話も聞く』
おそらく、これは親として当然のことなのだろう。けれど僕にとっては本の中の理想の親、決して叶うことのなかった夢想だ。
『…………頭の上に手が来たらね、撫でられるんだよ。腕を広げたら抱きしめられるんだ。裾を引けば手を引かれて、じっと顔を見上げたら笑顔が返ってくるんだ』
幼少に追い求めた夢が大多数の常識と知って、僕は羨望だとか嫉妬だとか憎悪だとか言われるドロドロとした感情を『平凡』に対して抱いた。夢を踏み躙られた気分だったから。
『おとーさんはね、普通から蹴落とされた出来損ないなんだ。それでもいいかな。普通の親みたいにやってみるけど、普通知らないから出来ないかもしれないんだ、それでも……いいっ、かな……僕が…………父親で、いいのかなぁ……』
指を離して震える前足で押し返して、膝の上でもぞもぞと動いていた仔犬に話しかけ続けると、仔犬は不意に僕の顔を見つめた。ゆっくりと顔を近付けると頬を舐められる、いつの間にか泣いてしまっていたらしい。
『……しょっぱいよ? ふふ……うん、そうだよね、親は選べない。産まれて最初の不運を受け入れないと生きていけない。きっと最高の幸福って、産まれないこと、お腹の中にすら居ないこと…………ごめんね、引っ張り出しちゃって』
僕が零す涙を舐めだしてしばらく、仔犬は再び眠りについた。時計も窓もないから正確な時間は分からないけれど、仔犬は数時間おきに腹が減ったと喚いて起きる。やはり一人になってよかった、アルを睡眠不足にはさせられない。
『…………おとーさんも寝るね』
アルも僕も睡眠は身体的には必要無い、だが精神的には必要不可欠だ。人間よりはマシだが脳にも休養は要る、使い続ければ疲労が溜まる。
『……あぅっ! わぅ、わぉーんっ!』
『…………ごはん?』
数時間おきに起こされるのは人間でなくなっていても辛い。
『あれ、ごはんじゃないの?』
数時間経たずに起きる時もある。腹が減って起きたのではない時もある。何が不満で喚いているのか分からない時は多い。
『……何が気に入らないの?』
膝の上で転がる仔犬を撫で回しても不満そうに吠えるだけだ。それがずっと続き、不安になって誰かに助言をもらおうかと仔犬を抱いて立ち上がると、途端に鳴き止む。
『…………これかぁ』
軽く揺らしながら部屋を歩き回ると静かになった。安心して座ればまた鳴いた。
『おとーさん立ってなきゃだめ? 分かったよ、ちょっと高いし揺れ方も違うし、今はこれの気分なんだよね』
完全に眠ったかと油断して腰を下ろせば鳴く。疲れたと立ち止まれば鳴く。腕を揺らさないと鳴く。
『ふふ……』
不満を訴えられるのは安心している証拠、信頼されている証拠、少しでも不満を漏らして殴られたことのない幸せな子供だけが出来る行為。
『…………可愛い、可愛い……』
だからこそ何よりも尊い。
扉を叩かれて朝を知る。
アルメーの少女に先導されて食堂に行けば、酔い潰れている者と面倒臭い酔っ払いばかりの地獄絵図があった。
『来たか、下等生物。こんな朝遅くまで寝ていたのか? 相変わらずだな』
時間の感覚が壊れてしまっていただけで、僕は昨日ほとんど眠っていない。だから少し腹が立った。
『今日、帰ろうと思ってる』
椅子に座って膝の上に仔犬を置き、誰も聞いていなさそうだと思いながらも発表した。
『帰るの? じゃあ結界張る?』
『うん、お願い兄さん』
寝たフリをしていたライアーが飛び起きるが「起きてたの!?」なんてリアクションをしてやるような気力はない。
『あの虫はいいんだね?』
『……僕はいいと思ってるんだけどね。とりあえずウェナトリアさんに色々言っておかないと』
ウェナトリアはアルメー宅に居るだろうか。広大な迷路を探し回るのも、もっと広大な島中を探し回るのも嫌だ。
『……そうだ、ウェナトリアさんとベルフェゴールの契約どうしよう』
『そういうのは本人達の問題でしょ?』
『…………まぁ、そうだけどさ』
出来ることなら契約は解消して欲しい。悪魔の契約者には色々とデメリットが多い、メリットは悪魔が傍に居なければ皆無だ。
『そうだ、アルは? 相談したいことあるんだ』
ライアーが示したのは机の下、覗けばアルが眠っていた。机の下に潜ってアルを揺り起こして顔の前に仔犬を置いてみたが、アルは僕を見上げるばかりだ。
『ねぇ、アル。この子の名前何がいいかな、一緒に考えよ』
『…………名前など要らんだろう』
『……何それ』
『どうしてもと言うなら勝手に決めろ、下手に祈りを込めるなよ』
『…………何でそんなこと言うの?』
疑いは確信に変わった。アルは仔犬を可愛がらないどころか興味すら無い。
『アルの子なんだよ!? 見て、ほら、似てるでしょ?』
『……やめろ』
抱き上げて顔の傍に持っていけば、アルは唸り声を上げる。
『ほら、綺麗な毛並みでしょ? 顔立ちもなんとなくアルっぽい。それにこの子飲むの下手なんだよ、アルと同じで……』
見せるだけでなく可愛いところを言っていく。これなら──
『やめろと言っているだろう!』
『……どうして?』
アルは唸り声だけを置いて顔を背けてしまった。
『…………ぁ、だっ、大丈夫だよ。おかーさん、ちょっと機嫌悪いだけだからね、また後で遊んでもらおうね』
言葉が分かっているとは思えないけれど、雰囲気は間違いなく感じ取っている。仔犬が不安になってはいけないと、僕は優しく抱き上げて頬擦りをした。しかし怒鳴られた恐怖は拭い切れず、声は震えてしまっていた。
赤子が居るならヴェーン邸に帰るべき? 全くその通りだ。明日の朝、結界を張って出て行こうと思っている。神虫は一日中動かなかったらしいし、後はきっと死を待つだけ、もう問題無しと判断していいだろう。
『…………僕の手、美味しい?』
遊びなのか何なのか、仔犬は僕の手に噛み付いている。
『…………いい子、いい子……可愛い、いい子……』
部屋には僕一人しかいない。アルを含め仲間達は食堂で夜通し酒宴を楽しむつもりらしい、回復祝いか出産祝いか、ただ飲みたいだけなのか。
『……おかーさん居ないと寂しいね』
クッションが敷き詰められた狭く天井も低い部屋、いつも温めてくれる毛皮も羽毛もなく、僕はうつらうつらとし始めた仔犬を優しく揺らす。
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『はい、寸前でしたが』
『…………ごめんね、忠告聞けなくて』
『いえ、あのまま居ても母子共々危険な状態になっていくだけでした。主君の判断こそ正しいのです』
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『いけません主君! 乳飲み子に雑菌は大敵、私のようなカラスや義兄弟君のような獣に触れてはいけません!』
『……君妖怪なんでしょ?』
『妖怪ではありません!』
ゴミ箱を漁っている訳でもないのに汚くはないだろう。けれど、この子はよく僕の指を口に入れる。清潔に保っておいて損は無い。ぼうっと考えているといつの間にか小烏は影の中に帰ってしまって、無音が再びやって来た。
薄暗い部屋、クッションが壁や床に敷き詰められた部屋、微かな呼吸音、膝と腕だけにある確かな体温、その全てが僕を眠りの世界に導いた。
『……ぅー…………あぅ、ぅ、ぁうーんっ!』
指への微かな痛みと甲高く幼い遠吠えに目を覚ませば、仔犬が起きて僕の指を噛んでいた。
『…………お腹空いた? ちょっと待ってね』
指の腹を噛む。しかし人間の身体のままで皮膚を食いちぎるのは難しい。だが鬼になれば爪が伸びて危ない、今も反対の手を仔犬が甘噛みしているのだ。
『……爪、かな』
爪をしっかりと噛み、勢いよく上を向き、手は下に向けて引く。上手くいけば爪が剥がれて血が溢れる。仔犬の牙でも爪の下の柔らかい部分なら噛んで潰せるだろう。
『…………はい、ごはん』
痛覚を消していなければ耐えられないななんて呑気に昔を思い返しつつ、指を咥えさせる。
『美味しい?』
『……ぅ? わぅ!』
『…………そっか』
まだ話せないのだろうか、それともこの子は話せないのだろうか、身体を隅々まで撫で回して調べたが、この子には鳥の特徴も蛇の特徴もなかった。完全に狼だけの子供なのだ。
『……もう少し大きくなったら言葉教えてあげるね。話せなくてもいいよ、怒らない、殴らない、僕は君に痛いことなんてしない。誰かが君に痛くて怖いことをするならそいつをやっつけてやるし、怪我の手当てもするし話も聞く』
おそらく、これは親として当然のことなのだろう。けれど僕にとっては本の中の理想の親、決して叶うことのなかった夢想だ。
『…………頭の上に手が来たらね、撫でられるんだよ。腕を広げたら抱きしめられるんだ。裾を引けば手を引かれて、じっと顔を見上げたら笑顔が返ってくるんだ』
幼少に追い求めた夢が大多数の常識と知って、僕は羨望だとか嫉妬だとか憎悪だとか言われるドロドロとした感情を『平凡』に対して抱いた。夢を踏み躙られた気分だったから。
『おとーさんはね、普通から蹴落とされた出来損ないなんだ。それでもいいかな。普通の親みたいにやってみるけど、普通知らないから出来ないかもしれないんだ、それでも……いいっ、かな……僕が…………父親で、いいのかなぁ……』
指を離して震える前足で押し返して、膝の上でもぞもぞと動いていた仔犬に話しかけ続けると、仔犬は不意に僕の顔を見つめた。ゆっくりと顔を近付けると頬を舐められる、いつの間にか泣いてしまっていたらしい。
『……しょっぱいよ? ふふ……うん、そうだよね、親は選べない。産まれて最初の不運を受け入れないと生きていけない。きっと最高の幸福って、産まれないこと、お腹の中にすら居ないこと…………ごめんね、引っ張り出しちゃって』
僕が零す涙を舐めだしてしばらく、仔犬は再び眠りについた。時計も窓もないから正確な時間は分からないけれど、仔犬は数時間おきに腹が減ったと喚いて起きる。やはり一人になってよかった、アルを睡眠不足にはさせられない。
『…………おとーさんも寝るね』
アルも僕も睡眠は身体的には必要無い、だが精神的には必要不可欠だ。人間よりはマシだが脳にも休養は要る、使い続ければ疲労が溜まる。
『……あぅっ! わぅ、わぉーんっ!』
『…………ごはん?』
数時間おきに起こされるのは人間でなくなっていても辛い。
『あれ、ごはんじゃないの?』
数時間経たずに起きる時もある。腹が減って起きたのではない時もある。何が不満で喚いているのか分からない時は多い。
『……何が気に入らないの?』
膝の上で転がる仔犬を撫で回しても不満そうに吠えるだけだ。それがずっと続き、不安になって誰かに助言をもらおうかと仔犬を抱いて立ち上がると、途端に鳴き止む。
『…………これかぁ』
軽く揺らしながら部屋を歩き回ると静かになった。安心して座ればまた鳴いた。
『おとーさん立ってなきゃだめ? 分かったよ、ちょっと高いし揺れ方も違うし、今はこれの気分なんだよね』
完全に眠ったかと油断して腰を下ろせば鳴く。疲れたと立ち止まれば鳴く。腕を揺らさないと鳴く。
『ふふ……』
不満を訴えられるのは安心している証拠、信頼されている証拠、少しでも不満を漏らして殴られたことのない幸せな子供だけが出来る行為。
『…………可愛い、可愛い……』
だからこそ何よりも尊い。
扉を叩かれて朝を知る。
アルメーの少女に先導されて食堂に行けば、酔い潰れている者と面倒臭い酔っ払いばかりの地獄絵図があった。
『来たか、下等生物。こんな朝遅くまで寝ていたのか? 相変わらずだな』
時間の感覚が壊れてしまっていただけで、僕は昨日ほとんど眠っていない。だから少し腹が立った。
『今日、帰ろうと思ってる』
椅子に座って膝の上に仔犬を置き、誰も聞いていなさそうだと思いながらも発表した。
『帰るの? じゃあ結界張る?』
『うん、お願い兄さん』
寝たフリをしていたライアーが飛び起きるが「起きてたの!?」なんてリアクションをしてやるような気力はない。
『あの虫はいいんだね?』
『……僕はいいと思ってるんだけどね。とりあえずウェナトリアさんに色々言っておかないと』
ウェナトリアはアルメー宅に居るだろうか。広大な迷路を探し回るのも、もっと広大な島中を探し回るのも嫌だ。
『……そうだ、ウェナトリアさんとベルフェゴールの契約どうしよう』
『そういうのは本人達の問題でしょ?』
『…………まぁ、そうだけどさ』
出来ることなら契約は解消して欲しい。悪魔の契約者には色々とデメリットが多い、メリットは悪魔が傍に居なければ皆無だ。
『そうだ、アルは? 相談したいことあるんだ』
ライアーが示したのは机の下、覗けばアルが眠っていた。机の下に潜ってアルを揺り起こして顔の前に仔犬を置いてみたが、アルは僕を見上げるばかりだ。
『ねぇ、アル。この子の名前何がいいかな、一緒に考えよ』
『…………名前など要らんだろう』
『……何それ』
『どうしてもと言うなら勝手に決めろ、下手に祈りを込めるなよ』
『…………何でそんなこと言うの?』
疑いは確信に変わった。アルは仔犬を可愛がらないどころか興味すら無い。
『アルの子なんだよ!? 見て、ほら、似てるでしょ?』
『……やめろ』
抱き上げて顔の傍に持っていけば、アルは唸り声を上げる。
『ほら、綺麗な毛並みでしょ? 顔立ちもなんとなくアルっぽい。それにこの子飲むの下手なんだよ、アルと同じで……』
見せるだけでなく可愛いところを言っていく。これなら──
『やめろと言っているだろう!』
『……どうして?』
アルは唸り声だけを置いて顔を背けてしまった。
『…………ぁ、だっ、大丈夫だよ。おかーさん、ちょっと機嫌悪いだけだからね、また後で遊んでもらおうね』
言葉が分かっているとは思えないけれど、雰囲気は間違いなく感じ取っている。仔犬が不安になってはいけないと、僕は優しく抱き上げて頬擦りをした。しかし怒鳴られた恐怖は拭い切れず、声は震えてしまっていた。
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