夢も現実で奴隷も現実で~異世界転生は見るものだ!~

にゃんころの助

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目覚め

第四話

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 「ごちそうさま!」
かきむのは体に良くない。わかっちゃいるけど止めることが出来ない。お腹もいっぱいになったし、次は仕事だ。もちろん日々の食事も生活用品もただではない。夢世界なら思い通りに行けばいいのに…。

中央通りを街の中心に向かって歩くと仕事を斡旋してくれる…ギルドがある。ギルドといってもよく物語であるようなモンスター討伐とか物騒なのはかなり少ない。ほとんどがお手伝いに毛が生えたも程度のもの。ちなみにギルド登録という概念もない。
依頼の大半が数時間で終わるものが多く、終わればギルドに帰ってきて即現金化。素晴らしい。
「今日はこの依頼、お願いします」
皆が群がる掲示板から簡単そうな依頼を見つけたのでその紙を受付へ持ってきた。
「はい確かに。ではこちらに必要事項を記入したら紹介状をお渡ししますね」
スラスラと記入を進める。幸い夢世界では日本語が使われているらしく何不自由することはない。
ちなみに持ってきた依頼は【求!簡単な軽作業。荷物を運ぶだけ!】すごくブラック臭がプンプンするが、報酬が破格だ。金貨3枚。日本円にすると3万円くらい。作業時間も一日。

 本来ならばこんなブラック臭がする依頼は受けないのだが夢世界に来るたびに毎日仕事を受けているとはっきり言って何にもできない。情報も集められないし観光もできない。
どうせ夢世界、俺の頭の中なんだ好きにいろいろ見たいし。かなり夢世界のことが気に入ってきている。現実世界のようなギスギス感はないし人々は優しい。ストレスなんてみじんもない。素晴らしい。
いつこの夢が見れなくなってもいいように今は稼いで観光して、おいしいもの食べる。とりあえずはそのことに専念しよう。
無事に紹介状を受け取り足取り軽く指定されていた場所に向かった

 「えーと…ここだよね?」
ついた場所はまだ俺が来たことのない路地裏。大通りと違い少しジメジメした空気が充満している。そしてうす暗い。
「奴隷協会ラーズ支部…?」
その路地に一目を避けるように大きな扉。看板は奴隷協会。いや、ほんとにいるのか奴隷。
しかも奴隷協会の荷物を運ぶだけって…もしかしてそうゆうこと?
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