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私のヒーロー
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これは私が5年生の頃の話。
4月7日、今日から新しい1年の始まり。
私はクラス替えをして、友達と離ればなれになってしまった。
同じクラスの人は全く仲が良くない人しかいなかった。
そんな中、一番最初に話しかけてくれた人がいた。その人の名前は雅人。
「やっほ~!よろしくな!」雅人は1年生の時に同じクラスだったけど、全く話したことがなかった。
ある日、席替えがあり、雅人と隣の席になった。
雅人は、からかってきて意地悪で、最初は最低なやつだなと思った。
でも、段々雅人と話してると楽しくて落ち着くようになった。私に話しかけてくるのは、そいつだけだった。
家庭科の時間、裁縫をやった。私は裁縫が大の苦手でまち針を止めることすらできなかった。
ペアを組んでやるはずが、私は誰ともペアを組まず出来るはずもないのに一人でやっていた。
そんなとき、「おーい!何で一人でやってんだよ!俺が手伝ってやるよ!」雅人は、とっても器用であっという間に縫ってくれた。誰も手伝ってもらえないで、先生からもクラスメイトからも冷たい視線が感じたが、雅人だけは違った。
雅人は、先生やクラスメイトの誰よりも優しかった。
体育の時間、長縄をやった。
私は運動音痴で皆の足を引っ張ってしまっていた。
後ろの人と一緒に転んでしまった。
後ろの人の傷の方が浅いのに「大丈夫?」私には誰もそんな言葉をかけてくれないのに。
私は怪我をしたので長縄から抜けた。「あいなちゃんがいない方が長縄上手くいくよね!いない方がいい!」クラスメイトがそんな話をしていた。
私は暫くの間、長縄から抜けていた。
そしたら、「大丈夫だから!戻ってこいよ!」皆から私は批判されてる中、雅人は、戻ってこいよ!って言ってくれた。
私はその場で泣いてしまった。
誰からも必要とされてない気がしていたから。
だけど、雅人は私を必要としてくれた。
それがただ嬉しかった。私はそれから、雅人の事が好きになっていた。
私は運動神経も悪い、成績も良くない、顔も悪い。
叶うはずのない恋だってわかってるはずなのに...
雅人に優しくされる度に好きになっていった。
この1年間、雅人しか話しかけてくれる人はいなかった。
話しかけてもそっけない態度を取られるだけだった。
心がどんどん痛くなって悲しくなっていく中、君は優しくしてくれた、話しかけてくれた。
だけど、そんな君はもういない。
君は私と違う中学に進学した。
自分を少しずつ変えていくからまた、あの日々みたいに過ごしたい。
あのかけがえのない日々を私は決して忘れない。
君が優しく接してくれたあの日々のように今度は私が色々な人に優しくしてみる。
私の憧れの人で好きな人へ!
ありがとう。
4月7日、今日から新しい1年の始まり。
私はクラス替えをして、友達と離ればなれになってしまった。
同じクラスの人は全く仲が良くない人しかいなかった。
そんな中、一番最初に話しかけてくれた人がいた。その人の名前は雅人。
「やっほ~!よろしくな!」雅人は1年生の時に同じクラスだったけど、全く話したことがなかった。
ある日、席替えがあり、雅人と隣の席になった。
雅人は、からかってきて意地悪で、最初は最低なやつだなと思った。
でも、段々雅人と話してると楽しくて落ち着くようになった。私に話しかけてくるのは、そいつだけだった。
家庭科の時間、裁縫をやった。私は裁縫が大の苦手でまち針を止めることすらできなかった。
ペアを組んでやるはずが、私は誰ともペアを組まず出来るはずもないのに一人でやっていた。
そんなとき、「おーい!何で一人でやってんだよ!俺が手伝ってやるよ!」雅人は、とっても器用であっという間に縫ってくれた。誰も手伝ってもらえないで、先生からもクラスメイトからも冷たい視線が感じたが、雅人だけは違った。
雅人は、先生やクラスメイトの誰よりも優しかった。
体育の時間、長縄をやった。
私は運動音痴で皆の足を引っ張ってしまっていた。
後ろの人と一緒に転んでしまった。
後ろの人の傷の方が浅いのに「大丈夫?」私には誰もそんな言葉をかけてくれないのに。
私は怪我をしたので長縄から抜けた。「あいなちゃんがいない方が長縄上手くいくよね!いない方がいい!」クラスメイトがそんな話をしていた。
私は暫くの間、長縄から抜けていた。
そしたら、「大丈夫だから!戻ってこいよ!」皆から私は批判されてる中、雅人は、戻ってこいよ!って言ってくれた。
私はその場で泣いてしまった。
誰からも必要とされてない気がしていたから。
だけど、雅人は私を必要としてくれた。
それがただ嬉しかった。私はそれから、雅人の事が好きになっていた。
私は運動神経も悪い、成績も良くない、顔も悪い。
叶うはずのない恋だってわかってるはずなのに...
雅人に優しくされる度に好きになっていった。
この1年間、雅人しか話しかけてくれる人はいなかった。
話しかけてもそっけない態度を取られるだけだった。
心がどんどん痛くなって悲しくなっていく中、君は優しくしてくれた、話しかけてくれた。
だけど、そんな君はもういない。
君は私と違う中学に進学した。
自分を少しずつ変えていくからまた、あの日々みたいに過ごしたい。
あのかけがえのない日々を私は決して忘れない。
君が優しく接してくれたあの日々のように今度は私が色々な人に優しくしてみる。
私の憧れの人で好きな人へ!
ありがとう。
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