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魔王VS勇者……?
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俺を抱えて逃げ出したネメスィは簡単に魔神王に追いつかれてしまった。
「ねぇ、ねめしぃ。なんで逃げるの?」
「叔父上様……お願いします、サクを殺さないでください」
俺を腕で抱き締め、ネメスィは珍しく怯えている。
「うん? だから後で作ってあげるってば」
「この子じゃなきゃダメなんだ!」
ネメスィは背に生やした翼を大きく広げ、帯電させる。
「……水」
魔神王の頭上の光輪が輝いたかと思えば彼を包むように水球が現れ、ネメスィが打ち出した電撃はその水に散らされた。
『ねぇねぇサッくん、魔神王は昔山ほどいた天使を全員食って、取り込んで、全属性を手に入れてるんだけど……せいぜい雷属性だけのスライムもどきが殺されるには何秒かかると思う? ボクが助けてあげようか?』
『…………ネメスィは甥っ子なんだ、殺されるわけない』
二度と邪神に懇願なんてしない。
「どうしたのねめしぃ、反抗期? それは邪神なんだよ、力をつける前に消さないと」
「邪神に乗っ取られているが、サクなんだ。俺の愛しい人なんだ……頼む、叔父上様」
「…………火」
魔神王の手に真っ赤な炎が宿る。
「城にあるねめしーの脳のコピー、何年前のだったかな……まぁ、仕方ないか。出来るだけ一瞬で燃やしてあげるから避けないでね。ねめしぃ」
俺の予想はまた外れた。魔神王はネメスィごと俺を燃やしてしまうつもりだ。
「叔父上様……?」
「ちょっと熱いだけだからねー」
「……仕方ないな。防護結界展開、属性付与、水」
女神は俺の体を操ってネメスィの前に魔法陣を描き、火球を防いだ。
「…………やぁ、ニャルラトホテプ。なかなか動かないから心配してたんだよ。随分可愛い見た目だね」
「ネメスィだっけ、地上に降りなよ。空中じゃ上手く動けないだろ」
「……あぁ」
翼を畳んだネメスィは王都の屋敷の屋根に着地し、空を見上げて魔神王の居場所を探った。
「来ない……? いや……」
ネメスィは翼を触手に変えて先端に目玉を作り、全方位を警戒し始める。
「……おい、邪神。お前さっき防御したな」
「感謝してよ。彼、キミごとやるつもりだよ。ひどい叔父さんだねぇ」
「…………どうすればサクを返してくれるんだ? 分かるだろう、叔父上を倒すなんて不可能だ」
「んー、まぁ、とりあえず守ってよ。ほら、来るよ」
ネメスィの目玉がみな一点を見つめる。そこにはいつの間にか真っ白な少年が立っていた。
「ネメスィ、彼も無闇に住人を殺したり出来ないだろう。遠慮なく人混みに逃げ込むんだよ」
「……邪神らしい助言だ」
何をするでもなく立っている魔神王は非常に不気味だ。
「僕の言うこと聞かないなんて……もう、仕方ないこだなぁ」
魔神王の背にまた翼が生える。その翼が逆立ち、バチバチと空気が弾ける音が響き渡る。
「ねめしぃ、雷の使い方を教えてあげるよ」
魔神王は両手を使って金属片を弾いている。翼で生まれた電気がそこに貯められていくようにも見えた。
「荷電粒子って分かる? それをどんどん加速させてねぇ……ま、溜めが長すぎて使いにくいけど破壊力は抜群だよ」
ネメスィは屋根を蹴って空中に飛び上がる、直後に魔神王の攻撃が行われ、王都の三分の一が消滅した。
「ねぇ、ねめしぃ。こういうこと言うの嫌なんだけどさぁ……僕に勝てると思うなんてバカだよ」
魔神王は無闇に住人を殺したり出来ないと言ったのはどこの誰だ。今、何万人もの人間が一瞬で死んだぞ。
「叔父上様っ……俺はあなたに言われた通り魔物から人間を守ってきました。その人間をあなたが殺戮するとは何事ですか!」
「僕はこの島の平和を守れと言ったんだよ。魔物と共生できない人間ばかりが住んでいるなら一度殺して魔物に転生させた方が早い、もっと早くそうするべきだったね」
「そんな……叔父上様、俺は、俺は今まで……」
「ネメスィ、早く逃げなよ。魔力の流れが変わってる、大技が来るよ」
「今の以上があるのか!? クソっ……!」
俺の身体を勝手に使った女神の助言により、ネメスィは王城の方角へ走り出す。みんなが居た方角だ、逃げるよう言うつもりなのだろう。
『……大技はボクにも防げないね、直撃したらまずい』
『お、お前魔力奪うんじゃなかったのかよ、何してんだよっ……』
『魔神王が魔力使い続けてるから接続難しくて~、っていうか……あれあれ? キミはボクに勝って欲しいのかな?』
『……みんなに死んで欲しくないだけだ』
王城横の広場で立ち止まり、周囲を見回す。みんなを探している様子のネメスィの腕の力は少しずつ強くなっていき、抱えられている俺の腕が痛む。
「カタラ……? どこに……おい、邪神。他の連中の居場所を探知するような術は使えるか?」
「出来るけど……」
「けど? なんだ」
「先に逃げた方がいいんじゃないかな?」
俺を乗っ取った女神が指したのは空、王都を包むように広がっていく黒雲だ。ネメスィの頭上はまだ青空だが、すぐ目の前に滝のような豪雨が迫っている。
「まさか雨から逃げることになるとはな」
黒雲は王都全体を飲み込んで増幅をやめ、ネメスィが逃げ切ったのを確認したかのように雨は止んだ。ネメスィの目の前にまた魔神王が降り立ち、虹色の瞳を輝かせて指を鳴らした。
「……氷」
魔神王の指先から冷気がほとばしる。冷気はネメスィを避けて王都へと到達し、雨に濡れた王都を完全に凍結させた。あの氷の下で生きられるモノは居ないだろう。
「え……? お、叔父上様……何を、何をっ……そんな、これでは、王都の者達は!」
「言ったろ、一度殺して魔物に変えるって」
神聖な雰囲気こそあるものの、やはり奴は魔王だ。
「ネメスィ……ネメスィならできる! 勝てるよ! 勇者は魔王を倒すものなんだから!」
「……サク? サクなのか?」
「え? あっ……今、俺…………あははっ、ちょっと交代してあげちゃった。やる気出た? サッくんは応援してるみたいだよー?」
違う、俺は今何も言っていない。全部女神の演技だ。これは俺が親しんだRPGなどではない、ネメスィに勝算がないのは分かりきっているのにあんな無責任な言葉俺が使うものか。
「……ねめしぃ、本当にサクなんて居るの? 最初から全部そいつの演技じゃないって言い切れる?」
「な、何を……サクはサクだ、俺の……俺の大切な……」
ネメスィの指が俺のチョーカーに触れる。
「…………どちらの魂が出ているかも分からないで、大切なんてよく言える」
魔神王は俺が話したのではないと分かっているようだ。
「……黙れ」
「ねめしー?」
「黙れっ! 俺はネメスィだ、甥の名前も呼べずによくも叔父などと……! 俺の親友を殺した貴様をもはや叔父とは思わない! 人間を虐殺する貴様を魔神王とは認めない! 今ここで討つ! サク……見ていてくれ、信じていてくれ、勇者は邪悪の王を倒す者だ」
違う、それは俺の言葉じゃない。いくら叫んでもネメスィには届かない、止めたくても身体は動かない、女神の下卑た笑いを聞いていることしか出来ないのだ。
「ねぇ、ねめしぃ。なんで逃げるの?」
「叔父上様……お願いします、サクを殺さないでください」
俺を腕で抱き締め、ネメスィは珍しく怯えている。
「うん? だから後で作ってあげるってば」
「この子じゃなきゃダメなんだ!」
ネメスィは背に生やした翼を大きく広げ、帯電させる。
「……水」
魔神王の頭上の光輪が輝いたかと思えば彼を包むように水球が現れ、ネメスィが打ち出した電撃はその水に散らされた。
『ねぇねぇサッくん、魔神王は昔山ほどいた天使を全員食って、取り込んで、全属性を手に入れてるんだけど……せいぜい雷属性だけのスライムもどきが殺されるには何秒かかると思う? ボクが助けてあげようか?』
『…………ネメスィは甥っ子なんだ、殺されるわけない』
二度と邪神に懇願なんてしない。
「どうしたのねめしぃ、反抗期? それは邪神なんだよ、力をつける前に消さないと」
「邪神に乗っ取られているが、サクなんだ。俺の愛しい人なんだ……頼む、叔父上様」
「…………火」
魔神王の手に真っ赤な炎が宿る。
「城にあるねめしーの脳のコピー、何年前のだったかな……まぁ、仕方ないか。出来るだけ一瞬で燃やしてあげるから避けないでね。ねめしぃ」
俺の予想はまた外れた。魔神王はネメスィごと俺を燃やしてしまうつもりだ。
「叔父上様……?」
「ちょっと熱いだけだからねー」
「……仕方ないな。防護結界展開、属性付与、水」
女神は俺の体を操ってネメスィの前に魔法陣を描き、火球を防いだ。
「…………やぁ、ニャルラトホテプ。なかなか動かないから心配してたんだよ。随分可愛い見た目だね」
「ネメスィだっけ、地上に降りなよ。空中じゃ上手く動けないだろ」
「……あぁ」
翼を畳んだネメスィは王都の屋敷の屋根に着地し、空を見上げて魔神王の居場所を探った。
「来ない……? いや……」
ネメスィは翼を触手に変えて先端に目玉を作り、全方位を警戒し始める。
「……おい、邪神。お前さっき防御したな」
「感謝してよ。彼、キミごとやるつもりだよ。ひどい叔父さんだねぇ」
「…………どうすればサクを返してくれるんだ? 分かるだろう、叔父上を倒すなんて不可能だ」
「んー、まぁ、とりあえず守ってよ。ほら、来るよ」
ネメスィの目玉がみな一点を見つめる。そこにはいつの間にか真っ白な少年が立っていた。
「ネメスィ、彼も無闇に住人を殺したり出来ないだろう。遠慮なく人混みに逃げ込むんだよ」
「……邪神らしい助言だ」
何をするでもなく立っている魔神王は非常に不気味だ。
「僕の言うこと聞かないなんて……もう、仕方ないこだなぁ」
魔神王の背にまた翼が生える。その翼が逆立ち、バチバチと空気が弾ける音が響き渡る。
「ねめしぃ、雷の使い方を教えてあげるよ」
魔神王は両手を使って金属片を弾いている。翼で生まれた電気がそこに貯められていくようにも見えた。
「荷電粒子って分かる? それをどんどん加速させてねぇ……ま、溜めが長すぎて使いにくいけど破壊力は抜群だよ」
ネメスィは屋根を蹴って空中に飛び上がる、直後に魔神王の攻撃が行われ、王都の三分の一が消滅した。
「ねぇ、ねめしぃ。こういうこと言うの嫌なんだけどさぁ……僕に勝てると思うなんてバカだよ」
魔神王は無闇に住人を殺したり出来ないと言ったのはどこの誰だ。今、何万人もの人間が一瞬で死んだぞ。
「叔父上様っ……俺はあなたに言われた通り魔物から人間を守ってきました。その人間をあなたが殺戮するとは何事ですか!」
「僕はこの島の平和を守れと言ったんだよ。魔物と共生できない人間ばかりが住んでいるなら一度殺して魔物に転生させた方が早い、もっと早くそうするべきだったね」
「そんな……叔父上様、俺は、俺は今まで……」
「ネメスィ、早く逃げなよ。魔力の流れが変わってる、大技が来るよ」
「今の以上があるのか!? クソっ……!」
俺の身体を勝手に使った女神の助言により、ネメスィは王城の方角へ走り出す。みんなが居た方角だ、逃げるよう言うつもりなのだろう。
『……大技はボクにも防げないね、直撃したらまずい』
『お、お前魔力奪うんじゃなかったのかよ、何してんだよっ……』
『魔神王が魔力使い続けてるから接続難しくて~、っていうか……あれあれ? キミはボクに勝って欲しいのかな?』
『……みんなに死んで欲しくないだけだ』
王城横の広場で立ち止まり、周囲を見回す。みんなを探している様子のネメスィの腕の力は少しずつ強くなっていき、抱えられている俺の腕が痛む。
「カタラ……? どこに……おい、邪神。他の連中の居場所を探知するような術は使えるか?」
「出来るけど……」
「けど? なんだ」
「先に逃げた方がいいんじゃないかな?」
俺を乗っ取った女神が指したのは空、王都を包むように広がっていく黒雲だ。ネメスィの頭上はまだ青空だが、すぐ目の前に滝のような豪雨が迫っている。
「まさか雨から逃げることになるとはな」
黒雲は王都全体を飲み込んで増幅をやめ、ネメスィが逃げ切ったのを確認したかのように雨は止んだ。ネメスィの目の前にまた魔神王が降り立ち、虹色の瞳を輝かせて指を鳴らした。
「……氷」
魔神王の指先から冷気がほとばしる。冷気はネメスィを避けて王都へと到達し、雨に濡れた王都を完全に凍結させた。あの氷の下で生きられるモノは居ないだろう。
「え……? お、叔父上様……何を、何をっ……そんな、これでは、王都の者達は!」
「言ったろ、一度殺して魔物に変えるって」
神聖な雰囲気こそあるものの、やはり奴は魔王だ。
「ネメスィ……ネメスィならできる! 勝てるよ! 勇者は魔王を倒すものなんだから!」
「……サク? サクなのか?」
「え? あっ……今、俺…………あははっ、ちょっと交代してあげちゃった。やる気出た? サッくんは応援してるみたいだよー?」
違う、俺は今何も言っていない。全部女神の演技だ。これは俺が親しんだRPGなどではない、ネメスィに勝算がないのは分かりきっているのにあんな無責任な言葉俺が使うものか。
「……ねめしぃ、本当にサクなんて居るの? 最初から全部そいつの演技じゃないって言い切れる?」
「な、何を……サクはサクだ、俺の……俺の大切な……」
ネメスィの指が俺のチョーカーに触れる。
「…………どちらの魂が出ているかも分からないで、大切なんてよく言える」
魔神王は俺が話したのではないと分かっているようだ。
「……黙れ」
「ねめしー?」
「黙れっ! 俺はネメスィだ、甥の名前も呼べずによくも叔父などと……! 俺の親友を殺した貴様をもはや叔父とは思わない! 人間を虐殺する貴様を魔神王とは認めない! 今ここで討つ! サク……見ていてくれ、信じていてくれ、勇者は邪悪の王を倒す者だ」
違う、それは俺の言葉じゃない。いくら叫んでもネメスィには届かない、止めたくても身体は動かない、女神の下卑た笑いを聞いていることしか出来ないのだ。
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